JPH0230229Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0230229Y2 JPH0230229Y2 JP20136885U JP20136885U JPH0230229Y2 JP H0230229 Y2 JPH0230229 Y2 JP H0230229Y2 JP 20136885 U JP20136885 U JP 20136885U JP 20136885 U JP20136885 U JP 20136885U JP H0230229 Y2 JPH0230229 Y2 JP H0230229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- attached
- lever
- hook
- winding shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、荷物等の物品を固定構造物に係留す
るのに使用する荷締具に関するものであつて、特
に自動車等の船舶輸送に使用し、自動車を船倉の
床に係留するのに使用する荷締具に関するもので
ある。
るのに使用する荷締具に関するものであつて、特
に自動車等の船舶輸送に使用し、自動車を船倉の
床に係留するのに使用する荷締具に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来、この種用途に使用する荷締具には、本考
案の出願人が先に出願した例えば実開昭59−
78252号公報に示されるものがある。この荷締具
は、ベルト締め金具とベルトとよりなり、ベルト
締め金具は、本体とレバーとフツクとよりなる。
そしてレバーは本体に対して回動自在に取り付け
られており、フツクは本体又はレバーに取り付け
られている。またレバーには、ベルト巻掛軸とベ
ルト締付軸の二本の軸が設けられている。またベ
ルトは、一端にフツクが取り付けられていると共
に、その他端より前記ベルト締め金具のフツクが
取り付けられた反対側より、金具内に挿入され、
ベルト締付軸からベルト巻掛軸まで通し、ベルト
巻掛軸まで通し、ベルト巻掛軸を巻回した後、挿
入側のベルトとベルト締付軸との間を通して金具
の外へ引き出してある。そしてこの荷締具は、締
め金具のフツクとベルトに取り付けられたフツク
を、それぞれ船倉の床及び自動車の一部に掛け、
レバーを開いた状態でベルトを緊張し、レバーを
閉じる方向に回動することにより、ベルトを締め
付け固定する。このようにして自動車を船倉の床
に係留するものである。なお係留を解くにはレバ
ーを開く方向に回動し、ベルトの締めつけを解除
する。
案の出願人が先に出願した例えば実開昭59−
78252号公報に示されるものがある。この荷締具
は、ベルト締め金具とベルトとよりなり、ベルト
締め金具は、本体とレバーとフツクとよりなる。
そしてレバーは本体に対して回動自在に取り付け
られており、フツクは本体又はレバーに取り付け
られている。またレバーには、ベルト巻掛軸とベ
ルト締付軸の二本の軸が設けられている。またベ
ルトは、一端にフツクが取り付けられていると共
に、その他端より前記ベルト締め金具のフツクが
取り付けられた反対側より、金具内に挿入され、
ベルト締付軸からベルト巻掛軸まで通し、ベルト
巻掛軸まで通し、ベルト巻掛軸を巻回した後、挿
入側のベルトとベルト締付軸との間を通して金具
の外へ引き出してある。そしてこの荷締具は、締
め金具のフツクとベルトに取り付けられたフツク
を、それぞれ船倉の床及び自動車の一部に掛け、
レバーを開いた状態でベルトを緊張し、レバーを
閉じる方向に回動することにより、ベルトを締め
付け固定する。このようにして自動車を船倉の床
に係留するものである。なお係留を解くにはレバ
ーを開く方向に回動し、ベルトの締めつけを解除
する。
ところで、このような荷締具を使用して自動車
を船倉の床に係留すると、航海中の揺れでベルト
の緊張が緩み、自動車同士の接触事故で自動車の
車体表面に損傷を起こし兼ねない。そこで、航海
中定期的にベルトの緩みがあるかどうかの点検作
業を行つている。
を船倉の床に係留すると、航海中の揺れでベルト
の緊張が緩み、自動車同士の接触事故で自動車の
車体表面に損傷を起こし兼ねない。そこで、航海
中定期的にベルトの緩みがあるかどうかの点検作
業を行つている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、暗い船倉内での点検作業は、非
常に困難で、特に厚さのないベルトは、方向によ
つてはその存在すら確認できない。
常に困難で、特に厚さのないベルトは、方向によ
つてはその存在すら確認できない。
そこで本考案は、暗い船倉内でも、ベルト部分を
