JPS584813A - 優れた耐疲労性を有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維及びその製造法 - Google Patents

優れた耐疲労性を有するポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維及びその製造法

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JPS584813A
JPS584813A JP9933882A JP9933882A JPS584813A JP S584813 A JPS584813 A JP S584813A JP 9933882 A JP9933882 A JP 9933882A JP 9933882 A JP9933882 A JP 9933882A JP S584813 A JPS584813 A JP S584813A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良され九ポリーp−フェニレンテレフ!ル
ア建ド(以下、PPTムと略称する。)繊維及びその製
造法に関し、さらに詳しくは、高強度にしてかつ特にゴ
ム類の補強に用いられて優れた耐疲労性を示すPPTA
繊維及びその製造法に関する・ PPTムは古くから知られるIリマーであり、その剛直
な分子構造により、耐熱性及び機械的性質に優れた繊維
が得られることが期待されていた。
しかしながら、PPTムは有機溶剤K11l溶であるた
め、シ/リアエは―硫at−溶剤として湿式紡糸する基
本的方法を提案し九(特公昭38−18573号公報)
が、シfリアエの方法自体は工業化されるに至らなかっ
た。一方、剛直性高分子を溶媒に溶解させた際、ある重
合度以上、ある一度以上、あるIl1条件下で液晶管構
成することは古くから理論的に4実験的tc4明らかに
されていた(P、J。
フローリー:4r@*、 Il@y、 8o@、sム2
B4.73(1956) )*このような液晶状11に
ある光学的異方性を示す高分子溶液をノズルから吐出さ
せ、ノズル内部で生じる液晶O配向を出来るだけ乱すこ
となく凝固できれば、高強度、高ヤング率を有し、高度
に分子鎖が配向した繊維が製造可能であることは容To
K、期待される。実際、クウォレクは、これらの剛直で
直線的な分子構造を持つ芳誉族IIIIJア々ド屓の液
晶状111に6る濃厚溶液の1式紡糸方法を提案(4?
公昭50−8474号公報)し、再度脚光を浴びるに至
りた。しかし、クウォレク〇方法によっても、有用な高
い強度を得るためには、紡糸されたままの繊細をさらに
熱緊張処場する必要があシ、この熱緊張は必然的Km縦
の向上と共にヤング率の上昇tもたらし、一方において
、伸度を低下せしめる。従って、この繊維flイヤ〇如
きゴムSO補強に用いるには、耐疲労性の点で決して満
足できるもQ″rはな力・りた。
プレースは、光学異方性ドープ0うち^められ次一度の
ドーグを空中吐出湿式紡糸することにょシ、紡糸した′
!!まの状態の繊維が特別な微細構造を示し、これによ
って^強[tQ塊させること【提案(%開昭47−39
458号会報)し、それがゴム類の補強r(も適し次も
のであること′を紹介している。
しかし、本@明者らの−!i1#″t1 このブレーズ
0繊繍の微細構造の物足が結晶部分りみに依存するため
真にそOiI的とする効果を導くものではなく、又、轟
業看が上記特許会報の開示を追試しても正確に再現てき
ない点に不満を抱き、種々検討の結果、よ夕合目的的K
a、結晶部分のみに注目する!レーJe4D考えは!!
&を得たもOではなく非晶部分こそ重要であるとO知見
を得た。この知見に基づき、PPTA繊維O繊維構非晶
構造た微細構造と繊維特性と011@性について研究を
進めた結果本発明に到達した。
一方、不発明看らO他〇一部は、繊維製造方法と繊維特
性O関係にりいて探究し、既に、これらO剛直で直線的
構造管もつポリマーの光学的異方性II’−fO温式紡
糸について、二、三〇提案を行なっている6例えば、芳
香族4リア電PO光学異方性ドー!よりOfI式紡糸に
ついて、凝固された後O水洗仕上工種を無緊張状層で行
なう方法を提案し、こo″M繊によりて、伸1[o低下
を防t、コ0h@()補強に用いて耐疲労性の優れた繊
維が提供出来ることを紹介した(特開昭50−1545
22号会報)、剛直で直線的な芳香族4リアイドの典型
例であるPPTA t’!、実質なモノマーが入手し1
く、工業的に用いやすい利点はあるが、一方繊維を製造
する上で、配向し中すいことや結晶化しやすいことから
、特開昭50−154g22号会報に開示され次男法で
は繊#lO黴細構造Ol&固定が十分でないためか、:
/Allの補強に用いるに蟲りての必須の工程である接
着剤処暑、♂ムO加硫郷の後論エエ福でのわずかの緊張
及び/又は熱くよっても伸変低下等の物性変化がj!−
ζりやすく、実際KfA類の補強に用いるに於いて耐疲
労性の点て必ずしも満足できないことが判明した。
また、特開昭50−160517号会報において、S緊
張状態で、水洗、乾燥、熱処理することKよりて熱固定
し逢繊mt−衾造することを紹介した。しかし、この技
術f PPTAに適用したとき、繊維の微細構造、例え
ば結晶の大きさ、結晶化1、結晶内の分子鎖の配向、非
晶部の分子鎖の配向等の制御が非常に峻しく、従うて繊
維の強度、伸度やヤング率等の機械的性質がほぼ同等で
あうてt。
ゴム類am*に用いるに於いての耐疲労性0点で非常に
パック中の大きい$1#Lfi−製造しえないことかv
@明シた。
強度およびヤング率が高いという優れた機械的性質を損
なうことなく、特開昭47−39458号分報勢て明ら
かKされたPPTム繊維を改良して耐疲労性にも優れた
繊維t製造する技法は、2つに大別される。1sち、化
学構造自体を変化させる立場と、化学構造を変えること
なく繊維OSm構造を変える立場とである。前者の立場
から共重合によって改良した例も報告されている(例え
ば特開昭49−1163意1号公報、矢吹ら;織細学会
誌34  T187(197g))が、工業的に興施す
る立場からみれは共重合化による製造原価の大幅な上昇
が避けられない七いう大きな欠点を有している。
本発明は、後者の立場に立つもので、特開昭50−15
4g2鵞号会報や特開昭50−160517号会報にて
本1aWA看もが先に開示した製造法に改良を加えるこ
とによって、特別な微細構造をもち、特別に改良された
耐疲労性を示すPPTA繊維を製造する仁とKIK功し
た。
すなわち、本発明者らは、PPTA繊維の製造技術のよ
り詳細々研究と繊維の微細構造上の理論的究明と1重ね
た結果、緊張をかけずに水洗、乾燥してPPTA繊維1
に製造する方法において、乾燥に先立って#l緊張で水
蒸気処理【施すこと、及び、乾燥を成る特別に選定され
た秦件下に行うことの2点が、高強度、高ヤング率にし
て耐疲労性に優れかつ熱又F′i緊張に対ブる安定性に
優れたPPTム愼維′fr製造する上で、意外にも非常
に重要なlインドであることを発見し、更にこのような
方法で製造され九繊維か1述した従来公知の製造法では
実現しなかつ7t%異な微細構造を有していることおよ
びこのような特異な微細構造を有しているか故に上述の
優t′L7j性質【もっていることとt発見し、本発明
として完成させるに至った。
即ち、本発明の第1i1、 実質的に4+J−p−7エニレンテレンタル7(−から
成る繊維において、繊維軸の垂直方向に振動)る偏光に
よる繊維の屈折率の勾配(TIIIv)が0乃至0.0
7、繊維軸の平行方向に振動する偏光による繊維の屈折
率の勾配(TRI、)が−Q、060乃至−α005で
あり、繊維軸の垂直方向に振動すゐ偏光による繊維の中
心屈折率(Nv*)とX@口折強度比(RIX)がT1
(1)〜(4)式;%式%(1) (2) (3) (4) を満足する範囲内にあり、且つ繊維の見掛けの微結晶の
大きさくムcs(X))と繊維の配向角(OA(1))
がT1(5)〜(8)式; %式%(5) (6) (7) ) 【満足する範囲内にあることを特徴とする優れた耐疲労
性【有する繊維である。
上記第10発−に係る繊mは、第20発明、即?)、l
IN的KIIRQ −p−7エニレンテレフタルア電ド
から成る重合体ta度98重量−以上O―硫WIK溶解
し念異方性ドーff、非凝固層に押出し念後に#固層を
通過させ、次いで#固した繊維をネットコンベヤー上に
堆積させて、繊維に実質的な緊張かかからない状態で硫
酸の洗浄除去及び乾燥?行なって繊MAを製造するに当
り、硫酸を洗浄除去した後、乾燥するに先立って繊維を
実質的に緊張させずに少くとも100’Cの飽和水蒸気
中に保持し、次いで少くと4120’Cでがっ450を
以下の温度(”C)で、 250≦(fi度)X(時間)’・”≦600を満たす
時間(秒〕だけ乾燥することを特徴とする製造法によっ
て製造される。
本発明の峨#Aは、見掛けの微結晶の大きさくムc1α
〕)と配向角(OA ([) )が次の4つの式0式%
(5) (7) (8) を満足する範囲で特徴づけられる特別の結晶部の構造を
