JPS5851431B2 - 縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法

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JPS5851431B2
JPS5851431B2 JP8473376A JP8473376A JPS5851431B2 JP S5851431 B2 JPS5851431 B2 JP S5851431B2 JP 8473376 A JP8473376 A JP 8473376A JP 8473376 A JP8473376 A JP 8473376A JP S5851431 B2 JPS5851431 B2 JP S5851431B2
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JP
Japan
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semiconductor substrate
film
gate
polycrystalline silicon
manufacturing
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JP8473376A
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五郎 御手洗
義人 生和
宏 西海
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法に
関し、特に、大きなソース・ゲート間耐圧、大きなドレ
イン・ゲート間耐圧を有し、小面積で大きなパワーが得
られ、かつ高周波特性の優れた素子を歩留り良く提供す
ることができる製造方法に関する。
第1図は、従来の代表的な縦型接合形電界効果トランジ
スタ(以後V−FETと記す)の製造方法の製造工要工
程における素子の模式的な断面図である。
第1図aに示すように、ドレインとなる第1の導電型を
有する半導体基板1の所定の位置に第2の導電型を有す
る不純物を選択拡散してゲート領域2、チャンネル領域
3を形成、しかる後に第1図すに示すようにゲート領域
2、チャンネル領域3を含む半導体基板1上に第1の導
電型を有する半導体層4を気相成長にて形成、その後、
第1図Cに示すように半導体層4に半導体表面より半導
体中に埋め込まれたゲート領域2に到達する第2の導電
型を有するゲートコンタクト領域5を形成、つづいて半
導体層4の所定の位置に高濃度の第1の導電型を有する
ソース領域6を設け、第1図dのようにソース領域6に
ソース電極7、ゲートコンタクト領域5にゲート電極8
、半導体基板1にドレイン電極9を被着して従来の■−
FETが完成する。
しかるに、このような従来のV−FETの製造方法にお
いては、半導体層4を気相成長させる工程、及びゲート
コンタクト領域5を形成する工程における熱処理でゲー
ト領域2も広がるため、ドレイン電流を取り出す場合に
有効なチャンネル領域3のダイス面積に対する割合は小
さくなり、大きなパワーを取り出すには大きなダイス面
積が必要となるため好ましくない。
また、半導体層4の比抵抗、厚みがばらつきやすく、チ
ャンネル領域3の制御が難かしいため出力特性の制御が
難かしいという欠点があった。
本発明は、上記のような従来のV−FETの製造方法を
改良し、大きなソース・ゲート間耐圧(以後VSGOと
記す)、大きなドレイン・ゲート間耐圧(以後VDGO
と記す)、優れた高周波特性を有し、かつ小さなダイス
面積で大きなパワーの得られるV−FETを制御良く与
えるV−FETの製造方法を提供することを目的とした
ものである。
以下、本発明を実施例により説明する。
次に、本発明によるV−FETの製造方法の一実施例を
NチャンネルV−FETを例に取り図面に添って説明す
る。
第2図は本発明の一実施例の製造主要工程における素子
の模式的な断面図である。
まず第2図gに示すようにN型のシリコンよりなる半導
体基板11上に厚さ2000人の多結晶シリコン膜12
、厚さ2000人の窒化ケイ素などよりなる窒化膜13
を順次被着する。
つづいて、第2図すに示すように例えばフレオンガスの
プラズマエッチにより所定の位置の窒化膜13を除去す
る。
この時、多結晶シリコン膜12も一部除去されるが、多
結晶シリコン中の不純物の拡散速度は、単結晶シリコン
中の不純物の拡散速度の10倍あるので、前記窒化膜を
除去した位置に残っている多結晶シリコン膜12の厚み
のばらつきは問題にならない。
つづいて、第2図gに示すように窒化膜を除去した部分
を通してP型不純物を拡散して、ゲート領域14、チャ
ンネル領域15を形成する。
この拡散工程において、窒化膜13と半導体基板11と
の熱膨張率の差から生じるひずみは多結晶シリコン膜1
2により吸収されるため、半導体基板11表面に欠陥が
入るのが防がれ、VSGO、VDGOの劣化が少なくな
る。
つづいて、第2図gに示すように最外側ゲート領域の上
およびその外側の窒化膜13を除去後、ゲート領域14
が変化しない程度の温度の水蒸気雰囲気中にて酸化処理
をする。
このとき、露出しているシリコン、あるいは酸化膜下の
シリコンは酸化されるが窒化膜下のシリコンは酸化され
ない。
ただし、窒化膜の周辺部では横方向からの酸化膜の喰い
込みが見られる。
この酸化工程では、ゲート酸化膜16を厚さ2μ程度に
形成することにより第2図gに示すように半導体基板1
1の深い位置にゲート領域14を埋め込むことができる
なお、この工程で前述したように窒化膜13下の多結晶
シリコン膜12も横方向からの喰い込み酸化を受ける。
しかし、この工程終了時に残っている窒化膜13下の一
部の多結晶シリコン膜12は酸化しない状態で残るよう
にする。
つづいて、第2図fに示すように残っている窒化膜13
を熱燐酸にて除去し、多結晶シリコン膜12を介し高濃
度のN型不純物を浅く拡散し、N+型のソース領域17
を形成する。
このとき、ゲート領域14は前記酸化工程で酸化膜下の
