JPS5853481A - 可逆性感熱記録材料 - Google Patents
可逆性感熱記録材料Info
- Publication number
- JPS5853481A JPS5853481A JP56150587A JP15058781A JPS5853481A JP S5853481 A JPS5853481 A JP S5853481A JP 56150587 A JP56150587 A JP 56150587A JP 15058781 A JP15058781 A JP 15058781A JP S5853481 A JPS5853481 A JP S5853481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- recording material
- water
- hexamethylenetetramine
- complex compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/32—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers one component being a heavy metal compound, e.g. lead or iron
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加熱番こより発色し、短時間で消色する可逆性
の感熱記録材料に関する。
の感熱記録材料に関する。
図書、文書などの複写に用いられる通常の感熱記録材料
は紙支持体上に発色剤としてロイコ染料及び顕色剤とし
てフェノール類、有機酸等の酸性物質を主成分とする感
熱発色層を設けたもので、この種の記録材料の場合は赤
外線、サーマルヘッド等の加熱により実質的に非可逆性
の発色画像が形成される。一方、秘密の漏洩防止のため
、コピー不可能な可視画像として現わすか或いは可視画
像として現われても一定時間経過すると消色するような
可逆性の記録材料が要望されている。
は紙支持体上に発色剤としてロイコ染料及び顕色剤とし
てフェノール類、有機酸等の酸性物質を主成分とする感
熱発色層を設けたもので、この種の記録材料の場合は赤
外線、サーマルヘッド等の加熱により実質的に非可逆性
の発色画像が形成される。一方、秘密の漏洩防止のため
、コピー不可能な可視画像として現わすか或いは可視画
像として現われても一定時間経過すると消色するような
可逆性の記録材料が要望されている。
本発明はこのような要望に応えるためになされたもので
、支持体上にヘキサメチレンテトラミン金属塩錯化合物
及び水溶性高分子物質を主成分とする感熱発色層に更に
前記錯化合物１重量部に対し無機顔料０．０５〜０．５
重量部を含有させたことを特徴とする可逆性感熱記録材
料を提供することを目的とする。
、支持体上にヘキサメチレンテトラミン金属塩錯化合物
及び水溶性高分子物質を主成分とする感熱発色層に更に
前記錯化合物１重量部に対し無機顔料０．０５〜０．５
重量部を含有させたことを特徴とする可逆性感熱記録材
料を提供することを目的とする。
ヘキサメチレンテトラミン金属塩錯化合物を感熱発色成
分として用いた感熱記録材料は特公昭４１−１４５０９
号によって既に知られているが、このものは可逆性感熱
記録材料として秘密保持に利用できるものではなかった
。
分として用いた感熱記録材料は特公昭４１−１４５０９
号によって既に知られているが、このものは可逆性感熱
記録材料として秘密保持に利用できるものではなかった
。
本発明者らはこの感熱記録材料において特ζこバインダ
ーが水溶性の場合、記鋒後、−短時日で発色像が消色す
ることに注目し、より早く消色する感熱記録材料につい
て研軛を行なった結果、感熱発色成分として用いられる
ヘキサメチレンテトラミン金属塩錯化合物にカゼイン、
澱粉等の水溶性高分子物質と無機顔料の一定量とを添加
すると、発牟画像は約半日〜１日経過後に殆んど判読困
難か判読できない程、消失することを見出し、本発明に
到達した。従って本発明の第一の特長はこの水溶性高分
子及び無機顔料による消色効果である。また本発明の第
二の特長はこうして消色した画像が再加熱により再び発
色することである。このため本発明の感熱記録材料は繰
返し使用が可能である。水溶性高分子及び無機顔料によ
り何故このような消色作用が生じるか詳細は明かではな
いが、大凡次のように考えられる。即ちヘキサメチレン
