JPH023267Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023267Y2 JPH023267Y2 JP1984166252U JP16625284U JPH023267Y2 JP H023267 Y2 JPH023267 Y2 JP H023267Y2 JP 1984166252 U JP1984166252 U JP 1984166252U JP 16625284 U JP16625284 U JP 16625284U JP H023267 Y2 JPH023267 Y2 JP H023267Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable connection
- reinforcing layer
- partition wall
- rubber
- microwave generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はゴム・プラスチツクケーブル接続部の
加熱モールド処理装置の改良に関するものであ
る。
加熱モールド処理装置の改良に関するものであ
る。
ゴム・プラスチツクケーブル接続部に絶縁補強
を施す場合、架橋可能な絶縁補強テープをケーブ
ル導体接続部上に巻回し、この巻回層を加熱加圧
により成形することがある。
を施す場合、架橋可能な絶縁補強テープをケーブ
ル導体接続部上に巻回し、この巻回層を加熱加圧
により成形することがある。
従来、上記加熱には通常電熱ヒータを使用し、
加圧には絶縁補強テープ巻回層上に金属テープを
捲付ける方法を用いている。
加圧には絶縁補強テープ巻回層上に金属テープを
捲付ける方法を用いている。
しかし、電熱ヒータによる加熱においては、外
部から内部への加熱であるため、加熱効果に劣
る。このため、内部からの加熱である誘電加熱の
施用が考えられる。しかしながら、かかる誘電加
熱方式のもとでは、前記の金属テープ捲付体から
なる加圧手段は金属テープの電波遮蔽作用のため
に施用し難く、他の加圧手段の使用が必要とな
る。
部から内部への加熱であるため、加熱効果に劣
る。このため、内部からの加熱である誘電加熱の
施用が考えられる。しかしながら、かかる誘電加
熱方式のもとでは、前記の金属テープ捲付体から
なる加圧手段は金属テープの電波遮蔽作用のため
に施用し難く、他の加圧手段の使用が必要とな
る。
本考案の目的は、マイクロ波による誘電加熱下
でガス加圧を可能とするゴム・プラスチツクケー
ブル接続部の加熱モールド処理装置を提供するこ
とにある。
でガス加圧を可能とするゴム・プラスチツクケー
ブル接続部の加熱モールド処理装置を提供するこ
とにある。
本考案に係るゴム・プラスチツクケーブル接続
部の加熱モールド処理装置は、加熱処理すべき絶
縁補強層を有するゴム・プラスチツクケーブル接
続部を包囲し得る密閉金属箱に、導波管を介して
マイクロ波発生器を接続すると共に、該マイクロ
波発生器とケーブル接続部との間にマイクロ波の
透過可能な気密隔壁を設けてなり、前記気密隔壁
とケーブル接続部との間には加熱処理時に絶縁補
強層を加圧するためのガスを圧入するガス圧入管
が設けられていることを特徴とする構成である。
部の加熱モールド処理装置は、加熱処理すべき絶
縁補強層を有するゴム・プラスチツクケーブル接
続部を包囲し得る密閉金属箱に、導波管を介して
マイクロ波発生器を接続すると共に、該マイクロ
波発生器とケーブル接続部との間にマイクロ波の
透過可能な気密隔壁を設けてなり、前記気密隔壁
とケーブル接続部との間には加熱処理時に絶縁補
強層を加圧するためのガスを圧入するガス圧入管
が設けられていることを特徴とする構成である。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図において、1はゴム・プラスチツクケー
ブルの接続部であり、絶縁補強テープ2(例え
ば、未架橋ポリエチレンテープ)を巻回してあ
る。3はケーブル接続部を包囲する密閉金属箱で
ある。4はマイクロ波発生器であり、導波管5を
介して密閉金属箱3に接続してある。6は電波撹
拌器である。7はケーブル接続部を覆う気密隔壁
(円筒状)であり、マイクロ波を透過させ得る非
金属性の気密材、例えばセラミツクスから成形し
てある。この隔壁7とケーブル11との間はシー
ル材8によりシールしてある。9は照射マイクロ
波がケーブルを経て漏洩することを防止するため
の金属遮蔽管である。10は隔壁内側に加圧ガス
を圧入するためのガス圧入管である。このガス圧
入管10からの加圧ガスにより絶縁補強層2を加
圧しつつ、マイクロ波発生器4からのマイクロ波
を隔壁7を通して絶縁補強層2に照射する。この
照射により絶縁補強層を誘電加熱させ、加圧下で
同絶縁補強層を加熱溶融成形させる。従つて、ボ
イド発生を抑制しつつ絶縁補強層を加熱成形でき
る。また、隔壁によつてマイクロ波発生器をガス
圧より保護できる。
ブルの接続部であり、絶縁補強テープ2(例え
ば、未架橋ポリエチレンテープ)を巻回してあ
る。3はケーブル接続部を包囲する密閉金属箱で
ある。4はマイクロ波発生器であり、導波管5を
介して密閉金属箱3に接続してある。6は電波撹
拌器である。7はケーブル接続部を覆う気密隔壁
(円筒状)であり、マイクロ波を透過させ得る非
金属性の気密材、例えばセラミツクスから成形し
てある。この隔壁7とケーブル11との間はシー
ル材8によりシールしてある。9は照射マイクロ
波がケーブルを経て漏洩することを防止するため
の金属遮蔽管である。10は隔壁内側に加圧ガス
を圧入するためのガス圧入管である。このガス圧
入管10からの加圧ガスにより絶縁補強層2を加
圧しつつ、マイクロ波発生器4からのマイクロ波
