JPS5852011Y2 - ボ−ルエンドミル - Google Patents
ボ−ルエンドミルInfo
- Publication number
- JPS5852011Y2 JPS5852011Y2 JP11875178U JP11875178U JPS5852011Y2 JP S5852011 Y2 JPS5852011 Y2 JP S5852011Y2 JP 11875178 U JP11875178 U JP 11875178U JP 11875178 U JP11875178 U JP 11875178U JP S5852011 Y2 JPS5852011 Y2 JP S5852011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- end mill
- ball end
- notch
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、比較的小径のボールエンドミルに係り、特に
、切屑の排除、切刃構成を改善することにより切削性能
の向上を図ったものである。
、切屑の排除、切刃構成を改善することにより切削性能
の向上を図ったものである。
従来、この種のボールエンドミルは、一般に金型加工に
適用され・くいるが、切削性能特に高送りの点で不充分
であり、これの改善が要望されている。
適用され・くいるが、切削性能特に高送りの点で不充分
であり、これの改善が要望されている。
そこで、本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、1
/4円状をなす円弧切刃稜は、1つの主切刃のみに形成
されるとともに、軸方向に20°〜45°の捩れ溝が形
成されることに伴ない、その正面側では、凸曲線を呈す
るようになっており、寸た、残りの副切刃に形成される
切刃稜は、軸中心線から外周に向かう1f〜d’の範囲
にわたって切欠部を形成することにより、その外周切刃
稜が、その水平方向で補助切刃稜を連設するとともに、
前記円弧切刃稜の形成される捩れ溝が先端部分で大きく
開放されるようにしたボールエンドミルを提供する9も
のである。
/4円状をなす円弧切刃稜は、1つの主切刃のみに形成
されるとともに、軸方向に20°〜45°の捩れ溝が形
成されることに伴ない、その正面側では、凸曲線を呈す
るようになっており、寸た、残りの副切刃に形成される
切刃稜は、軸中心線から外周に向かう1f〜d’の範囲
にわたって切欠部を形成することにより、その外周切刃
稜が、その水平方向で補助切刃稜を連設するとともに、
前記円弧切刃稜の形成される捩れ溝が先端部分で大きく
開放されるようにしたボールエンドミルを提供する9も
のである。
以下、本考案ボールエンドミルの一実施例について、図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図および第2図に釦いて、1は、棒状をなすボール
エンドミルの本体であり、その先端には、軸中心から外
周に向かうようにして1/4円状の円弧切刃稜2が、外
周切刃稜3に連設されるようになっている。
エンドミルの本体であり、その先端には、軸中心から外
周に向かうようにして1/4円状の円弧切刃稜2が、外
周切刃稜3に連設されるようになっている。
そして、この円弧切刃稜2は、1つの主切刃4のみに形
成されるもので他の残りの副切刃5には軸中心付近に切
欠部6が存在するため完全な形では、形成されないもの
である。
成されるもので他の残りの副切刃5には軸中心付近に切
欠部6が存在するため完全な形では、形成されないもの
である。
この場合、副切刃5は、1又は2以上のものが適用され
ろ。
ろ。
しかして、この円弧切刃稜2ば、軸方向に200〜40
°の捩れ溝7が形成されることに伴ない、その正面側か
らみた場合に、凸曲線を呈するものである。
°の捩れ溝7が形成されることに伴ない、その正面側か
らみた場合に、凸曲線を呈するものである。
これは、捩れ角Aを大きく採ることにより三次元的切削
を可能とし特に切削抵抗の減少を図ったものである。
を可能とし特に切削抵抗の減少を図ったものである。
前記切欠部6は、刃先半径Rの中心点Oを基点にして、
軸中心線から外周に向かう切欠角度θで除去される。
軸中心線から外周に向かう切欠角度θで除去される。
この場合切欠角度θは、一般に15゜〜4Cの範囲内で
形成され、その水平方向には外周切刃稜3に連設される
補助切刃稜8が形成され、また、その軸方向の起立波9
は捩れ溝7の開放として、切屑の排出性を良好にするも
のである。
形成され、その水平方向には外周切刃稜3に連設される
補助切刃稜8が形成され、また、その軸方向の起立波9
は捩れ溝7の開放として、切屑の排出性を良好にするも
のである。
前記補助切刃稜8は、通常送りが小さくしかも切込みが
一定の場合には、切削に関与しないが、切込みが変化す
る場合や、高送りの場合あるいは、切屑排除の場合に作
用するものである。
一定の場合には、切削に関与しないが、切込みが変化す
る場合や、高送りの場合あるいは、切屑排除の場合に作
用するものである。
また、起立波9は、切屑排除の作用をなすが、その軸方
向長さは、刃先径により異なるが一般に刃先刃径Rを基
準にして、その1/2〜1/3程度である。
向長さは、刃先径により異なるが一般に刃先刃径Rを基
準にして、その1/2〜1/3程度である。
これは、あまり大きすぎると切刃強度が弱くなり、小さ
すぎると切屑排除の点で好ましくないからである。
すぎると切屑排除の点で好ましくないからである。
なお、捩れ溝7のすくし面10側では、前記起立波9付
近で小さな曲率半径(図示せず)で強制的に丸味を伴な
うように研削することにより刃先強度を高めることがで
きる。
近で小さな曲率半径(図示せず)で強制的に丸味を伴な
うように研削することにより刃先強度を高めることがで
きる。
また、本実施例では、ボールエンドミルの本体1につい
ては、高速度鋼又は超硬合金で形成されるものであり超
