JP2004158256A - 端子収容箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】スペーサを使用せず、端子金具を繰り返し脱着できる端子収容箱を提供する。
【解決手段】端子収容箱1は、一対の端子金具4をそれぞれ収容する2つ収容部5と、一端が固定され、固定されていない他端部9aに前記端子金具4を係止する係止部9bを有するランス9とを備え、ランス9は、2つの収容部5の対向する面に各々設けられ、一対のランスは、隙間30を空けて平行に延在しており、ランスが隙間30側に撓み変位したとき、ランスと当接する当接部材11を隙間30に設けた構成とする。
【選択図】 図3
【解決手段】端子収容箱1は、一対の端子金具4をそれぞれ収容する2つ収容部5と、一端が固定され、固定されていない他端部9aに前記端子金具4を係止する係止部9bを有するランス9とを備え、ランス9は、2つの収容部5の対向する面に各々設けられ、一対のランスは、隙間30を空けて平行に延在しており、ランスが隙間30側に撓み変位したとき、ランスと当接する当接部材11を隙間30に設けた構成とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒューズボックスを構成する端子収容箱に係り、具体的には少なくとも一対の端子金具を係止する一対のランスを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒューズボックスは、端子金具と端子金具を収容する端子収容箱などで構成されている。そのヒューズボックスを構成する端子収容箱は、2つの雌型端子金具をそれぞれ収容する2つの収容部いわゆるキャビティと称される空間を有している。この収容部の互いに対向する面に一対のランスが隙間を空けて平行に延在して設けられている。延在する各々のランスは、一端部が端子収容箱の内壁に固定された状態で設けられ、固定されていない他端部すなわち自由端部に端子金具を係止する係止部が備えられている。
【0003】
このように構成される端子収容箱では、2つの雌型端子金具が収容部に挿入され、挿入された雌型端子金具がそれぞれランスの係止部により係止される。そして、係止された雌型端子金具に例えばミニヒューズが有する2つの雄タブがそれぞれ挿入される。ミニヒューズとは、例えば、平たい略直方体形状の外形の本体を有し、その本体の細長い1つの面から平行に2本の帯状の雄タブが張り出したものである。
【0004】
このような端子収容箱では、例えば、端子金具が端子収容箱から取り外される際、端子金具とランスの係止部との係合状態を解除するため、ランスの自由端部が取り外し用の器具により隙間側すなわち非係合方向に撓み変形される。このとき、自由端部が過大に撓み変位されると、ランスは、弾性回復しない状態すなわちへたりが生じた状態になる場合がある。このような状態になると、ランスの係止部が端子金具に係合し難くなり、端子金具を係止することができなくなる場合がある。
【0005】
そこで、再び端子金具を係止するため、へたりが生じたランスを元の撓んでいない状態に矯正するスペーサが使われる。スペーサとは、平行に延在するランスにより形成される隙間に挿入して嵌合するものである。このスペーサがランスの隙間に嵌合されることで、へたりが生じたランスは、再び端子金具を係止できる状態に矯正される。このように、スペーサを用いて、端子収容箱は端子金具を繰り返し脱着可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、電気部品を小型化する傾向があり、ミニヒューズの小型化も進んでいる。その小型化されたミニヒューズとは、例えば、平たい略T字形状の外形の本体を有し、その本体の両側部に本体と一体的に帯状の雄タブが形成されており、ミニヒューズのように2本の雄タブが本体からほとんど張り出していないものである。
【0007】
しかしながら、この小型化ミニヒューズを端子収容箱に装着すると、2本の雄タブは本体からあまり張り出していないため、装着時には雄タブ間に隙間が形成されない。雄タブ間の隙間が形成されないと、その隙間を利用して挿入するスペーサの実装が困難となる。スペーサが実装されないと、へたりを生じたランスは、端子金具を係止できる状態に矯正されないので、端子金具を端子収容箱に再び係止することができなくなる。
【0008】
本発明の課題は、スペーサを使用せず、端子金具を繰り返し脱着できる端子収容箱を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の端子収容箱は、一対の端子金具をそれぞれ収容する2つ収容部と、一端が固定され、固定されていない他端部に端子金具を係止する係止部を有するランスとを備え、このランスは、2つの収容部の対向する面に各々設けられ、この一対のランスは、隙間を空けて平行に延在しており、ランスが隙間側に撓み変位したとき、ランスと当接する当接部材を隙間に設けた構成とする。
【0010】