テトラ逝ン金属塩錯化合物は通常１０倍の結晶水を持っ
た淡色の化合物であるが、加熱すると、この結晶水を放
出して発色し、ついで放置すると共存する水溶性高分子
物質及び無機顔料が空気中の水分を吸収し、この水分を
ｉ記金属塩錯化合−に付与して元の結晶水を持った淡色
の化合物を再生するというものである。なおこのように
水溶性高分子物質ζこ対して、無機顔料の一定量を添加
した時ｉこ、発色画像の消色に好ましい効果を示したの
はこの添加により感熱発色層の表面積が大になり、空気
中の水曽が特に吸収され易くなったからであると思われ
る。
ーが水溶性の場合、記鋒後、−短時日で発色像が消色す
ることに注目し、より早く消色する感熱記録材料につい
て研軛を行なった結果、感熱発色成分として用いられる
ヘキサメチレンテトラミン金属塩錯化合物にカゼイン、
澱粉等の水溶性高分子物質と無機顔料の一定量とを添加
すると、発牟画像は約半日〜１日経過後に殆んど判読困
難か判読できない程、消失することを見出し、本発明に
到達した。従って本発明の第一の特長はこの水溶性高分
子及び無機顔料による消色効果である。また本発明の第
二の特長はこうして消色した画像が再加熱により再び発
色することである。このため本発明の感熱記録材料は繰
返し使用が可能である。水溶性高分子及び無機顔料によ
り何故このような消色作用が生じるか詳細は明かではな
いが、大凡次のように考えられる。即ちヘキサメチレン
テトラ逝ン金属塩錯化合物は通常１０倍の結晶水を持っ
た淡色の化合物であるが、加熱すると、この結晶水を放
出して発色し、ついで放置すると共存する水溶性高分子
物質及び無機顔料が空気中の水分を吸収し、この水分を
ｉ記金属塩錯化合−に付与して元の結晶水を持った淡色
の化合物を再生するというものである。なおこのように
水溶性高分子物質ζこ対して、無機顔料の一定量を添加
した時ｉこ、発色画像の消色に好ましい効果を示したの
はこの添加により感熱発色層の表面積が大になり、空気
中の水曽が特に吸収され易くなったからであると思われ
る。
感熱発色層に用いられるヘキサメチレンテトラミン金属
塩錯化合物の具体例としてはへキサメチレンテトラミン
塩化コバルトｌＯ水塩、ヘキサメチレンテトラミン沃化
コバルト１０水塩、ヘキサメチレンテトラミン塩化ニッ
ケル１０水塩、ヘキサメチレンテトラミン臭化ニッケル
１０水塩、その他へキサメチレンテトラミンとコバルト
の９〜１０水塩の硝酸塩又は硫酸塩との錯化合物やヘキ
サメチレンテトラミンとニッケルの９〜１０水塩の硝酸
塩又は硫酸塩との錯化合物等が挙げられる。
塩錯化合物の具体例としてはへキサメチレンテトラミン
塩化コバルトｌＯ水塩、ヘキサメチレンテトラミン沃化
コバルト１０水塩、ヘキサメチレンテトラミン塩化ニッ
ケル１０水塩、ヘキサメチレンテトラミン臭化ニッケル
１０水塩、その他へキサメチレンテトラミンとコバルト
の９〜１０水塩の硝酸塩又は硫酸塩との錯化合物やヘキ
サメチレンテトラミンとニッケルの９〜１０水塩の硝酸
塩又は硫酸塩との錯化合物等が挙げられる。
感熱発色層に用いられる水溶性高分子物質は前述のよう
に消色剤として作用する他、バインダーとしても作用す
る。その具体例としてはカゼイン、澱粉、デキストリン
、ＣＭＣ，ヒドロキシメチルセルロース、ＰｖＡ１酢酸
ビニル〜マレイン酸共重合体ソーダ塩、アルギン酸ソー
ダ、スチレン−マレイン酸共重合体アンモニウム塩、ポ
リグルタミン酸ソーダ、エチレンへ無水マレイン酸共重
合体ソーダ塩、カルボキシエチルセルロース、ポリアス
、バラギン酸ソーダ、ブタジェン−メタクリル酸共重合
体ソーダ塩１カルボキシメチル澱粉、りん酸澱粉等が挙
げられる。なおこれら水溶性高分子物質の使用量はへキ
サメチレンテトラミン金属塩錯化合物１重量部に対駿で
０．１〜２．０重量部が好ましい。
に消色剤として作用する他、バインダーとしても作用す
る。その具体例としてはカゼイン、澱粉、デキストリン
、ＣＭＣ，ヒドロキシメチルセルロース、ＰｖＡ１酢酸
ビニル〜マレイン酸共重合体ソーダ塩、アルギン酸ソー
ダ、スチレン−マレイン酸共重合体アンモニウム塩、ポ
リグルタミン酸ソーダ、エチレンへ無水マレイン酸共重
合体ソーダ塩、カルボキシエチルセルロース、ポリアス
、バラギン酸ソーダ、ブタジェン−メタクリル酸共重合
体ソーダ塩１カルボキシメチル澱粉、りん酸澱粉等が挙
げられる。なおこれら水溶性高分子物質の使用量はへキ
サメチレンテトラミン金属塩錯化合物１重量部に対駿で
０．１〜２．０重量部が好ましい。
