JPH0129641B2 - - Google Patents
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- JPH0129641B2 JPH0129641B2 JP58090530A JP9053083A JPH0129641B2 JP H0129641 B2 JPH0129641 B2 JP H0129641B2 JP 58090530 A JP58090530 A JP 58090530A JP 9053083 A JP9053083 A JP 9053083A JP H0129641 B2 JPH0129641 B2 JP H0129641B2
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- radius
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B27/00—Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
- B23B27/14—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
- B23B27/16—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped
- B23B27/1614—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with plate-like cutting inserts of special shape clamped against the walls of the recess in the shank by a clamping member acting upon the wall of a hole in the insert
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2200/00—Details of cutting inserts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
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- B23B2200/0495—Triangular rounded
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、金属切削に用いられるスローアウエ
イチツプを備えた切削工具に関する。
イチツプを備えた切削工具に関する。
従来、切削加工の仕上げには、チツプのノーズ
の曲率半径を小さくして微少な送りと高い切削速
度で行う場合と、あるいはこの逆にチツプのノー
ズの曲率半径を大きくしたり、刃先を直線状にし
て大きな送りと比較的低い切削速度で行う場合と
があつた。
の曲率半径を小さくして微少な送りと高い切削速
度で行う場合と、あるいはこの逆にチツプのノー
ズの曲率半径を大きくしたり、刃先を直線状にし
て大きな送りと比較的低い切削速度で行う場合と
があつた。
しかしながら、前述したいずれの場合にも、送
りと切削速度と切込みの積で表わされる切削能率
は満足のゆくものではなく、高い送りと速い切削
速度で仕上げ加工に用いることのできるチツプを
備えた切削工具が望まれていた。また、従来のノ
ーズの曲率半径を大きくしたチツプの場合、一般
にチツプはホルダと一体か、あるいはホルダにろ
う付けされて切削工具が構成されていたため、１
つしかない切刃は使用するごとに再研磨する必要
があり、能率がよくなかつた。更に、この再研磨
の回数には限度があり、最終的にはホルダごと廃
棄され、不経済でもあつた。
りと切削速度と切込みの積で表わされる切削能率
は満足のゆくものではなく、高い送りと速い切削
速度で仕上げ加工に用いることのできるチツプを
備えた切削工具が望まれていた。また、従来のノ
ーズの曲率半径を大きくしたチツプの場合、一般
にチツプはホルダと一体か、あるいはホルダにろ
う付けされて切削工具が構成されていたため、１
つしかない切刃は使用するごとに再研磨する必要
があり、能率がよくなかつた。更に、この再研磨
の回数には限度があり、最終的にはホルダごと廃
棄され、不経済でもあつた。
本発明は上記に鑑み、大きな送り速度で、良好
な仕上げ面を得ることができ、能率の良い加工を
行うことができるスローアウエイチツプを備えた
切削工具を提供することを目的とする。
な仕上げ面を得ることができ、能率の良い加工を
行うことができるスローアウエイチツプを備えた
切削工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明における切削