このように構成すれば、ランスの係止部に係止した端子金具を取り外す際、ランスの固定されていない他端が、一対のランスにより形成された隙間側すなわち非係合側に撓み変位されると、撓み変形したランスは所定の変位で当接部材に当接する。したがって、ランスの撓み変位が制限されるので、ランスが過大に変位することを防止できる。その結果、ランスにへたりが生じることを回避できるので、スペーサを使用できない場合でも、端子金具を端子収容箱に繰り返し着脱することができる。
【0011】
さらに、上記の端子収容箱と、この端子収容箱の収容部に収容される端子金具とによりヒューズボックスを構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面1乃至6を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる端子収容箱の斜視図である。図2は、本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱を雌端子挿入口側から見た図である。図3は、本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱の図2のIII―III線から見た断面図である。図4は、発明を適用してなる端子収容箱に、2つ雌端子と1つのヒューズを取り付ける概念図を示している。図5は、雌端子が係止された端子収容箱における断面図である。図6は、本発明に係る端子収容箱における図2のVI−VI線から見た断面図である。
【0013】
図1に示すとおり、ヒューズボックスを構成する端子収容箱1は、直方体の箱状に形成されており、一方の長方形状の端部にヒューズを装着するためのヒューズ挿入口2が形成されている。端子収容箱1の他方の長方形状の端部には、雌端子挿入口3が2つ形成されており、その2つの雌端子挿入口3はそれぞれヒューズボックスを組み立てる際に2つの雌端子4を各々収容する空間である収容部すなわち2つのキャビティ5に連通している。そして、ヒューズ挿入口2は、装着されるヒューズの形状に対応した形状に形成されており、長方形状の開口部分6と、この開口部分6よりも幅が細く、この開口部分6の両方の短辺側縁部中央から端子収容箱1のヒューズ挿入口2が形成された長方形状の面の対応する両方の短辺側縁部に向かって各々延在するスリット状の開口部分7とで形成されている。
【0014】
図2に示すとおり、雌端子挿入口3は、雌端子4が挿入可能な方形の開口であり、端子収容箱1の雌端子挿入口3が形成された長方形状の面の中央部分に形成された長方形の開口8を挟んで形成されている。そして、雌端子挿入口3は、各々、端子収容箱1内に形成された雌端子4が挿入可能な四角柱状の空間であるキャビティ5に連続している。2つのキャビティ5は、各々、3面が端子収容箱1の3つの側壁で画成されている。すなわち、2つのキャビティ5は、各々、ヒューズ挿入口2が形成された長方形状の面、そして雌端子挿入口3が形成された長方形状の面の短辺を形成する対向する側壁1aのいずれか一方と、長辺を形成する対向する側壁1bとで画成されている。
【0015】
端子収容箱1内の2つのキャビティ5が互いに隣り合う側の面に相当する部分には、図2乃至3に示すように、各々、ランス9が設けられている。それぞれのランス9は、端子収容箱1の雌端子挿入口3が形成されている側で一端部が固定されており、端子収容箱1の雌端子挿入口3側から、ヒューズ挿入口2側に向けて互いに隙間を空けて平行に延在している。ランス9の自由端となる他端部9aには、キャビティ5内側に突出した係止部9b、例えば断面がくちばし状をした刳型のビークと称されるものが設けられている。
【0016】
キャビティ5内のランス9が設けられている側で、ランス9の係止部9bとヒューズ挿入口2との間には、端子収容箱1の対向する側壁1b各々の内面からほぼ垂直に突設された柱状の当接突起10が設けられている。当接突起10は、ヒューズ挿入口2が形成された面、または雌端子挿入口3が形成されている面側から見たとき、ランス9の係止部9bの位置に対応する位置に、端子収容箱1の対向する側壁1bの各々の内面からランス9の係止部9bに向けて突設されている。このように、1つのキャビティ5内には、対向する端子収容箱1の側壁1bの内面に突設された1対の当接突起10が設けられている。
【0017】
また、キャビティ5内に平行に延在する一対のランス9間に隙間30が形成されており、その隙間30に当接部材11が設けられている。当接部材11は、図2に示すように、雌端子挿入口3を有する面から見たとき、長方形の開口8の中央に位置し、開口8の長辺方向に延在した梁状に形成されている。すなわち、当接部材11は、例えば通常リブと称される横梁のものであり、端子収容箱1を形成する外壁の内側8aから張り出した梁状に形成されている。また、図3に示すように、当接部材11の断面は、湾曲状に形成された端部11aとその端部11aの他端に角状に形成した端部11bとを有して細長い形状で形成されている。その細長い断面部は、ランス9に平行に設けられており、その湾曲状に形成された部11aは、ランス9の自由端9a側に位置して形成されている。
【0018】
