JPS5851254B2 - ケンチヨニゾウカンサレタシヤシンヨウハロゲンカギンニユウザイ - Google Patents

ケンチヨニゾウカンサレタシヤシンヨウハロゲンカギンニユウザイ

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JPS5851254B2
JPS5851254B2 JP4639873A JP4639873A JPS5851254B2 JP S5851254 B2 JPS5851254 B2 JP S5851254B2 JP 4639873 A JP4639873 A JP 4639873A JP 4639873 A JP4639873 A JP 4639873A JP S5851254 B2 JPS5851254 B2 JP S5851254B2
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sulfur
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハロゲン化銀写真乳剤に関し、更に詳しくは
臭化錫を優勢的に含有するハロゲン化銀粒子からなる写
真乳剤の増感に関する。
写真乳剤を製造する技術の分野では、カブリの発生を抑
えて乳剤の感度をより一層高める技術の開発が強く望ま
れている。
従来、ハイドロオキシテトラザインデン化合物は写真乳
剤の安定剤として知られ、カブリ発生を防止する目的で
乳剤に含有されている。
しかしながら、この化合物はしばしば写真感度を減少さ
せる作用があることでも知られている。
(例えば「フオ グラフィック サイエンス アンドエ
ンジニアリング」誌第6巻第2号に掲載されたグイ−シ
ー。
チャンパースの論文「ア、コレレーション。オブ、ザ、
ケミカル、ストラクチャーズ、オブ。
サム、トリアゾロピリミジンズ、ウィズ、ゼア。
フォトグラフィック、エフエクツ」参照)ところが、本
発明者等は含硫黄化合物の添加で化学熟成された単分散
立方体ハロゲン化銀(優勢的に臭化銀を含有する)乳剤
に、ある種のハイドロキシテトラザインデン化合物を添
加すると、写真感度が顕著に増加することを全く予期に
反して見い出した。
このような特異な現象は今までに知られていず、驚くべ
きことであった。
従って、本発明の目的は、第1にカブリの発生を抑えて
顕著に増感されたハロゲン化銀写真乳剤を提供すること
にある。
第2に、上記のような写真乳剤の製造法を提供すること
にある。
上記本発明の目的は、 ■ 重量で少なくとも80俤が立方体の形態であり、少
なくとも95係は平均粒子直径の士約40φ以内にあり
、少なくとも80モル条が臭化銀であるハロゲン化銀粒
子と、 ■ 含硫黄化合物の増感量と下記の一般式(1)又は(
II)で表わされるヒドロキシテトラザイデン化合物の
増感量を組合わせ、写真乳剤に含有せしめることによっ
て達成された。
〔式中、R1とR2は水素原子、アルキル基(例えばメ
チル、エチル、プロピル、ブチル基:ヒドロキシ基、カ
ルボキシル基、アルコキシ基等で置換されたアルキル基
等)、又はアリール基(例えばフェニル基:アルキル基
、ハロゲン原子、ヒドロキシ基等で置換されたフェニル
基等)を表わす。
nは0,1または2を表わす。
〕本発明の写真乳剤の製造例(1実施態様)を以下に記
す(但し、これのみに限定されるものではない)。
親水性コロイド水溶液中における水溶性銀塩と水溶性ハ
ロゲン化物との反応によってハロゲン化銀を生成させる
際に、反応液中のpAgを一定に維持するようにダブル
、ラン方式(水溶性銀塩の水溶液と水溶性ハロゲン化物
の水溶液を攪拌状態にある親水性コロイド水溶液中へ同
時に注入する方法)を行なって(反応温度は約30〜9
0℃の範囲内が好ましい)、前記単分散、立方法ノ\ロ
ゲン化銀粒子を形成せしめ、このようにして得られた乳
剤に含硫黄化合物を添加して化学熟成し、更に前記一般
式(I)又は(II)のハイドロキシテトラザインデン
化合物を添加すればよい。
この後、更に乳剤を熟成してもよい。
該ハイドロキシテトラザインデン化合物の添加時期は、
