JPS5850504Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS5850504Y2
JPS5850504Y2 JP12652478U JP12652478U JPS5850504Y2 JP S5850504 Y2 JPS5850504 Y2 JP S5850504Y2 JP 12652478 U JP12652478 U JP 12652478U JP 12652478 U JP12652478 U JP 12652478U JP S5850504 Y2 JPS5850504 Y2 JP S5850504Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
head
tape
reverse
erasing
Prior art date
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Expired
Application number
JP12652478U
Other languages
English (en)
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JPS5544460U (ja
Inventor
明 清水
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP12652478U priority Critical patent/JPS5850504Y2/ja
Publication of JPS5544460U publication Critical patent/JPS5544460U/ja
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Publication of JPS5850504Y2 publication Critical patent/JPS5850504Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は往復録音が可能な磁気記録再生装置に関し、録
音状態でテープの走行方向が切換えられた時に未消去部
分に新たな録音が行なわれることを防止するようにした
ものである。
往復録音可能な磁気記録再生装置においては、一般に正
転録音時にテープの終端検出で自動的に反転録音が行な
われるようにされている。
しかしながら、この場合テープの終端には録音不能なリ
ーダテープ部が設けられているためにこのリーダテープ
部の録音不能時間はテープ不能機構部の切換え時間を含
めると往復で約10秒間にもなり、したがってこの間録
音が途切れることになる。
このような長時間の録音の途切れを少しでもなくするた
めに終端前で手動で敢えて反転録音に切換えることがし
ばしば行なわれ、これによると録音の途切れ時間はほと
んどテープ駆動機構部の切換わりに要する時間だけとな
り、この時間はせいぜい0.5秒程度である。
しかしながら、テープ終端近くの録音中に反転切換えを
行なうと、そのテープが未録音テープであれば問題はな
いが、既に録音済みのテープを消去しながら新たに録音
を行なう場合、反転操作時から終端までの正転側トラッ
クと反転側トラックに前録音が未消去のまま残ることは
仕方ないとしても反転側トラックに消去ヘッドと録音ヘ
ッドとの距離に相当するテープ上には既に録音されてい
る信号に新たな録音、すなわち二重録音が行なわれるこ
とになり、後に再生した時この二重録音個所が再生され
ると通常のカセットテープでは約0.3秒の耳障りな雑
音となり、不快感を与えるものであった。
これにつき、第1図を用いて具体的に説明すると、1は
テープ、2a、2bは正転側トラック、3at3bは反
転側トラック、4は正転側録音ヘッド素子5at5b1
反転側録音ヘッド素子6at6bを有する録音ヘッド、
7は正転側消去ヘッド素子8を有する第1の消去ヘッド
、9は反転側消去ヘッド素子10を有する第2の消去ヘ
ッドである。
いま、テープ1が矢印A方向に走行されている正転録音
時には第1の消去ヘッド7により正転側トラック2at
2bの前録音11を消去しながら録音ヘッド4の正転側
録音ヘッド素子5at5bにより新たな録音12を行な
っている途中で反転録音に切換えられるとテープ1は矢
印B方向に走行し、第2の消去ヘッド9はその位置から
反対側トラック3a、3bを消去するため、それよりも
テープ1の走行に関して下流側にある録音ヘッド4は反
対側トラック3at3bの前録音13の上に新たに録音
する、いわゆる二重録音14を行なう。
前記二重録音14は丁度録音ヘッド4の反対側録音ヘッ
ド素子5at5bと第2の消去ヘッド9の反対側消去ヘ
ッド素子10間の距離に相当するテープ長さだけ行なわ
れ、この時間は通常のカセットテープで約0.3秒間と
なり、後に再生した時雑音として非常に不快音が発生す
るのである。
本考案はこのような不快な雑音の発生を除去したもので
、以下その一実施例について第2図に基づいて説明する
15はテープで正転録音時は矢印A方向に、また反転録
音時は矢印B方向に走行される。
16゜17.18はそれぞれ第1図の録音ヘッド、第1
、第2の消去ヘッドに対応する録音ヘッド、第1の消去
ヘッド、第2の消去ヘッドである。
正転録音時にはプリアンプ19からの録音信号は録音ア
ンプ20で増幅されて録音ヘッド16でテープ15の正
転側トラックに録音され、またこの時発振器21から録
音バイアス電流が録音ヘッド16に供給されている。
一方第1の消去ヘッド17には発振器21から正反転切
換スイッチ22の接点a、bを介して消去電流が供給さ
れ、正転側トラックに録音されている前録音を消去する
前記プリアンプ19の出力側と接地間にはミューティン
グトランジスタ23が接続され、該ミューティングトラ
ンジスタ23はミューティング回路24により制御され
るようになっているが、前記録音時はミューティング回
路24には電源25から抵抗26を介して充電されてい
るコンデンサ27の電位が供給されているため、該ミュ
ーティング回路24は非動作状態にあり、このためミュ
ーティングトランジスタ23はオフ状態にある。
前記正転録音状態で反転録音状態に切換えると、その切
