JPS6021906A - ポリ(p−フエニレンテレフタルアミド)繊維及びその製造法 - Google Patents

ポリ(p−フエニレンテレフタルアミド)繊維及びその製造法

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JPS6021906A
JPS6021906A JP12693983A JP12693983A JPS6021906A JP S6021906 A JPS6021906 A JP S6021906A JP 12693983 A JP12693983 A JP 12693983A JP 12693983 A JP12693983 A JP 12693983A JP S6021906 A JPS6021906 A JP S6021906A
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fibers
coagulation bath
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sulfuric acid
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Takashi Fujiwara
隆 藤原
Tamio Ishitobi
石飛 民夫
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な微細構造を有するボ17 (p−フェ
ニレンテレフタルアミド)(以下、PPTAと略称する
ことがある)繊維およびその製造法に関するものでおり
、さらに詳しくは、公知のPPTA繊維にはみられなか
った新規な構造を有しそれ故に、極めて大きい強度を有
しかつ結節強度が太きく、かつ容易にはフィブリル化し
ないPPTA繊維およびそれを製造する一特別な方法に
関するものである。
PPTAは古くから知られるポリマーでアシ、その剛直
な分子構造により、耐熱性および機械的性質に優れた繊
維が得られることが期待ちれていた。
しかしながら、PPTAはM機溶剤に難溶であるため、
シブリアニは濃硫酸を溶剤として湿式紡糸する基本的方
法を提案したが(特公昭38−18573号公報)、シ
プリアニの方法自体は工業化されるに至らなかった。一
方、剛直性高分子を溶媒に溶解させた際、ある重合度以
上、ある濃度以上、ある温度東件下で液晶を構成するこ
とは古くから理論的にも実験的にも明らかにされていた
(P、J、フローリー: Proc、 Roy、 8o
c、、人234 、 fir 73ページ(1956)
 )。このような液晶状態にある光学的異方性を示す高
分子溶液をノズルから吐出させ、ノズル内部で生じる液
晶の配向をできるだけ乱すことなく凝固できれば、高強
度、高モジュラスを有し、高度に分子鎖が配向した繊維
が製造可能であることは容易に期待でれる。実際、クウ
オレクは、これらの剛直で直線的な分子構造を持つ芳香
族ポリアミ)S類の液晶状態にある濃厚溶液の湿式紡糸
方法を提案しく特公昭50−8474号公報)、再度脚
光を浴びるに至った。しかし、クウオレクの方法によっ
ても、有用な高い強度を得るためには、紡糸されたまま
の繊維を嘔らに熱緊張処理する必要があわ、この熱緊張
は必然的に強度の向上と共にモジュラスの上昇をもたら
し、一方において、伸度を極端に低下せしめるという欠
点をもっていた。
また、PPTAポリマーの場合、強度は高々15f/デ
ニールに達するのみであり、それ以上の高い強度が得ら
れないという欠点を有していた。
ゾレーズは、光学異方性ドープのうち高められた濃度の
ドープを空中吐出湿式紡糸することにより、紡糸したま
まの状態の繊維が高強度とクウオレクの方法に比べ改良
された伸度を有して−ることを開示(特開昭47−39
458号公報)してお)、烙らに、この繊維を緊張熱処
理することによって高モジユラス化できる(%開昭47
−43419号公報)としている。そして、このような
方法によって得られたPPT人繊維′かケゾラーあるい
はケゾラー49として各々上布もれている。
これらの繊維の欠点は次の通シである。即ち、特開昭4
7−39458号公報に開示されたPPTA繊維やケゾ
ラーはその強度を単フィラメントで測ったとき高々30