上記化学熟成の前、又は途中であってもよい。
(立方体粒子の形状、及びその製造法はよく知られてお
り、更に詳細には「ザ、セオリー、オブ、ザ、フォトグ
ラフィック、プロセス−1第3版(シー、イー、ケー、
ミース、チー、エイチ、ジエイムス共編)第2章などの
記載、またその製法は、たとえば「フォトグラフィック
、サイエンス、アンド、エンジニアリング」誌第6巻、
第2号に掲載されたシー、アール。
ベリー、ディー、シー、スキルマン共著の論文「プレシ
ピテーション、オブ、ツウインド、AgBrクリスタル
ズ」参照)。
本発明の乳剤に含有されるハロゲン化銀は、平均粒子サ
イズが約2ミクロンを越えないものが好ましく、特に0
.4ミクロン以上約1ミクロン未満のものが好適である
また、ハロゲン化銀の重量で少なくとも95俤が平均粒
子直径の士約3o%以内にあることが好ましい。
(平均粒子直径は常法、例えば「フォトグラフィック、
ジャーナル」該第79巻330〜338頁(1949年
)に掲載されたニー、ピー、エッチ、トリヴエリ、ダブ
リュー、エフ、スミス共著の論文「エンピリカル。
リレーションズ、ビトウイーン、センシトメトリック、
アンド、サイズ−フリクエンシイ、キャラクタリスティ
クス、イン、フォトグラフィック。
エマルジョン、シリーズ」に記載されている方法で測定
できる)。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、臭化銀、沃塩臭化
銀、沃臭化銀のいずれでもよいが、少なくとも80モル
幅が臭化銀である。
混合乳剤、たとえば臭化銀粒子と塩化銀粒子との混合物
からなる乳剤を用いてもよい。
本発明に用いられる含硫黄化合物としては、硫黄増感剤
として知られている多種のものを用いることができる。
例えば、チオ硫酸塩、アリルチオカルバメート、チオ尿
素、アリルイソチアシアネート、シスチン、p−トルエ
ンチオスルホン酸塩、ローダニンなどが好ましい。
含硫黄化合物の添加量は、乳剤の化学熟成後の感度を効
果的に増大させるに十分な量を用いる。
この量は、種々の条件の下で相当の範囲に渉って変化す
るが、目安としては、銀1モル当り約10′モル〜約1
0−2モル程度が好ましい。
本発明に用いられるハイドロキシテトラザインデン化合
物の具体例を以下に列記する。
(但し、これらのみに限定されるものではない)。
化合物l) 4−ハイドロキシ−6−メチル−1゜3
.3a、7−テトラザインデン 化合物II) 4−ハイドロキシ−1,3,3a、7
テトラザインデン 化合物(tri) 4−ハイドロオキシ−6−メチル
−1゜2.3a、7−チトラザ゛インデン 化合vAl′v)4−ハイドロキシ−6−フェニル−1
゜3.3a、7−テトラザインデン 化合物(V) 4−メチル−6−ハイドロオキシ−1
゜3.3a、7−テトラザインデン ハイドロキシテトラザインデンの添加量は、乳剤の感度
を効果的に増大させるに充分な量でよい。
この量は乳剤条件に応じて広い範囲にわたって変化する
が、好ましくはハロゲン化銀1モル当り0.001〜0
.1モル、特に0.01〜0.05モル添加されるのが
よい。
この化合物の乳剤への添加方法は、写真乳剤添加物の通
常の添加方法に従えばよい。
例えば、最終製品としての感光材料に有害な作用を及ぼ
さない適当な溶媒(例えば水、あるいはアルカリ性水溶
液)に溶解して、溶液として添加することができる。
親水性コロイド(ハロゲン化銀のベヒクル)としては、
例えばゼラチン、コロイド状アルブミン、カゼイン、カ
ルボキシメチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルロー
ズ等のセルロース誘導体、寒天、アルギン酸ソーダ、澱
粉誘導体などの糖誘導体、合或新水性コロイド、例えば
ポリビニルアルコール、ポリN−ビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸共重合体、ポリアクリルアミドまたはその
誘導体等があげられる。
必要に応じて、これらのコロイドの二つ以上の相溶性混
合物を使用することができる。
本発明において、この中で最も一般的に用いられるのは