有している。この範囲をわか夛やすく示すために第1図
を作成した。同図において、4つの直@(a)  (b
)  (・)シよび(d)は、それぞれT14つの弐に
対応する。
(a)  OA −0D4−(AC8) + 16(b
)OA−1(ACIB) −160(@) OA −0
,04・(Act) +26[d)  OA −2−(
AC8) −82このような結晶5ota構造を有する
本発明の繊mは、従来全知O繊維、例えば特開昭47−
39458号金報に開示された繊維やケプラー(r、ボ
ン社商@ PPTA繊維といわれている。)として上布
されている繊維に比べて、比較的低い結晶部の分子鎖の
配向f:をもつことと、比較的大tt見掛けO黴曽晶O
大きさ管もつことで特徴づけられ、iた特謁昭47−4
341S号公報に開示された繊維やケプラー−49(f
、/ン社商標、PPTム繊維といわれている。)として
上布されている繊維に比べて相蟲に低い結晶部O分子鎖
の配向度をもつ仁とで特徴づけられる。更に特開昭50
−1841422号衾報に開示された製造法によりえら
れる線維に比べて、比較的大きな見掛けの微結晶の太麺
さを持つことで特徴づけられる。
本発明の繊維の比較的低い結晶部の分子鎖の配向度は、
洗浄から乾燥に至る工程が実質的に無緊張下に行なわれ
、かつ洗浄した後乾燥するに先立って水蒸気によって無
索81Il熱処環されることとTI!接に関連し、比較
的大きな見掛けの微結晶O大きさは、水蒸気処理に続く
特別な乾燥条件の選択KW1mlに関連している。これ
に反し、特開#850−160517号公報に開示され
た製造法では、乾燥に先立つ無緊張水蒸気処Sが行われ
ないために、繊維内の、N IJママ−子鎖の配向上の
歪O緩和が不充分であり、そのためか、繊維における結
晶の成長が大きすぎたりまた殆んど成長しなか−)たシ
することか非常に多く、本発明の繊維のような適度な、
つまり比較的大きいが過度に大きくはない見掛けの微結
晶の大きさを持たせゐことが困―である。
上虻した4つの式で規定された結晶部の構造を有する、
つまり比較的低めO結晶部の分子鎖O配向度と比較的大
きめの見掛けの微結晶の大きさとが特別に組み合わされ
た微細構造を有していることが、高い強度、比較的大き
めO伸縦、高いヤング率、高温曝露時O優れた寸法安定
性や物性安定性、優れた耐疲労性の繊維管保鉦する必要
条件である。
更KA体的に述べれば、まず 0ム≧領I・(ムC1) + 16      (5)
なる要件を満たさない繊維は、配向14 (OA)が過
度に小さい即ち結晶部の分子鎖の配向が進みすぎている
ことを意味し、高強変、高ヤング率ではあるが、耐疲労
性が極端に悪くなるという重大な欠点管もっている。配
向角はより好ましくt−t20゜以上であp1更に好ま
しくは21”以上である。
次に、 0ム≧訃(ムcss) −160(6)なる要件を満た
さない繊維は、AClil (見掛けの微結晶O大きさ
)が大きすぎるために、強紅が小さくな〕熱論耐疲労性
が悪くなる0強度の小さくない繊維である良めKFi、
望ましくは OA≧2・(Ac1)−140 であるべきであり、耐疲労性が非常に優れた繊維である
ためには、更に望ましくは OA≧2・(Act) −120 であるべきである。
第3に、 0ム≦Qj)4・(Ac1) +26    (7)な
る要件會満さない繊細龜、OA(配向角)が大きすぎる
即ち結晶部の分子鎖の配向が少ない皮めに、耐疲労性は
良好であるが、強度とヤング率か小さいという欠点があ
る。
第4に、 OA≦2・(Ac1) −82(8) なる要件を満さない繊維は、Ac1が小さく結晶性が低
位であることを示し、このような繊維はヤング率と耐疲
労性が本発明の繊維に比べやや劣るだけでなく、該繊維
を高温例えばZOO℃S度に曝したとき寸法の収縮がお
こるとともに殊に緊張下に曝したときには伸寂低下をき
たすという欠点か存在する。このような欠点がより抜書
された繊維OA≦2・(ムC3)−86 を満たすACIIをもち、更に望ましくはOム≦、訃(
ムcm) −90 である。
現在、工業生産されて上布されているr−ポン社むケプ
ラーはPPTム繊維と言われ、製造ロフトによって変動
するが、本発明者らの入手した範囲に於いてその見掛け
の微結晶の大きさは40X〜47久、配向角はlO・〜
17・であL /イヤコード等のtム補強用造に主とし
て用いられようとしているが、本発明の繊維は、このケ
プラーに比べ、単繊維f″エール構成本数、コード構造
等四条件下O比較に於いて、約3倍以上の耐疲労寿命を
示す(ダッVイヤー法、チューブ疲労試峡法による)こ
とからも、本発明の繊維の改良され九効来が理解されよ
う。
本発明の繊維が比較的大きな結晶化度をもちながら何故
改良された耐疲労性會示すのか、また、比較的低い結晶
部の分子鎖の配向性をもちながら、高い強度とヤング率
を示すのか、これら0意外な結果を解明するには、結晶
部の微細構造のみを反映したノ々ラメ−ターである0ム
とムCsのみでは、十分に説明できず、本発明の特別に
改良された耐疲労性の理由の吐明に#i繊維の無定形領
域0/IJマー分子−の微細構造を反映したΔラメーI
−によらなければならない。
このようなパラメーターとして、結晶部の大きさ及び分
子鎖の配向に関する総合的なパラメーターであるX@回
折強度比(RIX)と関係づけられた特別な範囲の繊維
軸の垂直方向に振動する偏光による繊維の中心屈折率(
NYo)と、特定範H(Z)2種類の屈折率勾配(τR
I、及びτRIp)とによって、本頻明の繊維が特徴づ
けられる1節ち、本発明O繊維は、繊維軸に垂直方向に
撮動する偏光の繊維中心部における屈折率Nveと、結
晶部の/譬うメーl−であるRIXとが、 Nvo≧−0,08・(RljO+1.672   (
1)Nw。≦1.700           (2)
RIX≧oh s            (3)を満
足することで特徴づけられる。これをわかりやすくする
ために第2図に図示した・同図において、4つの直@(
・) * (f) 、(g)および伽)はそれぞれ下記
4つO弐に対応する。
(・)Nv@諺七訃(RIX) + 1.672(f)
  Nve■1.70G (g)  MIX −a88 (k)  RIX −110 (1)式で示される条件を満足する繊維の製造法を公知
O技術から予測することは―しい、何故ならば、Nv、
0Illは、結晶部及び無定形領域内部の−りマー分子
鎖(特に分子鎖軸)O配向の8度と特定の非分子鎖軸(
%に結晶す軸)のラジアル配向の橘度とく依存すると考
えられるが、極限繊維とされhPPτム繊維ではNv、
 O値は化学構造で定まる一種O固有値であると考えら
れ、こOIIの絶対値自体拡大幅には変動し得ないもの
と考えられていたからである。実際、特開1@47−3
9458号会11Kill示された繊維は結晶領域内O
分子鎖は櫓とんど10011近く繊維軸方向に配向し、
Nveofaが小さい、こO場合、理論的にはNv、O
値は1.62 (結晶す軸がラジアル方向に無秩序)〜
151(結晶す軸がラジアル方向に完全配向)(1%1
Itc存在するはずである。ただし、ここで主S折率O
II論値としてN1−IJlllg。
N/禦1.7334・N、−2,,041採用した(矢
吹ら;―学会#IiυT 55 (1978)参照、た
だし、本発明者らが、後述のN、を測定した結果では町
は5LO7又はそれ以上である。)、市販されているP
PTム繊艙(ケプラーやケゾラー−49)及びell@
4γ−診…号、・公報の方法で製造した繊維祉全てNv
、がi、888未満であるか、又はIIXがα8s未満
であるとζろOlいわば結晶としてO完全度が十分で亀
い細晶慎域をも一5良ものでしか碌い。
上式(1)の式を満たす繊維は、鐵艙Oal造Kかける
洗浄、乾燥工程を5iia下に行なうことによって実a
され、耐疲労性に優れてい為という特徴と密接に関連し
ている・このような好ましい特徴は、Nweが少くとも
160sであるとIIKよ〕一層発揮され、更に少くと
も1.6100N、、をも−3え繊維のときそO耐疲労
性が際立りたもOK&る。
上式(1)〜(4)で特徴づけられる本発明の繊細は、
結晶す軸及び無定形領域における結晶す軸に対応する軸
Oラジアル方向への配向性が比較的小さく、かつ無定形
領域において?テンシャルエネルーー的に安定なコンホ
メーシ田ンをとり九分子鎖より成りてお9、更に結晶物
が比較的高い結晶化度と高−結晶の完全さとを示すとい
う、特異な微細構造t4−)てい為と解釈される。無定
形領域の分子鎖のこのような特徴が、優れ九耐疲労性と
高温曝露時の寸法ならびに物性安定性の発現に寄与する
と考えられる。
上記0式(2)0隈定即ちsv+e≦1.700t−逸
脱すると繊維の強度及びヤング率が激減する・一般的に
は、馬、の増大に伴なって強度及びヤング率が減少する
傾向にあるが、N、、−1,700を境にしてこの傾向
が著しくなる。よや好壜しい91度とヤング率O繊維は
馬、≦1.630の範囲にある。
上記0式(3)で限定された本発明の繊維は比較的高い
結晶化度と結晶の完全さt有する特徴t4つ。
4IIll昭50− I S 4 Is 22 号公報
KH示すtLft、、方法で製造された繊維はRIX(