f/デニールであシ、汎用合繊に比べれば高強度化され
ているものの、更に高性能化がめられている現代のすう
勢からすれば物足)ないレベルにあること、一方1.特
開昭47−43419号公報には32t/デニールの単
糸強度のPPTA繊維も開示されているものの高モジユ
ラス化のだめの熱処理をうけているため伸度が相当に減
少していること、が指摘できる。更にこれらのPPTA
繊維に共通する問題として、結節強度が小さくフィブリ
ル化されやすいことが指摘できる。1本発明者らは、従
来のPPTA繊維にみられるこのような欠点を改良すべ
く研究をつづける過程で、特別に限定されたドープを空
中吐出したのち極低温の凝固浴中に湿式紡糸すると、繊
維長方向と垂直な方向に縞模様を有さない特異なPPT
A繊維が得られ特異な結晶構造と相まって結節強度の改
善されることを見出し、先に特許出願したが、本発明者
らのその後の研究によシ、大きvhドラフト条件下に紡
糸した繊維は、淡し縞模様を有するものの結節強度が改
善きれておシ、更に凝固液深を特定の極く小さいものに
設定する技術を組み合せることにより篤くべきことにP
PTA繊維の強度が飛躍的に向上することを発見し、加
えて繊維の構造的特徴を考究して、本発明として完成し
たものである。
即ち、本発明の第1は、 少なくとも1 、43 t /am”の密度、14〜3
0°の結晶配向角、5〜50人の見かけの結晶サイズを
もち、偏光顕微鏡観察によって繊維長方向とほぼ垂直な
方向に縞模様が観察される、実質的にポリ(p−フェニ
レンテレフタルアミド)からなる繊維であって、■型の
結晶構造を部分的にまたは全面的に有していることを繊
維とする繊維、 であシ、この繊維は本発明の第2; ポリ(p−フェニレンテレ7タルアミド)を硫酸または
硫酸を主体とする溶媒に少なくとも17重量%のポリマ
ー濃度になるように溶解したドープを、紡糸口金よシ気
体中に、次いで凝固浴中に押出し、凝固浴から凝固糸条
物を引出し、水洗及び乾燥するポリ(p−フェニレンテ
レフタルアミド)繊維の製造法において、−15℃以下
に保持され、かつ15cm以下の凝固液深をもつ凝固浴
中で凝固させ、少なくとも7.5のドラフトが付与され
る速度で凝固浴から凝固糸条物を引出すことを特徴とす
る製造法、 によって製造できる。
本発明の繊維は、少なくとも1 、43 ? 7cm”
の密度を有すべきである。密度が1.4397cm”よ
シ小さいと、その繊維はクランクやメイPを多く含んで
いたシ、結晶化度が極度に低かったシ、不均一な凝集構
造をとっていたシしていることを示し、強度が小さいた
め、実用的価値が減する。このような低密度の繊維は、
例えば、紡糸口金より直接凝固浴中に湿式紡糸した9、
極めて不埒なドラフトやポリマー濃度で紡糸したシする
と得られるであろう。強度および結節強度がよシ望まし
いレベルにあるためには、少なくとも1.44り10n
”の密度をもつPPTA繊維が好ましい。本発明のPP
TA繊維の密度は、トルエンと四塩化炭素を用い、25
℃で密度勾配管を用いて常法で測定すると薯ができる。
特公昭47−2489号公報や特公昭50−8474号
公報の方法で得られるPPTA繊維は、乱れた凝集構造
のために密度が1 、41 ff 7cm3未満であシ
、強度が小さく、結節強度も極度に小さい。
本発明の繊維は、特開j855−122012号公報に
記載した方法にしたがい、20?23°のX線回折ピー
クについて測定した値で、14〜30°の結晶配向角を
有すべきである。何故なら、30°よシ大きい結晶配向
角のときは、結晶配向が不十分で本発明の目的とする高
強度繊維が得られないからであり、14°未満になると
、繊維の製造条件的に何れかの工程で延伸要素をとυ入
れる必要が生じるため繊維に歪みやクランクを導入する
ことが避けられず従って強度が低下する。結晶配向角は
好ましくは16〜28°である。このような結晶配向角
をもった繊維は、気体中へのぎ−ゾの押出しと高ドラフ
ト、次いで極低温凝固浴への低張力紡糸という本発明に
特徴的な方法で実現できる。
本発明の繊維は、特開昭55−122,012号公報に
記載した方法にしたがい、赤道線上の2θ″=−17〜
22°の間に現われるX線回折ピークについて測定した
値で、5〜50人の見かけの結晶サイズをもっているべ