容易に確認でき、しかもそのベルトの緊張状態を
も容易に点検できるようにすることを目的とする
ものである。
容易に確認でき、しかもそのベルトの緊張状態を
も容易に点検できるようにすることを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、このような荷締具におけるベルトの
一部に、再帰反射テープを、ベルトの厚さ方向に
少なくとも5mm以上の高さが確保できるように取
り付けてあることを特徴とするものである。
一部に、再帰反射テープを、ベルトの厚さ方向に
少なくとも5mm以上の高さが確保できるように取
り付けてあることを特徴とするものである。
以下本考案を、図面を参照しながら説明する
と、第1図において、1は、ベルト締め金具であ
る。このベルト締め金具1は、フツク2と本体3
とレバー4とよりなる。そして、フツク2は、本
体3に取り付けられており、またレバー4は、本
体3に対して回動自在に取り付けられている。な
おレバー4には、ベルト締付軸5とベルト巻掛軸
6が設けられている。そして、8は、ベルトであ
つて、その一端にはフツク9が取り付けられてい
る。そしてこのベルト8は、その一端が、締め金
具1内に、図中右方向から挿入され、先ずベルト
締付軸5からベルト巻掛軸6まで通し、ベルト巻
掛軸6を巻回した後、再び挿入側のベルト8aと
ベルト巻掛軸5との間を通し、金具1の外に、図
中右方向へ引き出されている。
と、第1図において、1は、ベルト締め金具であ
る。このベルト締め金具1は、フツク2と本体3
とレバー4とよりなる。そして、フツク2は、本
体3に取り付けられており、またレバー4は、本
体3に対して回動自在に取り付けられている。な
おレバー4には、ベルト締付軸5とベルト巻掛軸
6が設けられている。そして、8は、ベルトであ
つて、その一端にはフツク9が取り付けられてい
る。そしてこのベルト8は、その一端が、締め金
具1内に、図中右方向から挿入され、先ずベルト
締付軸5からベルト巻掛軸6まで通し、ベルト巻
掛軸6を巻回した後、再び挿入側のベルト8aと
ベルト巻掛軸5との間を通し、金具1の外に、図
中右方向へ引き出されている。
7は、再帰反射テープであつて、第2図に示す
ごとく、ベルト8の全周を覆うように取り付けら
れている。なお、取り付けにあたつては、再帰反
射テープ7をベルト8の縁部で、隙間10ができ
るように取り付けられている。これにより、ベル
ト8の厚さ方向にほぼ5mm以上の高さが確保でき
るように取り付けられている。またこの再帰反射
テープ7は、10cmの長さに亘つてベルト8に取り
付けられている。ところで、再帰反射テープに
は、ビーズ型、プリズム型等があるが、プリズム
型のものが望ましい。
ごとく、ベルト8の全周を覆うように取り付けら
れている。なお、取り付けにあたつては、再帰反
射テープ7をベルト8の縁部で、隙間10ができ
るように取り付けられている。これにより、ベル
ト8の厚さ方向にほぼ5mm以上の高さが確保でき
るように取り付けられている。またこの再帰反射
テープ7は、10cmの長さに亘つてベルト8に取り
付けられている。ところで、再帰反射テープに
は、ビーズ型、プリズム型等があるが、プリズム
型のものが望ましい。
(作 用)
本考案の荷締具は、ベルト8に再帰反射テープ
7が取り付けてあるので、暗い船倉内において
も、懐中電燈さえ使用すれば、ベルト8の存在を
容易に確認することができる。特に、ベルト8の
厚さが見える方向からも容易にその存在を確認す
ることができる。しかも、そのベルト8の緊張状
態も容易に点検することができる。
7が取り付けてあるので、暗い船倉内において
も、懐中電燈さえ使用すれば、ベルト8の存在を
容易に確認することができる。特に、ベルト8の
厚さが見える方向からも容易にその存在を確認す
ることができる。しかも、そのベルト8の緊張状
態も容易に点検することができる。
(実施例)
本考案の他の実施例を示すと、第3図は、再帰
反射テープ7が取り付けられた部分の横断面図で
あつて、先の実施例の隙間10の部分に、ロープ
等の芯11を挿入してあるものである。これによ
り、厚さ方向の高さも充分に確保でき、より確認
が容易にできるようになる。なお、再帰反射テー
プ7は、ベルト8の全周を覆うように取り付けら
れているが、少なくともベルト8の縁を覆うよう
に取り付けるだけであつても良い。
反射テープ7が取り付けられた部分の横断面図で
あつて、先の実施例の隙間10の部分に、ロープ
等の芯11を挿入してあるものである。これによ
り、厚さ方向の高さも充分に確保でき、より確認
が容易にできるようになる。なお、再帰反射テー
プ7は、ベルト8の全周を覆うように取り付けら
れているが、少なくともベルト8の縁を覆うよう
に取り付けるだけであつても良い。