0,85の低い結晶化度と結晶の完全さしかも丸ないた
め、高温時の寸法や物性の安定性に欠ける。 RIXは
好ましくは0.90以上である。RIX≧0.850比
較的大きな結晶化度と結晶の完全さを備えた繊維は、緊
張のない状態で、水蒸気処理され、ついで特別に選定さ
れ九乾燥を行なうことによって好便に製造される。
このような特別な方法によれば、R1x≦1.20とい
う上記(4)式によって制限された範W!At保つこと
が出来、過度の結晶化度と結晶の完全さ増加による強度
や耐疲労性の極端な低下という好壇しくない事態から回
避される。 RIXは好ましくは、1.05以下である
べきで、仁のときより耐疲労性の優れた繊維となる。
RIXの物理的意味は必ずしも明瞭ではないが、しかし
RIXと物性値(特にヤング卒中耐疲労性)との相関性
は、AC30それに比べてより密接である6本発明者ら
は、RIXが結晶の成長方向の異方性、乱れの異方性、
結晶領域内の分子鎖のコンホメーシ冒ン及び分子鎖の充
填状態の変動(例えば^−らのいう結晶1型、 1ff
i(第26目高分子討論金子稿集(xs77))を反映
したパラメーターと理解している。熱処鳳により、一般
にRIXti増大するが、仁れは上記の複雑な構造変化
を反映しているものと考えられる・ 本発明の繊維は、黄・リン8重量部、ヨウ化メチレン1
重量部及び硫黄1重量部からなる混合物を剣人剤として
用い、この他は後述するNY、やTRIvO測定と同じ
方法によp繊維軸の平行方向に振動する偏光による干渉
顕微釧観察を行なうことができる。このようにしてRI
X定し九N、は、主に結晶部及び無定形領域部を総合し
九/ 17マ一分子鎖の配向會反映したパラメーターで
あると解釈されるが、本発明C鐵維拡特異なN、をもっ
ていることがわかった、mち、N、0繊維中心における
値N、。、Npの繊維断面方向の勾配TRIpが特別な
範囲にあることが見出されえ、A体的に言えば、本発明
の繊維は、Np、が111以上、好ましくは2..12
以上であるのに対し、従来公知の繊維又は従来公知の方
法で製遺し九繊錐は高々2.10である。これは、本発
明の繊維が、市販されているPPTA繊維(ケプラーや
ケプラー−49)に比べ、繊維中心部における分子鎖の
配向度が大きいためと考えられる・本発明の繊維と従来
公知の鎖線とは、TRI、の値において、その差異が更
に明確に′cきる。市販のPPTA繊維(ケプラーやケ
プラー−49)や特開昭41−39458号公報に開示
されたPPTA繊維は一般に正又は0のTRI、値をと
るのに対し、本発明の繊維は負のTRIp@Itとる。
このようなTRIp値は、繊維中心部におけるポリマー
分子鎖の配向度が比較的大きいものであることtyL映
していると考えられ、かくの如き本発明の繊維O微細構
造上の特徴は、本発明の繊維が優れ九耐疲労性を有する
という物性上の4I像と関連していゐことが判明した。
 TRI、値が−0,060乃至−0,005のとき耐
疲労性に優れ九繊維となり、−0,040乃至−0,0
10のTRI、*のとき、耐疲労性が一段と優れたもの
になる0本発明0Ill#と従来公知の繊維との差異を
より明確罠示すために第sWを添付する。第5図は、繊
維軸の平行方向Kll動する偏光によp1繊維を干渉顕
微鋺で横方向から観察したときに与られる干渉縞の模式
図である。(A)は、特開1847−43419号公報
に開示された繊維やケプラー−49により観察され、W
形の干渉縞をもっていることに特徴かあり、TRIp値
は正の値f4っている。(B)は、特開昭47−394
!584!会報、**昭!!0−154522号公報に
開示され九繊維又はケプラーにより観察され、U字形の
干渉縞をもっている仁とに特徴があり、TRIp値はほ
ぼ0である・(0は、本発明の繊維により観察され、7
字様の干渉縞に特徴があり、TRIp値は負の値をもつ
4L、分子鎖軸方向が完全に繊維軸の方向と一致してい
るならば、結晶す軸及び無定形領域内の結晶す軸に対応
する軸のラジアル方向への配向の程度は、Nvt)@0
ラジアル方向に沿った勾配(TRIv)で表現できる。
特開昭47−39458号公報では結晶のb軸のラジア
ル方向への配向をUカ値なるパラメーターで表現し、L
CO値が大きい、すなわち、ラジアル配向性の強い繊維
はど好ましい物性を持っている旨記載している。しかし
、■力値なるものは繊維の局所的な部分(l[i積表示
で10−’cI?以下)に関する籠であるために非常に
・9ラツキが大きいという渕定原理上或いは調定技術上
の問題があり、更に結晶領域のみの配向Kll係する奄
のであり、その丸め物性値との関係がほとんどない0不
発間者らが用い九TRI、値はラジアル配向の程度を結
晶領域と無定形領域とOa合として精度よく表現できる
が、詳細に検討した結果では、TR1v値即ちラジアル
配向性は繊l1lO物性(強度やヤング率、耐疲労性な
ど)とは弱い相関性しかもたないこと倉見出した。
しかし、TRIv値が0.07を超えると伸度O低下及
び耐疲労性の低下を招くことがわかD、IFIWa@4
7−39458号公報に記載される教示とは逆の傾向で
ある。
^方性ドーグより繊維を製造する上で、凝−に際して実
質的に伸長を加えつつ凝固をすすめることは、繊維の凝
集構造や高次構造t!iLすOで好ましくない、このよ
うな凝固方式としては、紡糸口金を凝固層に浸漬して紡
糸する方法が挙げられ、この方法により得られる繊維は
、干渉顕微鏡観察によれば、繊維の凝集構造中高次構造
の艮れがみもれる。tた偏光顕微鏡観察によれば上記紡
糸法により得られる繊維の内部には1All程度の大き
さVt4hつ粒状物が構成されておplこれは液晶が粒
状に連続化した構造と解釈される0本発明のPPTムの
如(極めて極性の大きい高分子は、界面に対して成る特
定の結晶配向をとって凝固することは、高柳らO研究(
第26同高分子討論会予稿集(1977))でも明らか
なことであるが、それ故に1本来01Lされない高次構
造のPPTA繊維は、繊維の表面に対する配向つ10ラ
ジアル配向を示す九め、そO繊維を繊維軸の垂直方向に
振動すゐ偏光を用い九千渉原黴碗観蒙によると、繊維と
ほぼ同程II!oxs折皐t4つ浸液媒体を採用すれば
、特別な干渉縞例えば184図のような干渉縞が見られ
る。従って、このような干渉縞燻、凝固時又は/及び凝
固後に凝固表面の伸長による破壊や不均一凝固による失
透が起らなければ十分く出現するもので、ドーグの一す
マー濃度岬によってはほとんど左右されない・このよう
な凝固の好適な一例として、紡糸口金を凝固層より離し
、配向のための張力を凝固前の非凝固層通過中のドーf
Rに集中させる紡糸法會挙げることができる。これとは
対照的に、紡糸口金を凝固層に浸漬して紡糸し、かつ凝
固時に伸長のための張力をかけつつ紡糸した繊維では、
失透したり、干渉縞が連続し丸線として観察されなかっ
た9する。これは明らかに不均一な凝集構造が存在する
ことを意味し、このような不均一な凝集構造をもつ繊維
では、!111度、伸度とも小さい。
干渉顕微鏡によって観察される干渉縞のパターンを定量
化したのがTRIvであり、凝集構造の乱れた繊維は明
瞭な干渉縞が測定できず、TRIvが測定不可能である
のに対し、本発明の繊維は0〜0.07の範囲のTRI
、litもりて> D s更に実用的にはTR1,が0
.02〜0,06の繊維が強度、伸度、耐疲労性の点で
より好ましく、本発明の方法に従えば装造も容品である
なお、TRIv値は後記の乾燥値を大角〈シた9紡出時
のドラフトを大きくすることによりやや増加する傾向を
もっている。
本発明の繊維において、30℃、60%RH下における
力学的損失正*<ta;ha>が0.001乃至0.0
30である繊維がよ1望ましい、何故ならこれより大き
い力学的損失正at示す繊維は無定形領域部の割合が過
度に大きく、寸法安定性が悪くなったり為吸湿性が大き
くなりて用途によっては不都合がおこる仁とがあるから
であり、tた、上記範囲より小さい一−f%つ織錨は、
結晶化度が大き過ぎて繊維の機械的性質が劣る。上記温
度におけるーδ値は、水分、溶媒の混入量によって1勤
し、一般に不純物や溶媒の混入量の増大によって大きく
なる。
本発明の繊維を構成する単繊維は、それが太くなると紡
糸011(D流動配向や凝固速度郷に起因すると思われ
る繊維の強度低下等が見られて好ましくなく、通常数デ
ニール以下に選定されているが、本発明の目的である抜
食された耐疲労性の点からは、さらに細デニール、大略
3.0デニール以下であることが望ましい、下限は特に
限定されるものではなく、通常工業的に得られる最小繊
度である0、1デニ一ル程度までとり得る・ 本発明の繊維を構成する実質的にポIJ−p−7エ二し
ンテレフタルア建ド(以下PPTAと略する。)からな
る重合体とは、工業的純度のテレフタル酸及びΔラフェ
ニレンジアミンとより誘導される4hot言い、好適に
はテレフタル隈クロライドとΔラフ凰二しンジア(ンよ
り、N−アルキル置換カルIンア電ド!11!剤又はそ
れらの二種以上の温金物、又はそれらと塩化リチウム又
は塩化カルシウム40混合物中にて謂ゆる低温浴液重合
法によや重合される。