このように構成される端子収容箱1において、雌端子4およびヒューズ20の取り付け方法について説明する。図4に示すように、電線21の端部が電線取付部22に取り付けられ、取り付けられた雌端子4は雌端子4の保護部23側から雌端子挿入口3を介して端子収容箱1のキャビティ5内に挿入して装着される。このとき、雌端子4は、雌端子4の先端部に位置する保護部23の外面が、端子収容箱1のヒューズ挿入口2のスリット状の開口部分7を形成している壁部分24の内面に当接するまで挿入される。これにより、雌端子4の支持部25の側壁となる部分が重なって形成された側壁の電線取付部22側の縁部に、ランス9の係止部9bが係合し、雌端子4が端子収容箱1内に係止され、固定される。
【0019】
ここで、雌端子4を収納した端子収容箱1に装着されるヒューズについて説明する。本実施形態で示した端子収容箱1には、ミニヒューズ、そしてミニヒューズの高さを低くして小型化した小型化ミニヒューズを装着可能であり、ミニヒューズと小型化ミニヒューズを兼用できるようになっている。ミニヒューズは、平たい略直方体形状の外形の本体の細長い1つの面から平行に2本の帯状の雄タブが張り出したものである。
【0020】
一方、小型化ミニヒューズ20は、図4に示すとおり、平たい略T字形状の外形の本体20aの両側部に、本体20aと一体的に帯状の雄タブ20bが形成され、全体がミニヒューズの本体と同様の大きさの平たい略直方体形状の外形に形成されている。このように、小型化ミニヒューズ20は、ミニヒューズのように2本の雄タブが本体から張り出しておらず、雄タブ20bを含めた全体がミニヒューズの本体と同様の大きさの平たい略直方体形状の外形に形成されている。このため、小型化ミニヒューズ20は、ミニヒューズに比べて高さが低くなり、ミニヒューズよりもさらに小型化されている。
【0021】
このような小型化ミニヒューズ20は、端子収容箱1に装着されるとき、本体20aの雄タブ20bの間に位置する部分が端子収容箱1のヒューズ挿入口2の長方形状の開口6に、2本の雄タブ20bがヒューズ挿入口2のスリット状の開口7に各々挿入される。これにより、小型化ミニヒューズ20の雄タブ20bは、端子収容箱1のヒューズ挿入口2のスリット状の開口7を形成した壁24の内面に近傍に位置している雌端子4の保護部9に形成された開口26から1対の弾性片27の間に挿入される。
【0022】
次に、端子収容箱1に係止された雌端子4を取り外す動作を説明する。図5Aに示すとおり、雌端子4は、端子収容箱1内のランス9の係止部9bに係止されている。この係止している雌端子4が端子収容箱1から取り外される際、雌端子4とランス9の係止部9bの係合状態を解除するため、図5Bに示すとおり、ランス9の自由端部9aが、取り外し用の器具により、ランス9間の隙間側すなわち非係合方向に撓み変形される。ランス9が撓み変形されると、その変形により雌端子4と係止部9bの係合状態が解除されるので、係合が解除された雌端子4は取り外される。なお、図5Bに示す実線の矢印は、ランス9の自由端部9aが撓み変位する方向を示しており、また、破線の矢印は、雌端子4が取り外される方向を示している。
【0023】
このように雌端子4とランス9の係止部9bの係合状態が解除されるとき、自由端部9aが必要以上に過大に変位される場合がある。過大に変位されると、ランス9は弾性回復しない状態すなわちへたりが生じた状態になる。ランス9にへたりが生じると、ランス9の係止部9bが雌端子4に係合し難くなり、雌端子4を係止することができなくなる場合がある。したがって、一般に、雌端子1を再び係止するため、へたりが生じたランスを元の撓んでいない状態に矯正するスペーサが、平行に延在するランス9間の隙間30に挿入して嵌合される。しかし、小型化ミニヒューズ20が端子収容箱1に取り付けられる場合、2本の雄タブ20bが本体からあまり張り出さないため、装着時には雄タブ20b間の空間が形成されず、形成された空間を利用して実装するスペーサが挿入され難くなる。そこで、本実施形態では、スペーサを用いず、ランス9の過大変位を防止することにより、雌端子4を繰り返し脱着できるようにしている。
【0024】
本実施形態の端子収容箱1は、図6Aに示すとおり、一対のランス9が平行に対向して設けられており、そのランス9の係止部9bに雌端子4が係止されている。そして、雌端子4を係止する一対のランス9間に形成された隙間30に当接部材11が設けられている。このとき、当接部材11は、対向するランス9により形成される空間30内に位置するように、その空間30を画成する側壁8aの内面から梁状に張り出して形成されている。
【0025】
このように係止している雌端子4が端子収容箱1から取り外される際、雌端子4とランスの係止部9bの係合状態を解除するため、図6Bに示すとおり、ランスの自由端部9aが、取り外し用の器具により、ランス9a間の隙間側すなわち非係合方向に撓み変形される。ランス9が撓み変形されると、その変形により雌端子4と係止部9bの係合状態が解除されるので、係合が解除された雌端子4は取り外される。なお、図6Bに示す実線の矢印は、ランス9の自由端部9aが撓み変位する方向を示しており、また、破線の矢印は、雌端子が取り外される方向を示している。
【0026】
このとき、ランス9を過大に撓み変位しようとすると、撓み変位するランス9が所定位置で当接部材11に当接するので、ランス9の撓み変位が制限される。したがって、ランス9が過大に撓み変形することを防止することができるので、ランス9にへたりが生じることがない。その結果、ランス9は弾性力のある状態を保持することができるので、スペーサをランス9間の隙間30に挿入せずとも、端子金具4を端子収納箱1に繰り返して着脱することができる。