同じく感熱発色層化用いられる無機顔料としては炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、酸化ｔタン、酸化亜鉛、
タルク、シリカ等が挙げられる。これら顔料の使用量は
へキサメチレンテトラミン錯化会費１重量部番こ対し０
．０５〜０．５重量部の範囲で４ければ郊らない。この
範囲外では前櫻のような好ましい消色効果は得られなり
。
ルシウム、炭酸マグネシウム、酸化ｔタン、酸化亜鉛、
タルク、シリカ等が挙げられる。これら顔料の使用量は
へキサメチレンテトラミン錯化会費１重量部番こ対し０
．０５〜０．５重量部の範囲で４ければ郊らない。この
範囲外では前櫻のような好ましい消色効果は得られなり
。
本発明の感熱記録材料を作るには紙、プラスチックフィ
ルム、合成紙等の支持体上にヘキサメチレンテトラミン
金属錯化合物及び水溶性高分子物質を溶解した水溶液を
塗布乾燥して付着量４〜１ｏｌｌ／−程度の感熱発色層
を形成すればよい。
ルム、合成紙等の支持体上にヘキサメチレンテトラミン
金属錯化合物及び水溶性高分子物質を溶解した水溶液を
塗布乾燥して付着量４〜１ｏｌｌ／−程度の感熱発色層
を形成すればよい。
以下に本発明の実施例を示す。なお部は重量部である。
実施例１
ヘキサメチレンテトラミン塩化コバルト１０水塩１２部
を水８０．８部に溶解し、更にＰＶＡ４．８部を加えて
溶解後、炭酸カルシウム２．４部を加え、充分に分散し
て感熱発色液とし、これをワイ゛ヤーバーを用いてＢｏ
ｇ／ｄの上質紙上に塗布乾燥してｓ、ｚｌ／ｗ？の感熱
記録層を設けた０ 次にこでして得られた感熱記録材料に、サーマルヘッド
を内蔵したサーマルプリンターを用いて温度８０℃で印
字したところ、画像濃度（マクベス盪度針による反射濃
度）０．４２の鮮明な青色画像が形成された。またこの
青色画像を２４時間放置すると、殆んど消色して画偉濃
度は０，１１となった。更にこの消色後の記録材料に再
度、同様に印字を行なったところ、再び鮮明な青色画像
が形成され、更にこれを再び２４時間放置すると、発色
画像は再び殆んど消失した０ 実′施例２ ヘキサメチレンテトラミン硝酸コノくシト１０水塩１５
部を水７５部に溶解せしめ、更に澱粉７．５部を加えて
溶解後、炭酸カルシウム２．５部を加え、充分に分散し
て感熱発色液とし、以下これを用いて実施例１と同様に
して感熱記録材料を作成した。
を水８０．８部に溶解し、更にＰＶＡ４．８部を加えて
溶解後、炭酸カルシウム２．４部を加え、充分に分散し
て感熱発色液とし、これをワイ゛ヤーバーを用いてＢｏ
ｇ／ｄの上質紙上に塗布乾燥してｓ、ｚｌ／ｗ？の感熱
記録層を設けた０ 次にこでして得られた感熱記録材料に、サーマルヘッド
を内蔵したサーマルプリンターを用いて温度８０℃で印
字したところ、画像濃度（マクベス盪度針による反射濃
度）０．４２の鮮明な青色画像が形成された。またこの
青色画像を２４時間放置すると、殆んど消色して画偉濃
度は０，１１となった。更にこの消色後の記録材料に再
度、同様に印字を行なったところ、再び鮮明な青色画像
が形成され、更にこれを再び２４時間放置すると、発色
画像は再び殆んど消失した０ 実′施例２ ヘキサメチレンテトラミン硝酸コノくシト１０水塩１５
部を水７５部に溶解せしめ、更に澱粉７．５部を加えて
溶解後、炭酸カルシウム２．５部を加え、充分に分散し
て感熱発色液とし、以下これを用いて実施例１と同様に
して感熱記録材料を作成した。
次にこの記録材料に、印字温度を８５℃とした他は実施
例１と同じ印字方法を適用したところ、鮮明な青紫色の
画像が形成された。この発色画像は２４時間放置すると
、実施例１と同様に殆んど消失した。またこの消色後の
記録材料に再度８５℃で印字したところ、再び鮮明な青
紫色画像が形成され、更にこれを再び２４時間放置する
と、発色画像は再び殆んど消失した。
例１と同じ印字方法を適用したところ、鮮明な青紫色の
画像が形成された。この発色画像は２４時間放置すると
、実施例１と同様に殆んど消失した。またこの消色後の
記録材料に再度８５℃で印字したところ、再び鮮明な青
紫色画像が形成され、更にこれを再び２４時間放置する
と、発色画像は再び殆んど消失した。
実施例３
ＰＶＡの代りに酢酸ビニル〜マレイン酸共重合体ソーダ
塩を用いた他は実施例１と同じ方法で感熱記録材料を作
成した。
塩を用いた他は実施例１と同じ方法で感熱記録材料を作
成した。
以下、この記録材料に実施例１と同様な印字方法で印字
したところ、鮮明な青色画像が形成された。この青色画