きである。異かけの結晶サイズがこの範囲を外れる(即
ち、大きずぎても小さすぎても)と、強度又は/及び結
節強度が小さくなるからである。本発明の繊維の一方の
特徴である謂ゆる■屋の結晶構造をもってしる場合、見
かけの結晶サイズは好ましくは10〜45人で条り、更
に好ましくは15〜40λである。このような見かけの
結晶サイズは、従来公知のPPTA繊維に比べ小さいこ
とに特色がある。例えば市販されているケブラーは45
〜50人、ケブラー49は60〜70人、特開昭47−
39458号公報の実施例に記載されているのは38〜
51人であシ、特開昭47−43419号公報は56人
より大きいみかけの結晶サイズを特許請求している。本
発明の繊維のもつ比較的小さいみかけの結晶サイズは、
繊維製造上の特徴、特に極低温の凝固浴を使用すること
、凝固液深の小さい(浴抵抗の小ざい)条件下に大きな
ドラフトで紡糸すること、高温で熱処理しないこと等の
組合せにより達成される。
本発明の繊維は、本質的にPPTAから成っている。こ
こで、「本質的に」なる意味は、本発明・の構成要件お
よび作用効果を阻害しない範囲の少量で、PPTA以外
のポリマー〔例えば、ボIJ−(m−フェニレンテレフ
タルアミF″)、ポリ−(p−)二二しンイソフタルア
ミド)、ポリ−(m−フェニレンインフタルアミド)、
ポリ−(ポリメチレンテレフタルアミP)、脂肪族ポリ
アミr、脂環族ポリアミ1%ポリエステル、ポリイミド
、ポリウレタン、ポリ尿素等〕がブレンドされたり、P
PTAに他のくり返し単位(例えば、核置換されたp−
フェニレン単位、核置換されたまたは未置換のビフェニ
レン単位、、−)ユニしン単位、m−フェニレン単位、
(ポリ)メチレン単位、ビリジレン単位やエステル、ウ
レタン、尿素、エーテル、チオエーテルなどの結合単位
等)が共重合されたり、糧々の添加剤、配合剤(例えば
、染料、抗酸化剤、紫外線吸収剤、光沢剤、顔料等)が
添加されていてもよいことをいう。
本発明の繊維は、本発明者による先願(特願昭57−1
.03891 )記載の、偏光顕微鏡観察をしたとき、
繊維長方向とほぼ垂直な方向に縞模様の観察てれるもの
である。堀尾(高分子、第31巻、12月号、第109
6ベー・り(1982))によると光学異方性を示す液
晶溶液からの繊維は一般に密な縞模様を明確に有するよ
うで、事実、シメンスら(J。
Oolym、 Sci、 Polym、 Phyo、 
Ed、、第18巻、第871ページ(1980))が発
表しているように、PPTA繊維として上市されている
ケプラーは、非常に明確な密な縞模様を有している。
本発明らが、上市されているケプラーやケシ2−49、
公知の方法(例えば特開昭47−39456号公報の方
法)で製造した繊維について、同様の観察を行うと例外
なく、シメンスらの発表しているような繊維長方向と垂
直な方向に密集した縞模様が明確に見られた。
これは、ドゾら[J、 Polym、 Sci、 Po
lym、 Phys、 。
第15巻、第2201ページ(1977) )の提唱す
る、いわゆるプリーツシート構造と関連したものであろ
うと推定でれる。
本発明の繊維は縞模様を有してしる点で、謂ゆる液晶紡
糸の特徴が反映されているものの、縞模様の様子は、上
8龜した従来公知の繊維のそれといささか異なっている
。即ち、本発明の繊維の縞模様は、注意して観察しない
と判らない程度に弱い(うすい)か又は/及び縞の間か
くがやや太きし。
このような縞模様の特徴は、埴わゆるプリーツシート構
造が乱れていたり、プリーツシート構造の比率が小さい
ことと関連しているためではないかと推定され、本発明
の繊維の改良iれた結節強度や耐フィブリル化性などと
の物性的特徴とも関連していると考えられる。更に、こ
のような縞模様に関するユニークさは、基本的には極め
て緩漫な凝固条件を採用することと密接に関連してお幻
、かつ、縞の観察されないPPTA繊維とその製法を特
許請求した先願とのちがいは、紡糸におけるドラフト等
が特別の範囲に康定嘔れたことにある。
本発明の繊維は、II型の結晶構造を有することが必要
である。何故なら、意外にも、■型の結晶構造を部分的
にせよ有するとき、結節強度の改善がより顕著になるか
らでちる。ここでPPTA繊維の結晶構造について少し