【0027】
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明に係る端子収容箱1は、これに限られるものではない。例えば、小型化ミニヒューズに代えてミニヒューズを装着することができる。この場合、ミニヒューズが端子収容箱1に装着されると、ミニヒューズから張り出す2本の雄タブにより雄タブ間の空間が形成される。したがって、その空間を利用してスペーサを実装することも可能となる。
【0028】
また、当接部材11の形状は、対向するランス9間に形成された空間30を画成する内壁8aから、ほぼ垂直に突設した細長い梁状に形成されることが好ましいが、この形状に限られるものではなく、端子収容箱1の型成形などを考慮して適宜に変更することができる。
【0029】
また、当接部材11の設置位置は、ランス9を構成する樹脂の特性、ランス9の係止部の形状、ランス9間の距離等、ランス9の係止部9bの高さを考慮して適宜に変更することが好ましい。すなわち、当接部材11の設置位置は、平行に延在するランス9がそのランス9間に形成された隙間側に所定量撓み変位したとき、その撓み変位したランス9に当接する位置であればよい。
【0030】
また、本実施形態では1つのヒューズを装着するための端子収容箱1を説明しているが、その端子収容箱1を複数連結することによって複数のヒューズを装着可能なヒューズボックスを構成することができる。例えば、図7は、本実施形で説明した端子収容箱1を複数連結して構成したヒューズボックスの一例を示している。図7に示すとおり、ヒューズボックス50は、本実施形態の端子収容箱1を複数連結して略直方体に構成されている。そのヒューズボックス50の一つの面には、雌端子挿入口3が複数形成されている。その複数の雌端子挿入口3に雌端子4がそれぞれ挿入され端子収容箱1に収納される。一方、雌端子挿入口3を有する面の反対側の面には、ヒューズ挿入口2が複数形成されている。その複数のヒューズ挿入口2にヒューズ、例えば小型化ミニヒューズ20が挿入される。そして、それぞれの小型化ミニヒューズ20に有する雄タブ20bが雌端子4の保護部23に形成された開口26から1対の弾性片25の間に挿入される。このように、本実施形態の端子収容箱1を複数連結することにより、複数のヒューズが装着可能なヒューズボックス50を形成することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、スペーサを使用せず、端子金具を繰り返し脱着できる端子収容箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる端子収容箱の斜視図である。
【図2】本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱を雌端子挿入口側から見た図である。
【図3】本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱の図2のA―A線からみた断面図である。
【図4】発明を適用してなる端子収容箱に、2つ雌端子と1つのヒューズを取り付ける概念図を示している。
【図5】雌端子が係止された端子収容箱における断面図である。
【図6】本発明に係る端子収容箱における図2のB−B線から見た断面図である。
【図7】端子収容箱を複数連結して構成したヒューズボックスの一例を示している。
【符号の説明】
1 端子収容箱
2 ヒューズ挿入口
3 雌端子挿入口
4 雌端子
5 キャビティ
9 ランス
9a 自由端部
9b 係止部
11 当接部材
30 対向するランスにより形成される空間
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒューズボックスを構成する端子収容箱に係り、具体的には少なくとも一対の端子金具を係止する一対のランスを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒューズボックスは、端子金具と端子金具を収容する端子収容箱などで構成されている。そのヒューズボックスを構成する端子収容箱は、2つの雌型端子金具をそれぞれ収容する2つの収容部いわゆるキャビティと称される空間を有している。この収容部の互いに対向する面に一対のランスが隙間を空けて平行に延在して設けられている。延在する各々のランスは、一端部が端子収容箱の内壁に固定された状態で設けられ、固定されていない他端部すなわち自由端部に端子金具を係止する係止部が備えられている。
【0003】
このように構成される端子収容箱では、2つの雌型端子金具が収容部に挿入され、挿入された雌型端子金具がそれぞれランスの係止部により係止される。そして、係止された雌型端子金具に例えばミニヒューズが有する2つの雄タブがそれぞれ挿入される。ミニヒューズとは、例えば、平たい略直方体形状の外形の本体を有し、その本体の細長い1つの面から平行に2本の帯状の雄タブが張り出したものである。
【0004】
