JPS5850719A - 電気機器の絶縁処理方法 - Google Patents
電気機器の絶縁処理方法Info
- Publication number
- JPS5850719A JPS5850719A JP14700881A JP14700881A JPS5850719A JP S5850719 A JPS5850719 A JP S5850719A JP 14700881 A JP14700881 A JP 14700881A JP 14700881 A JP14700881 A JP 14700881A JP S5850719 A JPS5850719 A JP S5850719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermosetting resin
- insulated
- insulating layer
- impregnating
- impregnated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/127—Encapsulating or impregnating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモールドトランスや回転横の界磁巻線のような
電気線輪を熱硬化性樹脂で絶縁処理する電気機器の絶縁
処理方法に関するものである。
電気線輪を熱硬化性樹脂で絶縁処理する電気機器の絶縁
処理方法に関するものである。
!に被絶縁物の絶縁処理されるべき絶縁層に熱硬化性樹
脂の硬化を促進する硬化促進剤を処理し、真空状態の下
で全含浸を行うことを特徴とする電気機器の絶縁処理方
法に関する。
脂の硬化を促進する硬化促進剤を処理し、真空状態の下
で全含浸を行うことを特徴とする電気機器の絶縁処理方
法に関する。
重合、または重付加反応等の化学反応する合成樹脂を真
空下で被絶縁物に含浸させる電気機器の絶縁処理方法は
従来よシ一般的に行われている絶縁処理方法である。こ
の絶縁処理方法により、電気機器、例えばモールドトラ
ンスのような被絶縁物に合成樹脂を含浸させることは多
くの利点がある。その1つは絶縁物内部に湿気やダスト
等の浸入を防ぐための耐湿、耐汚損性を向上させること
である。また絶縁物内部に空隙部分がなくなるため電気
的に有害なコロナの発生を抑止することができる利点−
ある。さらに別の利点としては熱伝導率の向上が計れ温
度上昇を低く抑えることができるという仁とである。
空下で被絶縁物に含浸させる電気機器の絶縁処理方法は
従来よシ一般的に行われている絶縁処理方法である。こ
の絶縁処理方法により、電気機器、例えばモールドトラ
ンスのような被絶縁物に合成樹脂を含浸させることは多
くの利点がある。その1つは絶縁物内部に湿気やダスト
等の浸入を防ぐための耐湿、耐汚損性を向上させること
である。また絶縁物内部に空隙部分がなくなるため電気
的に有害なコロナの発生を抑止することができる利点−
ある。さらに別の利点としては熱伝導率の向上が計れ温
度上昇を低く抑えることができるという仁とである。
しかし、これらの利点を有効に発揮させるためには、被
絶縁物の中に合成樹脂が充分に、且つ完全に含浸される
ことが重要である。すなわち、被絶縁物内部に空隙が全
くなくなって絶縁処理が施されることが必要である。そ
のための1つの手段として真空状態の空間で被絶縁物に
合成樹脂を含浸する方法がある。この真空含浸法は従来
も行われており多くの改善がなされている◇ また、被絶縁物にあらかじめ施される絶縁層に合成樹脂
の硬化を促進させる硬化促進剤を塗布し、真空状態の下
で含浸する方法は更に改良された方法である。この処理
方法は被絶縁物を含浸容器の中に入れたまま真空容器内