(例えば、特公昭35−14399号公報参R)本発明
の繊維の製造において、一般に重合度の大きい/ IJ
ママ−用いるのが、高強度や優れた耐疲労性を実現する
上で好オしい、具体的には、繊維は、後で詳述する測定
条件下で測った固有粘度が少くとも5.0であることが
好ましい書より好管しくけ、少くとも5.5である。な
シ、濃硫酸への溶解及びその紡糸迄の諸工程中にポリマ
ーの1合度低下をき九すことがあり、繊維として好まし
い固有粘度よりも若干高い固有粘度、具体的には、溶解
工程及びその後の工程での温度管理及び滞在時間により
異なゐが、少くと%0.1から0.5高い[1有粘1[
0/1Jff−を用いるのが好ましい・固有粘j[0上
限は格別限定されないが、ドーグの粘度からみて約10
以下であることが望ましい・本発明に係る繊維製造方法
を以下に説明する。
まず、上記Iリマー會濃amに溶解し、次いで得られた
紡糸用ビーft非凝固層重凝固層の順に通過させて繊維
状に凝固させる。
ポリマーを溶解すゐ溶剤としては、溶解能力及び価格の
点で濃硫酸が好ましく、上記の如き高い固有粘度のPP
TAを高鎖度に溶解するためKは、特に約98重童謡以
上のIs硫酸を用いる。なお、遊離の80.!含有する
謂ゆる発煙硫酸の使用は、80、がかえって溶解性を低
めることや、SO3によす?リマー〇スルホン化が行な
われる可能性があること勢の点であt9好オしいもので
はなく、硫酸濃度の上限は通常100重量襲である。
紡糸ドーグに含有されるべきポリマーの濃度は、特に制
限されるものではないが、経済的な理由中得られる繊維
の機械的性質特に引張り強度を好ましいものにするため
に12重量囁以上が好宜しく、更に好適には14重量襲
以上である。ポ17 ff−員度の上限も特に制限され
るものではないが、あまp高濃度では安定な紡糸が不可
能になるAt考慮すれば通常約2011%以下である。
なお、本発明の繊維の特命とするが人類の補強に有用な
耐疲労性に優れた繊維tsntする上においては、おお
むね、19重量慢以下が更に好適に用いられる。
本発明に使用されるドーグは、少くとも紡糸口金から押
出される温度においては異方性であゐべきである。これ
は、繊維の好ましい横槍的性質を実現するために必要で
ある。ドーグが異方性であるか否かは、例えばIW会昭
50−8474号公報に記載された光学的方法を便って
判定することができる。
紡糸ドーグの調製及び使用に嶋りては、上記−リマー濃
度範囲に於いては、ドープは室温付近では固化する場合
があるため、lll1から80℃@jlの温度で取扱え
ば喪いが、/IJマーの分牌を可及的に回避する観点か
ら、なるべく低い温度を選ぶべきである。
紡糸r−fは紡糸口金よりまず非凝固層に押出し、次い
で凝固層に導く、ここで、非凝固層としては、空気、窒
素郷の気体やトルエン、ヘゲタン等の非凝固性液体が用
いられるが、紡糸の容易さや経済性の点よp気体が好ま
しく、中でも空気が最も好ましい、なお、気体には、凝
固性液体(例えば水やメタノール)の蒸気が飽和又は不
飽和状態で含まれていてもよい。
非凝固層の厚さは通常約0.1〜10cmx好適には0
.3〜2傷である。非凝固層の厚さが過大であると、本
発明の範囲のドープが謂ゆるチクソ粘性を示す、即ち変
形速度が大である程見掛けの粘度が減少するため、得ら
れた繊維の太さが均一でなくなり、引張り強伸度の低下
に結びつく、非凝固層の厚さが過小であると、紡糸口金
面管凝固浴層中に浸漬し九場合と差異がなくなる・紡糸
口金面と凝固層の間に非#固層を介在させる本発明O紡
糸方′法の利点として、非凝固層のドーグ流に引取りの
ドラフト(引き伸ばし)がかかり、#固層中の凝固しつ
つある又ti凝固した繊維の引龜伸ばしが全く又はほと
んど行なわれないため、繊moagt細構造の破壊やク
ラック等、さらにマク■な破壊を生じないことである。
このような特徴は、本発明の繊維が失透しないこと、所
定範囲の屈折率勾配(TRI、)をもつこと岬と関連し
ており、このような繊維の微細構造上の特徴によりて、
紡糸口金面を凝固層中に浸漬して行なう湿式紡糸によっ
て得られる繊維と区別される。
また、本発明の紡糸方法の他の利点として、非凝固層と
して気体を選択したときには、紡糸口金におけるドーグ
温度とは独立に#tM鳩の温度を自由に設定できるとい
う利点もある。殊に本発明で用いるドープは室温付近で
固化することがあるためドーグ温度として室温より高い
温tt用いることがしげしげ必要となるが、このドーグ
温度とは独立して凝固層の温FtLをm温或いはそれ以
下に自由に設定できる利益は大きい。
不発1110M糸方法のさらに他の1つの利点は、紡糸
口金を凝固層中に入れた湿式緋糸に比べてドラフト(凝
固した繊IIO引きとり速度と紡糸口金からのドープ押
出速駅O比)を大きくできることでTop・この点は高
強度、高ヤング率の繊維を製造する上で有利である・ 紡糸に用い為紡糸口金の形状等は特に制限畜れ1%0で
はなく、ま九紡孔の大1については、孔MgI2点から
s、te小さなものは避けゐべきであるし、反対に、吐
aS**度中紡孔中での剪断配向等0点から過大なもO
は避けるべきである。紡糸速度、目的とする単糸デニー
ル等を勘案して、紡糸直径は通常0.06−から0.0
9−の関で選べば良い・ 凝固層は、轡に制Wk@れないが、水又は濃度go重量
−以下0m1ll(水#i’l)が好適である。
浴01L[Kついても、轡に制限されないが、樗硫II
O機材への腐蝕性を考慮すれば、室温以下、当該凝固層
の氷点付近までが好f Lい。
凝固した繊維は、次いで ネットコンベヤー上に堆積さ
れ1水洗(硫酸除去)および乾燥を受ける。第3図は、
ネットコンベヤー上で水洗および乾燥を行う好ましいI
I!施態様の一例を示した4のである。第3図において
PPTM)光学異方性ドープは紡糸口金2から非凝固層
1aに次いで凝固層lbに押出される・凝固した繊維糸
#3aは取出ロール4によって凝固層よシ引出され、次
いで振込ロール5によって反転コンベヤー6上KII[
落される。振込ロール6はかご状物であってフィラメン
トを導く外周面を構成する多数のロプドから々ゐ、11
!雑糸条3bFiプンペヤー6上で弛緩状WIOフィラ
メントが積重つて巾O狭い無端7豐−メ状をなす、そし
て、処理コンベヤー7上に反転畜れつつ移される。旭I
Iコンベヤー7は連続的に★九は間歇的に適当カ駆動I
NKより反転フンベヤ−6と実質的に等速度で駆動さね
る。堆積され良熱緊張状態の繊維糸条からなる7リース
は処理コンペ″Jr−7によって順次洗浄装置8、水蒸
気処1161置9、乾燥装置10へ這dれる。次いで、
繊維糸条3−は処理コンベヤー7よシ′!I1.出さね
、巻取機11によって?ビンに巻取られる。カッぐ一ベ
ルト12は無緊張状11に堆積された繊維糸条3bが洗
浄、水蒸気処理、乾燥各工程において乱されるのを紡ぐ
水洗および乾!1kP8工程を通じて繊維に長さ方向に
実質的に張力を加えないことが、%Aな微細構造を4つ
不発WRの繊維を実現するために必須である。ζOため
、凝固層中又は層から取出してネットコンベヤー上に至
る迄の取扱いに於いても細心の注意と装置上の工夫が必
要である。即ち、これらO工程での緊張は繊維の結晶部
だけでなく無定形領域部のポリ!−分子鎖の配向を過度
に進ませ、これがrAII0111強に用いたとき耐疲
労性の低下を招来すると考えられる。
凝固層よりの繊維の引き出しに壱っても緊張力がで龜る
だけ加わらぬことが肝要である。従りて、層中に東向ガ
イド等を設置することハ、III!維に緊張を与えるの
で好tL<ない。特公昭44−22204号公Ill 
第1図0j11き、鋼アンモニアレーヨンの紡糸等で用
いられる流管式紡糸浴を採用し一僚維を凝固液と共に流
管より浴外に敢出す方法が好適である。更に、特開昭5
3−144911号公報に開示される211Il管式紡
糸浴は一層好適である。
凝1層よシ取出された繊維を、ネットコンベヤー上に堆
積するに際しても、延伸又は緊張処理が行なわれるべき
ではなく、凝固層からの引出の抵抗や晴ガイド類の摩擦
等によ多繊維に作用する張力を大略0.2 El/ll
以下となる様に、変向角度を出来るだけ小さくしたp、
ガイド0材質や表面粗駅に細心の注意を払うべきである
ネットコンベヤー上で1a、雑を実質的に無!lll1
下に水で洗滌して硫酸を除去するに際し、必要に応じて
、水洗に先立って又はその中間にて水性アルカリにて中
和することや、油剤を付与する等の処理を行なうことは
随意である。これらの処理は翫特開昭50 15452
2号公報記蛾の方法に準じて行なうことができる・ 洗浄された繊維は、引続いてネットコンベヤー上に堆積
されたオまで、水蒸気処理及び特定0温度及び時間条件
下に加熱乾燥する・特別な微細構造な−ち、かつ七れ故
に高強度高ヤング率にして♂ム1IIO補強に用いたと
き優れた耐疲労性を発揮する不発yp4o繊細を製造す
る上において、ネットコンベヤー上に依然堆積したまま
乾燥に先立づて少くとも100℃の水蒸気で処理するこ
とと、乾燥を120℃〜450℃のIl[でしかも温度
を摂氏(6)で、時間を秒て表わしたと1!230≦(
温釦X(時間)0°”g s o oなる条件を満足す