このような端子収容箱では、例えば、端子金具が端子収容箱から取り外される際、端子金具とランスの係止部との係合状態を解除するため、ランスの自由端部が取り外し用の器具により隙間側すなわち非係合方向に撓み変形される。このとき、自由端部が過大に撓み変位されると、ランスは、弾性回復しない状態すなわちへたりが生じた状態になる場合がある。このような状態になると、ランスの係止部が端子金具に係合し難くなり、端子金具を係止することができなくなる場合がある。
【0005】
そこで、再び端子金具を係止するため、へたりが生じたランスを元の撓んでいない状態に矯正するスペーサが使われる。スペーサとは、平行に延在するランスにより形成される隙間に挿入して嵌合するものである。このスペーサがランスの隙間に嵌合されることで、へたりが生じたランスは、再び端子金具を係止できる状態に矯正される。このように、スペーサを用いて、端子収容箱は端子金具を繰り返し脱着可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、電気部品を小型化する傾向があり、ミニヒューズの小型化も進んでいる。その小型化されたミニヒューズとは、例えば、平たい略T字形状の外形の本体を有し、その本体の両側部に本体と一体的に帯状の雄タブが形成されており、ミニヒューズのように2本の雄タブが本体からほとんど張り出していないものである。
【0007】
しかしながら、この小型化ミニヒューズを端子収容箱に装着すると、2本の雄タブは本体からあまり張り出していないため、装着時には雄タブ間に隙間が形成されない。雄タブ間の隙間が形成されないと、その隙間を利用して挿入するスペーサの実装が困難となる。スペーサが実装されないと、へたりを生じたランスは、端子金具を係止できる状態に矯正されないので、端子金具を端子収容箱に再び係止することができなくなる。
【0008】
本発明の課題は、スペーサを使用せず、端子金具を繰り返し脱着できる端子収容箱を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の端子収容箱は、一対の端子金具をそれぞれ収容する2つ収容部と、一端が固定され、固定されていない他端部に端子金具を係止する係止部を有するランスとを備え、このランスは、2つの収容部の対向する面に各々設けられ、この一対のランスは、隙間を空けて平行に延在しており、ランスが隙間側に撓み変位したとき、ランスと当接する当接部材を隙間に設けた構成とする。
【0010】
このように構成すれば、ランスの係止部に係止した端子金具を取り外す際、ランスの固定されていない他端が、一対のランスにより形成された隙間側すなわち非係合側に撓み変位されると、撓み変形したランスは所定の変位で当接部材に当接する。したがって、ランスの撓み変位が制限されるので、ランスが過大に変位することを防止できる。その結果、ランスにへたりが生じることを回避できるので、スペーサを使用できない場合でも、端子金具を端子収容箱に繰り返し着脱することができる。
【0011】
さらに、上記の端子収容箱と、この端子収容箱の収容部に収容される端子金具とによりヒューズボックスを構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面1乃至6を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる端子収容箱の斜視図である。図2は、本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱を雌端子挿入口側から見た図である。図3は、本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱の図2のIII―III線から見た断面図である。図4は、発明を適用してなる端子収容箱に、2つ雌端子と1つのヒューズを取り付ける概念図を示している。図5は、雌端子が係止された端子収容箱における断面図である。図6は、本発明に係る端子収容箱における図2のVI−VI線から見た断面図である。
【0013】
図1に示すとおり、ヒューズボックスを構成する端子収容箱1は、直方体の箱状に形成されており、一方の長方形状の端部にヒューズを装着するためのヒューズ挿入口2が形成されている。端子収容箱1の他方の長方形状の端部には、雌端子挿入口3が2つ形成されており、その2つの雌端子挿入口3はそれぞれヒューズボックスを組み立てる際に2つの雌端子4を各々収容する空間である収容部すなわち2つのキャビティ5に連通している。そして、ヒューズ挿入口2は、装着されるヒューズの形状に対応した形状に形成されており、長方形状の開口部分6と、この開口部分6よりも幅が細く、この開口部分6の両方の短辺側縁部中央から端子収容箱1のヒューズ挿入口2が形成された長方形状の面の対応する両方の短辺側縁部に向かって各々延在するスリット状の開口部分7とで形成されている。
【0014】