像は２４時間放置すると、殆んど消失した。またこの消
色後の記録材料に再び８０℃で印字したところ、再び鮮
明な青色画像が形成され、更にこれを２４時間再び放置
したところ、記録画像は殆んど消失した。
したところ、鮮明な青色画像が形成された。この青色画
像は２４時間放置すると、殆んど消失した。またこの消
色後の記録材料に再び８０℃で印字したところ、再び鮮
明な青色画像が形成され、更にこれを２４時間再び放置
したところ、記録画像は殆んど消失した。
Claims (1)
- １、支持体上にヘキサメチレンテトラミン金属塩錯化合
物及び水溶性高分子物質を主成分とする感熱発色層に更
に前記錯化合物１重量部に対し無機顔料０，０５〜０．
５重量部を含有させたことを特徴とする可逆性感熱記録
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56150587A JPS5853481A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 可逆性感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56150587A JPS5853481A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 可逆性感熱記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853481A true JPS5853481A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15500140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56150587A Pending JPS5853481A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 可逆性感熱記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853481A (ja) |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP56150587A patent/JPS5853481A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0829621B2 (ja) | 可逆性記録材料 | |
| JPH0438596B2 (ja) | ||
| JPS5933189A (ja) | 新規な感熱記録用組成物および該組成物を含む感熱記録紙 | |
| JPS5853482A (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JPS5853481A (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JPH0355318B2 (ja) | ||
| JPH01105789A (ja) | 昇華転写記録方法 | |
| JPS5979793A (ja) | 感熱記録材料 | |
| JP3154581B2 (ja) | 感熱記録シート | |
| JP2677445B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
| JPH0225351B2 (ja) | ||
| JP2534078B2 (ja) | 感熱記録紙 | |
| JPH0240515B2 (ja) | ||
| JPH0228479B2 (ja) | ||
| JPS6244493A (ja) | 感熱記録材料 | |
| JP2874812B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
| JPH054449A (ja) | 感熱記録材料 | |
| JPS6148433B2 (ja) | ||
| JPS62263088A (ja) | 感熱記録材料 | |
| JPH0354076B2 (ja) | ||
| JPS59178292A (ja) | 感熱記録体 | |
| JPH0224232B2 (ja) | ||
| JPS62263087A (ja) | 感熱記録材料 | |
| JPH0448109B2 (ja) | ||
| JPS6317083A (ja) | 感熱記録材料 |