工具は、仮想多角形の少なくとも一辺にこれを接
線として接し、この仮想多角形に内接する内接円
の半径よりも大径で且つ一定の曲率半径で連続し
た輪郭を形成し、この曲率半径で区画された輪郭
を曲線切刃となすとともに、前記曲線切刃に沿つ
て表面に溝を形成してすくい角を付けたスローア
ウエイチツプを、ホルダの先端に30゜〜70゜の傾斜
角を付けて前記曲線切刃が被切削物に向けて突出
するように固着したものである、 〔発明の実施例〕 以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
工具は、仮想多角形の少なくとも一辺にこれを接
線として接し、この仮想多角形に内接する内接円
の半径よりも大径で且つ一定の曲率半径で連続し
た輪郭を形成し、この曲率半径で区画された輪郭
を曲線切刃となすとともに、前記曲線切刃に沿つ
て表面に溝を形成してすくい角を付けたスローア
ウエイチツプを、ホルダの先端に30゜〜70゜の傾斜
角を付けて前記曲線切刃が被切削物に向けて突出
するように固着したものである、 〔発明の実施例〕 以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
第１図乃至第３図は、第１実施例を示すもの
で、ここで使用されているチツプは、従来からあ
る三角形チツプを改良したものである。
で、ここで使用されているチツプは、従来からあ
る三角形チツプを改良したものである。
第２図において、仮想正三角形１ａは、従来の
三角形チツプの輪郭を示すものであり、従つて仮
想正三角形１ａの各頂角αの値は、60゜となつて
いる。一方、この正三角形１ａ内には、後述する
説明のため、半径ｒ、中心Ｏの内接円が描かれて
いる。そして、このチツプ３ａは、前記仮想正三
角形１ａの各辺４に対応する３つの曲線切刃５，
５……を有しており、この各曲線切刃５の曲率半
径Ｒは前記内接円２の半径ｒよりも大径とされて
いる。また、各曲線切刃５の中央部６は前記内接
円２と接触し、更に各曲線切刃５の端部は互いに
隣接する接触切刃５と前記仮想正三角形１ａ内に
おいて交わつて連接されている。
三角形チツプの輪郭を示すものであり、従つて仮
想正三角形１ａの各頂角αの値は、60゜となつて
いる。一方、この正三角形１ａ内には、後述する
説明のため、半径ｒ、中心Ｏの内接円が描かれて
いる。そして、このチツプ３ａは、前記仮想正三
角形１ａの各辺４に対応する３つの曲線切刃５，
５……を有しており、この各曲線切刃５の曲率半
径Ｒは前記内接円２の半径ｒよりも大径とされて
いる。また、各曲線切刃５の中央部６は前記内接
円２と接触し、更に各曲線切刃５の端部は互いに
隣接する接触切刃５と前記仮想正三角形１ａ内に
おいて交わつて連接されている。
なお、前記曲線切刃５の曲率半径Ｒは、前記内
接円の半径ｒを12.7mmとしたとき、例えば50mm程
度とする。
接円の半径ｒを12.7mmとしたとき、例えば50mm程
度とする。
ところで、一般に、切削方向と直角方向の仕上
げ面の粗さAnaxは、旋盤のように送りｆを与え
ると、切削の場合では、チツプ３ａの曲線切刃５
の曲率半径Ｒとの関係において、次式のように表
すことができる。
げ面の粗さAnaxは、旋盤のように送りｆを与え
ると、切削の場合では、チツプ３ａの曲線切刃５
の曲率半径Ｒとの関係において、次式のように表
すことができる。
Anax＝f2／8R
この式によれば、平坦な表面を得るには、送り
ｆを小さくするか、あるいは曲率半径Ｒを大きく
すれば良い。ここで、送りｆを小さくすることは
加工能率を下げることになるため余り望ましくな
い。従つて、このチツプ３ａのように、各曲線切
刃５の曲率半径Ｒを大きくすれば、従来よりも大
きな送りで高能率で良好な表面粗さを得ることが
できる。
ｆを小さくするか、あるいは曲率半径Ｒを大きく
すれば良い。ここで、送りｆを小さくすることは
加工能率を下げることになるため余り望ましくな
い。従つて、このチツプ３ａのように、各曲線切
刃５の曲率半径Ｒを大きくすれば、従来よりも大
きな送りで高能率で良好な表面粗さを得ることが
できる。
更に、上記チツプ３ａの中心には、中心孔１４
が穿設されているとともに、この表面の外周縁に
は、各切削切刃５の外縁を弧とする弦のように直
線的に溝２２が設けらている。
が穿設されているとともに、この表面の外周縁に
は、各切削切刃５の外縁を弧とする弦のように直
線的に溝２２が設けらている。
第３図は、この溝２２の部分を詳細に示すもの
で、この溝２２とチツプ３ａの曲線切刃５との間
には平坦なランド２７が残置されており、このラ
ンド２７側の溝２２の内面２８は直線状の傾斜面
とされ、またチツプ３ａの中心側の溝２２の内面
２９は、円弧状の湾曲面とされ、更に端面には前
にげ角εが設けられている。そして、この溝２２
の幅ｋや内面２８のすくい角γ、内面２９の曲率