深い位置に形成されているためソース領域17との距離
は犬きく、■sG。
は十分大きくすることができる。
また、窒化膜の下敷として酸化膜を使用した場合に比較
し、本発明の多結晶シリコン膜12を使用した場合は、
窒化膜除去後に下敷酸化膜をエツチングする必要もない
ので、酸化膜を下敷とした場合のように酸化工程終了時
から高濃度N型不純物拡散工程までにゲート酸化膜16
が大きく減少することはなく、従ってゲート・ソース間
容量が小さくなり高周波用に適す。
また、残っている多結晶シリコン膜12を介してN型不
純物を拡散しているので、ソース領域17を浅くできる
つづいて、所定の位置のゲート酸化膜16を除去し、ゲ
ートコンタクト領域18を形成後、第2図gに示すよう
にソース領域17上にソース電極19、ゲートコンタク
ト領域18上にゲート電極20、半導体基板11にドレ
イン電極21を被着、合金化してV−FETは製造され
る。
この際、従来は電極を被着した後のアロイ工程において
電極金属が半導体基板へ喰い込みVSGOの劣化をまね
ていたが、本発明では多結晶シリコン膜12を介して電
極金属を被着しているため、電極金属の半導体基板11
への喰い込みは防止され、VSGOの劣化は起こらず高
い歩留りを得ることができる。
上記実施例ではNチャンネルV−FETを例にとって述
べたが、PチャンネルV−FETも同様な方法で製造出
来ることは勿論である。
以上詳述したように、本発明のV−FETの製遣方法で
は、 イ、窒化ケイ素などよりなる窒化膜を酸化に対するマス
クとして使用し、ゲート領域を酸化膜下に埋め込む方式
であるためダイス面積当たりのチャンネル領域の面積は
大きく、かつその大きさは簡単に制御できるので、小さ
な素子で制御良く大パワーを取り出すことができる。
口、窒化膜と半導体基板の間に多結晶シリコン膜を設け
ているため、拡散、酸化等の工程の際、窒化膜と半導体
基板の熱膨張率により生ずるひずみが多結晶シリコン膜
により吸収されるため、半導体基板表面に欠陥が入るの
が防止でき、大きなり5GO2■DGoを得ることがで
きる。
ハ、多結晶シリコン膜を介して高濃度N型不純物拡散を
行なうため、N+型のソース領域を浅くできるのでソー
ス・ゲート間距離を大きくでき、大きなりs GOを得
ることができる。
二、ゲート領域を厚い酸化膜形成により半導体表面から
深い位置に設けているためソース・ゲート間距離を大き
くでき、大きなVSGOを得ることができる。
ホ、窒化膜と半導体基板の間に酸化膜でなく多結晶シリ
コン膜を設けているので、酸化工程終了時以後のゲート
酸化膜の減少はほとんど無視できるため、厚いゲート酸
化膜を設けることができ、ソース・ゲート間容量を小さ
くできるので高周波特性を適す。
等の効果がある。
以上の説明においては、酸化に対するマスクとして窒化
膜を使用する場合について述べたが、耐拡散マスク効果
および耐酸化マスク効果を有するものであれば、他の絶
縁膜であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図a=dは従来の代表的な縦型接合形電界効果トラ
ンジスタの製造方法の主要工程における素子の模式的な
断面図、第2図a”−gは本発明の実施例である縦型接
合形電界効果トランジスタの製造方法の主要工程におけ
る素子の模式的な断面図である。 図において、11は半導体基板、12は多結晶シリコン
膜、13は窒化膜、14はゲート領域、15はチャンネ
ル領域、16はゲート酸化膜、17はソース領域、18
はゲートコンタクト領域、19はソース電極、20はゲ
ート電極、21はドレイン電極である。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の導電型を有する半導体基板の第1の主面上に
    多結晶シリコン膜を被着させる工程、上記多結晶シリコ
    ン膜上に耐拡散マスク効果および耐酸化マスク効果を有
    する絶縁膜を被着させる工程、所定の位置の上記絶縁膜
    を除去する工程、上記絶縁膜を除去した位置から上記半
    導体基板へ第2の導電型の不純物を導入してゲート領域
    を形成する工程、上記ゲート領域の外側の上記半導体基
    板上の上記絶縁膜を除去する工程、上記ゲート領域の表
    面および上記ゲート領域の外側の半導体基板の表面をそ
    れらの上の上記多結晶シリコン膜と共に酸化する工程、
    残存する上記絶縁膜を除去してその下の上記半導体基板
    へ残存する多結晶シリコン膜を介して第1の導電型の不
    純物を高濃度に導入してソース領域を形成する工程、な
    らびに上記ソース領域、上記ゲート領域、および上記半
    導体基板の上記第1の主面とは反対側の第2の主面にそ
    れぞれソース電極、ゲート電極およびドレイン電極を被
    着させる工程を備えた縦型接合形電界効果トランジスタ
    の製造方法。 2 絶縁膜が窒化ケイ素膜であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の縦型接合形電界効果トランジス
    タの製造方法。
JP8473376A 1976-07-15 1976-07-15 縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法 Expired JPS5851431B2 (ja)

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JPS5310280A JPS5310280A (en) 1978-01-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242524Y2 (ja) * 1982-03-10 1987-10-31

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JPS6242524Y2 (ja) * 1982-03-10 1987-10-31

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