に設置しこの真空容器内の真空引きを行いながら含浸容
器の中に合成樹脂を注入する方法である。被絶縁物に充
分な含浸が行われたら直ちに真空タンクの真空状態を破
り含浸容器から被絶縁物をJ!シ出し加熱によって被絶
縁物に含浸された熱硬化性樹脂を硬化させるものである
。絶縁層に含浸された樹脂は絶縁層にあらかじめ硬化促
進剤が処理されているため加熱によって早急に反応をは
じめゲル化し、そして硬化するため空隙のない絶縁層が
従来のもOK比べより一層作り易くなる。
絶縁物の中に合成樹脂が充分に、且つ完全に含浸される
ことが重要である。すなわち、被絶縁物内部に空隙が全
くなくなって絶縁処理が施されることが必要である。そ
のための1つの手段として真空状態の空間で被絶縁物に
合成樹脂を含浸する方法がある。この真空含浸法は従来
も行われており多くの改善がなされている◇ また、被絶縁物にあらかじめ施される絶縁層に合成樹脂
の硬化を促進させる硬化促進剤を塗布し、真空状態の下
で含浸する方法は更に改良された方法である。この処理
方法は被絶縁物を含浸容器の中に入れたまま真空容器内
に設置しこの真空容器内の真空引きを行いながら含浸容
器の中に合成樹脂を注入する方法である。被絶縁物に充
分な含浸が行われたら直ちに真空タンクの真空状態を破
り含浸容器から被絶縁物をJ!シ出し加熱によって被絶
縁物に含浸された熱硬化性樹脂を硬化させるものである
。絶縁層に含浸された樹脂は絶縁層にあらかじめ硬化促
進剤が処理されているため加熱によって早急に反応をは
じめゲル化し、そして硬化するため空隙のない絶縁層が
従来のもOK比べより一層作り易くなる。
しかし、この絶縁処理方法において、被絶縁物を含浸容
器からとり出した時点においては熱硬化性樹脂は完全に
絶縁層に充満してhるが、次の加熱工種にお込て樹脂は
当然のことながら粘度が低ドするため絶縁層から流出す
る。すなわち熱硬化性樹脂のゲル化し始めるまでは粘度
の低下が持続するためゲル化し始めるまでは絶縁層に含
浸された樹脂が流出を続けることになる。これを防ぐた
めに硬化促進剤を極端に多くしてできるだけゲル化を早
くし絶縁層に含浸され九熱硬化性樹脂の流出を極力少く
することも考えられる。しかし、多くの場合硬化促進剤
が規定量より多くなればすぐれた組成物が得られなくな
り好ましい方法ではないO このように被絶縁物に含浸された熱硬化性樹脂が流出し
てしまうということは空隙のある絶縁層ができるという
ことで含浸による利点は半減する。
器からとり出した時点においては熱硬化性樹脂は完全に
絶縁層に充満してhるが、次の加熱工種にお込て樹脂は
当然のことながら粘度が低ドするため絶縁層から流出す
る。すなわち熱硬化性樹脂のゲル化し始めるまでは粘度
の低下が持続するためゲル化し始めるまでは絶縁層に含
浸された樹脂が流出を続けることになる。これを防ぐた
めに硬化促進剤を極端に多くしてできるだけゲル化を早
くし絶縁層に含浸され九熱硬化性樹脂の流出を極力少く
することも考えられる。しかし、多くの場合硬化促進剤
が規定量より多くなればすぐれた組成物が得られなくな
り好ましい方法ではないO このように被絶縁物に含浸された熱硬化性樹脂が流出し
てしまうということは空隙のある絶縁層ができるという
ことで含浸による利点は半減する。
本発明は以上の欠点を除去して、被絶縁物の耐湿、耐汚
損性が向上し電気的特性が良好で且つ熱伝導率の向上に
より温度上昇を低く抑えることのできる電気機器の絶縁
処理方法を提供することを目的とする。
損性が向上し電気的特性が良好で且つ熱伝導率の向上に
より温度上昇を低く抑えることのできる電気機器の絶縁
処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、熱硬化性樹脂含浸後、加熱
硬化工程に移るまでの間に絶縁層から樹脂が流出するの