ゼラチンであるが、ゼラチンは一部、または全部を合成
高分子物質で置きかえることができるほか、いわゆるゼ
ラチン誘導体、すなわち分子中に含まれる官能基として
のアミノ基、イミノ基、ヒドロオキシ基、カルボキシル
基を、それらと反応し得る基を一個持った試薬で処理し
たもの、或は他の高分子物質の分子鎖を結合させたグラ
フトポリマーで置き換えて使用してもよい。
上記の誘導体を作るための試薬としては、たとえば米国
特許第2,614,928号に記載されているようなイ
ンシアネート類、酸塩化物類、酸無水物類、米国特許第
3,118,766号に記載されているような酸無水物
類、特公昭39−5514号公報に記載されているブロ
ム酢酸類、特公昭4226.845号公報に記載されて
いるようなフェニルグリシジルエーテル類、米国特許第
3,132,945号に記載されているビニルスルホン
化合物類、英国特許第861,414号に記載されてい
るN−アリルビニルスルホンアミド類、米国特許第3,
186,846号に記載されている如きマレインイミド
化合物類、米国特許第2,594,293号に記載され
ているようなアクリロニトリル類、米国特許第3,31
2,553号に記載されているポリアルキレンオキサイ
ド類、特公昭42−26,845号公報に記されている
エポオキシ化合物類、米国特許第2,763,639号
に記されているような酸のエステル類、英国%許第1,
033,189号に記されるようなアルカンサルトン類
等を挙げることができる。
また、ゼラチンにグラフトする枝高分子は米国特許第2
,763,625号、同第2,831,767号、同第
2,956,884号あるいはポリマー、レターズ(P
olymer Letters)5.595(1967
)、フォトグラフィック サイエンス エンド エンジ
ニアリング(Pho t 、Sc i 、Eng 、
)9.148(1965)、ジャーナル、オブ、ザ、ポ
リマーサイエンス(J、Polymer Sci、)
、A−1、旦、3199(1971)などに多くの記載
があるが、アクリル酸、メタクリル酸もしくはそれらの
エステル、アミド、ニトリルなどの誘導体、またはスチ
レンなど、一般にビニルモノマーと呼ばれているものの
重合体または共重合体などを広範囲に使用することがで
きる。
しかしゼラチンと或程度相溶性のある親水性ビニル重合
体、たとえばアクリル酸アクリルアミド、メタアクリル
アミド、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシ
アルキルメタアクリレート等の重合体、或は共重合体は
特に望ましい。
乳剤の硬膜には公知の種々の硬膜剤を用いることができ
る。
用いうる硬化剤の具体例としては、たとえばホルムアル
デヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物
類ニジアセチル、シクロペンタンジオンの如きケトン化
合物類:ビ°ス(2−クロロエチル尿素)、2−ヒドロ
キシ−4,6−ジクロロ−1,3,5t−リアジン、そ
のほか米国特許第3,288,775号、同第2,73
2,303号、英国特許第974,723号、同第1,
167,207号などに記されているような反応性ハロ
ゲンを有する化合物類ニジビニルスルホン、5−アセチ
ル−1,3−ジアクリロイルへキサヒドロ−1,3゜5
−トリアジン、そのほか米国特許第3,635,718
号、同第3,232,763号、英国特許第994,8
69号などに示されているような反応性オレフィンを持
つ化合物類二N−ヒドロキシメチルフタルイミド、その
他米国特許第2,732,316号、同第2.586,
168号などに記されているようなN−メチロール化合
物:米国特許第3,103,437号等に記されている
ようなインシアネート類:米国特許第3.017,28
0号、同第2,983,611号等に記されているよう
なアジリジン化合物類:米国特許第2,725,294
号、同第2,725,295号等に記されているような
酸誘導体類:米国特許第3.100,704号などに記
されているようなカルボジイミド系化合物類:米国特許