また、以上の実施例においては、再帰反射テー
プ7を1ケ所取り付けたものを示したが、50cm程
度離して2ケ所以上取り付けても良い。2ケ所以
上取り付けると、よりベルト8の緊張状態が点検
し易い。
プ7を1ケ所取り付けたものを示したが、50cm程
度離して2ケ所以上取り付けても良い。2ケ所以
上取り付けると、よりベルト8の緊張状態が点検
し易い。
また他の実施例を、第4図に示すと、再帰反射
テープ7は、筒状になつており、ベルト8をこの
筒状の中に通すようにして取り付けてある。なお
このときは、筒状の再帰反射テープの折畳み幅
は、ベルト8の幅よりも若干短目が良い。このよ
うにすると、再帰反射テープ7の取り付けが極め
て容易である。しかもベルト8は図中示すように
湾曲するので、ベルト8の厚さ方向の高さも充分
確保できる。
テープ7は、筒状になつており、ベルト8をこの
筒状の中に通すようにして取り付けてある。なお
このときは、筒状の再帰反射テープの折畳み幅
は、ベルト8の幅よりも若干短目が良い。このよ
うにすると、再帰反射テープ7の取り付けが極め
て容易である。しかもベルト8は図中示すように
湾曲するので、ベルト8の厚さ方向の高さも充分
確保できる。
(考案の効果)
本考案の荷締具は、極めて簡単な構造により、
暗い船倉内でも、懐中電燈さえあればベルト8の
存在を確認でき、しかもその緊張状態も容易に点
検することができる。
暗い船倉内でも、懐中電燈さえあればベルト8の
存在を確認でき、しかもその緊張状態も容易に点
検することができる。
第1図は、本考案の、一部縦断面図で示す側面
図である。第2図は、第1図中A−A部分の横断
面図である。第3図は、本考案の他の実施例を示
す、再帰反射テープが取り付けられた部分の横断
面図である。また第4図は、さらに他の実施例を
示す、同様の横断面図である。 1……ベルト締め金具、7……再帰反射テー
プ、8……ベルト。
図である。第2図は、第1図中A−A部分の横断
面図である。第3図は、本考案の他の実施例を示
す、再帰反射テープが取り付けられた部分の横断
面図である。また第4図は、さらに他の実施例を
示す、同様の横断面図である。 1……ベルト締め金具、7……再帰反射テー
プ、8……ベルト。
Claims (1)
- 本体3に対してレバー4が回動自在に設けられ
ており、本体3又はレバー4にフツク2が取付け
られていると共に、レバー4には少なくともベル
ト締付軸5とベルト巻掛軸6が設けられたベルト
締め金具1と、一端にフツク9が取付けられたベ
ルト8とよりなり、ベルト8は、その他端をベル
ト締め金具1の前記フツク2が取付けられた他端
側より締め金具1内に挿入し、ベルト締付軸5か
らベルト巻掛軸6まで通し、ベルト巻掛軸6を巻
回した後、挿入側のベルト8aとベルト締付軸5
の間を通して金具外に引出してあり、前記ベルト
締め金具1のレバー4を回動することにより、ベ
ルト8を締付け解除する荷締具において、前記ベ
ルト8のフツク9取付端とベルト締め金具1の間
の部分に、再帰反射テープ7がベルト8の厚さ方
向に、少なくとも5mm以上の高さが確保できるよ
うに取付けられていることを特徴とする荷締具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20136885U JPH0230229Y2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20136885U JPH0230229Y2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106762U JPS62106762U (ja) | 1987-07-08 |
JPH0230229Y2 true JPH0230229Y2 (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=31164752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20136885U Expired JPH0230229Y2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230229Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP20136885U patent/JPH0230229Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106762U (ja) | 1987-07-08 |
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