説明すると、上市されているケプラーやケプラー49、
公知の方法(例えば特開昭47−39458号公報の方
法)で製造したPPTA繊維は、とれをX線回折によっ
て結晶構造を調べると、例外なく、赤道線上の2θ’−
123度と21’=−21度とに大きな回折ピークがみ
られ(第1図の印)、高柳ら(J、 Appl、 Po
lym、 Sei、 、第23巻、第915ページ(1
979) ]の定義によると■型結晶であるということ
ができる。高柳らは、 PPTAQ別の結晶形として■
型を提案している。そして、PPTAフィルムの製造に
おいて凝固剤の選択次第によってI型またはII型の結
晶が発生するとしているが、繊維について社何も触れて
いない。次に、■型と■型の判定法について述べる。常
法により。
試料のPPTA繊維に、X線を繊維に方向と直角の方向
から照射し、回折・ぞターンを得る。回折パターンの赤
道線方向の回折ピークに注目する(例えば、赤道線上の
回折強度を2θkq16〜30’の範囲で記録する)。
このとき、2θ”−123°の大きな回折ピークの他に
、20−23°に回折ピークのあるもの(第1図の(イ
))を■型結晶、第1図の(ロ)のように、2θS18
°に回折ピークの現われるものを■型結晶と、それぞれ
定義する。なお、1型と■型が混在しているときは、2
θ’=ilB°と20−21°の両方の回折ピークが観
測されるであろう。ri型の結晶構造は、約−15℃以
下の凝固浴温度を採用して剪断変形要素を含ませつつ凝
固させたときに、発生する。
本発明の繊維は、好ましくは、6%以上の単繊維伸度を
有している。特開昭47−39458号公報の実施例に
は6.8%の単繊維伸度を有するPPTA繊維が唯一つ
開示されているが、その繊維の単繊維強度は21t/デ
ニールと小さく、その他の実施例のPPTA繊維は全て
6%未満であわ1本発明の繊維は、高強度を兼ね″備え
た高伸度に特色があると言える。本発明の繊維は、11
1人繊維としては大きな伸度を有するとともに、強度が
非常に大きく(好ましくは約30 t/デニールの単繊
維強度を有する)またモジュラスも比較的大きい。また
結節強度も大きい。大きな伸度をもっことが、強度や結
節強度の改善に寄与していると考えられる。
本発明の繊維が、従来のPPTA繊維に比べ、比較的大
きなモジュラスをもつにもかかわらず、強度、伸度とも
に大きいということは、大きな破断エネルギーを有する
タフな繊維であることを示すものと理解され、このよう
な特徴は、大きなドラフトに基づく紡糸口金と凝固浴間
の気体中での大きな伸長変形と、極低温凝固による緩凝
固、低液深浴による低い凝固浴抵抗との組合せにより達
成されるものである。本発明の繊維は、より好適には少
なくとも200%・t/デニールの単繊維伸度強度積を
もっている。
本発明の繊維は、特開昭55−122012号公報に記
載した定義及び測定法に従って測定したTRI。
が、好ましくは、0.01〜0.05の範囲にある。こ
の範囲のTRIvは、特開昭47−39458号公報や
特開昭47−43419号公報に開示されたPPTA繊
維よりもTRIvが一般に小さく、謂ゆるラテラル配向
が小ざいことを意味し、繊維としてフィブリル化しにく
い傾向をもっている。また、特公昭47−2489号公
報や特開昭50−8474号公報に開示でれたPPTA
繊維の場合、乱れた凝集構造のため’rR,I、が測定
不可であるか又は測定可能な場合もTRI v−〇であ
るので、これら先行技術のPPTA繊維と本発明の繊維
との区別の一手段とすることができる。
本発明の繊維として、3(1/デニ一ル以上の単繊維強
度をもっているものが好ましい。何故なら、一般に、工
業用繊維として用いる場合、強度が増すに従ってその価
値が増すからである。単繊維強度、単繊維伸度、単繊維
モジュラスは特開昭47−39458号公報の方法で測
定される。なお、特公昭47−2489号公報及び特公
昭50−8474号公報に記載されたPPTA繊維はい
ずれも20t/d未満の強度であり、本発明′め好まし
い態様の繊維の場合はこの点においても区別が可能であ
る。
本発明の繊維は、少なくとも約3.0の対数粘度(vi
nh;98%硫酸にo、s f/di濃度で溶解し、2
5℃で常法で測定した値)をもっていることが望ましい