第3,091,537号などに記されているようなエポ
オキシ化合物類:米国特許第3,321,313号、同
第3,543,292号に記されているようなイソオキ
サゾール系化合物類:ムコクロル酸のようなハロゲノカ
ルボキシアルデヒド類ニジヒドロキシジオキサン、ジク
ロロジオキサン等のジオキサン誘導体:あるいはまた無
機性硬膜剤としてクロム明パン、硫酸ジルコニウム等を
挙げることができる。
また、上記化合物の代わりにプレカーサーの形をとって
いるもの、たとえばアルカリ金属ビサルファイトアルデ
ヒド付加物、ヒダントインのメチロール誘導体、第−級
脂肪族二トロアルコールなどを用いてもよい。
また本発明に用いられる感光材料の感光層中には以上の
もののほかに、各種の金化合物〔例えばカリウムクロロ
オーレート、オーリックトリクロライドなど(米国特許
第2,540,085号二同第2.597,856号:
同第2,597,915号参照)、金(1)ジチオシア
ネート錯塩、金(I)ジチオシアネート錯塩など(’/
Electrochimie des 5elsDo
r 1. Ac1des auro et auric
hlorhy −driques et 5els c
orrespondants〃+ J−Pouradi
er M、 C,Gadet、 et H,Chate
au共著、J、 Chim、 phys、 62(2)
203〜216(1965)参照〕:各種パラジウム
化合物、例えばパラジウムクロライド(米国特許第2,
540,086号参照)、カリウムクロロパラデート(
米国特許第2,598,079号参照)、などまたはか
かる増感剤の混合物や、各種の分光増感色素(例えばメ
チンシアニン、メロシアニン等)、発色剤(イエロー、
マゼンタ、シアンカプラー等)、塗布助剤、かぶり防止
剤、膨潤抑制剤、帯電防止剤などが添加されてもよい。
本発明の写真乳剤は、目的に応じてガラス、金属、陶器
のような硬い支持体や、可撓性の支持体に塗布して、感
光材料とすることができる。
ハロゲン化銀は目的に応じて1平方センチメートル当り
約0.1〜1■の範囲で支持体に塗布すればよい。
但し、この範囲にのみ限定されるものではない。
代表的な可撓性支持体としては、通常写真感光材料に用
いられているセルロースナイトレートフィルム、セルロ
ースアセテートフィルム、セルロースアセテートブチレ
ートフィルム、セルロースアセテートプロピオネートフ
ィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリカーボネートフィルム、その他こ
れらの積層物、薄ガラスフィルム、紙等がある。
バライタ、又はα−オレフィンポリマー特にポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレンブテンコポリマー等、炭
素原子2〜10のα−オレフィンのポリマーを塗布また
はラミネートした紙、特公昭47−19.068号公報
に記されているような表面を粗面化することによって、
他の高分子物質との密着性を良化し、且つ印刷適性をあ
げたプラスチックフィルム等の支持体も良好な結果を与
える。
これらの支持体は、感光材料の目的に応じて透明なもの
、不透明なものを選択すればよい。
また透明な場合にも無色透明のものだけでなく、染料、
顔料を添加して着色透明にすることもできる。
不透明支持体には、紙の如く元来不透明なもののほか透
明フィルムに染料や酸化チタンの如き顔料等を加えたも
の、或は特公昭47−19,068号公報に記されてい
るような方法で表面処理したプラスチックフィルム、更
にはカーボンブラック染料等を加えて完全に遮光性とし
た紙、プラスチックフィルム等も含まれる。
支持体と写真乳剤層との接着力が不充分なときは、その
どちらに対しても接着性を持つ層を下塗り層として設け
てもよい。
また接着性を更に良化させるため支持体表面をコロナ放
電、紫外線照射、火焔処理等の予備処理をしてもよい。
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例 1 通常のダブル、ラン法を用いて、平均粒子サイズが0.