図2に示すとおり、雌端子挿入口3は、雌端子4が挿入可能な方形の開口であり、端子収容箱1の雌端子挿入口3が形成された長方形状の面の中央部分に形成された長方形の開口8を挟んで形成されている。そして、雌端子挿入口3は、各々、端子収容箱1内に形成された雌端子4が挿入可能な四角柱状の空間であるキャビティ5に連続している。2つのキャビティ5は、各々、3面が端子収容箱1の3つの側壁で画成されている。すなわち、2つのキャビティ5は、各々、ヒューズ挿入口2が形成された長方形状の面、そして雌端子挿入口3が形成された長方形状の面の短辺を形成する対向する側壁1aのいずれか一方と、長辺を形成する対向する側壁1bとで画成されている。
【0015】
端子収容箱1内の2つのキャビティ5が互いに隣り合う側の面に相当する部分には、図2乃至3に示すように、各々、ランス9が設けられている。それぞれのランス9は、端子収容箱1の雌端子挿入口3が形成されている側で一端部が固定されており、端子収容箱1の雌端子挿入口3側から、ヒューズ挿入口2側に向けて互いに隙間を空けて平行に延在している。ランス9の自由端となる他端部9aには、キャビティ5内側に突出した係止部9b、例えば断面がくちばし状をした刳型のビークと称されるものが設けられている。
【0016】
キャビティ5内のランス9が設けられている側で、ランス9の係止部9bとヒューズ挿入口2との間には、端子収容箱1の対向する側壁1b各々の内面からほぼ垂直に突設された柱状の当接突起10が設けられている。当接突起10は、ヒューズ挿入口2が形成された面、または雌端子挿入口3が形成されている面側から見たとき、ランス9の係止部9bの位置に対応する位置に、端子収容箱1の対向する側壁1bの各々の内面からランス9の係止部9bに向けて突設されている。このように、1つのキャビティ5内には、対向する端子収容箱1の側壁1bの内面に突設された1対の当接突起10が設けられている。
【0017】
また、キャビティ5内に平行に延在する一対のランス9間に隙間30が形成されており、その隙間30に当接部材11が設けられている。当接部材11は、図2に示すように、雌端子挿入口3を有する面から見たとき、長方形の開口8の中央に位置し、開口8の長辺方向に延在した梁状に形成されている。すなわち、当接部材11は、例えば通常リブと称される横梁のものであり、端子収容箱1を形成する外壁の内側8aから張り出した梁状に形成されている。また、図3に示すように、当接部材11の断面は、湾曲状に形成された端部11aとその端部11aの他端に角状に形成した端部11bとを有して細長い形状で形成されている。その細長い断面部は、ランス9に平行に設けられており、その湾曲状に形成された部11aは、ランス9の自由端9a側に位置して形成されている。
【0018】
このように構成される端子収容箱1において、雌端子4およびヒューズ20の取り付け方法について説明する。図4に示すように、電線21の端部が電線取付部22に取り付けられ、取り付けられた雌端子4は雌端子4の保護部23側から雌端子挿入口3を介して端子収容箱1のキャビティ5内に挿入して装着される。このとき、雌端子4は、雌端子4の先端部に位置する保護部23の外面が、端子収容箱1のヒューズ挿入口2のスリット状の開口部分7を形成している壁部分24の内面に当接するまで挿入される。これにより、雌端子4の支持部25の側壁となる部分が重なって形成された側壁の電線取付部22側の縁部に、ランス9の係止部9bが係合し、雌端子4が端子収容箱1内に係止され、固定される。
【0019】
ここで、雌端子4を収納した端子収容箱1に装着されるヒューズについて説明する。本実施形態で示した端子収容箱1には、ミニヒューズ、そしてミニヒューズの高さを低くして小型化した小型化ミニヒューズを装着可能であり、ミニヒューズと小型化ミニヒューズを兼用できるようになっている。ミニヒューズは、平たい略直方体形状の外形の本体の細長い1つの面から平行に2本の帯状の雄タブが張り出したものである。
【0020】
一方、小型化ミニヒューズ20は、図4に示すとおり、平たい略T字形状の外形の本体20aの両側部に、本体20aと一体的に帯状の雄タブ20bが形成され、全体がミニヒューズの本体と同様の大きさの平たい略直方体形状の外形に形成されている。このように、小型化ミニヒューズ20は、ミニヒューズのように2本の雄タブが本体から張り出しておらず、雄タブ20bを含めた全体がミニヒューズの本体と同様の大きさの平たい略直方体形状の外形に形成されている。このため、小型化ミニヒューズ20は、ミニヒューズに比べて高さが低くなり、ミニヒューズよりもさらに小型化されている。
【0021】
このような小型化ミニヒューズ20は、端子収容箱1に装着されるとき、本体20aの雄タブ20bの間に位置する部分が端子収容箱1のヒューズ挿入口2の長方形状の開口6に、2本の雄タブ20bがヒューズ挿入口2のスリット状の開口7に各々挿入される。これにより、小型化ミニヒューズ20の雄タブ20bは、端子収容箱1のヒューズ挿入口2のスリット状の開口7を形成した壁24の内面に近傍に位置している雌端子4の保護部9に形成された開口26から1対の弾性片27の間に挿入される。
【0022】
