JPS58502146A - 旋回装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 旋回装置 玉淀明１ま、１つの出発位置から１つの末端位置までの特定距離を水平に物体を 運ぶ旋回装置１こ係り、この装着は同時に該物体を運搬方向に大体垂直な軸の回 りに旋回し、且つ旋回可能に取り付けられた少くとも１つのアームを備え、この アームが運搬方向に旋回するにつれて該出発位置と該末端位置との間の弓形通路 中で該物体を運搬する際に該物体を保持するだめのグリ２パを担持している。

旋回装置は以前から種々の形態で知られている。普通形式のものは固定グリッパ を備えたアームを用いている。従って旋回される物体は全旋回過程を通じて該ア ームに対して同じ位置を有する。かくて大きい物体は旋回運動を実行するために 多量の空間を必要とし、また空気抵抗は迅速な旋回運動に対してかなり大きくな り、それは該物体が十分に剛性でないならば問題を生しうるものである。。

本発明の目的は、公知の旋回装置の不都合な点を除き、例えばプレスの列中の隣 接プレスの間の比較的小さい空間中にある大きい物体でさえも、運搬中に旋回す ることができる旋回装置を得ることである。

この目的は本発明によれば、グリッパが、それ自体公知の方法でアーム中に取り 付けられ、そしてアームが旋回するにつれてそれと反対の方向に且つ比較的大き い角速度で回転するように配置されること、アームが物体の運動通路の外側に配 置されること、及びグリ・７／々が出発位置から物体を運搬し始める際に、その 回転軸を運搬方向に対し物体の前縁の背後に位置するアーム中に有するように配 置されることによって達成される。かくて該物体は、アームに対して回転しうる という事実の結果として旋回中に有利な運動通路が与えられる。

特に好適な実施態様によれば、それぞれ個々のグリ・ンパを備えた２つのアーム は相互に対向して配置することができ、グリ２パのつかみ端部が互いに向ｌ／Ｘ 合（Ｘ、大体水平な軸の回りで同期的に旋回される。これは比較的幅の広い物体 を旋回させることか可能である。

以下、添付図面に示した実施例について本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は本発明による旋回装置を上方から見た図を示す。

第２図は他の位置にあるアームを備えた第１図の旋回装置の側面図を示す。

第３図は第２図の旋回装置の右手部分の透視図を示す。

第４図は特別の位置にある構成要素を備えた旋回装置の一部分の拡大図を示す。

第５図は本発明による旋回装置によって物体を旋回する際の運動の様式を図式的 に示す。

第１図において見られるように、本発明による旋回装置は物体２を１つの方向３ へ運ぶために用いられる。実線で示された出発位置から鎖線で示された最終位置 まで運ぶ間に、物体は運搬方向３にほぼ垂直な１つの軸に対して旋回ｙれている 。この軸は旋回装置のフレーム４の縦軸と大体一致し、該フレームは下側フレー ム上に分離可能に取り付けられている。

該フレーム４は２つの可動支持体６を担持し、それらの各々は調整手段７の助け によってフレーム４に対し種々の位置に調整することかできる。各々の支持体６ は旋回可能に取り付けられたアーム８を支持し、該アームはその自由端にグリ２ パ９を備えている。

第１図及び第２図に見られるように、アーム８は互いに対向して置かれ　クリ・ ７パ９は相互に向き合っている。該アームは個、７の軸１０の助けによって個々 の垂直平面内で旋回でき、該軸はフレーム４及υ支持体６中に両方共取り付けら れてＱ・る。両方のアーム８に共通な駆動設備１１は、全体のフレームに治って 延び月つ各端部に駆動装置１３を有する駆動＠ｈ１２を駆動する。

第３図に見られるように、各アーム８はその支持体６と共に）ｌ／Ａ　４に沿っ て変位することかでき、またその軸１０はスプライン軸として適当に作ることが できる。支持体６は回転不能に取り付けられた輪１５を担持し、この周囲にエン ドレス手段１６が延び、この手段はグリッパ９に対して回転不能に結合された輪 １７の周囲にも延ひており、該手段は張り車１８によって張力が保たれている。