半径Ｓ、ランド２７の幅ｌなどの値は、チツプ３
ａの材質や切削条件、加工物の材質等により決定
される。
で、この溝２２とチツプ３ａの曲線切刃５との間
には平坦なランド２７が残置されており、このラ
ンド２７側の溝２２の内面２８は直線状の傾斜面
とされ、またチツプ３ａの中心側の溝２２の内面
２９は、円弧状の湾曲面とされ、更に端面には前
にげ角εが設けられている。そして、この溝２２
の幅ｋや内面２８のすくい角γ、内面２９の曲率
半径Ｓ、ランド２７の幅ｌなどの値は、チツプ３
ａの材質や切削条件、加工物の材質等により決定
される。
一例として、高速度工具鋼（SKH57）や微粒
子超硬合金で構造用炭素鋼（SS41）を切削する
場合、ランド２７の幅ｌは、0.03mm程度以下と可
能な限り狭くし、またすくい角γは20〜30゜程度
の勾配として切れ味の良い鋭利な曲線切刃５を創
成する。また、曲線切刃５は、切削ばりを取る程
度としてネガランドにはしない。更に、曲線切刃
５の曲率半径Ｒは、500mm程度と大きくする。
子超硬合金で構造用炭素鋼（SS41）を切削する
場合、ランド２７の幅ｌは、0.03mm程度以下と可
能な限り狭くし、またすくい角γは20〜30゜程度
の勾配として切れ味の良い鋭利な曲線切刃５を創
成する。また、曲線切刃５は、切削ばりを取る程
度としてネガランドにはしない。更に、曲線切刃
５の曲率半径Ｒは、500mm程度と大きくする。
そして、例えば切削条件のうち切込み深さを
0.05〜0.1mm程度に設定し、切削速度は100m／分
以上の高送りとすると、加工面粗さは
12μmRmaxが得られる。
0.05〜0.1mm程度に設定し、切削速度は100m／分
以上の高送りとすると、加工面粗さは
12μmRmaxが得られる。
ここに微少切込みにおいては、切り屑は極く微
細な繊維状を呈し、切り屑処理上何等問題はな
い。また、前記溝２２は、切り屑を破断する作用
を行うとともに、曲線切刃５を鋭利にして切れ味
を向上させるためのものであり、この溝２２の幅
ｋの値も数mm程度であれば良い。ただし、ランド
２２の幅ｌは、切込みの値よりも小さくすること
が重要であり、ほとんど０に近い値とする方が切
れ味を向上させる上で好ましい。
細な繊維状を呈し、切り屑処理上何等問題はな
い。また、前記溝２２は、切り屑を破断する作用
を行うとともに、曲線切刃５を鋭利にして切れ味
を向上させるためのものであり、この溝２２の幅
ｋの値も数mm程度であれば良い。ただし、ランド
２２の幅ｌは、切込みの値よりも小さくすること
が重要であり、ほとんど０に近い値とする方が切
れ味を向上させる上で好ましい。
而して、上記のように構成したチツプ３ａを、
第１図に示すように、ホルダ７の先端の傾斜面に
ボルト１５を締付けることよりピン１６を介して
保持する。即ち、このピン１６は、そのほぼ中央
において揺動自在に使用され、この端部に当接す
るボルト１５の締付けによつて揺動するよう構成
されている。このホルダ７の傾斜面は水平面と傾
斜角θをなして傾斜しており、この傾斜角θはほ
ぼ30〜70゜の範囲内で適宜設定する。
第１図に示すように、ホルダ７の先端の傾斜面に
ボルト１５を締付けることよりピン１６を介して
保持する。即ち、このピン１６は、そのほぼ中央
において揺動自在に使用され、この端部に当接す
るボルト１５の締付けによつて揺動するよう構成
されている。このホルダ７の傾斜面は水平面と傾
斜角θをなして傾斜しており、この傾斜角θはほ
ぼ30〜70゜の範囲内で適宜設定する。
従来から、傾斜配置された切削工具には、大き
な送りで優れた仕上げ面粗さを得ることができる
など多くの効果が確認されているが、上記のよう
に曲線切刃５を有するチツプ３ａをこのようにホ
ルダ７で保持することにより、加工物の内径や端
面を加工することができる。
な送りで優れた仕上げ面粗さを得ることができる
など多くの効果が確認されているが、上記のよう
に曲線切刃５を有するチツプ３ａをこのようにホ
ルダ７で保持することにより、加工物の内径や端
面を加工することができる。
第４図及び第５図は第２実施例を示すもので、
この実施例は、従来からある正方形チツプを改良
したものである。
この実施例は、従来からある正方形チツプを改良
したものである。
即ち、このチツプ３ｂは、仮想正方形１ｂの各
辺４に対応する４つの曲線切刃５，５……を有し
ており、各曲線切刃５の曲率半径Ｒは内接円２の
半径ｒより大径とされている。また各曲線切刃５
の中央部６は前記内接円２と接触し、更に各曲線
切刃５の端部は隣接する曲線切刃５の端部と前記
仮想正方形１ｂ内において交わつて連接されてい
る。なお、このチツプ３ｂの中心には、中心孔１
４が穿設されているとともに、この表面の外周縁
には上記と同様な正方形状の溝２２が設けられて
いる。
辺４に対応する４つの曲線切刃５，５……を有し
ており、各曲線切刃５の曲率半径Ｒは内接円２の