を防止して確実に含浸処理のできる電気機器の絶縁処理
方法を提供することである。
硬化工程に移るまでの間に絶縁層から樹脂が流出するの
を防止して確実に含浸処理のできる電気機器の絶縁処理
方法を提供することである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図において、1は絶縁テープによシあらかじめ絶縁処
理され絶縁層2が形成された被絶縁物である。この被絶
縁物は各種の電気機器を対象とするもので、本発明の実
施例では回転電機の界磁コイルの場合を示す。絶縁層2
を形成する絶縁テープは公知のマイカテープ、カプトン
テープ、アラミツドテープ、ガラステープ等いかなる絶
縁テープでも使用可能である。i九、この絶縁層2に処
理される硬化促進剤の処理も含浸樹脂の硬化を促進させ
る規定量の範囲内であればあらかじめ絶縁テープを促進
剤稀釈溶液中に浸漬させても良く、または絶縁シー)K
促進剤を刷は塗りしテープ状に切断する等公知のいかな
ろ手段によシ施してもかまわない。
1図において、1は絶縁テープによシあらかじめ絶縁処
理され絶縁層2が形成された被絶縁物である。この被絶
縁物は各種の電気機器を対象とするもので、本発明の実
施例では回転電機の界磁コイルの場合を示す。絶縁層2
を形成する絶縁テープは公知のマイカテープ、カプトン
テープ、アラミツドテープ、ガラステープ等いかなる絶
縁テープでも使用可能である。i九、この絶縁層2に処
理される硬化促進剤の処理も含浸樹脂の硬化を促進させ
る規定量の範囲内であればあらかじめ絶縁テープを促進
剤稀釈溶液中に浸漬させても良く、または絶縁シー)K
促進剤を刷は塗りしテープ状に切断する等公知のいかな
ろ手段によシ施してもかまわない。
次に1同じく第1図に示すように被絶縁物lの絶縁11
2の最外層に含浸樹脂である熱硬化性樹脂が加熱により
硬化されても容易にはがすことのできる離形テープ3が
巻回される。この離形テープ3は例えばテフロンテープ
やポリエステルテープ等にシリコン処理を施したものが
よく、被絶縁物lの全長に亘って手巻き、あるiは機械
巻きで1/2重ね巻きで施し、その略々全長面を被覆す
るようにしている。
2の最外層に含浸樹脂である熱硬化性樹脂が加熱により
硬化されても容易にはがすことのできる離形テープ3が
巻回される。この離形テープ3は例えばテフロンテープ
やポリエステルテープ等にシリコン処理を施したものが
よく、被絶縁物lの全長に亘って手巻き、あるiは機械
巻きで1/2重ね巻きで施し、その略々全長面を被覆す
るようにしている。
絶縁層2の最外層に離形テープ3が巻回された被絶縁物
lは第2図に示すように含浸容器4内に入れられ、更に
との含浸容器4とともに真空容器5内に適宜の手段によ
シ収納固定される。
lは第2図に示すように含浸容器4内に入れられ、更に
との含浸容器4とともに真空容器5内に適宜の手段によ
シ収納固定される。
真空容器5内の空気はパルプ6a、6bt介して接続さ
れた外部の給排気装置フの作動により除々に引き抜かれ
圧力が下がり真空状態にされていく。
れた外部の給排気装置フの作動により除々に引き抜かれ
圧力が下がり真空状態にされていく。
この排気作業と並行して真空容器5の上部に設けられた
含浸樹脂タンク8内の熱硬化性樹脂9はバルブ10の開
放によりg空容器5の天井から含浸容器4内に熱硬化性
樹脂が充満される。それ故に含浸容器4内の被絶縁物1
は真空状態の中で絶縁層2中に熱硬化性樹脂9が含浸さ
れる。
含浸樹脂タンク8内の熱硬化性樹脂9はバルブ10の開
放によりg空容器5の天井から含浸容器4内に熱硬化性
樹脂が充満される。それ故に含浸容器4内の被絶縁物1
は真空状態の中で絶縁層2中に熱硬化性樹脂9が含浸さ
れる。
この含浸工程により充分含浸されたら真空容器5内に再