を隔壁7を通して絶縁補強層2に照射する。この
照射により絶縁補強層を誘電加熱させ、加圧下で
同絶縁補強層を加熱溶融成形させる。従つて、ボ
イド発生を抑制しつつ絶縁補強層を加熱成形でき
る。また、隔壁によつてマイクロ波発生器をガス
圧より保護できる。
上記の実施例に対し、第2図に示すように導波
管5の出口に隔壁7を設け、前記ケーブル接続部
を覆う隔壁は省略することができる。また、第2
図に示すようにマイクロ波発生器4を複数箇使用
することにより、マイクロ波撹拌器を省略するこ
ともできる。なお、第2図において、第1図と同
一符号の構成要素は、第1図におけるそれぞれの
構成要素と同一である。
管5の出口に隔壁7を設け、前記ケーブル接続部
を覆う隔壁は省略することができる。また、第2
図に示すようにマイクロ波発生器4を複数箇使用
することにより、マイクロ波撹拌器を省略するこ
ともできる。なお、第2図において、第1図と同
一符号の構成要素は、第1図におけるそれぞれの
構成要素と同一である。
上述した通り、本考案に係るゴム・プラスチツ
クケーブル接続部の加熱モールド処理装置は、ケ
ーブル接続部の絶縁補強層をガス圧で加圧しつつ
マイクロ波照射により誘電加熱する構成とされて
いるから、大サイズケーブル接続部の場合のよう
に加熱処理すべき絶縁補強層の厚さが厚肉であつ
ても、その内部より効率良く加熱することができ
しかも溶融軟化および熱膨張する絶縁補強層をガ
ス圧にてその外形形状を崩すことなく良好に垂下
防止できる。
クケーブル接続部の加熱モールド処理装置は、ケ
ーブル接続部の絶縁補強層をガス圧で加圧しつつ
マイクロ波照射により誘電加熱する構成とされて
いるから、大サイズケーブル接続部の場合のよう
に加熱処理すべき絶縁補強層の厚さが厚肉であつ
ても、その内部より効率良く加熱することができ
しかも溶融軟化および熱膨張する絶縁補強層をガ
ス圧にてその外形形状を崩すことなく良好に垂下
防止できる。
従つて、本考案の加熱モールド処理装置によれ
ばボイド発生のない品質に優れた効率的な絶縁補
強層の加熱モールド成形が可能となる。
ばボイド発生のない品質に優れた効率的な絶縁補
強層の加熱モールド成形が可能となる。
第1図は本考案に係るゴム・プラスチツクケー
ブル接続部の加熱モールド処理装置を示す説明
図、第2図は本考案の別実施例を示す説明図であ
る。 図において、2はケーブル接続部の絶縁補強
層、3は密閉金属箱、4はマイクロ波発生器、7
は隔壁、10はガス圧入管である。
ブル接続部の加熱モールド処理装置を示す説明
図、第2図は本考案の別実施例を示す説明図であ
る。 図において、2はケーブル接続部の絶縁補強
層、3は密閉金属箱、4はマイクロ波発生器、7
は隔壁、10はガス圧入管である。
Claims (1)
- 加熱処理すべき絶縁補強層を有するゴム・プラ
スチツクケーブル接続部を包囲し得る密閉金属箱
に、導波管を介してマイクロ波発生器を接続する
と共に、該マイクロ波発生器とケーブル接続部と
の間にマイクロ波の透過可能な気密隔壁を設けて
なり、前記気密隔壁とケーブル接続部との間には
加熱処理時に絶縁補強層を加圧するためのガスを
圧入するガス圧入管が設けられていることを特徴
とするゴム・プラスチツクケーブル接続部の加熱
モールド処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984166252U JPH023267Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984166252U JPH023267Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6180590U JPS6180590U (ja) | 1986-05-29 |
JPH023267Y2 true JPH023267Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=30724079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984166252U Expired JPH023267Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023267Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644641A (en) * | 1979-03-16 | 1981-04-23 | Cim Lambda Int Sarl | Device for continuously treating article thermally or in thermochemical shape by microwave radiation |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP1984166252U patent/JPH023267Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644641A (en) * | 1979-03-16 | 1981-04-23 | Cim Lambda Int Sarl | Device for continuously treating article thermally or in thermochemical shape by microwave radiation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6180590U (ja) | 1986-05-29 |
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