半径ｒより大径とされている。また各曲線切刃５
の中央部６は前記内接円２と接触し、更に各曲線
切刃５の端部は隣接する曲線切刃５の端部と前記
仮想正方形１ｂ内において交わつて連接されてい
る。なお、このチツプ３ｂの中心には、中心孔１
４が穿設されているとともに、この表面の外周縁
には上記と同様な正方形状の溝２２が設けられて
いる。
そして、上記と同様にホルダ７の先端の傾斜面
にピン１６を介してボルト１５を締付けることに
よつて保持されている。このホルダ７の傾斜面の
水平面と傾斜角θは上記と同様である。
にピン１６を介してボルト１５を締付けることに
よつて保持されている。このホルダ７の傾斜面の
水平面と傾斜角θは上記と同様である。
第６図及び第７図は第３実施例を示すもので、
この実施例は、従来からある円形チツプを改良し
たものである。
この実施例は、従来からある円形チツプを改良し
たものである。
即ち、このチツプ３ｃは、仮想正六角形１９に
外接する従来の円形チツプに対応する円２０を想
定し、この円２０の半径ｒより大径の曲率半径Ｒ
を有する６つの曲率切刃５，５……で前記仮想正
六角形１９の各頂点２１，２１間を接続したもの
である。
外接する従来の円形チツプに対応する円２０を想
定し、この円２０の半径ｒより大径の曲率半径Ｒ
を有する６つの曲率切刃５，５……で前記仮想正
六角形１９の各頂点２１，２１間を接続したもの
である。
より詳細には、仮想正六角形１ｃの各辺４に対
応して曲線切刃５，５……を有し、この各曲線切
刃５は、前記仮想正六角形１ｃの内接円２の半径
ｒより大径の曲率半径Ｒからなり、中央部６が仮
想正六角形１ｃの辺４に接触するとともに、端部
が隣接する曲線切刃５の端部と仮想正六角形１ｃ
内において交わつて連接されている。
応して曲線切刃５，５……を有し、この各曲線切
刃５は、前記仮想正六角形１ｃの内接円２の半径
ｒより大径の曲率半径Ｒからなり、中央部６が仮
想正六角形１ｃの辺４に接触するとともに、端部
が隣接する曲線切刃５の端部と仮想正六角形１ｃ
内において交わつて連接されている。
このチツプ３ｃの表面の外周縁には、環状の溝
２２が形成されているとともに、この中心部には
中心孔１４が穿設されている。
２２が形成されているとともに、この中心部には
中心孔１４が穿設されている。
そして、上記と同様にこのチツプ３ｃは、ホル
ダ７の先端の傾斜面にピン１６を介してボルト１
５を締付けることによつて保持されている。この
ホルダ７の傾斜面の水平面と傾斜角θは上記と同
様である。
ダ７の先端の傾斜面にピン１６を介してボルト１
５を締付けることによつて保持されている。この
ホルダ７の傾斜面の水平面と傾斜角θは上記と同
様である。
なお、上記各曲線切刃５の数は、主として切込
み深さによつて決められ、切込み深さを微少とす
る程曲線切刃５の数を増すことができるので、曲
線切刃５の数を７つ以上にすることもできる。
み深さによつて決められ、切込み深さを微少とす
る程曲線切刃５の数を増すことができるので、曲
線切刃５の数を７つ以上にすることもできる。
上記各実施例において、溝２２は直線状あるい
は円形に形成されているが、第８図に示すよう
に、この溝２２を各曲線切刃５の外縁から一定幅
となるように形成し、主としてホツトプレス法に
よつて製造する時に型押しして設けるようにして
も良い。
は円形に形成されているが、第８図に示すよう
に、この溝２２を各曲線切刃５の外縁から一定幅
となるように形成し、主としてホツトプレス法に
よつて製造する時に型押しして設けるようにして
も良い。
本発明は上記のような構成であるので、加工物
とチツプとの接触長さが長くなつて、従来のもの
に比べてより速い送り速度で切削加工を行うこと
ができ、従つて高効率となり、しかも良好な表面
粗さを得ることができる。
とチツプとの接触長さが長くなつて、従来のもの
に比べてより速い送り速度で切削加工を行うこと
ができ、従つて高効率となり、しかも良好な表面
粗さを得ることができる。
また、連続した大径の曲線切刃なので、直線切
刃に比べてびびりを減少させることができるばか
りでなく、円筒形状の加工物の内径の切削も可能
となる。更に、連続した曲線切刃であるため、加
工物の加工面と切刃との平行出しも曲線切刃に比
べて容易となるばかりでなく、どちらの方向にも
送りもかけることができ、従つて送り方向の変更
が容易となる。
刃に比べてびびりを減少させることができるばか
りでなく、円筒形状の加工物の内径の切削も可能
となる。更に、連続した曲線切刃であるため、加
工物の加工面と切刃との平行出しも曲線切刃に比
べて容易となるばかりでなく、どちらの方向にも
送りもかけることができ、従つて送り方向の変更
が容易となる。
しかも、チツプの表面にすくい面となる溝を形
成したので、刃先に溶着物が付きにくくなつて、
溶着物による表面粗さの悪化を防止して良好な仕
上げ面にすることができるとともに、チツプを傾