次に、端子収容箱1に係止された雌端子4を取り外す動作を説明する。図5Aに示すとおり、雌端子4は、端子収容箱1内のランス9の係止部9bに係止されている。この係止している雌端子4が端子収容箱1から取り外される際、雌端子4とランス9の係止部9bの係合状態を解除するため、図5Bに示すとおり、ランス9の自由端部9aが、取り外し用の器具により、ランス9間の隙間側すなわち非係合方向に撓み変形される。ランス9が撓み変形されると、その変形により雌端子4と係止部9bの係合状態が解除されるので、係合が解除された雌端子4は取り外される。なお、図5Bに示す実線の矢印は、ランス9の自由端部9aが撓み変位する方向を示しており、また、破線の矢印は、雌端子4が取り外される方向を示している。
【0023】
このように雌端子4とランス9の係止部9bの係合状態が解除されるとき、自由端部9aが必要以上に過大に変位される場合がある。過大に変位されると、ランス9は弾性回復しない状態すなわちへたりが生じた状態になる。ランス9にへたりが生じると、ランス9の係止部9bが雌端子4に係合し難くなり、雌端子4を係止することができなくなる場合がある。したがって、一般に、雌端子1を再び係止するため、へたりが生じたランスを元の撓んでいない状態に矯正するスペーサが、平行に延在するランス9間の隙間30に挿入して嵌合される。しかし、小型化ミニヒューズ20が端子収容箱1に取り付けられる場合、2本の雄タブ20bが本体からあまり張り出さないため、装着時には雄タブ20b間の空間が形成されず、形成された空間を利用して実装するスペーサが挿入され難くなる。そこで、本実施形態では、スペーサを用いず、ランス9の過大変位を防止することにより、雌端子4を繰り返し脱着できるようにしている。
【0024】
本実施形態の端子収容箱1は、図6Aに示すとおり、一対のランス9が平行に対向して設けられており、そのランス9の係止部9bに雌端子4が係止されている。そして、雌端子4を係止する一対のランス9間に形成された隙間30に当接部材11が設けられている。このとき、当接部材11は、対向するランス9により形成される空間30内に位置するように、その空間30を画成する側壁8aの内面から梁状に張り出して形成されている。
【0025】
このように係止している雌端子4が端子収容箱1から取り外される際、雌端子4とランスの係止部9bの係合状態を解除するため、図6Bに示すとおり、ランスの自由端部9aが、取り外し用の器具により、ランス9a間の隙間側すなわち非係合方向に撓み変形される。ランス9が撓み変形されると、その変形により雌端子4と係止部9bの係合状態が解除されるので、係合が解除された雌端子4は取り外される。なお、図6Bに示す実線の矢印は、ランス9の自由端部9aが撓み変位する方向を示しており、また、破線の矢印は、雌端子が取り外される方向を示している。
【0026】
このとき、ランス9を過大に撓み変位しようとすると、撓み変位するランス9が所定位置で当接部材11に当接するので、ランス9の撓み変位が制限される。したがって、ランス9が過大に撓み変形することを防止することができるので、ランス9にへたりが生じることがない。その結果、ランス9は弾性力のある状態を保持することができるので、スペーサをランス9間の隙間30に挿入せずとも、端子金具4を端子収納箱1に繰り返して着脱することができる。
【0027】
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明に係る端子収容箱1は、これに限られるものではない。例えば、小型化ミニヒューズに代えてミニヒューズを装着することができる。この場合、ミニヒューズが端子収容箱1に装着されると、ミニヒューズから張り出す2本の雄タブにより雄タブ間の空間が形成される。したがって、その空間を利用してスペーサを実装することも可能となる。
【0028】
また、当接部材11の形状は、対向するランス9間に形成された空間30を画成する内壁8aから、ほぼ垂直に突設した細長い梁状に形成されることが好ましいが、この形状に限られるものではなく、端子収容箱1の型成形などを考慮して適宜に変更することができる。
【0029】
また、当接部材11の設置位置は、ランス9を構成する樹脂の特性、ランス9の係止部の形状、ランス9間の距離等、ランス9の係止部9bの高さを考慮して適宜に変更することが好ましい。すなわち、当接部材11の設置位置は、平行に延在するランス9がそのランス9間に形成された隙間側に所定量撓み変位したとき、その撓み変位したランス9に当接する位置であればよい。
【0030】
また、本実施形態では1つのヒューズを装着するための端子収容箱1を説明しているが、その端子収容箱1を複数連結することによって複数のヒューズを装着可能なヒューズボックスを構成することができる。例えば、図7は、本実施形で説明した端子収容箱1を複数連結して構成したヒューズボックスの一例を示している。図7に示すとおり、ヒューズボックス50は、本実施形態の端子収容箱1を複数連結して略直方体に構成されている。そのヒューズボックス50の一つの面には、雌端子挿入口3が複数形成されている。その複数の雌端子挿入口3に雌端子4がそれぞれ挿入され端子収容箱1に収納される。一方、雌端子挿入口3を有する面の反対側の面には、ヒューズ挿入口2が複数形成されている。その複数のヒューズ挿入口2にヒューズ、例えば小型化ミニヒューズ20が挿入される。そして、それぞれの小型化ミニヒューズ20に有する雄タブ20bが雌端子4の保護部23に形成された開口26から1対の弾性片25の間に挿入される。このように、本実施形態の端子収容箱1を複数連結することにより、複数のヒューズが装着可能なヒューズボックス50を形成することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、スペーサを使用せず、端子金具を繰り返し脱着できる端子収容箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる端子収容箱の斜視図である。