7μで、ハロゲン化銀の重量で95係以上が平均粒子直
径の±30係以内にある、立方体の形態をなす臭化銀粒
子からなる写真乳剤を調製した。
すなわち、ゼラチン水溶液をよく攪拌しつつ、その溶液
内での銀イオン濃度を一定に保ちつつ、硝酸銀水溶液と
臭化カリウム水溶液を同時に添加した。
この乳剤には1ゆ当り、0.38モルの臭化錫と約45
gのゼラチンが含まれている。
このようにして調製された乳剤を600gづつ2分し、
その−力に1重量φのチオ硫酸ナトリウム(5水塩)を
21rLl加え、温度50℃で1時間熟成して硫黄増感
をした。
さらに各乳剤を100gずつ3分し、それぞれに5×1
0−2mol/lの前記テトラザインデン(1)の水溶
液を07711.4m、および16dずつ加え、これを
それぞれ、ゼラチン下塗層を設けた酢酸セルロース透明
フィルム上に、乾燥後約4μの膜厚となるように塗布す
ることにより写真感光材料を調製した。
各試料について、それぞれタングステン電球(色温度2
854°K)により、連続ウェッジ(光楔)および第1
図に示された特性を有する青色フィルターを通して10
秒間露光した。
各試料について露光後、メトール、アスコルビン酸現像
液を用いて、20℃で10分間現像した。
メトール。アスコルビン酸現像液は、メトール2.5g
1アスコルビン酸10 g s臭化カリウム1.0g、
コダルク(又はナボックス)35.0gを水に加えて1
1(pH9,8)として調製した。
写真濃度は富士写真フイルウ社製自記濃晩計により測定
した。
写真感度はカブIJ + 0.1の写真濃度を与えるに
要する露光量の逆数で表現し、第1表に示した。
上記第1表の感度値から明らかなように、含硫黄化合物
とヒドロキシテトラザインデンの増感量を組合わせ含有
する写真乳剤の場合に、感度が顕著に増加することがわ
かる。
このため、硫黄増感を行ない、且つハイドロキシテトラ
ザインデン化合物を加えた乳剤の感光度は、硫黄増感だ
けを行なった乳剤の感度に比べてきわめて高いものとな
り、高い感度を必要とする写真感光材料にとって好まし
い乳剤が得られた。
(参考例 1) 実施例1において平均粒子サイズが0.7μの立方体臭
化銀粒子からなる乳剤のかわりに、平均粒子サイズが0
.7μの八面体臭化銀粒子からなる乳剤を用い、第2表
に示された如くの量の含硫黄化合物とハイドロキシテト
ラザインデンを加えて得られた結果を第2表に示す。
第2表の感度値から明らかなように、含硫黄化合物によ
って種々の程度に硫黄増感された八面体臭化銀乳剤では
、ハイドロキシテトラザインデン化合物を添加しても感
度はかえって減少するか、増加してもその程度はわずか
であった。
(参考例 2) 通常のシングルジェット法を用いて、平均粒子サイズが
1,1μの、板状の形態をなす臭化銀粒子からなる写真
乳剤を調製した。
すなわち、ゼラチンを含む臭化カリウム水溶液をよく攪
拌しつつ、これに硝酸銀水溶液を加えて調製した。
この乳剤には1kg!あたり0.30モルの臭化銀と約
45gのゼラチンが含まれている。
上記の乳剤を用いて、参考例1と同様の実験をした。
得られた結果を第3表に示す。第3表の感度値から明ら
かなように、含硫黄化合物で種々の程度に硫黄増感され
た板状臭化銀乳剤では、たとえハイドロキシテトラザイ
ンデン化合物を添加しても、かえって感度は著しく低下
する場合が殆んどで、増加してもその程度はわずかであ
った。
(参考例 3) 硝酸銀1モルに対して2モルの割合でアンモニアを含む
アンモニア性硝酸銀水溶液を用いて、通常のシングル、
ジェット法で、平均粒子サイズが約1μの不規則な球状
の臭化銀粒子からなる写真乳剤を調製した(以下これを
アンモニア法臭化銀乳剤という)。
この乳剤には1kgあたり0.30モルの臭化銀と約4
5gのゼラチンが含まれている。
上記の乳剤を用いて、参考例1と同様の実験をした。
得られた結果を第4表に示す。第4表の感度値から明ら