る時間だけ乾燥すること029が肝要である。
洗浄された繊維を乾燥に先立うてネットコンベヤー上て
水蒸気処理することは、従来公知の技術には全く開示畜
れていない。この処理が、本発明の目的とするfJ−類
の補強に用いられたときく優れた耐疲労性を尭挿すゐ繊
維を得る上で重要なことO詳細am由は次のように推定
される。第1に乾燥をうけたときに結晶が過大に成長し
て見掛けの微結晶の大きさく ACB )が過大になっ
て強度が極端に低く脆い繊−になることを抑制する効果
と、逆に、結晶が殆んど成長せずにACIIが過度に小
さく高温時の寸法安定性中物性安定性が悪い繊維になる
ことを抑制する効果の両方をもち、♂人類O補強用繊維
として最も優れた性質を発揮するに適めな範囲のACB
を与えることである。第2に、繊維中の結晶部だけでな
く無定形領域でのポリマー分子鎖の微細構造が特定の構
造をもつこと、すなわち、無定形領域を含めた微細構造
を反映し九パラメーターである繊維の中心屈折率(N、
j )や屈折率勾配(TRI 、 −? TRI、 )
が特別ommo値をとるととである。換言すれば、無定
形領域でOポリマー分子鎖軸の繊維長方向への配向が繊
維中心部において比較的大きく、また―ゆる結晶す軸に
対応する軸の繊維断面方向への配向が比較的l)ない。
これは、無定形領域部に存在する高温下の水分子が、水
蒸気処理及び乾燥工程中で発生するであろうボ17 w
−分子鎖の熱運動によふ再配列、再凝集を円滑に行ない
、かつ安定で無MOない構造に導く上で有効な働きをす
るためと推定される。
飽和水蒸気で加熱する方法は、飽和水蒸気で満された加
熱室を貫通して糸山をネットコンベヤーと共に移動させ
ることによシ行なわれる。加熱量O貫通口が狭いスリッ
トで外気KWN4放されるときは、飽和水蒸気圧が01
1/115とな夛加熱温度が100℃とな為0貫通口を
ローラーシール等で外気に対してシールして、高められ
た飽和水蒸気圧で加熱処理するときは、約4 ky/c
*’oの飽和水蒸気即ち140℃mm迄の加熱温度が好
適てあり、そb以上の高温は、シール部分の耐圧性岬の
点で作業上の危険性が増すので、あtり利点はない。
水蒸気処理は、繊維をネットコンベヤー上に堆積させた
繊維に実質的な緊張をかけずに行なうことが大切であゐ
、緊張をかけると、繊維中のポリオ−分子鎖の配向が過
大になって、もはや本発明の目的とする耐疲労性に優れ
た繊維が得られ表い。
水蒸気II&場する時間は1水蒸気量及び温度、繊維の
単糸−ニール及びmデニール、ネットコンベヤー上の堆
積厚さ勢が影響するので一層には決められないことが多
いが、洗浄された繊維が実質的に少なくとも約100℃
に達するように設定すればよく、こOよIAl!III
Iを満たしかつ経済的ま理由も考慮すれば30秒〜30
分が適切である。
水蒸気処[1t−うけた−Mti続いて特定の条件下に
乾燥する。水蒸気処理工程から乾燥工程へ011行方法
は、線維に実質的に緊張がかからたい隈夛格別限定され
ることはなく、同一のネットコンベヤー上で行なうのが
簡便である。移行中に繊維のi1度が低下することも許
されるが経済的には好tしくない。
乾燥は、繊維に緊張が実質的に働かない状態で、120
〜450℃の間の11度で式250≦(li& )×(
時間)0°0s≦60(l満たす時間だけ行なうべきで
ある。ただし、ここでII贋および時間O単位はそれぞ
れ℃および秒である。
120℃未満の温度では、十分な乾燥を行なうために乾
燥時間を極めて長くとらねばならず不利である拳乾燥温
度を高めることけ、加熱時間を短縮できる点ては好まし
いが、ネットコンベヤー中堆積嘔t’を表い先山の乱れ
を防止するためのカバー帰郷の材りの耐熱性や耐久性上
の制約や、熱エネルギーの損失が大きい等の理由により
一乾燥一度の上限は450℃とする。好ましい乾繰■度
社140”〜300℃、特に140@〜250℃である
乾燥時間は、乾燥温度と密接に関連させて設定すること
が、本発明の目的とするゴム類の補強にきわめて有用な
繊維を製造する上で11C要である。
特開昭50−154522号公報や特開昭50−160
517号公報に一般的に開示される乾燥や熱処理を施し
たのでは、fAfMO補強に供するに十分な物性を完備
すゐに適した特別な微細構造をもった112維がつくシ
えない。すなわち、本発明の特別な微細構造をもった繊
維管製造するためKは、摂氏(℃)で嵌現した@度と秒
単位で表わした時間の0.08乗との積の値(以下、乾
燥値と称する、)が250〜600 (C’秒0°0I
I)・の範囲にあることが必要でToゐ。
乾燥値が250未満のときには、ポリマー分子鎖の熱固
定が不十分なためか、wL#1tfF1えば200℃@
go温度雰囲気中においたとき、寸法の収縮がおこり、
また僅かな緊張をかけてそのような温度雰囲気においた
とき物性の変化(例えば伸度の低下)をひきおこす、こ
れは、績緋をゴム補強に供するための後処理(例えば接
着剤付与)時や、ゴムの加硫時に繊維が変質することを
意味し、実用上好ましくない、乾燥値が250未満の乾
燥をうけただけの#!Mは、微細―造的にはX線回折強
度比(RIX )が0.85未満で且つAcg (1)
 t’41’+1(配向角)未満(これは前記g(8)
式よシ誘導される、)である結晶性が低いPIsである
ことと対応している。乾燥値が600を超える条件下に
乾燥を行なうと、結晶化が進みすぎ、繊維の強直および
耐疲労性の低下をひきおこす、 II、1llo黴細構
造的にはRIXが1.20を超え且つAr1 (1)が
SO+−<配向角)を超えるようになる(このAC!1
は前記(6)式より訴導される。)乾燥値のよシ好まし
い範囲は、280〜550であり、このような乾燥によ
ってゴム類の補強罠よυ有用なよ)限定された微細構造
の線維が製造される。
乾燥工程における加熱方法は特に限定されるとと龜なく
、加熱さねた空気や窒素や燃焼廃ガス又は過熱水蒸気等
の高温気体をネットコンベヤー上の先山に吹きつける方
法や、熱板や遠赤外線発生装置郷をネットコンベヤー上
方又はネットコンベヤーを挾んで上下に装置して先山を
加熱する方法等が考えられる・ 乾燥は通常1段で行なわれるが、2段又はそれ以上に分
けて同じ温度又は異なった温度で行なってもよい0本発
明て足義した乾燥値は、加成性があるため、2t1以上
で行なったとき各々の乾燥値の和が上記の範i!IK入
るようにすればよい。
なお、水蒸気処理の温度1時間と関連嘔せて、乾燥値を
変動てせてもよいが、水蒸気処理は乾燥値に示される温
度時間関係を完全には満足しないので、この点を配慮し
て行なうべきである。
乾燥工程において、繊維に実質的に緊張をかけることは
避けなければならない、繊維のポリマー分子鎖の配向が
過度に進み、耐疲労性が悪くなるためである。
本発明の特徴とする条件下で繊維に実質的に緊張力を加
えることなく加熱処理された線維は、次いで、必要あれ
ば仕上げ油剤の付与、調fi、 II別の丸めの着色、
インターレース処理等の各種の仕上げ処理を施した彼、
捲き取られる。上記仕上げ処理訃よび捲取りは、本発明
方法の実施上1?IK制限さねるものではない、なお、
繊維の洗浄後に、水蒸気処理に先立ってエポキシ系化合
物を付着させる仁とは、本発明の繊維を得る上で、水蒸
気処理の効果が十分に発揮されず、好ま1.〈ない。
本発明の繊維は以上の如き、特別な条件下で製造され、
その特徴とするところは、高強度、比較的大きめの伸度
と共に、高温下における寸法及び物性の安定性に優れ、
更Kf人類の補強に用いられたときの耐疲労性に優れて
いることである。このようが繊維の物性上の優位性は、
該繊維の微細構造と書接に関連しておシ、従来公知の製
造法では実現しえない特別な微細構造によシ尭揮−@わ
る。
本発明の繊維は、ゴム勢の補強用に供すると暑は、通常
マルチフィラメントの形態で用いられるが、本発明の繊
維の用途は特にそれらに限られるものではなく、従って
繊維の形態も、ロービングヤーン、スフ、チ冒ツブトス
トランド郷であっても^い。
本発明の繊維は、タイヤコード、特に高重量車輛用のラ
ジアル構造タイヤに於けるカーカスコード、ならびにそ
の他のVベルト、平ベルト、歯付ベルト岬の補強コード
郷のゴム類の補強コードに好適に用いられる。そして、
本発明の特徴とする改良された耐疲労性が効果的に発揮
される。
勿論、不発明線11110用途は上記に限られるもので
はなく、高強度や寸法安定性、耐熱性中難燃性と言った
従来0FPTA繊艙OI#性も兼ね備えてお枳従って、
従来の理n鰍繍と全く同様に用いられる。
以下に本発明O繊維の構造の特定や物性の測定に用いら
れる主なパラメーターの測定法について述べる。
〈固有粘fOII11定法〉 固有粘f(η1nh)は、98,5重量−の濃硫酸に浸
度(C)!−α5g7aでポリマー又は繊維を溶かした
溶液を30℃にて常法によシ測定する。
、、、h−h」1L 〈繊−の強伸度特性の測定法〉 %KIFrわらない隈夛、フィラメントの引張り強度、
伸度、ヤング率は特開昭47−39458号公報に準じ
て常法によ〕測定する。
〈繊維の耐疲労性on定法〉 タイヤ等のゴム類製品に於ける補強線MO使用時01!
