JPS5852288A - 6−置換アデニンの製造法 - Google Patents

6−置換アデニンの製造法

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JPS5852288A
JPS5852288A JP14956781A JP14956781A JPS5852288A JP S5852288 A JPS5852288 A JP S5852288A JP 14956781 A JP14956781 A JP 14956781A JP 14956781 A JP14956781 A JP 14956781A JP S5852288 A JPS5852288 A JP S5852288A
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JP
Japan
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adenine
aliphatic amine
mol
producing
reaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP14956781A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Nagatsu
長津 芳郎
Hideo Isozaki
磯崎 秀生
Toru Shiroshita
城下 亨
Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohjin Holdings Co Ltd
Kojin Co Ltd
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kojin Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は6−#を換アデニンの改良製造法に関す。
すなわち、アデニンを一般式〔1〕 を、R1は炭素数が1〜5のアルキル基を示す)で6−
置換アデニンは植物生長調整剤、抗ウィルス剤、及び抗
コクシジウム剤の中間原料として非常に有用である。特
に近年下式に示す抗コクシジウム剤の中間坤料としてそ
の有用性は増した。
〔以下余白〕
F 従来知られている6−置換アデニンの製造法は一特公昭
44−27649 、 J、 Am、 Chem、 S
oc、、 79゜2251 (1957))。
:1)6−メチルメルカプトプリンを経る6−置儀アデ
ニンの合成法(Bull、 Chem、 Soc、 J
apan。
82.8813 (1959))。
+i)i−amアデニンを経る方法(J’、 Che+
n、 SoC,。
1960.589)。
婢が挙げられる。しかしこnらの方法は反応flが多く
、かつ原料が高価なため工業化には不適当である。たと
えばヒポキサ/チンから6−クロルプリンを経る場合で
は、クロルプリ]・ンの製造でり0ル化剤に高価なオキ
シ塩化リンを用い、収率も50〜60俤とそnttど高
くなく、更に反応の後処理、取り出しも困難であるため
、6−置換アデニンの工業的製造法とはなり難い。一方
抗コクシジウム剤は医薬品等に比べて非常に安価である
たかかる背景によって発明者等tri6−を換アデニ木
発明は最近各方面の需要が開けかつ製造技術の進歩によ
り多者かつ安価に入手Ofとなったアデニンを基礎原料
に用いて、これと一般式〔1〕で示される脂肪族アミン
と加熱反応させて6−置換アデニンを一段の反応で取得
するものである。
アデニンと第一アミンの反応で6−置換アデニンを製造
する方法は特公昭43−7955に記載されている。該
特許の主旨は動植物細胞の分装ならびに生長を促進させ
る物質の製造法についての発明であり、そのため実施例
では第一アミンにベンジルアミン及びフルフリルアミン
等のアラアルキルアミン、及びn−ヘキシルアミンの高
級アルキルアミンを用いた例に限られ、一般式r1〕で
示される低級の脂肪族アミンの例はない。この種のアミ
ン交換によるN−置換アデニンの製造法としては他にJ
、 Am、 Chem、 Soc、、  82.8Q、
71. (1960)、。
〜200℃好ましくは150〜180℃を採用する必要
がある。100℃以下及び200℃以十でも勿論全りた
く反応しないということはないが。