び給排気装置7より空気を加圧供給し、大気圧の状態に
もどしていく。
び給排気装置7より空気を加圧供給し、大気圧の状態に
もどしていく。
次に第3図に示すように被絶縁物1を含浸容器4の中に
入れたままの状態で被絶縁物l自体に外部よりあらかじ
め接続してお論た導体11により加熱電源12から電流
を通電し、通電加熱により被絶縁物1に含浸された熱硬
化性樹脂をゲル化するまで加熱し硬化反応を促進させる
。この場合の加熱処理は熱硬化性樹脂のホトライフが心
配なければ恒温槽に移して加熱するようにしてもよい。
入れたままの状態で被絶縁物l自体に外部よりあらかじ
め接続してお論た導体11により加熱電源12から電流
を通電し、通電加熱により被絶縁物1に含浸された熱硬
化性樹脂をゲル化するまで加熱し硬化反応を促進させる
。この場合の加熱処理は熱硬化性樹脂のホトライフが心
配なければ恒温槽に移して加熱するようにしてもよい。
しかし、望ましくは通電加熱の方が好ましい。
通電加熱の場合は被絶縁物1に含浸された熱硬化性樹脂
がゲル化まで硬化促進したら引き続いて恒温槽に移し後
硬化を行った後離形テープ3をはがし、第4図のごとく
絶縁処理が完了する〇ここで、離形テープ3の役目は、
まず真空容器5の中で被絶縁物lに熱硬化性樹脂9が含
浸される時著しく疎外しなりよう絶縁テープよシはゆる
〜 やかに巻いであるが、被絶縁*J菫に含浸された熱硬化
性樹III 9と含浸容器4に残った樹脂とを完全に分
離させているため例え被絶縁物1の絶縁層2に硬化促進
剤が施してあっても絶縁層2内にのみにとどまジ含浸容
器4に入っている熱硬化性樹脂9の方に流出するのを防
ぐものである。すなわち、含浸容器4に入って^る熱硬
化性樹脂に硬化促進剤が流出しな込ため、たとえ加熱工
程により温度が上げられても反応が極端に進むことがな
い。その之め再使用が可能である。
がゲル化まで硬化促進したら引き続いて恒温槽に移し後
硬化を行った後離形テープ3をはがし、第4図のごとく
絶縁処理が完了する〇ここで、離形テープ3の役目は、
まず真空容器5の中で被絶縁物lに熱硬化性樹脂9が含
浸される時著しく疎外しなりよう絶縁テープよシはゆる
〜 やかに巻いであるが、被絶縁*J菫に含浸された熱硬化
性樹III 9と含浸容器4に残った樹脂とを完全に分
離させているため例え被絶縁物1の絶縁層2に硬化促進
剤が施してあっても絶縁層2内にのみにとどまジ含浸容
器4に入っている熱硬化性樹脂9の方に流出するのを防
ぐものである。すなわち、含浸容器4に入って^る熱硬
化性樹脂に硬化促進剤が流出しな込ため、たとえ加熱工
程により温度が上げられても反応が極端に進むことがな
い。その之め再使用が可能である。
一方、被絶縁物IK含浸された熱硬化性樹脂9は絶縁層
2に処理された硬化促進剤の効果で非常に短時間に反応
が促進しすぐれた絶縁組成物を得ることカニできる。言
うまでもなく、離形テープ3を施さすに含浸容器4に被
絶縁物1を入れたまま温度を上げれば被絶縁物lは充分
な絶縁組成物が得られるが、絶縁層2に!6理した硬化
促進剤が含浸容器4に入っている樹脂に流出し、この樹
脂のホトライフを極めて短かくシ、再使用、再々使用は
困難になり実用的でない。
2に処理された硬化促進剤の効果で非常に短時間に反応
が促進しすぐれた絶縁組成物を得ることカニできる。言
うまでもなく、離形テープ3を施さすに含浸容器4に被
絶縁物1を入れたまま温度を上げれば被絶縁物lは充分
な絶縁組成物が得られるが、絶縁層2に!6理した硬化
促進剤が含浸容器4に入っている樹脂に流出し、この樹
脂のホトライフを極めて短かくシ、再使用、再々使用は
困難になり実用的でない。
次に本発明の絶縁処理方法を実際に実験を行った具体的
実施例について説明する。
実施例について説明する。
直流界磁巻線の絶縁処理において、対地絶縁として0.