斜角30゜〜70゜の範囲でホルダに配置したので、切
削加工時の実質的な加工物に対するすくい角を大
きくとることができ、加工物に対する切削抵抗を
低減することができ、更に切り屑をコイル状にカ
ールさせて、一方向に排出させ、これによつて切
り屑の処理の容易化を図ることができるといつた
効果がある。
成したので、刃先に溶着物が付きにくくなつて、
溶着物による表面粗さの悪化を防止して良好な仕
上げ面にすることができるとともに、チツプを傾
斜角30゜〜70゜の範囲でホルダに配置したので、切
削加工時の実質的な加工物に対するすくい角を大
きくとることができ、加工物に対する切削抵抗を
低減することができ、更に切り屑をコイル状にカ
ールさせて、一方向に排出させ、これによつて切
り屑の処理の容易化を図ることができるといつた
効果がある。
第１図乃至第３図は本発明の第１実施例を示
し、第１図は斜視図、第２図はチツプの正面図、
第３図は溝部の拡大断面図、第４図及び第５図は
第２実施例を示し、第４図は斜視図、第５図はチ
ツプの正面図、第６図及び第７図は第３実施例を
示し、第６図は斜視図、第７図はチツプの正面
図、第８図Ａ乃至Ｃは夫々異なる溝を備えたチツ
プの変形例を示す正面図である。 １ａ，１ｂ，１ｃ……仮想多角形、２……内接
円、３ａ，３ｂ，３ｃ……チツプ、５……切削切
刃、７……ホルダ、１４……中心孔、１５……ボ
トル、１６……ピン、２２……溝。
し、第１図は斜視図、第２図はチツプの正面図、
第３図は溝部の拡大断面図、第４図及び第５図は
第２実施例を示し、第４図は斜視図、第５図はチ
ツプの正面図、第６図及び第７図は第３実施例を
示し、第６図は斜視図、第７図はチツプの正面
図、第８図Ａ乃至Ｃは夫々異なる溝を備えたチツ
プの変形例を示す正面図である。 １ａ，１ｂ，１ｃ……仮想多角形、２……内接
円、３ａ，３ｂ，３ｃ……チツプ、５……切削切
刃、７……ホルダ、１４……中心孔、１５……ボ
トル、１６……ピン、２２……溝。
Claims (1)
- １ 仮想多角形の少なくとも一辺にこれを接線と
して接し、この仮想多角形に内接する内接円の半
径よりも大径で且つ一定の曲率半径で連続した輪
郭を形成し、この曲率半径で区画された輪郭を曲
線切刃となすとともに、前記曲線切刃に沿つて表
面に溝を形成してすくい角を付けたスローアウエ
イチツプを、ホルダの先端に30゜〜70゜の傾斜角を
付けて前記曲線切刃が被切削物に向けて突出する
ように固着したことを特徴とする切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053083A JPS59214501A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053083A JPS59214501A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 切削工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59214501A JPS59214501A (ja) | 1984-12-04 |
| JPH0129641B2 true JPH0129641B2 (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=14000964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9053083A Granted JPS59214501A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59214501A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3807195A1 (de) * | 1987-03-04 | 1988-09-15 | Mitsubishi Metal Corp | Umstellbarer schneideinsatz |
| JPH0715686Y2 (ja) * | 1987-03-04 | 1995-04-12 | 三菱マテリアル株式会社 | ボールエンドミル |
| JPH072284B2 (ja) * | 1988-04-15 | 1995-01-18 | 株式会社東芝 | 切削工具 |
| US6722826B2 (en) | 2001-09-11 | 2004-04-20 | Brian M. Cavanaugh | Internal cavity cutting tool with stable support |
| DE10162132B4 (de) * | 2001-12-18 | 2006-02-23 | Kennametal Inc. | Schneidplatte |