労性tモデル的に評価する手段は種々提案されているが
、本発明では、日本工業規格JI8−1017−196
30r化学繊維タイヤコード試験方法」の参考記載の部
1.3.!、1項記載Oチ為−プ疲労強さム法(グツド
イヤー法)を採用し、試料繊維とゴムとO接着処理済コ
ード(処理コード)を軸と平行に埋め九チ、−f状テス
トビーヌを105°(上記JI8参考で1j90@)K
−げて伸長圧aS労試験機に取pつける0次いで、空気
によpテストピースK 3. I b/cm G O内
圧をかけsi。
[FM/分の速度で回転させて、そ0f−−ffl労寿
命を測定し、本発明及び比較の各繊維O耐疲労性O比較
を行なう、なお、チ、−f@労噌命OSは3本のテスト
ピースの平M値を用いる。
繊#mのコー)PO耐疲労性は、コードの撚数により大
幅に変化し、ある範IMtでは一般に撚数大なる方が耐
疲労性は良いことが知られる。一方伸直0低い繊維では
%にコーPO懲#&を高めh仁とは、原フィラメント強
力に対するコード強力の比(強力列用率)O低下となっ
て表われるため、好重しい原フイツメン)0高い強度を
有効に利用すAKは撚数を大歯(して耐疲労性を高める
ことは得策では&い、ζ0点から、本発明繊細の好オし
い特徴が活かされ為Oであるが、本発明に於いて耐疲労
性を評価す為KjJりても注意すべ自ことである。
本藷例で線、;−ドO撚構造を一定にして上記試験を行
うこととし、撚構造は双糸とし、撚係数(ツイストマル
チグライヤー)を&0に一定とすゐ。
ζζで撚係数とは (撚数/vm ) X  ’r−yoyζミ0/281
0で表わされゐものである・ 疲労試験に供す!J611コーPC)II造法も以下の
如く条件を統一して行なうが、勿論本発明繊維の特徴を
発揮する上でO唯一〇条件で社なく、本発明繊細を効果
的に用いる上で、実際O使用に於いては変更されて真い
コードは館述OIm係数となるように下擲及び上撚りさ
れて合撚されて製造される。処理コード社、ニーキシ樹
脂を付与し、250CKて1 nil O張力下に処理
し、次いでレゾルシン−ホルマリン−ラテックス(RF
L)を付与し、230℃で一!−t/dの張力下にts
2段の処理を行うことにより作製する。
ここで用いる工4キシ樹脂処理液は、 エピコー)812(シェル化学社商品名)     3
重量部エタノール                 
器重量部Iリピニルビリジンラテックス       
2Is重量部水                  
   67重量部よp成る分散液であり、υを処理液は
、レゾルシン             11重量部水
                  23&4重量部
37−ホルマりン           164重量部
NaOHQ1重量部 /IJビニルビリシン−スチレン−!タジエンラテック
ス(固形分として41%含有)  244重量部より成
るものであり、調製後−昼夜放置したShOを用いる。
処理コードは、未加硫fAK埋め込み、加硫する。用い
る配合fAの組成は次040であり、加硫畿件は140
Cで40分である。
天然fム               90m瞼部ス
チレンーtりyエン共重合ゴム    10重量部カー
ーンブラック            40重量部ステ
アリン酸             2重量部石油系軟
化剤           lO重量部Δベインール 
             4重量部亜 鉛 lI  
             s重量部N−フェニル−l
−す7チルアミン    1.5重量部2−ベンゾチア
ゾリルジスルフィド      α75重量部ゾフェニ
ルダアJ!!−ジン         0.75重量部
硫  黄                 2.5重
量部〈中心屈折率(N y 6 e Np O)及び屈
折率勾配(TRIv、TIII、)0111定法〉透過
定量蓋干渉顕黴鏡會使用して得られる中心屈折率(’Y
61’P@)及び屈折率勾配(TRIv、TRI、)0
111によって、本尭明の繊維の特異な分子配向が明ら
かとな夛、不発tso*wiの優れた耐疲労性とOWA
連を示すことができる。
透過定量型干渉WUa鏡(例えば東独カールツァイメイ
エナ社製干渉顕微鏡インター7アツ)を使用して得られ
ゐ干渉縞法によりて、繊維ohmから観察した平均の屈
折率の分布を測定する仁とができる。この方法は円形断
面を有すh繊−に適用することができる。
繊維の屈折率は、繊碓軸O平行方向に振動している偏光
に対する屈折率(Np)と繊−軸の喬直方向に振動して
いる偏光に対する屈折率(N、)Kよりて特徴づけられ
る。ことに説明す!Ill定は全て緑色光線(波長λ”
546mμ)を使用して得られる屈折率(N、及びNv
)を用いて実施される。以下、Nvの測定及びN、よや
求められ為NY、とτ凰!7について詳細に説明するが
、N、(N、。、’rRI、)Kりいても同様に測定で
きる。
試験される繊維は光学的にフラットなスライドガラス及
びカバーダラスを使用し、0.2〜2波長の範囲内の干
渉縞のずれを与える屈折率(N1)をもつ績JaK対し
て不活性の封入剤中に浸漬される。
封入剤の屈折率(N、)は緑色光線(波長λ−14sa
m)を光源としてアラ−40屈折針を用いて測定された
20′cKシける値である。ζ0封入剤中に数本の繊維
を浸漬し単糸が亙いKll触しないようにする。
さらKIIMa、そO繊維軸が干渉顕微鏡の光軸及び干
渉縞に対して一直となるようくすべきである。
この干渉縞OAメタ−を写真撮影し、1500倍〜2G
00倍に拡大して解析する。
第4図で繊維の封入剤の屈折率をN1、繊維のS′−s
1間の平均屈折率をNvl S’ −8’間の厚みをt
1使用光線O波長をλ、バックグラウンドの平行干渉縞
の間隔(1λに相幽)を01繊維による干渉縞のずれを
−とすゐと、光路差8は ト1λ■(Nv−Nl1l)t で表わされる。
峨鍾O中心r0から外周r、11での各位賃で0光路差
から、各位置O繊細の平均屈折率(NY)0分布を求め
ることがで自る。
厚みtは得られる繊維が円形断面と仮定して計算によっ
て求める仁とができる。しかしながら製造条件の変動や
製造後のアクシデントによって、円形断面罠なってない
場合も考えられる。このような不都合を除くため、測定
する個所は繊維軸を対称軸として干渉縞のずれが左右対
称になっている部分を使用することが適当である。測定
は、繊維の半径trとすると、0(繊細の中止)〜α9
SrO間を0.05rO関隔で行ない、各位置O平均の
屈折率を求めることができる。aii繍軸の珈直方肉l
lCm動する偏光による中心屈折率’voは、r■O(
繊維の中心)における屈折率の値である。繊維軸の垂直
方向に振動する偏光による屈折率勾配(TRIv)は次
式によりて表わされる。
ζこでTRh l NYOI Nv、、u各々、繊維軸
am直方向に振動する偏光による屈折率勾配、中心屈折
率、半径の碌の位置における平均屈折率である。
一方、繊維軸の平行方向に振動する偏光を用いることに
よってN、を測定すれば、N、。はr瞠Oにおける屈折
率の値として、又、TRI、はなる弐によって計算でき
る。
屈折率勾配及び中心屈折率の傭は少なくとも3本のフィ
ラメント、好適には5〜lO本のフィラメントについて
測定したものを平均して得られる。
実施例8.3及び比較例6.7についてNPo及びTR
I、t%定し九結果を次に記す。
サンダル    NPo      TRIデ11施例
2−1   2.126   −0.031p   2
−2    2.131    −0.027p   
2−3    2.135    −0.0181  
2−4    2.114    −0.011#  
 2−5    2.128    −0.0281 
2−6   21215    −0.036#   
2−7    2.119    −0.031#  
 2−8    2.N14    −0.024比壁
例6−1   2.102   −0.002#   
6−2    2.090    −0.063t  
  7     2.075    −0.007実施
例3−1   2.108   −0.014y   
3−!     LIIO−0,013p   3−3
    2.129    −0.018#   3−
4    2..113    −0.009〈配向角
(OA)の1%lI′ii1法〉繊維の配向角(OA)
C)ill定は例えば理学電機社製X@発生装R(RU
−200PL) 、繊維測定装置(F8−3)、−1”
二#) −fi−(51G−9R)及びシンチレーシ冒
ンカウンタを用すて実施する。 III定にはニッケル
フィルターで単色化し九CtsKa(λ−1,5418
1)を使用する。
本発明の繊維は一般に赤道線上に2つの生簀な反射を有
することが特徴である。配向角OIl+定は、高角度の
20を有する反射を使用する。使用される反射の2#は
、赤道線方向の回折強度曲線から決定される。
X線発生装置Fi40 kV 90 mA ”C運fl
iix’t h−Ill維測定装置に繊維試料を単糸ど
うしが互いに平行となるように取り付ける。試料の厚さ
は151位になるようにするのが適当である。予備実験
によシ決定された2θ値に♂ニオメーターをセットする
。この平行に配列し九繊維O繊維軸に垂直KXIiIt
−入射させる(ビーム動車透過法)、方位角方向を一3
06〜+30°走査し、シンチレーシ冒ンカウンターで
回折強度を記録紙に記碌する。さらに−180”と+1
80・の回折強度を記録する。この時メキャニノダスビ
−1γm1n1 チャートスピー21.0cm/a1m
、タイムコンスタント2あるいFi51@@1 コリノ
ー/−1−一、レシービンダスリ。
ト縦横ともl@である。
得られた回折強度曲線から配向角を求めるKFi、+1
80”で得られる回折強度の平均値を取り、水平線を引
(、/−りの頂点から基IIK垂線をおろし、そめ高さ
O中点を求める。中点を通る水平線を引く、こO水平線
と回折強度曲線の交点間の距離を測定し、eO値を角度
(・)K換算した値を配向角(0ム)とする。
〈見掛けO微結晶O大きさくAC8)及び回折強度比(
ILIX) 0醐定法〉 赤道方向Oa折強直1線を反射法によって求めることに
よりて、ムC8,1lIXを求めることができる。
理学電機社aX線発生装置(RU−200PL) −/
 ニオメーター(IG−9凰)及びシンチレーシ雪ンカ
ウンp −PHA を用いて実施する。測定にはニッケ