グリッパ９はその輪１７と共にアーム８に回“転回能に取り付けられている。エ ンドレス手段１６は歯付きベルトであることが適切であり、輪１５及び１７は対 応する歯を備えることが適切である。しかし他の手段、例えばＶ−ベルトも可能 である６アーム８の運動を制動するために制動装置１９が、例えば空気シリング の形態でアームと支持体６との間に連結されている。

駆動段＠ｌｌには、駆動軸１２に回転不能に結合されたアームか存在し、これは ロッド２１及び被駆動クランクの助けによって往復旋回するように配置されてい る。

旋回装置ｌは次のように作用する。アーム８が第１図に示された水平な出発位置 にあり、その際、駆動装置１３及びクランク１４が第４図に示される位置をとる と、グリッパ９はアーム８に対して軸方向に延ばされ、従ってグリッパは物体２ をつかんで動かすことができる。グリッパ９の操作は水力又はまたは空気力のい ずれかで適切に行なうことができる。駆動設備１１の助けにより、アーム２０は 第３図に示されたように反賎計回りに回転され、それによって駆動軸２０が駆動 装置１３を経てクランク１４及び軸ｌＯを同じ方向−旋回する。それによりアー ム８はそれらの水平な出発位置から持ち上げられる。アーム８が旋回されるとエ ンドレス手段１６の助けによってグリッパ９がアームと反対方向に回転される。

輪１５は輪１７よりも大きい直径を有するという事実によって、グリッパはアー ム８よりも大きい角速度で回転される。輪１５の直径が輪１７の直径の２倍であ る場合にはグリッパ９の角速度はアーム８の角速度の２倍になる。このことは、 アーム８が垂直位置に達した場合に、物体２の前縁２３は　第１図の出発位置に 示されるように、垂直に配向された物体２の最高点に存在することを意味してい る。アーム２０が出発位置から９０’旋回された場合は、グリッパ９はアームと 反対の方向に１８０°回転されたのである。アームが反時計回りに約９０°旋回 された場合は、クランク１４及び従ってまた軸１０及びアーム８が約１８０°旋 回されたことになり、従って物体２は第１図の鎖線で示された位置に存在し、そ こでは縁２３が運搬の方向に対して背後にくる。

このときグリッパは物体を離すことができ、その後ア−ム２０を旋回することに よって、第１図に示された出発位置へ戻すことができる。

本発明による旋回装置１の助けによって得られる運動の様式は第５図に図式的に 示されている。図中右側の支持体２４から、図中左側の支持体５まで物体が運ば れる。かくてグリッパは半円形通路２６を描き、その中心は軸１０にある。物体 ２は、種々の位置２′、２゛′、２　によって示される方法でアーム８に対して 回転される。

第５図に見られるように、本発明の旋回装置によれば、もし従来の旋回′装置が 用いられた場合に、物体２が、アームの旋回につれて、該アームに対する位置を 変えない時に、該物体の外縁によって描かれた筈である半円形通路２８の内側に 種々の障害物２７を延在させることが可能である。従って本発明の旋回装置は比 較的少ない空間が存在する場合において従来の旋回装置よりも容易に使用できる 。動かされる物体上の空気抵抗も運動の通路の様式によって減少され、このこと は限定された剛性のある大きい物体を運ぶ時に特に重要である。２つのアームを 用いるとは必ずしも必要でないのは勿論である。小さくて剛性のある物体に対し ては単一のアームでしばしば十分である。本発明の旋回装置は勿論物体を垂直に 動かすためにも用いることができ　アームは要求により１８００よりも大きい、 或いは小さい角度で旋回できることは勿論である。グリッパの回転とアームの旋 回との間の望まり、い関係は輪１５及び１７の直径の間の適切な比によって得る ことができる。