硬合金の場合には、本体1の後方に鋼製の柄部(図示せ
ず)を備えることも可能である。
ては、高速度鋼又は超硬合金で形成されるものであり超
硬合金の場合には、本体1の後方に鋼製の柄部(図示せ
ず)を備えることも可能である。
このようにして構成された本考案のボールエンドミルに
ついては、一般に刃先直径が3〜25mmの範囲で適用
されるものである。
ついては、一般に刃先直径が3〜25mmの範囲で適用
されるものである。
そして、切削条件については、例えば刃先直径を10m
mとした場合、切込みd = 5 mm、送りf =0
.3mm/ r e vが可能である。
mとした場合、切込みd = 5 mm、送りf =0
.3mm/ r e vが可能である。
これは、従来の同径のものでは、切込みd=3mm、送
りf=0.2mmが限界であるのに対して有効性が明ら
かに認められる。
りf=0.2mmが限界であるのに対して有効性が明ら
かに認められる。
本考案は以上説明したように、ボールエンドミルの切刃
稜の改善および切屑排除の改善が行なわれるように切欠
部を存在させたこと、さらにねじれ角の大きいものに適
用したこと等から切削性能の向上が期待できるものであ
る。
稜の改善および切屑排除の改善が行なわれるように切欠
部を存在させたこと、さらにねじれ角の大きいものに適
用したこと等から切削性能の向上が期待できるものであ
る。
第1図は、本考案ボールエンドミルの一実施例を示す要
部の正面図、第2図は、その底面図である。 第3図は、第2図に対する一部側面図である。1・・・
本体、2・・・円弧切刃稜、3・・・外周切刃稜、4・
・・主切刃、5・・・副切刃、6・・・切欠部、7・・
・捩れ溝、8・・・補助切刃稜、9・・・起立波。
部の正面図、第2図は、その底面図である。 第3図は、第2図に対する一部側面図である。1・・・
本体、2・・・円弧切刃稜、3・・・外周切刃稜、4・
・・主切刃、5・・・副切刃、6・・・切欠部、7・・
・捩れ溝、8・・・補助切刃稜、9・・・起立波。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 高速度鋼又は超硬合金からなる棒状の本体1には、軸方
向後方に向かう捩れ角Aを有する捩れ溝7が形成される
とともに、その先端には、軸中心から外周に向かう1/
4円状の円弧切刃稜2が少なくとも2つ形成され、また
この円弧切刃稜2に対しては、前記捩れ溝7の形成に伴
なって外周切刃稜3が連設されるようにした小径の一体
形式のボールエンドミルにおいて、 前記捩れ角Aは、軸中心線を基準にして200〜40°
の範囲内から選択され、 前記円弧切刃稜2は、1/4円弧をそのま\形成した1
の主切刃4耘よび残りの副切刃5からなっており、この
副切刃5は、刃先半径Rの中心点Oを基準にして軸中心
線から外周に向かう切欠角度θを1f〜4fの範囲にし
た切欠部6が設けられるとともに、との切欠部6には、
略水平方向の補助切刃稜8が設けられることにより、前
記主切刃4を形成する捩れ溝7が、先端部で大きく開放
されることを特徴とするボールエンドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11875178U JPS5852011Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | ボ−ルエンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11875178U JPS5852011Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | ボ−ルエンドミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5537162U JPS5537162U (ja) | 1980-03-10 |
JPS5852011Y2 true JPS5852011Y2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=29073381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11875178U Expired JPS5852011Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | ボ−ルエンドミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852011Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61196982A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-01 | 株式会社 小賀坂スキ−製作所 | スキ−の滑走面板 |
AU2013311654A1 (en) * | 2012-09-07 | 2015-03-19 | Stryker European Holdings I, Llc | Surgical bur with flutes having rake surfaces that vary in both helix angle and rake angle |
JP6825400B2 (ja) * | 2017-02-09 | 2021-02-03 | 株式会社Moldino | テーパボールエンドミル |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP11875178U patent/JPS5852011Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5537162U (ja) | 1980-03-10 |
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