JPS5851994B2 - 無リン洗剤組成物 - Google Patents
無リン洗剤組成物Info
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- JPS5851994B2 JPS5851994B2 JP54157789A JP15778979A JPS5851994B2 JP S5851994 B2 JPS5851994 B2 JP S5851994B2 JP 54157789 A JP54157789 A JP 54157789A JP 15778979 A JP15778979 A JP 15778979A JP S5851994 B2 JPS5851994 B2 JP S5851994B2
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- Japan
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- sodium
- detergent composition
- cleaning
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/26—Organic compounds containing nitrogen
- C11D3/33—Amino carboxylic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D10/00—Compositions of detergents, not provided for by one single preceding group
- C11D10/04—Compositions of detergents, not provided for by one single preceding group based on mixtures of surface-active non-soap compounds and soap
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/04—Water-soluble compounds
- C11D3/046—Salts
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な洗剤組成物に関するものであり、詳しく
は、陰イオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤
(以下単に界面活性剤と記す)用ビルダーとして、イミ
ドビス硫酸塩、パルミチン酸塩およびN、N−ビス(カ
ルボキシメチル)グルタミン酸塩とを含み、洗浄力、生
分解性の極めて優れた無リン洗剤組成物に関するもので
ある。
は、陰イオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤
(以下単に界面活性剤と記す)用ビルダーとして、イミ
ドビス硫酸塩、パルミチン酸塩およびN、N−ビス(カ
ルボキシメチル)グルタミン酸塩とを含み、洗浄力、生
分解性の極めて優れた無リン洗剤組成物に関するもので
ある。
ビルダーは界面活性剤に配合した場合に、1そのもの自
体では洗浄力がないが、またはあってもそれほど著しく
はないが、一旦洗剤組成中に配合されると著しく性能を
向上し、主要活性分濃度を低下させることのできるもの
″と定義されている(荻野圭三著「合成洗剤の知識」(
幸書房))。
体では洗浄力がないが、またはあってもそれほど著しく
はないが、一旦洗剤組成中に配合されると著しく性能を
向上し、主要活性分濃度を低下させることのできるもの
″と定義されている(荻野圭三著「合成洗剤の知識」(
幸書房))。
その作用機構については不明の点も多いが、倒れにして
もその具備すべき特性としては、キレート作用、固体、
液体汚れ粒子の表面にアニオンとして吸着し、そのゼー
タ−ポテンシャルを低下させる作用、ミセル生成臨界濃
度(c、m、c、)を低下させる能力、アルカリ緩衝作
用(少し位の酸性物質によってアルカリ度が変らない性
質)、その他広義の洗浄性能、無公害性、経済性などが
挙げられる。
もその具備すべき特性としては、キレート作用、固体、
液体汚れ粒子の表面にアニオンとして吸着し、そのゼー
タ−ポテンシャルを低下させる作用、ミセル生成臨界濃
度(c、m、c、)を低下させる能力、アルカリ緩衝作
用(少し位の酸性物質によってアルカリ度が変らない性