。これは、一般に高重合度Q PPTAからなる繊維の
方が強度が大きいからである。さらに望ましくは−ηi
nh≧4.0である。
本発明の繊維は、その太さにおいて特に限定さい。
本発明の繊維は、特開昭55−122(j12号公報に
記載された方法で、繊維の中心の屈折率を、繊維軸と平
行方向に振動する偏光と垂直方向に振動する偏光で個別
に測りその差をとったとき、少なくとも0.46の数値
(繊維の中心の複屈折に相当)をもっていることがわか
り、好ましくは0.48以上である。この複屈折は、分
子鎖の繊維軸方向への配向の程度のみならず、分子鎖の
ラテラル配向の程度やミクロぎイドの存在量とも関連し
ていると考えられ、一般に数値が大きい程繊維は高強度
を示す。
本発明の繊維は、マルチフィラメントから任意に3本の
単繊維を選んで各々51づつ延べ15mの長さにわたっ
て光学顕微鏡観察したとき、10ケ以下のマクロゼイド
しか観察されないものが好ましい。ここでマクロゼイr
とは、繊維中に存在する空洞のことで、繊維の直径の電
以上の大きさのものを指す。マクロ−イドの多数の存在
は、繊維の強度や伸度を減少させる。
本発明の繊維は、以上に述べたように、密度、結晶配向
角、見かけの結晶サイズ、結晶構造および縞模様に代表
てれる凝集構造に関して特異であシ、それと関連して、
強度が非常に大きくかつ破断エネルギー的にも犬きく、
更に結節強度が大きくフィブリル化しにくいなどの特長
を有しているので、ビムやシラスチックの補強材、ロー
プ、ケーブルや織布なとで極めて有用である。
本発明の繊維は、特別に指定された方法、条件のもとに
はじめて製造することができ、この製法が本発明の第2
を構成する。
繊維の製造に当って、まずPPTAを硫酸または硫酸を
主体とする溶媒に少なくとも17重量%のポリマー濃度
にな乞ように溶解したドープを調製する必要がある。こ
の際、PPTAは、先述のように、もし必要なら他の成
分が少し共重合場れていてもよいし、他のポリマー等と
少量ゾレンド嘔れて用いられてもよい。またPPTAは
一般にP−プの状態でわずかに重合度低下をひきおこす
ので、この点を考慮して、仕込のPPTAの重合度を決
めればよい。本発明の繊維において、望ましいレベルの
物性を確保する意味で、仕込のPPTAは約3.5以上
の対数粘度をもっているのが好ましいであろう。PPT
Aは、例えば、特公昭35−14399−号公報に記載
された方法で取得することができる。
ドープを調製するに用いる溶媒は、硫酸または硫酸を主
体とする混合物である。硫酸は約96重鎖%以上の濃度
の濃硫酸であることが、溶解性の点で好ましい。いわゆ
る発煙硫酸であってもよい。
硫酸と混合しうる物としては、クロル硫酸、フルオロ硫
酸、ジクロロ酢酸、酢酸、五酸化リン、ニトロベンゼン
などを挙げることができる。ポリマー濃度は17重量%
以上であることが必要である。
何故なら、17重重量に満たないポリマー濃度のドープ
から紡糸された繊維は、一般に密度が小さく、強度も小
さいからである。ポリマー濃度は、好ましくは18重量
%以上である。このようなポリマー濃度のとき、ドープ
は少し加温する必要のあることが多い。温度が高くなる
と、ドープ中のポリマーの劣化速度は大登くなるので、
あまシ高温に長時間さらされるのは好ましくない。通常
、室温〜120℃の範囲のドープが使用される。本発明
に使用されるドープは、大抵の場合、光学異方性を示す
。ドープには、通常の添加剤、例えば、抗酸化剤、紫外
線安定剤等が配合きれていてもよい。
このようにして調製されたドープは、紡糸口金より気体
中に、次いで一15℃以下に保持式れた凝固浴中に押出
す必要がある。紡糸口金を通過する前に、ドープの脱気
、濾過、計量を行うのが、特に工業的生産の場合好まし
いであろう。紡糸口金の形状、孔数、孔の大きさ等は特
に制限をうけるものではない。孔の大きさとして、通常
0.01〜0.5mの直径のものが用いられる。紡糸口
金から押出されるドープの線速度も特に制限されず、専
ら生産性や後述するドラフトの必要条件等の要請で決め
てよい。紡糸口金から押出ぢれたP−ゾ流は、まず気体
中を通過することが肝要である。何故なら、気体を通さ
ず、紡糸口金からいきなシ凝固浴中に押出したときは、
ドラフトを7.5よシ大きくすることが事実上不可能で