ル74kl−で単色化し九〇uKr (λ−11$41
81)を用いる。繊細試料の繊−軸が回折計C)2e軸
に1m[となるようにムを製試料ホルダにセットすゐ。
このとき試料の厚さはo、ssm位になるようにする。
40 kV 90 raAでX線発生装置を運転し、シ
ンチレーシ冒ンカウンターを使用することにより、ヌキ
ヤニyダスビーW2el”/■、チャートスビーIp1
 cIL/+nln s タイムコンスタント211、
〆イて、2#が8″〜37°tでの回折強度を配録する
記録計のフルスケールは得られる回折強度−線がスケー
ル内に入るように設定し、少なくとも最高強度値がフル
スケールの50憾を越えるように設定する。
本発明の繊細は、一般に赤道線の2θ−1v〜24°の
範囲内に2つの主要な反射を有することが特徴である。
AC8は低い2#端を有する反射について求める。 R
IXは、2つのビーク0回折強度比をもって表わされる
!$−9@と36°の間にある回折強度曲線間を直線で
結び基線とする0回折−一りの頂点から基線Kli線を
下し、ピークと基線間の中点を記入する。中点を通る水
平線を、回折強度曲線の間に引く、こO線は2つの主要
な反射がよく分離している場合は、1纏O♂−りの2つ
の肩と交叉するが、分離が悪い場合に#′11つの肩の
みと交叉するだけである。仁の一一タの幅を測定する。
一方の肩のみと交叉する場合は交叉点から中点壕での距
離を測定して2倍する。2つの肩と交叉すゐ場合は、両
肩関O距離を測定する。これらの値をラジアン表示に換
算してツイン幅とする。さらに仁のライン幅を次の方法
で補正する。
/−J預に 農は測定したライン幅、bはブロードニング定数でIf
単結晶C)2a−28°付近く位置するピークのラジア
ン表示したライン幅(半価幅)である、見かけO微結晶
O大きさは次式 %式% 罠よって与えられる。ここでに#i11λはX線の波長
(1,5418X)、βは補正されたライン幅、#はブ
ラッグ角で2IC)軸である。
RIXt’!、2θが低角度g14に、位置する回折ピ
ークの頂点と基線間の距離に対する高角IIjlIIO
回折ピークの頂点と基線間の距離の比で表わされる。
〈力学的損失正接(tmJ)O測定〉 例えば東洋ゴールドウ4フ社製vlbrom DDV 
−II。
型を使用して常法によシ求めゐことができる0周波数1
10 Hz 、乾燥空気中30℃eio111Hで測定
したときOwJ値である。
以下、本発明OII!施例についてI[異体的に説明す
る。実施例中、特に記載しないかぎヤIItIPよび慢
は重量に基づく。
参考例 低温溶液重合法によp次の如<PPTA/9マーを得九
特公昭53−43986号公報に示され九重舎装置中で
N−メチルピロリドン1000部に無水塩化カルシウム
70部を溶解し、次いでノダラツ翼稟しンゾアミン48
.6f!6を溶解した。8℃に冷却した後、テレフタル
#ジクロライド91.4部を粉末状で一度に加えた。数
分後に重合反応物はチーズ状に固化したので、特公昭5
3−43986号公報記載の方法に従うて重合装置より
重合反応物を排出し、直ちに2軸O密閉m=−〆−に移
し、同二−メー中で重合反応物を微粉砕した。次に微粉
砕物をへンシエル虐キす一中に移し、はぼ等量O水を加
えてJ!に粉砕した後、−過し、数回温水中で洗浄して
、ll0CO熱風中で乾燥し九。固有粘度が&60*黄
色0PPTAds9?−951St得九。
なお、異な一3九固有粘度の4リマ−は、N−メfkビ
w9ドyと毫)i−(/々ラフエニvンJ1ミン及びテ
レフタル酸ジクロライr)の比、又は/及び七ツマー関
の比等を変えるととによって容AK″″″″−−6° 
       以下余白実施例1 参考例に従って製造した固有粘度が51.6のPPτム
/ リ−r−199,4Smal中K、/ IJ −v
−11[カ18gbKなゐように、70℃で2時間で溶
解し良、溶解は真空下で?−jない、溶解についで2時
間静置脱泡した駿紡糸した。このドーfFi異方性であ
りた。
ドーグは006■φの細孔80011を持つ紡糸口金よ
シ押出し、一旦10箇の空間を走行せしめ良螢、初めて
5℃の25s希jltll中で凝固し、次いで糸条とし
て120w4/分の速度で引出した0次いで、糸条#−
を第3図の仮置によシ、洗浄、水蒸気処理及び乾燥を行
った。洗浄Fiまず1596カセイノーメ水溶液で行い
、次いで水で行な−)た、水II気処盾に、約120℃
の飽和水蒸気を満たした加熱寵を糸口を堆積させ曳ネッ
トコンベヤーが貫通する形で行ない、貫通口はローラー
シールで外気と麿断し、加熱室でのネットコンベヤーの
?1111時間が約3分となるように設定した。水蒸気
で#&理し九先山に一旦外気に出した後、直ちにネット
コンベヤー上で乾燥し次、乾燥は200℃のt燥窒素の
熱風中で行1に一1ξの鵬度で14分間滞在させた。
乾燥値は143とした。カバーベルトとしては、乾燥1
11度に耐えられ石ようにIリテトラフルオロエチレン
繊維を平織jlKした布を用い、ネットコンベヤーとし
てはステンレス製の金網を用いた。
得られた繊−は、↑Ri、xo、045 e TRI、
=se−α016 tNv、””1.619 e N、
、””Ll 23 # RIX−14,ムC8m5ol
toム=236−−−意0.021をもり1.Zooデ
ニールのフィラメントで、2L8F/40強度、6.3
*0伸度、360P/dのヤング率を4hりてシ)、前
記の方法で測ったチ、−f疲労寿命a1.480分を記
録し九・次に、乾燥温度を170℃にして乾燥値292
0条件下に乾燥を行なう以外は上と全く同じ条件で繊−
を製造し良、この繊維の構造と物性は次の通)でTo−
)九〇 ’rRI、麿0.038 #〒R1,−−0.
013 。
NY、−1,1! 13 I N、、”112 Is 
# MIX−α88゜ACI冨571,0ム諺工1°、
−一な102!9強度21.8t/4.伸IHL、19
1.ヤyダ率330P/d。
チ、−1疲労寿命1.130分、この繊維4h彼配の従
来公知の方法で11mされ九繊維に比べ、新規な微細構
造を本っているとと4に、耐疲労性に格段にすぐれてい
る。
比較例1 比較のために%開紹47−39458号公報記載の方法
に従って製造し丸線−の例を示す。
実施例1と竺JIIK紡糸され九糸条を本発明の装置の
代りに、一旦?ビンに1II4jす、この状態で10−
カセイソーメ水溶液、次いで水の入り曳洗浄槽中に浸漬
して水洗し、次にがビンに捲いた壜t160℃の熱風乾
燥機中でt燥した。象遺され九フィラメントは、TRI
v−0,052、TRI、 −+0.003 、Nv0
=1.596 、N、。−2,092tlIX=0.8
1 、 AC8=431. OAゴ15’で、TRIv
を除き本発明の繊維とはことごとく異なった微細構造を
示した。このフィラメントの物性に、強度19.1SS
l’/d、伸直3.9’ll、ヤング率I560 F/
纏。
チ島−プ疲労寿命280分で、実jlI!i例1の繊細
と比べ強度と伸直がやや小さくヤング率が大きく、耐疲
労性は和尚に小さい。
次に、洗浄までを実施例1と−」じ方法で行ない、[1
10−)160℃の加熱ロール上で行なって繊維を製造
した。
このフィラメントは、TRI、−0,053、TRI、
−−α001 e Nv@swl、5Q 31 N、0
”’2..09 B t RIX−0,83,AC!l
−4011OA==17”で、強度19.6t/礁、伸
[4111、ヤング率530P/d、チ、−プ疲労時命
330分であり、実施例1の繊維に比べ相蟲に耐疲労性
が劣る。
比較例2 特開1i50−1154522号公報に示され念力法に
よりて製m−gれ良繊維を比較のために示す。
第3図の骸置を用いて実施例1と同様に紡糸、洗浄し良
糸条をO−を皮ネットコンベヤーを水蒸気処理装置へO
飽和水り気の供給を完全に絶って室温になりた水蒸気処
理装置中に通し、次いで170℃で14分間乾乾燥九、
製造された繊維の構造と瞥性r1次O過pでありた・ TRI v tO−027eτaI、−o # N、。
=1.617 fN、、=L101 、 RIX−0,
80、AC8=49叉、OA=27@、強[21,6f
/4 、伸fL4% 、’ryr率310t/41yチ
為−felt労寿命610分。
比較例10101l比ベチ、−f疲労寿命はかなり改1
1@れているが、実施何重の本発明O繊維に比べると申
分或いはそれ以下である。
なお、本比較例の繊維は高温時の寸法及び物性の安定性
に欠けることが判−した、aち、本比較例の繊維と実施
例10同温度で乾燥し九繊維を!00℃のオーfy中に
80分間m*張で静置しておくと、前tはα08〜01
111の寸法収縮を起し良(3本のすyグル)のに対し
、徒者は愈〈収縮がWIIIIl畜れなかりたa 1*
、220℃の1−シン中で0.IP/4の緊張力下KS
O分間処履処理と、次のような物性の変化がみられた。
実施例10170℃乾燥0鐵錐i 処理前 21.8P/4 / 1111/ 130F/
4処ff1il  21.9)/4 / 5.991/
 350F/d本比較例の繊−; 処理前 21−6 )/4 / @、4慢/110F/
d処j[!It  218’f/dl龜11i/・40
t/櫨(ただし、物性はlllK強度、伸度、ヤング率
を表わす、) この結果より、本発明の繊檜即ち実施例10繊m/Ii
高温でゆる中かな1侵をかけられても物性がほとんど炙
化しtk−のに対し、特開昭50−154522号公報
O方法で^造てれた重比vf4のwIl、維は重大な物
性変化音ひ自おこすことがわかる。
比較例3 特11af150−160517号公報に記載された方
法によるPPTム繊1g1c)製造を比較のために示す
第3図に示し良装鉦を一部改遭し一籍開昭5O−180
1s17号公報の方法を追試した。
実施例lとIw+様に凝1、洗浄した繊細をネットコン
ベヤーにの葡たt1&、まず120Cの熱風で乾燥し、
次いで25(lの熱板で熱I6履した。乾燥時間#′i
5分で一定にし、熱J6埋時間は10秒と30秒02水
準とし友。
得られ良繊−は、10秒熟鵡履の4の、1;、TRI。
−0,051、TRI  m−Q、002  、N、、
−L、S  1 2  。
? N、、−2,0989RIX=Q、83 e ACli
−50X 、 0A=25°1強f!LI)/a、伸W
LL9チ、ヤyダ率180ff/d、チ1−デ疲労寿命
・20分であり、30秒熱処理のものが、丁RI、W 
0.0116 a TRI、IIIIK−0,O8? 