質)、その他広義の洗浄性能、無公害性、経済性などが
挙げられる。
従来知られたビルダーとしては、トリポリリン酸ナトリ
ウムをはじめとして各種のリン酸塩、ケイ酸ナトリウム
、ボウ硝、炭酸ナトリウムなどの無機塩ビルダー、有機
キレート系ビルダー、高分子電解質系ビルダーなどの有
機系ビルダーがあるが、上記要求特性のすべてを満足さ
せるものはなく、実用上十分満足のいくビルダーが開発
されているとはいえない。
ウムをはじめとして各種のリン酸塩、ケイ酸ナトリウム
、ボウ硝、炭酸ナトリウムなどの無機塩ビルダー、有機
キレート系ビルダー、高分子電解質系ビルダーなどの有
機系ビルダーがあるが、上記要求特性のすべてを満足さ
せるものはなく、実用上十分満足のいくビルダーが開発
されているとはいえない。
しかし、これらの中では、特にトリポリリン酸ナトリウ
ムが洗浄力等その優れたビルダ一本来の性能から最も広
く実用されているが、トリポリリン酸ナトリウムの多量
の使用は廃水の富栄養化の問題の根源とみなされており
、これに代るビルダーの開発が望まれる。
ムが洗浄力等その優れたビルダ一本来の性能から最も広
く実用されているが、トリポリリン酸ナトリウムの多量
の使用は廃水の富栄養化の問題の根源とみなされており
、これに代るビルダーの開発が望まれる。
一方、衣服などの洗浄に当っては、その作用機構上次の
2つの段階、即ち、 ([)汚れの除去作用(界面活性、Ca2+9Mg2+
等のイオン捕捉能)、(11)電気二重層による汚れの
表面へのアニオンの吸着による再汚染防止作用があるこ
とが判明している。
2つの段階、即ち、 ([)汚れの除去作用(界面活性、Ca2+9Mg2+
等のイオン捕捉能)、(11)電気二重層による汚れの
表面へのアニオンの吸着による再汚染防止作用があるこ
とが判明している。
本発明者等は(1)の汚れの除去のためにはビルダーと
してキレート能の優れたものが有効に作用し、(1i)
の再汚染防止には繊維表面のおよび汚れ粒子表面のゼー
タ−ポテンシャルを負に低下させるものが有効に作用す
ること、そしてこのようなゼークーポデンシャルを低下
させるものとして、パルミチン酸塩が極めて効果的であ
ること、およびキレート能の犬なるものとしてN、N−
ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩が生分解性も
よく優れていることの知見を得て本発明に至ったもので
ある。
してキレート能の優れたものが有効に作用し、(1i)
の再汚染防止には繊維表面のおよび汚れ粒子表面のゼー
タ−ポテンシャルを負に低下させるものが有効に作用す
ること、そしてこのようなゼークーポデンシャルを低下
させるものとして、パルミチン酸塩が極めて効果的であ
ること、およびキレート能の犬なるものとしてN、N−
ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩が生分解性も
よく優れていることの知見を得て本発明に至ったもので
ある。
即ち、本発明は界面活性剤に適度のキレート能を有し、
pH緩衝能力が極めて大きいイミドビス硫酸塩、Ca2
+、Mg2+のイオン捕捉能力、汚れや繊維表面のゼー
タ−ポテンシャルを低下させる能力の大なるパルミチン
酸塩および大なるキレート能を有し、生分解性の良いN
、N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩を配合
してなる組成物であって、汚れの除去作用および再汚染
防止作用に優れ、極めて優れた洗浄力を発現させるもの
である。
pH緩衝能力が極めて大きいイミドビス硫酸塩、Ca2
+、Mg2+のイオン捕捉能力、汚れや繊維表面のゼー
タ−ポテンシャルを低下させる能力の大なるパルミチン
酸塩および大なるキレート能を有し、生分解性の良いN
、N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩を配合
してなる組成物であって、汚れの除去作用および再汚染
防止作用に優れ、極めて優れた洗浄力を発現させるもの
である。
また、本発明の組成物はトリポリリン酸ナトリウムを共
存させなくとも、従来のトリポリリン酸ナトリウムを2
0%含むものと同等以上の洗浄力を示すものである。
存させなくとも、従来のトリポリリン酸ナトリウムを2
0%含むものと同等以上の洗浄力を示すものである。
本発明で用いるイミドビス硫酸塩とは、一般式(M1S
O3)2NM2(式中M1はナトリウム、カリウム、リ
チウムまたはアンモニウムを、M2は水素、ナトリウム