、それによって得られる繊維は、非均−凝固のため密度
が不埒く、強度やモジュラスも不埒いからである。気体
としては、空気、窒素、アルザン、酸素、炭酸ガス等を
挙げることが出来るが、経済的利点、操作性などから空
気が最も好ましい。気体の厚さく即ち、紡糸口金面と凝
固浴面間のきより)は約0.2〜20露に選ばれる。こ
れは、この厚さが小さい程、一般に得られる繊維が高強
度高モジュラスになシやすいからであシ、また■型の結
晶構造になシやすいからである。ただしあまシ小さいと
紡糸性が悪いため気体の厚さは好ましくは0.5〜10
mmである。
気体中に押出されたドープ流は次にy−15℃以下に保
持された凝固浴に押出す必要がちシ、ここで凝固をうけ
る。本発明において凝固浴は、−15℃以下に保持する
必要がちシ、この観点から使用できる凝固液の種類が制
限をうける。使用可能な凝固液は、例えば、20〜80
重量%濃度、好ましくは25〜60重量%濃度の硫酸水
溶液、硫酸ソーダ水溶液、硫酸カリウム水溶液、カセイ
ソーダ水溶液、カセイカリ水溶液、エチレングリコニル
またはエチレングリコ・−ル水溶液あるいはこれらと硫
酸との混合液、メタノールまたはメタノール水溶液ある
いはこれらと硫酸との混合液、アセトンまたはアセトン
水溶液あるいはこれらと硫酸との混合液等を挙けること
ができる。
本発明を実施するにおいて、その温度を一15℃以下に
できる凝固液ならばどのような種類でも基本的に可能で
あるが、゛実施の簡便嘔という点751ら上記の例が挙
げられ、工業的な実施の容易嘔および低摩さの点からは
硫酸水i液が最も好ましい。
凝固浴温度が一15℃以下であることが極めて大切であ
る。何故なら、−15℃以下の凝固浴温度のときにはじ
めて1本発明の特徴とする高強度、高結節強度、高波断
エネルギーの繊維の製造力;可會ヒとなるのであシ、こ
のような諸特徴は、−15℃以下という極めて緩漫な紡
糸条件の採用にょシ、従来公知のPPTA繊維に観察さ
れる縞模様とはいささか異なる縞模様をもっている即ち
異なった凝集構造をもっていること及び、■型の結晶構
造をもっていることと基本的に関連しているものと考え
られる。凝固浴温度は好ましくは一20℃以下であシ、
更に好ましくは−25〜−60’Cである。
凝固浴温度について、先行文献には一般的に低い温度も
使用可能である旨記載しているが、あくまで一般的範囲
としての記載があるのみで、その特異性や有用性につい
て全く言及していない。むしろ、実施のしにくさや工業
的実施の場合には、エネルギー的に不利になることなど
の点から避けられていたと言うべきであシ、例えば、特
開昭47−39458号公報には、1「浴の温度は、−
25℃〜28℃の範囲にあることが好適である。」と記
載しているが、多数の実施例があるにもかかわらず、凝
固浴温度は0〜27℃であって、O’C未満の実施例は
皆無であシ、また特開昭55−122012号公報には
、「浴の温度について・・・・・・・・−・・・・・・
・・・・・・・・・室温以下、氷点付近までが好ましい
。」という記載があるのみで、実施例は全て5℃の凝固
浴温度で行われている。凝固浴の形状は特に制限でれな
い。ただし、本発明の方法の必須要件であるところ(i
’515crR以下の凝固液深を確保するためには、特
開昭55−122012号公報の第3図の如き、いわゆ
る濾斗状の凝固浴を用いるのが好ましいであろう。
本発明の方法において、凝固液深を153以下にするこ
とが極めて大切である。何故なら、凝固液深の増大とと
もに、凝固浴抵抗が増大し、殊に本発明の場合−15℃
以下という極低温の凝固浴を用いるため一般に、凝固浴
の密度および/または粘度が増大し、従って浴抵抗が大
きくなシ易く、このために、凝固糸条に必要以上の応力
が加わシ、歪やクラックの発生がおこるからである。凝
固液深は好ましくは10需以下、特に好ましくは1〜6
crnである。
ここで、凝固液深とは、凝固液−と糸条物との接触長さ
から、主に凝固液の重力による自由落下運動又は糸条物
への随伴運動をしている部分の長さを差し引いた長でを
意味する。即ち、凝固液による抵抗を発生はせる部分の
長さのことである。
凝固浴中に押出されたドープ流は、凝固浴中で凝固をう
け、次に、この凝固糸条物を凝固浴から少なくとも7.
