JPS5853615Y2 - 自動車用変速機の変速操作機構 - Google Patents

自動車用変速機の変速操作機構

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Publication number
JPS5853615Y2
JPS5853615Y2 JP18161378U JP18161378U JPS5853615Y2 JP S5853615 Y2 JPS5853615 Y2 JP S5853615Y2 JP 18161378 U JP18161378 U JP 18161378U JP 18161378 U JP18161378 U JP 18161378U JP S5853615 Y2 JPS5853615 Y2 JP S5853615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
shift lever
shift
automobile transmission
operation mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP18161378U
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English (en)
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JPS5593024U (ja
Inventor
和洋 重政
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用変速機の変速操作機構の改良に係る
従来自動車変速機の変速操作機構において、シフトやセ
レクト時にその操作力に節度を与えながら位置決定を行
なうためのロック機構は、第1図に示すように、ミッシ
ョンケースaに孔すを穿ち、この孔す内にロックボール
Cおよびロックスプリングdを挿入し、スプリングキャ
ップe等で孔すを塞ぎ、この孔すに対し直角方向にスラ
イドするシフトフォークロッドf等に設けた複数の環状
溝gに、上記ロックボールCが嵌合または離脱するよう
になっていた(例えば、実開昭53−64978号公報
)参照。
しかしながらこのような構造では、孔すを穿つための加
工が必要であり、またスプリングキャップe等を用いる
ものでは、部品点数が増加しネジ加工の手数もかかる等
の欠点があった。
そこで本考案はこのような欠点を解消するために、シフ
トレバ−を軸支するシフトレバ−シャフトをパイプ状部
材で構成し、このパイプ内に田ンクボール(またはロッ
クピン)、ロックスプリング等を内装し、このロックボ
ール(またはロックピン)に嵌合するロック溝を有する
ロック部材をコントロールロッドに固定して、スペース
を有効に活用し、かつロック機構保持のための孔を必要
とせずコストダウンを図るように工夫したものである。
次に本考案の実施例を図面によって説明する。
第2図は本考案をリバース用シフトレバ−シャフトに適
用したもので、1はパイプ状のシフトレバ−シャフトで
、トランスミッションケース2内に設けたボス3に圧入
するとともに、さらにこの両者を貫通するピン4により
固定されている。
このシフトレバ−シャフト1内には、ロックボール5と
これを付勢するロックスプリング6とを内装し、このロ
ックスプリング6の他端部は上記ピン4によって支承さ
れている。
一方コントロールロッド7に固定されたコントロールエ
ンド(ロック部材)8には、上記ロックボール5に対向
して横方向に3条の溝9が掘設せられ、この溝9に上記
ロックボール5が嵌合する構造になっており、この溝と
溝との山をロックボール5が越えることにより操作力に
節度を与えるようになっている。
なおこのロックボール5は先端を球状にしたロックピン
としてもよい。
なおこの図において、10は別にトランスミッションケ
ース2に固設されたシャフトで、これにシフトおよびセ
レクト自在に嵌合したクランクレバー11の上端に突設
した球上突起11aが、前記コントロールエンド8に形
成した凹部8aに嵌合してこれを作動せしめる。
12は別に設けたシフトロッドで、これにピン13によ
って固着されたシフトゲート14から突設した腕14a
は、前記シフトレバ−シャフト1により回動自在に軸支
されたリバース用シフトレバ−15に穿った長孔15a
(第3図参照)内に摺動自在に嵌合せられ、またこのシ
フトゲート14の他側に形成した係止部14bには、前
記コントロールエンド8から突設した球状突起8bが嵌
脱自在に嵌合されている。
16はシフトレバ−15により作動されるリバースギヤ
であり、17はそのシャフトである。
このように構成した本考案を組込んだ変速操作機構によ
る操作力の伝達は、第3図の矢印で示すヨウに、コント
ロールレバー18のシフトまたはセレクトにより、これ
が端部に形成した係止孔18aに嵌合したクランクレバ
−11下部の球状突起11bを介して上部の球状突起1
1aによりコントロールエンド8→コントロールロツド
7→シフトゲート14を経てリバース用シフトレバ−1
5を作動させるものであり、この操作の途中において、
上記ロックボール5とコントロールエンド8の3条の溝
9とにより変速操作に節度を持たせるものである。
以上説明したように、本考案によれば変速機の変速操作
に節度を与えるとともに、従来構造のものに比し部品点
数を少なくしかつ加工工数を低減するのでコストダウン
となり、またコンパクトに構成したのでトランスミッシ
ョンケース内のスペースを有効に利用することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変速操作機構を示す断面図、第2図は本
考案を装設した変速操作機構を示す断面図、第3図は本
考案による変速操作力の伝達構造を示す説明図で、説明
の便宜上コントロールエンドとクランクレバーとを離し
て描き、またシフトゲートをコントロールエンドやシフ
トレバ−等力ら下方に離して描いである。 a・・・・・・ミ゛ンションケース、b・・・・・・J
L c・・・・・・ロックボール、d・・・・・・ロ
ックスプリンク、e・・・・・・スプリングキャップ、
f・・・・・・シフトフォークロッド、g・・・・・・
環状溝、1・・・・・・リバース用シフトレバ−シャフ
ト、2・・・・・・トランスミッションケース、3・・
・・・・ボス、4・・・・・・ピン1.5・・・・・・
ロックボール、6・・・・・・ロックスプリンク、7・
・・・・・コントロールロッド、8・・・・・・コント
ロールエンド(ロック部材)、8a・・・・・・凹部、
8b・・・・・・球状突起、9・・・・・・溝、10・
・・・・・シャフト、11・・・・・・クランクレバー
11a。 11b・・・・・・球状突起、12・・・・・・シフト
ロッド、13・・・・・・ピン、14・・・・・・シフ
トゲート、14a・・・・・・腕、14b・・・・・・
係止部、15・・・・・・シフトレバ−15a・・・・
・・長孔、16・・・・・・リバースギヤ、17・・・
・・・シャフト、18・・・・・・コントロールレバー
18 a=係係止上

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用変速機のケースに固定せられ、シフトレバ−を
    回転自在に支承したシフトレバ−シャフトをパイプ状部
    材で形成するとともに、このシフトレバ−シャフト内に
    ロックボールもしくはロックピンと、これを付勢するロ
    ックスプリングとを内装し、かつ、シフト及びセレクト
    操作されるコントロールロッドにロック部材を固定し、
    このロック部材に上記のロックボールもしくはロックピ
    ンと対向して嵌合するロック溝を設けたことを特徴とす
    る自動車用変速機の変速操作機構。
JP18161378U 1978-12-22 1978-12-22 自動車用変速機の変速操作機構 Expired JPS5853615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18161378U JPS5853615Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 自動車用変速機の変速操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18161378U JPS5853615Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 自動車用変速機の変速操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5593024U JPS5593024U (ja) 1980-06-27
JPS5853615Y2 true JPS5853615Y2 (ja) 1983-12-06

Family

ID=29193289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18161378U Expired JPS5853615Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 自動車用変速機の変速操作機構

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JPS5593024U (ja) 1980-06-27

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