収率が著しく低下し本発明の主旨を満足しない。
更に反応を促進する意味で酸Pli媒の冷加が望筐しい
。酸触媒としてFi塩酸、硫酸、伯酸等の鉱酸。
p −) ルエンスルホンtlR等ノ有W&スルホン酸
、 g水温化アルミニウム、塩化亜鉛等のルイス酸が用
いられる。また脂肪族アミンの鉱酸塩を用いてもよい。
酸触媒の代りに脂肪族アミンと反応系で錯塩を形成する
ことの出来る金属及び金属イオン例えばラネーニッケル
及びラネーコバルト等も触媒としぞ用いられる。添加す
る触媒量はアデニンに対して1−10倍モル釜が採用さ
れる。一般式〔1〕で示される脂肪族アミンは線温では
気体であるか溶媒としては水及び低級アルコール等が一
般的に使用されるが、一般式〔口のアミンを醪解するも
のであれば特に限定する必要はない0溶媒の使用量は反
応系の攪拌が充分に行われる竜であれば良く限定する必
要はない。
反応は密閉8器中で行われアブ二)に対して1〜15倍
モル、好ましくは5〜lO倍モルの脂肪族アミンを、使
用する溶媒に吸収させるか、直接密閉容器に導入するか
して仕込む。反応時間は反応温度及び使用する溶媒及び
触媒に依って異なるが概ね2〜50時間が採用される。
反応終了後は密閉容器から反応物を取り出し減圧下余剰
の脂肪族アミンと溶媒を回収し残渣に約′IO倍量の水
を加え懸濁化しアルカリで虜をIll、l上にし懸濁物
を溶解し不浴物を戸去した後峨圧下発生する脂肪族アミ
ンを回収する。残液に酸を加えて中和すれば6−1直換
アデニンが析出して来る。P取して乾燥すればほとんど
純品の6−置換アデニンが得ら扛る0以下に実施例を示
し本発明を具体的に説明赫あ。
なお、純度は高速液体クロマトグラフィー(カチモ?交
換型カラム使用)による方法を用いた。
・実施例 l エタノール850−にメチルアミン89f(2゜85モ
ル)を吸収させ、別にエタノール85〇−に無水塩化水
素25.5 t (0,7モル)を吸収させてそれらを
アデニン67.5t(0,5モル)と共にオートクレー
ブに仕込み8反応諷#160℃で24時間反応した。内
圧はL 8 V−であった。反応後エタノールを留去し
、水700−を加え欠いで関係水酸化ナトリウム140
f(0,7モル)laえ。
発生するメチルアミンを50℃で1時間減圧下で留去さ
せた。その後、椴酸で中和し析出した結晶を濾過し、7
0℃で15時間乾燥して粗製6−メチルアデニン’18
?得た。純度96.01収率94憾。分析用標品は水晶
の1部を大量のエタノール外ら再結晶した。融点818
〜815°。元素分析計算値C,)I、N、:C,48
,81:H,4,78:N。
+6.96.実測値:C,48,2? :H,4,71
:N、+6.99.UVλ:、1.?JHC1267r
m、赤外線吸収スペクトルは6−クロルプリンとメチル
アミンかb・公知の方法で合成した6−メチルアデニン
の標品めスペクトルと完全に一致したn 実施例 2 エタノール100I11/にメチルアミン81.8F(
1,02−11−ル)を吸収させ、別にエタノール10
0−に無水塩化水素9.1 ? (0,25モル)を吸
収させてそnらをアデニン18.5f(0,1モル)と
共にオートクレーブに仕込み2反応温度200 ”Cで
4.5時間情拌反応させた。内圧は88 Vdでろりた
。反応後エタノールを留去し、水140−を加え次いで
2(l水酸化す) IJウム液5(1(0,25モル)
を加え実施例1と同様に処理して6−メチルアデニンL
2.(lを得た。純度94,7チ、収率76%。
実施例 8 メチルアミンを16.5 f (0,58モル)及び無
水塩化水素を6r(o、ieモル)を甲いた以外実?1
.2と同様に操作して6−メチルアデニン7tl搗fた
。純度91.01収率48チ。
C運施例 4,5.6 実施例8の反応温度と反応時間を変えて行った結果をま
とめて表に示す。
実施例 7 水100−にメチルアミン20.8 f (0,67モ
ル)を吸収させ、別に86係塩酸14.2 f (0,
14モル)に水91mを加えて、それらをアデニン18
.5f(0,1七饗)と共にオートクレーブに仕込み9
反応温[150℃で7時間反応させた0内圧は81であ
った。反応後20俤の水酸化ナトリウム28t(0,1
4モル)を加え9発生するメチ夛■ミンを50℃で1時
間減圧下で留去した。そ=71は実施例1と同様に処理
して6−メチルアゾ千−ン9.6tを得た。純度80.