本発明の旋回装置は、１つのプレスから他のプレスへ運ばれる薄＃部分を旋回す るために有利に使用することかできる。本発明の旋回装置は、ステ・ンプコン・ スヤ及び旋回装置の両方を駆動する同一の駆動装置を備えた、スウェーデン特許 出願８１０２３６４−０に記載された型式のステップコンベヤと特に有利に組合 わせることができ゛る。上昇及び下降が可能な２つの支持体の間に旋回装置を置 くことによって、旋回装置はコンベヤが作動する速度で支持体の間で物体を運ぶ ことかできる。

特衣昭５８−５０２１４Ｇ　（４） 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　出発位置から末端位置までの特定距離を水平に物体を運ぶための旋回装置 が、同時に該物体を運搬方向に垂直な軸の回りに旋回し、旋回可能に取り付けら れたすくなくとも１つのアーム（８）を備え、該アームが運搬方向に旋回するに つれて該出発位置と該末端位置との間の弓塑通路中で該物体を運搬する際に該物 体を保持するためのグリ７パ（９）を担持している旋回装置に於いて、該グリッ パ（９）がそれ自体公知の方法で、該アーム（８）中に回転可能に取り付けられ 、該アームが旋回するにつれてそれと反対に且つ比較的大きい角速度で回転する ように配置されていること：該アーム（８）が物体の運動の通路の外側に置かれ ていること：及び物体を出発位置から運搬し始める際に、該グリッパ（９）はそ の回転軸がアーム中で運搬の方向に対して物体の前縁（２３）の背後に置かれる ように配置されていることを特徴とする旋回装置。 ２、グリ７パ（９）は、アーム（８）の角速度の約２倍の角速度で回転できるこ と；及び該アームは、約１８０°旋回されるように出発位置と末端位置との間に 配置されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の旋回装置。 ３、出発位置及び末端位置は、アーム（８）が回りで旋回する軸と大体同し水平 面内に置かれていること；及びグリッパ（９）が前記水平面以上で動くように該 アームが配向されていることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の旋回装置。 ４、それぞれがグリッパ（９）を備えている２つのアーム（８）が互いに対面す るグリッパのつかみ端部を備えて相互に反対側に配置され、前記アームは大体水 平な軸の回りで同期的に旋回できることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の 旋回装置。 ５　アーム（８）の間の距離は物体の幅よりも大きいことを特徴とする請求の範 囲第４項に記載の旋回装置。 ６　アーム（８）はそれぞれフレーム（４）中の個々の支持体（６）に取り伺け られ、該支持体は、好ましくはアーム間の距離を調整するため該フレーム中で調 整可能であることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の旋回装置。 ７、アーム（８）は、フレーム（４）及び支持体（６）に取り付けられた個々の 回転軸（１０）とそれぞれ回転不能に保合していること；及び各々のアームは、 その支持体と共に前記回転軸に沿って変位できることを特徴とする請求の範囲第 ６項に記載の旋回装置。 ８　グリッパ（９）はエンドレス手段（１６）によって回転が可能であり、該手 段は支持体（６）に回転不能に取り付けられた輪（１５）を越えて延び、また該 輪（１５）は該グリッパ（９）と回転不能に結合された輪（１７）よりも大きい 直径を有し、該エンドレス手段もまた該軸（１７）を越える延びることを特徴と する請求の範囲第６項に記載の旋回装置。 ９、各々の回転軸（１０）はクランク（１４）を担持し、該クランクは、アーム 用の共通駆動！ＩＩ（１２）１に取り付けられた駆動装置（１３）と係合してお り、１つの方向における駆動軸の約９０’の回転は、出発位置と末端位置との間 又はその逆の間で、アームを旋回するために十分であり、同時に反対方向におけ る同じ大きさの回転は対応し７て反対方向におけるアームの運動を生ずることを 特徴とする請求の範囲第７項に記載の旋回装置。 １０、少くなくとも１つのグリッパ（９）がアーム（８）中のその回転軸に沿っ て変位できることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の旋回装置。