、カリウム、チリウムまたはアンモニウムを表わす)で
表わされる化合物であり、なかでもMl 、 M2とも
にナトリウムであるイミドビス硫酸三ナトリウム(以下
TSISと記す)が好ましい。
O3)2NM2(式中M1はナトリウム、カリウム、リ
チウムまたはアンモニウムを、M2は水素、ナトリウム
、カリウム、チリウムまたはアンモニウムを表わす)で
表わされる化合物であり、なかでもMl 、 M2とも
にナトリウムであるイミドビス硫酸三ナトリウム(以下
TSISと記す)が好ましい。
このイミドビス硫酸塩とともにN、N−ビス(カルボキ
シメチル)グルタミン酸塩を配合することにより、下記
参考例1および2に示す如く洗浄効果が向上する。
シメチル)グルタミン酸塩を配合することにより、下記
参考例1および2に示す如く洗浄効果が向上する。
またパルミチン酸塩はナトリウム塩またはカリウム塩で
あり、その電気泳動法によるゼークーポテンシャルの値
は、パルミチン酸ナトリウムで52mVであり、他の脂
肪酸塩、例えばステアリン酸ナトリウムの約−38m■
、ラウリル酸ナトリウムの約−37′rrL■、ミリス
チン酸ナトリウムの約−34mVなどに比べ負の値が大
きい。
あり、その電気泳動法によるゼークーポテンシャルの値
は、パルミチン酸ナトリウムで52mVであり、他の脂
肪酸塩、例えばステアリン酸ナトリウムの約−38m■
、ラウリル酸ナトリウムの約−37′rrL■、ミリス
チン酸ナトリウムの約−34mVなどに比べ負の値が大
きい。
このゼータ−ポテンシャルの負の値の犬なるパルミチン
酸塩を配合することが極めて効果的であることは参考例
2より明らかである。
酸塩を配合することが極めて効果的であることは参考例
2より明らかである。
パルミチン酸塩の配合に際し、他の脂肪酸塩、例えばス
テアリン酸塩、オレイン酸塩、ラウリン酸塩などをパル
ミチン酸塩とともに配合しても洗浄効果をあげることが
できる。
テアリン酸塩、オレイン酸塩、ラウリン酸塩などをパル
ミチン酸塩とともに配合しても洗浄効果をあげることが
できる。
本発明組成物において、これらの配合割合は、パルミチ
ン酸塩を界面活性剤100重量部に対し、3〜60重量
部であり、パルミチン酸塩が3重量部より少なくないと
きは繊維表面のゼータ−ポテンシャルを十分に下げ得す
、再汚染防止の効果が少ない。
ン酸塩を界面活性剤100重量部に対し、3〜60重量
部であり、パルミチン酸塩が3重量部より少なくないと
きは繊維表面のゼータ−ポテンシャルを十分に下げ得す
、再汚染防止の効果が少ない。
逆に多く用いるときは溶解し難く、固形のまま残ること
になるため、60重量部以下にするのがよい。
になるため、60重量部以下にするのがよい。
また、パルミチン酸塩とともに他の脂肪酸塩を配合する
ときは、脂肪酸塩として、500重量部以下とするのが
好ましい。
ときは、脂肪酸塩として、500重量部以下とするのが
好ましい。
更に、イミドビス硫酸塩とパルミチン酸塩とN。
N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩の合計量
として、界面活性剤100重量部に対し、20〜200
0重量部、好ましくは90〜700重量部である。
として、界面活性剤100重量部に対し、20〜200
0重量部、好ましくは90〜700重量部である。
またイミドビス硫酸塩とN、Nビス(カルボキシメチル
)グルタミン酸塩の割合は、両者の合計量に対し、イミ
ドビス硫酸塩5〜80重量%、N、N−ビス(カルボキ
シメチル)グルタミン酸塩95〜20重量%にするのが
好ましい。
)グルタミン酸塩の割合は、両者の合計量に対し、イミ
ドビス硫酸塩5〜80重量%、N、N−ビス(カルボキ
シメチル)グルタミン酸塩95〜20重量%にするのが
好ましい。
尚、通常の洗剤組成物中に含まれるケイ酸ナトリウム、
炭酸ナトリウム、CMC,芒硝などを通常に用いられる
範囲内で配合させ得ることは勿論である。
炭酸ナトリウム、CMC,芒硝などを通常に用いられる
範囲内で配合させ得ることは勿論である。
その他必要に応じて助剤として各種のもの、例えば過炭
酸すI−IJウム、過ホウ酸ナトリウム、ホウ砂、トル
エンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリ
ウムなどを添加してもよいO 本発明で用いる陰イオン界面活性剤としては、例えばア
ルキル硫酸エステルナトリウム、直鎖アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナト
リウム、アルキルポリエーテル硫酸エステルナトリウム
など、また非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン長鎖脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックコポリマーなどを単独または混合して適宜用い
ることができる。
酸すI−IJウム、過ホウ酸ナトリウム、ホウ砂、トル
エンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリ
ウムなどを添加してもよいO 本発明で用いる陰イオン界面活性剤としては、例えばア
ルキル硫酸エステルナトリウム、直鎖アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナト
リウム、アルキルポリエーテル硫酸エステルナトリウム
など、また非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン長鎖脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックコポリマーなどを単独または混合して適宜用い
ることができる。
叙上のごとく、本発明洗剤組成物はpH緩衝能の優れた
イミドビス硫酸塩、ゼーターポテンシャルル低下能の犬
なるパルミチン酸塩およびキレート能の優れたN、N−
ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩を含有するこ
とにより、これらの相乗作用により、廃水の富栄養化源
の一つといわれているリンを使用することなく、従来の
トリポリリン酸ナトリウムを20重量%も含有させたも
のと同等以上の洗浄力を発現し得るとともに経済性に優
れ、かつ、環境への影響の少ない実用的価値の高いしか
も肌あれの少ない効果を示すものである。
イミドビス硫酸塩、ゼーターポテンシャルル低下能の犬
なるパルミチン酸塩およびキレート能の優れたN、N−
ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩を含有するこ
とにより、これらの相乗作用により、廃水の富栄養化源
の一つといわれているリンを使用することなく、従来の
トリポリリン酸ナトリウムを20重量%も含有させたも
のと同等以上の洗浄力を発現し得るとともに経済性に優
れ、かつ、環境への影響の少ない実用的価値の高いしか
も肌あれの少ない効果を示すものである。
以下実施例ならびに参考例を示して本発明の効果を具体
的に説明するが、ここで使用する基準洗剤、汚染布、洗
浄試験および洗浄指数の算出法は次の通りである。
的に説明するが、ここで使用する基準洗剤、汚染布、洗
浄試験および洗浄指数の算出法は次の通りである。
なお、下記例に示すごとく、トリポリリン酸ナトリウム
を20部配合したものの洗浄効率を指標として、これの
洗浄指数を100としたとき、本発明の洗浄指数は、こ
れをはるかに上回った結果となっている。
を20部配合したものの洗浄効率を指標として、これの
洗浄指数を100としたとき、本発明の洗浄指数は、こ
れをはるかに上回った結果となっている。
このことは、実際の洗剤において、衣料の汚れがきれい
に落ちたという実感が明白にあるということであって、
著るしい効果を示すことを意味する。
に落ちたという実感が明白にあるということであって、
著るしい効果を示すことを意味する。
因みに、市販されさてるものでも、指数80〜90位の
ものも、かなり認められるのが実情である。
ものも、かなり認められるのが実情である。
■、基準洗剤の組成
直鎖アルキル(CIO〜C14)ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム 17重量%トリポリリ
ン酸ナトリウム 20 〃メタケイ酸ナトリウム
10 〃炭酸ナトリウム
3 〃CMC1重量% 水分 10〃 芒硝 39〃 2、人工汚染布(モメン) 油分8部、カーボンブラック014〜0.3部およびパ
ークレン800部からなる汚染浴にモメン布を30秒間
浸漬したのち、風乾して人工汚染布とした。
ン酸ナトリウム 20 〃メタケイ酸ナトリウム
10 〃炭酸ナトリウム
3 〃CMC1重量% 水分 10〃 芒硝 39〃 2、人工汚染布(モメン) 油分8部、カーボンブラック014〜0.3部およびパ
ークレン800部からなる汚染浴にモメン布を30秒間
浸漬したのち、風乾して人工汚染布とした。
なお油分の組成はオレイン酸15部、パルミチン酸7.