、Nv、−1,617e N、、−1129、IIX−
=1.!11 Ac5m5sle OAml 9°1強
駅1@、6fla伸f18g6.ヤング率510f/4
ef−−f疲労寿命220分であう良書 前記しえように、いわゆる乾燥値が加成性をもつことを
考慮して、本比較例における乾燥と熟熟膚とを2段の乾
燥とみなして各hoti、m値を加算することによって
乾燥値を求め為と、10秒島鳳のものが490.30秒
処履040#IklI″cIゐ、これらの乾燥値が本発
明O乾Il東件内に6為にもかかわらず、壕九亙−にか
**接近し九乾燥値で製遺されているにもかかわらず、
乾1kK先立つ水蒸気処理をうけてiないために、一方
は結晶の成長がほとんど行われず、他方は結晶の成長l
過大に行なわれてしまっていることを読拳とることが出
来る・             以下余白比IIX餉
4 実施例1で得られた繊維を更に緊張下に加熱錫層しえ繊
−の例を示す。
実施例1の雪OO℃で乾燥して製造した繊維0file
、約!P/401に張下K100tK、m熱し曳窃素プ
ス′11.I!気やで熟思した。緊張社送pロールと捲
取j1w−’ル011f比を調整する仁とで設定し、1
1I11時間はは埋4秒にした。得られ九鐵鑵は、’r
R1,−&0・魯* ?lIF”+α031 a N、
。認1.611 IN、、file 811 # RI
X−mLl 0 # AC3−74110A■14@、
強U雪ISF/d、伸[1,911,ヤング率7意Ot
/4.チ1−デ疲労寿命160分で、結晶藝O配向が過
Il[に進んだために高ヤング率O繊維が得られるが、
耐チ島−ブ疲労性は極端に悪くなり、本発明O畝−とは
異な5良用途に用−られるべ龜であゐ。
比較例暴 参考例に従うてstmt、、たPデτム/Vマーから、
ぼりマーa度4暴−〇勢方性ドープをり〈シ、仁の他の
条件は実施例1と同様に繊維を製遺し九。
得られ良識#II!は、丁RIv冨α014.τ酊、驕
+0.OO2t Nv、冨IJ 27 e N、0wZ
、010 e罠II= 0.83 m ACII−15
S i * GA−12°9強f1011/纏、伸[7
,3’jl、ヤング率21017礁で、結晶部及び無定
形部のd19マー分子鎖の配向が小格すぎるためか、強
度及びヤング率が小名かう良。
実施例2及び比較例6 参考例に準じて製造した固有語f6.1のデP?ムIリ
マーを99,4−硫蒙中Kzリマ−11ifが1・−に
なるように、65℃で811間で溶解し、次−で脱泡し
て異方性ドーグとしえ、実施例1と同様に空気中に紡出
し、次いで特開昭lm−1449114を公報に開示畜
れたいわゆゐコ重流管式紡糸書中を通して凝固させ良後
、洗浄した。水蒸気J611と乾燥の東件を抛々羨化さ
せて、繊維を製造し良。
製a県件と結果を第1表に示す、なお、第111O鐵−
は全て、固有粘度48〜賑O1単繊−j” JL −ル
約10″cs1つた。          以下余白実
施例3及び比較例T 参考例K11lじて製造した固有粘f6.2のPPTム
/lマーを使用して、−リマー濃度を種々に変化させえ
ドープを用いて繊維を製造した。各々のIリマ−111
jK応じて、ドー7’011fを第2表に記し九ように
調整し九が、いずれも異方性を示した。
tfUIy糸時Oドラフトを調整することによりて鮪2
表に記した単繊鎗デニールの繊維を製造した。
乾燥tsxo o℃で14分間行ない、七〇他は実施例
1と愈〈同様にして製造しえ、製I!lL東件及び結果
を第3表に示す、          以下余白
【図面の簡単な説明】 第1図及び鮪2!%C+は、本発明に係る繊維の微細構
造上の特徴を説明すゐもので、各々の図の4つの直線で
旺まれた範囲内が本発@0鐵錐であゐ。 第3図は、本発明の繊維の製造法〇−輿論態様を示す説
明図であゐ。 1a−非凝固層、lb−凝固層、2・・・紳糸口金、3
m、3b、3@=鐵一糸条、4・−取出し四−ル、5−
・振込みロール、6−1転フンベヤ−11−魁理;ンペ
ヤー、8・・・洗浄装置、9−水蒸気錫層装置、10−
・乾燥装置、11−・掩取)機、1!−カバーベルト。 jl!4図の囚は、繊維の断面の模式図であpl(至)
は本発明の繊維を繊維軸の一直方崗に振動する偏光によ
り干渉顕微鏡で横方向から観察し良と亀にみられる干渉
縞を示す。 櫨・−繊維による干渉縞のずれ、D・・・バックダラy
Fの平行干渉縞の間隔、r −”繊維OIIFImor
s、T・・・繊維の断面の中心、rj・・・繊、SO外
馬、S−繊・ 線断面内の任意の点、8/、llJm−に対応す為繊−
0外周、t−!1KsI−け為繊維断面の厚さ。 第S図はPPTム識−を繊維軸の平行方向に振動す石偏
光によりて干渉顕微鏡で横力向から観察したときに与ら
れ為干渉縞の模式図であシ、(4)及び(鴫は公知O繊
Ml(4!々ケブラー−49及びケプラー)O場合であ
夛、(Qは本発明O繊維(実施例1)の場合である。 纏−鐵−による干渉縞のずれ、D・・・パックダラyr
o平行干渉縞の間隔、r ・・’鐵m01rliO半径
。 特許#sm人 旭化成工業株式金社 特許出願代理人 弁理士  宵 木   朗 弁理士  西 舘 和 之 弁理士  内 1)幸 男 弁理士  山 口 紹 之 第1図 第2図 第3図 第4図 (A)        (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的にポリ−シー7エ=レンチレフ1AアミVか
    ら成る繊維において、繊維軸の喬直方肉に振動する偏光
    による繊維の屈折率の勾1i!(ηIf、)が0乃至0
    .07、繊維軸の平行方向に振動する偏光による繊維の
    屈折率の勾配(T凰I、)か−(LO6G乃ff1−0
    .005−t”あり、 lIM軸oaiI方−KIIl
    l+する偏光による繊維の中心層折率(Nve)とX@
    闘折強度比(RIX)が下記(1)〜(4)大喜Nve
      ≧−−0.08(RIX)  + 1j672  
           (1)NY、≦1.700      
         CI:>RIX≧0.85        
        (3)RIX≦x2o           
     (4)i満足する範囲内にToり、且つ繊維の見掛け
    O微結晶の大きさくAC8(X))と繊維の配向角(O
    A(lυンが下記(5)〜(8)式; %式%(5) (6) (7) () を−足する範囲内にあゐことt特徴とする優れた耐疲労
    性を有す為繊維・ 1 力学的損失正接(−一)がα001乃至α030で
    あ為ことvt特徴とする特許請求の範囲第1項記IKO
    繊維。 1 園有粘度(9&5重量嗟硫酸中重合体濃度へ!$7
    /#、30℃において測定、以下同様)が少くとも翫O
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項配執O繊
    維・ 表 繊維軸〇−直方向に振動する偏光による繊維omv
    tgo勾配(τRIv)がα02乃至0.06であ)、
    かつ繊維軸O平行方向に振動する偏光による繊維0.I
    折率O勾配(TRI、)が−0,040乃至−(LOI
     Oであることt特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    O繊維。 翫 繊維軸O#I!直方向に振動する偏光による繊錐の
    中心屈折率(Nve)が1.608乃至1.ISO’l
    ?あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載O鐵
    績。 8、X@回折強度比(RIX)が1.05以下であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第S項記載O
    繊維。 γ、配向11(OA)が少くとも20@であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載0繊維・& 配向角
    (0ム(f))と見掛け0黴結晶0大きさくムC♂■)
    との関係が 2−(AC8) −140≦OA ≦2−(AC8) 
    −Inで表わされる範囲にあることを特徴とする特許請
    求O@S第1項又は第7項記載O繊維。 9、単繊維のデニールが&0デニール以下であることt
    −特徴とする特許請求の範囲第1現記戦の繊維。 10、 実質的Kf!1)−シー7エニレンテレ71ル
    ア電ドから成る重合体tS度98重量−飄上0濃硫酸に
    溶解した^方性ドーグを、非凝固層に押出し皮後に凝固
    層を通過させ、次いて#固した繊維をネットコンベヤー
    上に堆積させて、繊維に5N!質的1票張がかからない
    状態で硫酸の洗浄除去及び乾燥1行なって繊維を製造す
    るに轟9、硫酸を洗浄除去した後乾燥するに先立って繊
    維管実質的に緊張させずに少くと屯100℃の飽和水蒸
    気中に保持し、次いで少くとも120℃でかつ450℃
    以下0i111<”C)で、 25G≦(温t)X(時間)  ≦600を満たす時間
    (秒)だけ乾燥すること1*徴とする実質的に4リーp
    −7皿エレンテレア!ルア建ドからなる繊#MO製造法
    。 11、a有粘度が少くとも5.1のポリ−p−フェニレ
    ンテレ7!ルア建ドを用いることを特徴とする特許請求
    O範囲第10項記載の製造法。 11 /リマー濃度が少くと41鵞重量−の異方性F−
    ft用いることを特徴とする特許請求の範囲第1θ項紀
    載の製造法。 It凝固層が水又は/及び希硫酸水溶液である法。 15、繊維の洗浄を水又は/及び水性アルカリて行なう
    ことを特徴とする特許請求の範8第10項紀載の製造法
    。 16.100℃乃至140℃0飽和水蒸気を用いること
    1特徴とする特許請求の範囲第10項記載の製造法。 17、飽和水蒸気中に3G秒乃至30分間保持すること
    t特徴とする特許請求の範!l第10項又は第16項に
    戦の製造法。 1&140℃乃至300℃のa&(’C)で、280≦
    (温[)・(時間)(1,@@≦580を満たす時間(
    秒)だけ乾燥することを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項記載の製造法。
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