かなように、含硫黄化合物によって種々の程度に硫黄増
感されたアンモニア法臭化銀乳剤では、ハイドロキシテ
トラザインデン化合物を添加しても感度はむしろ低下し
、たとえ増加してもその程度はわずかであった。
立方体、八面体、板状、およびアンモニア法による不規
則な球状の粒子は、ハロゲン化銀でみられる最も代表的
な形態であるが、実施例1、参考例1,2、および3か
ら、感度の増大は本発明の立方体の形態をなす粒子から
なる乳剤で、きわめて顕著であることがわかる。
実施例 2 実施例1で調製した0、7μの立方体臭化銀乳剤180
0gに1重量%のチオ硫酸ナトリウム、5水塩の水溶液
6mA’を加え、50℃で60分間熟成することにより
、硫黄増感を行なった。
さらにこの乳剤を100gづつに分け、それぞれに5X
10 ”mail/lの前記ハイドロオキシ−テトラザ
インデン化合物(I)〜(V)の水溶液をそれぞれOy
d、4TL11および16−づつ加え、これをそれぞれ
、ゼラチン下塗層を設けた酢酸セルロース透明フィルム
上に乾燥後約4μの膜厚となるように塗布することによ
り写真感光材料を調製した。
この感光材料の感度を実施例1と同様の方法で測定し、
第5表に示した。
第5表の感度値から明らかなように、本発明に用いられ
るハイドロオキシ−テトラザインデン化合物の乳剤への
添加により、いずれの場合もきわめて大きな感光度の増
加が認められた。
実施例 3 実施例1と同じ処方にしたがって試料を作成した。
次に実施例1の露光において、タングステン電球の代わ
りにクセノン、フラッシュ電球を用い、連続ウェッジ(
光楔)および第1図に示された特性を有する青色フィル
ターを通して171000秒間露光し、他は実施例1と
同じ操作により各試料の感光度を求め、第6表に示した
第6表と第1表の感度値から、ハイドロキシテトラザイ
ンデンの添加による感度の増加は、短時間高照度露光(
実施例3)でも、長時間低照度露光(実施例1)でも同
様に達成されることがわかる。
実施例 4 実施例1と同様の方法で、第7表に示す平均粒子サイズ
で、ハロゲン化銀の重量で95係以上粒子直径の±30
係以内にある。
立方体の形態をなし、沃化銀0.3モル饅及び1モル係
を含むヨウ臭化銀粒子からなる写真乳剤を調製し、実施
例1と同様にして硫黄増感した。
さらにこれらの乳剤にテトラザインデン(I)の水溶液
を加え、これをそれぞれ、ゼラチン下塗層を設けた酢酸
セルロース透明フィルム上に、乾燥後約4μの膜厚とな
るように塗布することにより写真感光材料を調製した。
実施例1と同様の実験を行なって得られた感度値を第7
表に示す。
上記第7表の結果かられかるように、ハイドロオキシテ
トラザインデンの添加による感度の増加は、ヨウ臭化銀
乳剤においても達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例において、露光の際に用いら
れたフィルターの透過率の光の波長に対する関係を示す
曲線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量で少なくとも80饅が立方体の形態を有し、平
    均粒子直径が0.4ミクロン以上1ミクロン未満であり
    、少なくとも95多は平均粒子直径の±約40係以内に
    あり、少なくとも80モル条が臭化銀であるハロゲン化
    銀と、 含硫黄化合物の増感量と、 ハロゲン化銀1モル当り0.01〜0.05モルの下記
    一般式(1)又は(IF)で表わされるヒドロキシテト
    ラザイデン化合物 を組合わせ含有することを特徴とするハロゲン化銀写真
    乳剤。 〔式中、R1とR2は水素原子、アルキル基、又はアリ
    ール基を表わす。 nはLlまたは2を表わす。 〕
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