5部、ミリスチン酸7.5部、トリオレイン15部、ト
リパルミチン15部、コレステリン10部、22917
5部、流動パラフィン10部、セラノール10部、コレ
ステロールパルミテート5部からなるものである。
5部、ミリスチン酸7.5部、トリオレイン15部、ト
リパルミチン15部、コレステリン10部、22917
5部、流動パラフィン10部、セラノール10部、コレ
ステロールパルミテート5部からなるものである。
3、洗浄試験
前記のようにして得た人工汚染布(寸法5×10crr
L) 4枚を、内部に鋼球(直径6.5mm)10個を
有する内容積4001rLlの洗浄ビンに入れ、ラウン
ダオメーターを用い、次の条件下で洗浄した。
L) 4枚を、内部に鋼球(直径6.5mm)10個を
有する内容積4001rLlの洗浄ビンに入れ、ラウン
ダオメーターを用い、次の条件下で洗浄した。
洗 浄 条 件
洗剤濃度 0.20重量%
洗液量 10(L9
浴 比 1150
水 温 30°C
時 間 10分
水 調整水、50 晒(Ca CO3として)Ca
CII2により調整 すすぎ(30℃水道水) 5分、200TL14、洗
浄指数の算出法 洗浄効率0を下記式により求め、洗浄指数は基準洗剤を
用いて同一条件下で洗浄した場合の洗浄効率を100と
した指数で表わす。
CII2により調整 すすぎ(30℃水道水) 5分、200TL14、洗
浄指数の算出法 洗浄効率0を下記式により求め、洗浄指数は基準洗剤を
用いて同一条件下で洗浄した場合の洗浄効率を100と
した指数で表わす。
R−R8
D= X100
R’−R8
式中 R:洗浄後の汚染布の反射率
R′:原布の反射率
Ro:洗浄前の汚染布の反射率
なお、反射率はグリーンフィルターを通して測定した。
参考例 1
界面活性剤として直鎖アルキル(C7o−C14)ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム(花王アトラス株式会社製
陰イオン界面活性剤、商品名ネオペレツクス F2O;
以下LASと略記する)20重量部、ビルダーとしてT
SISとN、N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン
酸ナトリウム(以下C1uと略記する)を種々の割合で
混合したものを80重量部含む洗剤組成物を作成し洗浄
試験によりビルダー効果を明らかにし、その結果を第1
図に示す。
ゼンスルホン酸ナトリウム(花王アトラス株式会社製
陰イオン界面活性剤、商品名ネオペレツクス F2O;
以下LASと略記する)20重量部、ビルダーとしてT
SISとN、N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン
酸ナトリウム(以下C1uと略記する)を種々の割合で
混合したものを80重量部含む洗剤組成物を作成し洗浄
試験によりビルダー効果を明らかにし、その結果を第1
図に示す。
第1図からも明らかなように、界面活性剤にTSISま
たはGluを夫々単独に配合しただけでは洗浄効果の向
上はないが、両者を適当な比で配合することにより洗浄
効果を向上させることができる。
たはGluを夫々単独に配合しただけでは洗浄効果の向
上はないが、両者を適当な比で配合することにより洗浄
効果を向上させることができる。
参考例 2
界面活性剤としてLAS 10重量部、ポリオキシエ
チレンモノオレイルエーテル(エチレンオキサイド基l
Oモル付加物)(東京化成株式会社製 非イオン界面活
性剤、試薬;以下POE−OEと略記)10重量部、ビ
ルダーとしてTSISとGluを種々の割合で混合した
ものを80重量部含む洗剤組成物を作成し洗浄試験を行
いビルダー効果を試験しその結果を第2図に示す。
チレンモノオレイルエーテル(エチレンオキサイド基l
Oモル付加物)(東京化成株式会社製 非イオン界面活
性剤、試薬;以下POE−OEと略記)10重量部、ビ
ルダーとしてTSISとGluを種々の割合で混合した
ものを80重量部含む洗剤組成物を作成し洗浄試験を行
いビルダー効果を試験しその結果を第2図に示す。
参考例 3
界面活性剤としてLAS20重量部、ビルダーとしてT
SIS 35重量部、Glu35重量部、さらに脂肪
酸ナトリウム10重量部よりなる洗剤組成物を作威し、
脂肪酸ナトリウムの種類によるビルダー効果の差異を洗
浄試験により試験した。
SIS 35重量部、Glu35重量部、さらに脂肪
酸ナトリウム10重量部よりなる洗剤組成物を作威し、
脂肪酸ナトリウムの種類によるビルダー効果の差異を洗
浄試験により試験した。
その結果を第3図に示す。
なお図中の記号は次の物質を示す。
Lau ラウリン酸ナトリウム
Myr ミリスチン酸ナトリウム
Pal パルミチン酸ナトリウム