25m厚のガラステープラ1フ2重ね巻きで2回施し、
2エチル4メチルイミダゾール:エチルアルコール−1
0:90の溶液で処理した0、 1鵡厚のガラステープ
を1/2重ね巻きで1回施した。ついで、シリコン離形
処理を行った0、05鴎厚のポリエステルフィルムを1
/2重ね巻きで1回施した。
25m厚のガラステープラ1フ2重ね巻きで2回施し、
2エチル4メチルイミダゾール:エチルアルコール−1
0:90の溶液で処理した0、 1鵡厚のガラステープ
を1/2重ね巻きで1回施した。ついで、シリコン離形
処理を行った0、05鴎厚のポリエステルフィルムを1
/2重ね巻きで1回施した。
このような直流機界磁巻線を真空下でエポキシ樹脂の含
浸を行った。このエポキシ樹脂としてはエピコー) 8
28 (シェル社商品名)とHN2200 (日立化成
株式1社商品名)K若干の可とう性付与剤 1と促進
剤を加えた41りである。含浸終了後、本発明方法によ
り含浸容器に残った樹脂の場合(alと、離形テープを
施さずに含浸した時の含浸容器に残った樹脂の場合(b
)の一定温度における粘f特性を第5図に示すが、図示
のごとく本発明方法によるものの方が優れた特性を示す
0 以上のように本発明によれば絶縁層を形成した被絶縁物
の絶縁層外層に熱硬化性樹脂の硬化促進剤処理を施す工
程と、この被絶縁物の絶縁層外周に離形副処理を施す工
程と、前記被絶縁物に熱硬化性樹脂を真空下で含浸する
工程と、熱硬化性樹脂が含浸され邂被絶縁物を加熱硬化
させる工程とから成るので被絶縁物の耐湿、耐汚損性が
向上し、電気的特性が良好で且つ熱伝導率の向上により
温度上昇を低く抑えることができ、しか本、熱硬化性樹
脂含浸後加熱硬化工種に移るまでの間に絶縁層から樹脂
が流出するのを防止して確実に含浸処理のできる電気機
器の絶縁処理方法を得ることかで弯る。
浸を行った。このエポキシ樹脂としてはエピコー) 8
28 (シェル社商品名)とHN2200 (日立化成
株式1社商品名)K若干の可とう性付与剤 1と促進
剤を加えた41りである。含浸終了後、本発明方法によ
り含浸容器に残った樹脂の場合(alと、離形テープを
施さずに含浸した時の含浸容器に残った樹脂の場合(b
)の一定温度における粘f特性を第5図に示すが、図示
のごとく本発明方法によるものの方が優れた特性を示す
0 以上のように本発明によれば絶縁層を形成した被絶縁物
の絶縁層外層に熱硬化性樹脂の硬化促進剤処理を施す工
程と、この被絶縁物の絶縁層外周に離形副処理を施す工
程と、前記被絶縁物に熱硬化性樹脂を真空下で含浸する
工程と、熱硬化性樹脂が含浸され邂被絶縁物を加熱硬化
させる工程とから成るので被絶縁物の耐湿、耐汚損性が
向上し、電気的特性が良好で且つ熱伝導率の向上により
温度上昇を低く抑えることができ、しか本、熱硬化性樹
脂含浸後加熱硬化工種に移るまでの間に絶縁層から樹脂
が流出するのを防止して確実に含浸処理のできる電気機
器の絶縁処理方法を得ることかで弯る。
第1図は本発明の一実施例における被絶縁物に離形副処
理を施す工種を示す斜視図、第2図は同じく真空容器内
での含浸工程を示す断面図、第3図は同じく加熱工程を
示す断面図、第4図は本発明により絶縁処理された被絶
縁物を示す斜視図、′WI5図は本発明の一実施例によ
る絶縁処理方法の効果全示す特性図である。 1・・・被絶縁物 2・・絶縁層3 ・離形テ
ープ 4・・含浸容器5 ・真空容器
7 給排気装置8 含浸樹脂タンク 9・・熱硬化性
樹脂12・・加熱電源 13・恒温槽(731
7) 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名
)、・i ・ 第1図 第2図 第4図 第5図 o 10o ;>oo 3o。 H1聞 (H)→
理を施す工種を示す斜視図、第2図は同じく真空容器内
での含浸工程を示す断面図、第3図は同じく加熱工程を
示す断面図、第4図は本発明により絶縁処理された被絶
縁物を示す斜視図、′WI5図は本発明の一実施例によ
る絶縁処理方法の効果全示す特性図である。 1・・・被絶縁物 2・・絶縁層3 ・離形テ
ープ 4・・含浸容器5 ・真空容器
7 給排気装置8 含浸樹脂タンク 9・・熱硬化性
樹脂12・・加熱電源 13・恒温槽(731
7) 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名
)、・i ・ 第1図 第2図 第4図 第5図 o 10o ;>oo 3o。 H1聞 (H)→
Claims (1)
- 絶縁層を形成した被絶縁物の絶縁層外層に熱硬化性樹脂
の硬化促進剤処理を施す工程と、この被絶縁物の絶縁層
外周に離形材処理を施す工程と、前記被絶縁物に熱硬化
性樹脂を真空下で含浸する工程と、熱硬化性樹脂が含浸
された被絶縁物を加熱硬化させる工程とから成る電気機