| US7220083B2 (en) | 2003-10-15 | 2007-05-22 | Tdy Industries, Inc. | Cutting insert for high feed face milling |
| AT501655B1 (de) | 2005-03-24 | 2007-10-15 | Boehlerit Gmbh & Co Kg | Wendeschneidplatte zum drehschälen |
| IL169340A (en) | 2005-06-22 | 2010-04-29 | Gil Hecht | Cutting insert |
| JP4774952B2 (ja) * | 2005-11-24 | 2011-09-21 | 株式会社タンガロイ | スローアウェイ式旋削工具 |
| US7905687B2 (en) | 2007-01-16 | 2011-03-15 | Tdy Industries, Inc. | Cutting insert, tool holder, and related method |
| US9586264B2 (en) | 2009-04-28 | 2017-03-07 | Kennametal Inc. | Double-sided cutting insert for drilling tool |
| DE102009035754A1 (de) * | 2009-07-24 | 2011-01-27 | Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh | Schneideinsatz für ein Schneidwerkzeug zur spanenden Bearbeitung, insbesondere zum Hochvorschubfräsen |
| JP5370208B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2013-12-18 | 株式会社デンソー | リニアフレネルレンズの製作方法 |
| CN102744431B (zh) * | 2012-07-24 | 2014-01-22 | 哈尔滨理工大学 | 一种极端超重载条件下握型车铣复合专用刀片 |
| US9283626B2 (en) | 2012-09-25 | 2016-03-15 | Kennametal Inc. | Double-sided cutting inserts with anti-rotation features |
| US9011049B2 (en) | 2012-09-25 | 2015-04-21 | Kennametal Inc. | Double-sided cutting inserts with anti-rotation features |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52103081A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-29 | Daijietsuto Kougiyou Kk | Slowwaway tip |
| JPS5317797A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Japanese National Railways<Jnr> | Card reader |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117878U (ja) * | 1974-07-29 | 1976-02-09 |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP9053083A patent/JPS59214501A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52103081A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-29 | Daijietsuto Kougiyou Kk | Slowwaway tip |
| JPS5317797A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Japanese National Railways<Jnr> | Card reader |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59214501A (ja) | 1984-12-04 |
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