0%、収率19俤。
(護施例 8.9. 10. 11. 12実施例4の
無水虫化水素の代りに各種の酸触媒を用いて行った結果
を表に示す。
〔以下余白〕
示す。
実施例 15 エタノール100−にメチルアミン18.9F(0,6
1モル)を吸収させた液、ニッケル含#48チのラネー
ニッケル1.85Fを用いて展開した触媒、エタノール
100m、及びアデニン18.5F(0,1モル)をオ
ートクレーブに仕込み9反応温度150’cで4.5時
間反応させた。反応後エタノールを゛留去し水600ゴ
次いでzo係氷水酸化ナトリウム液15F添加し1時間
加熱還流し生成物純度15.5俤、収率15%。
実施例 16 エタノール850−にn−プロピルアミン147.8F
(2,5モル)を加え、別にエタノール85o−に無水
塩化水素25.5 t (0,7モル)を吸収させた。
そnをアデニン6.7.5 t (0,5モル)と共に
オートクレーブに仕込み反応温度160 ”Cで24時
間反応させた。反応後余剰のn−プロピルアミン及びエ
タノールを留去し、残渣に水700Wtを加え次いで2
0係水酸化ナトリウム140f(0,7モル)を加え、
減圧下50℃で分離してくるn −プロピルアミンをエ
バボレートした。残液を49チ硫酸で中和し析出した結
晶を濾過し70℃で15時間乾燥し粗製の6−n−プロ
ビルアデニ/85.?fを得た。純度97.5俤、収率
94.81本品の赤外線吸収スペクトルFi6−クロル
プリ/とn−プロピルアミンから公知の方法で合成した
6−n−プロピルアデニンの標品のスペクトルと全った
く一致した@ 実施例 17 メチルアミン89F(2,85モル)の代りにジメチル
アミン121.7 f (2,7モル)を用いた以外は
実施例1と同様に操作して粗製の6−シメチルアデニン
?5.9fを得九。純度96.8チ、収+95.9%、
本旨の赤外線吸収スペクトルは6−クロルプリンとジメ
チルアミンから公告の方法で合成した6−シメチルアデ
ニンの標品のスペクトルと全った〈一致した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アデニンを一般式[11 (式中R1ハ水素及び炭素数が1〜6のアルキル基を、
    R2は炭素数が1〜5のアルキル基を示す)で示さnる
    脂肪族アミンと100〜200℃で加熱反応させること
    を特許とする6−*換アデニンの製造法◎ 2、触媒として鉱酸、有機スルホン酸、無機塩から選ば
    れるルイス酸、あるいは一般式〔1〕で示される脂肪族
    アミン声反応系で錯イオンを形成することの出来゛る金
    属及び金属塩を甲いる特許I#IXの範囲lの6−値開
    アデニンの製造法。 8、溶媒に水及び炭素数がl−4の低級アルコール等の
    一般式〔1〕で示される脂肪族アミンを溶解するものを
    用区る特許請求の範囲lの6−置換アデニンの製造法。
JP14956781A 1981-09-24 1981-09-24 6−置換アデニンの製造法 Pending JPS5852288A (ja)

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US06/419,317 US4900826A (en) 1981-09-24 1982-09-17 Process for preparing N6,9-disubstituted adenine
DE19823234917 DE3234917A1 (de) 1981-09-24 1982-09-21 Verfahren zur herstellung von n(pfeil hoch)6(pfeil hoch),9-disubstituierten adeninen
CH5636/82A CH655113A5 (de) 1981-09-24 1982-09-23 Verfahren zur herstellung von n6,9-disubstituierten adeninen.
BE0/209078A BE894474A (fr) 1981-09-24 1982-09-23 Procede pour la preparation d'adenines n0 6, 9-disubstituees
ES515903A ES515903A0 (es) 1981-09-24 1982-09-23 "un procedimiento para preparar una adenina n6,9-disustituida".
GB08227129A GB2109370B (en) 1981-09-24 1982-09-23 Process for preparing n6,9-disubstituted adenines
DK423282A DK151259C (da) 1981-09-24 1982-09-23 Fremgangsmaade til fremstilling af n6,9-disubstituerede adeniner
FR8216167A FR2513254B1 (fr) 1981-09-24 1982-09-24 Procede pour la preparation d'adenines n6,9-disubstituees
NL8203718A NL8203718A (nl) 1981-09-24 1982-09-24 Werkwijze voor het bereiden van n6,9-digesubstitueerde adeninen.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184213U (ja) * 1984-05-17 1985-12-06 小島プレス工業株式会社 車両用多連ヒ−タコントロ−ルスイツチ
JPS62133349U (ja) * 1986-02-18 1987-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184213U (ja) * 1984-05-17 1985-12-06 小島プレス工業株式会社 車両用多連ヒ−タコントロ−ルスイツチ
JPH059785Y2 (ja) * 1984-05-17 1993-03-10
JPS62133349U (ja) * 1986-02-18 1987-08-22

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