【図2】本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱を雌端子挿入口側から見た図である。
【図3】本発明を適用してなる雌端子を装着する端子収容箱の図2のA―A線からみた断面図である。
【図4】発明を適用してなる端子収容箱に、2つ雌端子と1つのヒューズを取り付ける概念図を示している。
【図5】雌端子が係止された端子収容箱における断面図である。
【図6】本発明に係る端子収容箱における図2のB−B線から見た断面図である。
【図7】端子収容箱を複数連結して構成したヒューズボックスの一例を示している。
【符号の説明】
1 端子収容箱
2 ヒューズ挿入口
3 雌端子挿入口
4 雌端子
5 キャビティ
9 ランス
9a 自由端部
9b 係止部
11 当接部材
30 対向するランスにより形成される空間
Claims (2)
- 一対の端子金具をそれぞれ収容する2つ収容部と、一端が固定され、固定されていない他端部に前記端子金具を係止する係止部を有するランスとを備え、
該ランスは、前記2つの収容部の対向する面に各々設けられ、該一対のランスは、隙間を空けて平行に延在しており、前記ランスが隙間側に撓み変位したとき、該ランスと当接する当接部材を前記隙間に設けてなる端子収容箱。 - 請求項1に記載の端子収容箱と、該端子収容箱の収容部に収容された端子金具とを備えたことを特徴とするヒューズボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321464A JP2004158256A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 端子収容箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321464A JP2004158256A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 端子収容箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004158256A true JP2004158256A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32801999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002321464A Pending JP2004158256A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 端子収容箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004158256A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6099167A (ja) * | 1971-11-15 | 1985-06-03 | モ−ビル オイル コ−ポレ−ション | 難燃化重合体組成物 |
JP2007066846A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ヒューズ接続箱 |
JP2009501653A (ja) * | 2005-03-02 | 2009-01-22 | キャスコ プロダクツ コーポレイション | ライター用のソケットのランスのための半径方向移動リミッタ |
JP2016012400A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 住友電装株式会社 | コネクタ及び検査治具 |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002321464A patent/JP2004158256A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009501653A (ja) * | 2005-03-02 | 2009-01-22 | キャスコ プロダクツ コーポレイション | ライター用のソケットのランスのための半径方向移動リミッタ |
JP2007066846A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ヒューズ接続箱 |
JP2016012400A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 住友電装株式会社 | コネクタ及び検査治具 |
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