JPS5853206Y2 - 牽引装置 - Google Patents

牽引装置

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Publication number
JPS5853206Y2
JPS5853206Y2 JP2823279U JP2823279U JPS5853206Y2 JP S5853206 Y2 JPS5853206 Y2 JP S5853206Y2 JP 2823279 U JP2823279 U JP 2823279U JP 2823279 U JP2823279 U JP 2823279U JP S5853206 Y2 JPS5853206 Y2 JP S5853206Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
tension support
take
shaft
traction device
Prior art date
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Expired
Application number
JP2823279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55127606U (ja
Inventor
作磨 小池
Original Assignee
芦森工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 芦森工業株式会社 filed Critical 芦森工業株式会社
Priority to JP2823279U priority Critical patent/JPS5853206Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等を牽引する際使用する牽引装置に関
するものである。
従来、自動車等を牽引する際は、4m乃至5mのロープ
等を用意し、これを使用するのが一般的である。
しかしながら、事故の場合に牽引を予想して、ロープを
自動車に積んでおく運転手は数少ない。
特に自家用車にあっては、はとんどいない。これは、4
m乃至5mと長いロープ等を、例えばトランクに積むと
、トランクのスペースが狭くなるので、嫌られれるため
であると考えられる。
そこで、本考案は、不使用時には、コンパクトに収納で
きる牽引装置を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照しながら説明す
ると、第1図乃至第3図において、1は巻取機である。
この巻取機1には、その内部に巻取軸2が回転自在に横
架されている。
又、隔壁3が設けられ、その片側には、その内端を巻取
軸2に固定し、又外端を巻取機1の外壁4に固定したう
ず巻ばね5を設けて、これにより、絶えず巻取軸2に巻
取力が作用するようにしである。
次に6は、張力を支えるロープ、紐、ベルト等の張力支
持体である。
尚、図中示すものにあってはベルトを使用するものにつ
いて示しておく。
そして、このベルト6は、そのほぼ中央部が前記巻取機
1の巻取軸2に固定され、又その両側部7゜7′が巻取
機1の外壁4に設けた相対向する引出口8.8′から繰
り出され、両端に引掛金具9,9′が取り付けられてい
る。
尚、引掛金具9,9′は金属棒をその一辺において二重
に重なり合うように矩形に折り曲げ、その重ね合わせた
部分にベルト6の厚さよりも若干大きい間隔10が設け
られたものが使用されている。
又、図中11は、回動ロック片であって、一方の引出口
8の片側に軸12によって支承され、その一部に鋸刃状
切溝を設けて滑止め13とした部分を、その引出口8か
ら繰り出されるベルト6に当接するようにし、そのベル
ト6を相対向する引出口8の他辺の外側との間に挟圧し
て、ベルト6が巻取軸2に巻き取られるのを阻止するロ
ック装置を構成している。
このようにした本考案の牽引装置は、先ず、不使用時に
は、ベルト6が巻取機1に巻き取られて、コンパクトに
収納される。
又使用にあたっては、ベルト6を引き出すと、そのベル
ト6が一直線状に配置されるので、巻取機1に張力が加
わって破損したりすることがなく、ベルト6のみによっ
て張力を支えることができる。
そして、巻取機1に適宜に赤色の着色を施してかけば、
牽引の目印となる。
さらには、牽引中、自動車の間隙が狭くなっても、ベル
ト6は巻取機1に巻き取られるので地面に擦れて切断す
ることがない。
又、巻取機1の引出口8にロック装置が設けられている
が、これは、使用に際して、ベルト6をある程度巻取機
1から引き出し、自動車にその両端を結合させるのであ
るが、その時、巻取力が作用していると結合しにくいの
で、ロックさせるためのものであって、これを回動させ
、ベルト6をその滑止め部13と引出口8との間に挾ん
で固定できるようになっている。
また、回動ロック片11は、ロックしたのち、ロックを
解除するための操作を必要とすることなく、牽引し始め
ると、ベルト6が引張られ、それと共にロック片11が
回動し、自動的にロックが解除されるようにしたもので
ある。
さらには、実施例にかいて示したベルト60両端に取り
付けられる引掛金具9,9′は、第1図の左方に示すよ
うに、自動車等のフック14にベルト6を結合する際、
ベルト6をその間隙10を通して簡単にループ15に形
成することができるのでその操作が極めて簡単に行える
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置を示す平断面図である。 第2図は、第1図にかけるX−X断面図であり、第3図
は巻取機1の右側面図である。 1・・・・・・巻取機、2・・・・・・巻取軸、5・・
・・・・うず巻ばね、6・・・・・・張力支持体ベルト
、8,8・・・・・・引出口、9.9・・・・・・引掛
金具、11・・・・・・回動ロック片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. うず巻ばねにより絶えず巻取力が作用する巻取軸を、そ
    の内部に回転自在に横架した巻取機と、前記巻取軸にそ
    の中央部を固定し、その両側部を巻取機の相対向する引
    出口から繰り出し、両端に引掛金具を取り付けた張力支
    持体とよりなる牽引装置において、巻取気の引出口の一
    方の片側に回動自在に設け、その一部に鋸刃状切溝を設
    けて滑止めとした部分を、張力支持体を挾んで、他方の
    外側へ当接させ、張力支持体が巻取軸に巻き取られるの
    を阻止する回動ロック片よりなるロック装置を有するこ
    とを特徴とする牽引装置。
JP2823279U 1979-03-05 1979-03-05 牽引装置 Expired JPS5853206Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2823279U JPS5853206Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 牽引装置

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JP2823279U JPS5853206Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 牽引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55127606U JPS55127606U (ja) 1980-09-09
JPS5853206Y2 true JPS5853206Y2 (ja) 1983-12-03

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ID=28873818

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JP2823279U Expired JPS5853206Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 牽引装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005176930A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Shimano Inc 小物取付用リール

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Publication number Publication date
JPS55127606U (ja) 1980-09-09

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