Ste ステアリン酸ナトリウム
実施例
界面活性剤としてLAS20重量部、ビルダーとしてT
SISとGluの混合物(重量比l:1)にパルミチン
酸ナトリウム(以下Palと略記)を種々の割合で混合
したもの80重量部からなる洗剤組成物を作成し洗浄試
験を行いビルダー効果を試験し、その結果を第4図に示
す。
SISとGluの混合物(重量比l:1)にパルミチン
酸ナトリウム(以下Palと略記)を種々の割合で混合
したもの80重量部からなる洗剤組成物を作成し洗浄試
験を行いビルダー効果を試験し、その結果を第4図に示
す。
第4図からも明らかなようにTSIS、GluおよびP
alを配合することにより参考例に示した場合よりも更
に洗浄効果は向上し、殊に洗浄指数が120を越えるこ
とは洗浄工程での相乗効果の著しいことを示している。
alを配合することにより参考例に示した場合よりも更
に洗浄効果は向上し、殊に洗浄指数が120を越えるこ
とは洗浄工程での相乗効果の著しいことを示している。
第1図および第2図は界面活性剤にTSISおよびGl
uを配合したときのその配合比と洗浄指数の関係を示す
参考図である。 第3図は配合する脂肪酸塩の種類と洗浄指数の関係を示
す参考図である。 第4図は本発明の実施である界面活性剤にTSIS G
luおよびPalを配合したときのその配合比と洗浄指
数の関係を示す図である。
uを配合したときのその配合比と洗浄指数の関係を示す
参考図である。 第3図は配合する脂肪酸塩の種類と洗浄指数の関係を示
す参考図である。 第4図は本発明の実施である界面活性剤にTSIS G
luおよびPalを配合したときのその配合比と洗浄指
数の関係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陰イオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤
を含む洗剤において、ビルダーとしてイミドビス硫酸塩
、パルミチン酸塩およびN、N−ビス(カルボキシメチ
ル)グルタミン酸塩を含むことを特徴とする無リン洗剤
組成物 2 イミドビス硫酸塩が、イミドビス硫酸三ナトリウム
である特許請求の範囲第1項記載の洗剤組成物。 3 界面活性剤100重量部に対し、イミドビス硫酸塩
、パルミチン酸塩およびN、N−ビス(カルボキシメチ
ル)グルタミン酸塩をその合計量として20〜2000
重量部、好ましくは90〜700重量部含むことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の洗剤組成物。 4 イミドビス硫酸塩とN、N−ビス(カルボキシメチ
ル)グルタミン酸塩の割合が、両者の合計量に対しイミ
ドビス硫酸塩5〜80重量%、N。 N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩95〜2
0重量%である特許請求の範囲第1項記載の洗剤組成物
。 5 パルミチン酸塩を界面活性剤100重量部に対し、
3〜60重量部含有する特許請求の範囲第1項記載の洗
剤組成物。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54157789A JPS5851994B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 無リン洗剤組成物 |
CA000365634A CA1120817A (en) | 1979-12-05 | 1980-11-27 | Detergent composition |
US06/212,527 US4349447A (en) | 1979-12-05 | 1980-12-02 | Phosphate-free detergent composition |
DE8080304389T DE3062987D1 (en) | 1979-12-05 | 1980-12-04 | Detergent composition |
EP80304389A EP0030461B1 (en) | 1979-12-05 | 1980-12-04 | Detergent composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54157789A JPS5851994B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 無リン洗剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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