器の絶縁処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14700881A JPS5850719A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 電気機器の絶縁処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14700881A JPS5850719A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 電気機器の絶縁処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5850719A true JPS5850719A (ja) | 1983-03-25 |
Family
ID=15420467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14700881A Pending JPS5850719A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 電気機器の絶縁処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850719A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59185147A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-20 | Hitachi Ltd | 固定子絶縁線輪の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410965A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 | Hitachi Ltd | Method of making electric insulating device |
-
1981
- 1981-09-19 JP JP14700881A patent/JPS5850719A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410965A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 | Hitachi Ltd | Method of making electric insulating device |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59185147A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-20 | Hitachi Ltd | 固定子絶縁線輪の製造方法 |
JPH0452703B2 (ja) * | 1983-04-01 | 1992-08-24 | Hitachi Ltd |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000060086A (ja) | 電動機固定子巻線用導体バ―の含浸方法及び含浸装置 | |
US3531751A (en) | Dynamoelectric machine coil and method of making same | |
JPS5850719A (ja) | 電気機器の絶縁処理方法 | |
JPS5870516A (ja) | 樹脂モ−ルドコイル製造方法 | |
JPH10295063A (ja) | 電気機器巻線の樹脂含浸・硬化方法 | |
JPH06121480A (ja) | 鉄心の絶縁処理方法 | |
JPS58202507A (ja) | 樹脂モ−ルドコイル | |
JPS61160920A (ja) | 樹脂モ−ルドコイルの製造方法 | |
JPS6130943A (ja) | 回転電機の巻線の絶縁処理方法 | |
JPS5983564A (ja) | 絶縁線輪の製造方法 | |
JPH06121498A (ja) | 電気機器のワニス含浸方法 | |
JPS6241411B2 (ja) | ||
JPH0650695B2 (ja) | 樹脂モ−ルドコイルの製造方法 | |
JPH023267Y2 (ja) | ||
JPH05244744A (ja) | 電気機器のワニス含浸方法 | |
JPS6262042B2 (ja) | ||
JPS63114546A (ja) | 耐熱性回転電機コイルの絶縁処理方法 | |
JPH06153468A (ja) | 電気機器のワニス含浸方法並びに電気機器の巻線体 | |
JPH0233912A (ja) | 電気機器の絶縁材含浸方法 | |
JPH0446067B2 (ja) | ||
JPS6154851A (ja) | 界磁コイルの絶縁処理方法 | |
JPS5897816A (ja) | 乾式変圧器コイルの製造方法 | |
JPS59162744A (ja) | コイルの絶縁方法 | |
JPH06253509A (ja) | 回転電機の絶縁処理方法 | |
JPS6118334A (ja) | 回転電機のコイル絶縁方法 |