5のドラフトがかかる速度で引出す必要がある。ここで
、ドラフトとは、凝固浴から引出すときの凝固糸条物の
線速度を紡糸口金を通過するドープの線速度で除した値
である。ドラフトが7.5未満であると、謂ゆる縞模様
が観察されない繊維が得られるが、繊維の強度の点で少
し物足シないのである。ドラフトの上限は特に指定され
ないが通常15以下である。
凝固浴から引出された凝固糸条物は、水洗をうゆる必要
がある。水洗は1段または2段以上で行われ、また、こ
れを効率的に行うためにカセイソーダ等のアルカリ水溶
液と組合せてもよい。水洗によって、溶媒をできるだけ
抽出除去するのが好ましく、例えば硫酸を溶媒に使った
場合、約1重法も特に限定されず、公知の技術、例えば
、水浴中を走行きせる方法、糸条物の走行している回転
するローラー上に水をかける方法、ボビンや認にまきつ
けたまま水洗する方法、ネットの上に堆積させて水をか
ける方法、あるいはこれらを組合せる方法等から選ばれ
てよい。これらの中では、ネットの上で水洗きせる方法
が得られる繊維の耐疲労性向上という点で推奨でれ、そ
の中でも特開昭55−122012号公報に開示された
特定の条件の下にネット上で水洗、蒸気処理、乾燥を行
うのが繊維の寸法安定性、耐疲労性の点で最も好ましい
水洗された繊維は、必要ならば油剤等を付与きれた後、
乾燥されて製品糸とでれる。
乾燥は公知の技術で行う。通常、室温以上、好ましくは
約50〜15(lで繊維の含水量が数/ぞ−セントまた
はそれ以下になるような時間行う。その方法も自由で、
例えば、ネット上に堆積でせて行う方法、ヂピンや総に
まきつけて行う方法、熱ロール以上を走行させて行う方
法等でよい。2段以じまたは異なった方法で行ってもよ
い。
本発明の繊維は、高モジュラスと−う従来からのPPT
A繊維の特徴に加えて、強度が著しく大きい上に結節強
度が犬きく、フAプリル化しにくい破断エネルギーが大
きいなどの特徴を備え、ざらに堅屈特性にも優れている
ことが期待でき、光沢に吃富んでいる力どの特色があり
、これらの性質を利用して、タイヤコード、各種ベルト
等のげムの補強材、プラスチックスの補強材として有用
である。本発明の繊維は、これらザムやプラスチックス
の補強に用いられるときは、通常マルチフィラメントの
形態で用いられることが多iが、本発明の繊維はそれに
限定されるものではなく、モノフィラメント、ロービン
グヤーン、スフ、チョツプドストランドなどの形で、ロ
ープ、織布、プラスチックス、金属、セメント、セラミ
ックス等の補強材、わたなどとして利用することも可能
である。
本発明を具体的に説明するために以下に実施例を挙げる
。実施例において、各測定は次の方法によって行ったも
のである。
PPTA繊維の密度はトルエンと四塩化炭素を用い、2
5℃で密度勾配管を用いて測定した。結晶配向度は20
−23°のX線回折ピークで、見かけの結晶サイズは2
θ=17〜22°のX線回折ピークで、繊維の長さ方向
と垂直方向に振動する偏光による屈折率の傾きTRIv
は、各々、特開昭55−122012号公報に記載した
方法で測定を行った。繊維の中心の複屈折は、特開昭5
5−122012号公報に記載の方法で、繊維の長き方
向と平行方向に振動する偏光による屈折率と垂直方向に
振動する偏光によるそれとを測り、前者から後者を差し
引いてめた。
結晶構造の型は、繊゛維のX線回折において赤道線上で
走査して得た回折図の形によシ判定した。
即ち、第1図の(イ)のように20’=、 21’にピ
ークをもつものを夏型の結晶構造、(■)のように20
’==18°にピークをもつものをII型とし、両方の
20の位置にピークをもつものを夏型と■型の混合と判
定した。繊維における縞模様の観察は、特願昭57−1
03891号と同じ方法によった。単繊維の強度、伸度
、モジュラスの測定は特開昭47−39458号公報の
方法に従って測定を行い、結節強度については、単繊維
に結び目を入れたあと強度の測定と同じ方法に依った。
実施例1−4 特開昭55−122012号公報の参考例にしたがって
、対数粘度5.8のPPTAを得た。
PPTAを99,8%硫酸にポリマー濃度が19.5重
量%になるように80℃で溶解し、約2時間減圧下に脱
泡した。80〜85℃に保持したドープを濾過しつつ、
0.07m1直径の細孔iooケを持つ紡糸口金よシ押
出し、約5mの空気中を走行させた後、−23〜−28
℃に調整した30重量%の硫酸水溶液中に押出した。凝
固液深およびトラストを変動条件とした。凝固浴として
、底面中央に3−直径の孔1ヶを有する約250+w+
直径の円筒状容器を用い、凝固液深はこの円筒容器の高
嘔(溢流せきとなるように運転)を変えることで調整し