換え時正反転切換スイッチ22の摺動子Cが移動して発
振器21の出力は接点a t dを介して第2の消去ヘ
ッド18に供給されるように接続され、これと同時にス
イッチ28の摺動子Cが接点a、b間を一旦閉じた後再
び開放される。
前記スイッチ28が閉じた時電源29からこのスイッチ
28を介して発振器21に電圧が供給されて該発振器2
1はその間動作を停止し、また前記コンデンサ27と並
列に接続されたトランジスタ30が一時的にオン状態に
なってコンデンサ27を放電させる。
これによりミューティング回路24への電位は接地電位
となるため、該ミューティング回路24は動作状態とな
ってミューティングトランジスタ23をオンさせ、プリ
アンプ19の出力をミューティングする。
そしてトランジスタ30が再びオフされてコンデンサ2
7は充電が開始され、その電位がミューティング回路2
4の非動作電位になるとミューティングトランジスタ2
3はオフ状態となる。
なお、トランジスタ30がオンされた時点からコンデン
サ27が充電され、ミューティングトランジスタ23が
オフするまでの時間は約0.5秒〜1秒程度に設定され
ている。
したがって、反転切換時の動作とテープ15への録音は
次のようになる。
すなわち、スイッチ28が一旦閉じられることにより発
振器21は一時的に動作停止し、これと同時に発振器2
1の出力側に接続される消去ヘッドは第1の消去ヘッド
17から第2の消去ヘッド18に切換えられる。
またスイッチ28によりトランジスタ30がオンされた
時ミューティングトランジスタ23がオンして録音ヘッ
ド16への録音信号はミューティングされ、この時録音
ヘッド素子への信号線路は図示しないスイッチにより正
転側ヘッド素子から反転側ヘッド素子に切換えられる。
もちろん、テープの駆動切換部の作動でテープ15は矢
印A方向の走行から反転されて矢印B方向の走行に切換
えられ、発振器21から第2の消去ヘッド18に消去電
流が供給開始されて反転側トラックの前記録が消去開始
される。
そして、テープ15の走行によってその走行が開始され
た後約0.3秒後に第2の消去ヘッド18によって消去
開始された反転側トラックの位置が録音ヘッド16の前
面に到来するが、その間録音信号はミューティングトラ
ンジスタ23によりミューティングされているため、反
転側トラックの前録音に加えて新たな録音が行なわれる
ことはない。
その後、第2の消去ヘッド18により消去されたテープ
位置が録音ヘッド16の前面に到来して後ミューティン
グトランジスタ23がオフされるため、その時点から正
常な反転録音が行なわれる。
なお、上記の動作は反転状態から正転状態に切換えた時
も全く同様である。
また録音ヘッドはヘッド素子が2つ設けられていて正転
録音時と反転録音時とで移動させるようにしたものでも
同様である。
本考案は以上のように録音状態でテープの走行方向を切
換えて一方のトラックから他方のトラックに録音を継続
して行なう場合、その他方のトラックの前録音に加えて
新たな録音を行なうような二重録音を防止するもので、
これによればテープ終端前で録音を継続して反転したテ
ープを再生しても耳障りな雑音が発生するようなことが
なくなり、その実用性は犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は反転切換わり時のテープの録音状態を示す図、
第2図は本考案の一実施例を示す回路図である。 15・・・・・・テープ、16・・・・・・録音ヘッド
、17゜18・・・・・・消去ヘッド、21・・・・・
・発振器、22・・・・・・正反転切換スイッチ、23
・・・・・・ミューティングトランジスタ、27・・・
・・・コンデンサ、28・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音ヘッドの両側に第1、第2の消去ヘッドを配置し、
    第1の消去ヘッドによりテープの正転側トラックの前録
    音を消去し、かつ録音ヘッドにより該正転側トラックに
    録音を行なっている正転側録音状態において反転側録音
    状態に切換えた時前記第2の消去ヘッドによりテープの
    反転側トラックの前録音を消去し、かつ録音ヘッドによ
    り該反転側トラックに録音を行なうようにした往復録音
    が可能な磁気記録再生装置であって、前記録音ヘッドへ
    の信号をミューティングするためのミューティング手段
    を設け、前記正転側録音状態から反転側録音状態に切換
    えた時該切換操作と連動して上記ミューティング手段を
    前記第2の消去ヘッドにより前録音が消去されたテープ
    位置が少なくとも録音ヘッドの前面に位置するまでの期
    間動作させるように構成してなる磁気記録再生装置。
JP12652478U 1978-09-14 1978-09-14 磁気記録再生装置 Expired JPS5850504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12652478U JPS5850504Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 磁気記録再生装置

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JP12652478U JPS5850504Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5544460U JPS5544460U (ja) 1980-03-22
JPS5850504Y2 true JPS5850504Y2 (ja) 1983-11-17

Family

ID=29088433

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JP12652478U Expired JPS5850504Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 磁気記録再生装置

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