た。水洗及び乾燥は凝固糸条をネットコンベア上に堆積
させる方法で行った。水洗は、まず5%カセイソーダ水
溶液中で行い、次いで水で行った。乾燥は140℃の熱
風中で行い、ネットコンベア上に堆積された糸条物が1
6分間滞在するように運転した。
変動条件及び得られた繊維の性質を表1に示す。
なお、前記した方法条件で繊維中のマクロディトの数を
測定したところ、実施例1〜4の繊維は全て1〜6ケで
あった。
得られた結果よシ、本発明の繊維(実施例1〜4)は3
0t/デニ一ル以上の大きな単繊維強度を有し、結節強
度も5.5f/デニ一ル以上であること、また6%以上
の単繊維伸度を有していることがわかる。このような特
徴は後述する比較例1(従来公知の方法による繊維)と
比較゛すると一層明確になるであろう。
以下余白 実施例5〜6及び比較例1 対数粘度6.2のPPTAと99.7重量%の硫酸とか
らポリマー濃度18.5重量%のドープつくシ、これを
0.065m直径の紡孔100ケをもった紡糸口金から
押出し、1(1mの空気層を走らせたあと、液深が4C
I!1に保持された硫酸水溶液からなる凝固浴中に導入
し、ドラフト、凝固液濃度、凝固液温度を一変動条件と
して紡糸し、凝固糸条を捲取った。−且捲取った糸条の
中の残留硫酸を更に除去するためにゼビンに捲いたまま
水洗し、次に100℃のオーブン中で乾燥した。
得られた繊維の性質は、表2に示す通シであった。
以下余白 手続補正書(自発) 昭和59年 5月λ日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 L 事件の表示 昭和58年特許願第 126939 
号2 発明の名称 ポリ(P−フェニレンテレフタルアミド)繊維及びその
製造法烙 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号屯 補正の対象 5、補正の内容 (1)明細書第4頁第6行目の記載「ブレーズ」を「ブ
レーズ」に補正する。
(2)明細書第4頁第64行目の記載「ケブラーあるい
はケブラ」を「ケブラーあるいはケブラ」に補正する。
(3)明細書第5頁第14行目の記載「結節強度の改善
」を[結節強度が改善−1に補正する。
(4)明細書第11頁第6行目の記載「Uolym、 
Sci。
Polym、 Phyo、 Ed、 jを[Polym
、 8ci、 Polym、 Phys。
Ed、jに補正する。
(5)明細書第11頁第10行目の記載「本弁明らが、
上市されているケブラーヤケシラ」を「本発明考らが上
市されているケブラーやケブラ」に補正する。
(6)明細書第11員第11行目の記載「符開昭47−
39456jを「特開昭47−39458」に補正する
(7)明細書第13頁第15行目の記載「繊維に方向と
直角−1を「繊維と直角」に補正する。
(8)明細書第13負の末行の記載「2θ中23°」を
[2θ中21Jに補正する。
(9) 明細書の第22頁末行の記載「高破断」を「高
破断」に補正する。
(転)明細書の第27頁第6行の記載「堅曲特性」を「
屈曲特性」に補正する。
(ロ) 明細書第31頁の「表1」を別紙の通シ補正す
る。
(6) 明細書第33頁の1表2」を別紙の通9補正す
る。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 少なくとモ1.43 t/am” ノ密度、1
    4〜ao’o結晶配向角、5〜50λの見かけの結晶サ
    イズをもち、偏光顕微鏡観察によって繊維長方向とほぼ
    垂直表方向に縞模様が観察される、実質的にポリ(P−
    フェニレンテレフタルアミド)からなる繊維であって、
    ■減の結晶構造を部分的にまたは全面的に有しているこ
    とを特徴とする繊維(2)少なくとも6.0%の単繊維
    伸度を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の繊維(3) ポリ(p−フェニレンテレフタルアミ
    ド)を硫酸または硫酸を主体とする溶媒に少なくとも1
    7重童%の藏すマー濃度になるように溶解したr−ゾを
    、紡糸口金よシ気体中に、次いで凝固浴中に押出し、凝
    固浴から凝固糸条物を引出し、水洗及び乾燥するポリ(
    p−フェニレンテレフタルアミド)繊維の製造法におい
    て、−is℃以下に保持され、かつ15cm以下の凝固
    液深 ゛をもつ凝固浴中で凝固させ、少なくとも7.5
    のドラフトが付与される速度で凝固浴から凝固糸条物を
    引出すことを特徴とする製造法
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