JPS5848096Y2 - コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置 - Google Patents
コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置Info
- Publication number
- JPS5848096Y2 JPS5848096Y2 JP3324081U JP3324081U JPS5848096Y2 JP S5848096 Y2 JPS5848096 Y2 JP S5848096Y2 JP 3324081 U JP3324081 U JP 3324081U JP 3324081 U JP3324081 U JP 3324081U JP S5848096 Y2 JPS5848096 Y2 JP S5848096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- sealing member
- sealing
- sealed
- concrete formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、１形当金で上面と背縁を覆わせ、前側に屈曲
シール部を設けた板状シール部材を楔等の押圧部材によ
り被シール面へ圧接させた後、シル部材をわじ止めして
、簡単、確実に高度の水密を得るコンクリート型枠にお
けるシール装置に係るもので、その一実施例を図面に付
き説明すれば下記の通りである。
シール部を設けた板状シール部材を楔等の押圧部材によ
り被シール面へ圧接させた後、シル部材をわじ止めして
、簡単、確実に高度の水密を得るコンクリート型枠にお
けるシール装置に係るもので、その一実施例を図面に付
き説明すれば下記の通りである。
図中Ａはコンクリート製品の一次戊形成は二次成形等に
用いる型枠で、底枠１上に側枠２を立設し、この側枠２
上にフランジ３を設けである。
用いる型枠で、底枠１上に側枠２を立設し、この側枠２
上にフランジ３を設けである。
４は合成ゴム等の素材により形成した板状のシール部材
で、］形の当金５を焼付け、接着等により取付けて、上
面を背縁とを覆わせると共に、前側に屈曲シール部４′
を設けである。
で、］形の当金５を焼付け、接着等により取付けて、上
面を背縁とを覆わせると共に、前側に屈曲シール部４′
を設けである。
６はシール部材４を上記フランジ３上へ取付けるねじで
、シール部材４を一次成形品や内型等の被シール面７へ
圧接する迄は仮締めして置き、圧接後本締めする様にす
る。
、シール部材４を一次成形品や内型等の被シール面７へ
圧接する迄は仮締めして置き、圧接後本締めする様にす
る。
８は模式の押圧部材で、側枠２に設けた楔孔９へ挿入し
、一面を当金５の鉤部に当接させる。
、一面を当金５の鉤部に当接させる。
（尚、この押圧部材８はカム、偏心輪等に変更しても同
様の作用効果を発揮する。
様の作用効果を発揮する。
）１０は従来公知の型枠Ａに用いたシール部材で、側枠
２におけるフランジ３の上面へねじ６止めした板金１１
の前側に設けた溝１２内へ一部を埋入し、板金１１の背
縁に当接した押しねじ１３により被シール面７へ圧接さ
せる。
２におけるフランジ３の上面へねじ６止めした板金１１
の前側に設けた溝１２内へ一部を埋入し、板金１１の背
縁に当接した押しねじ１３により被シール面７へ圧接さ
せる。
１４はフランジ３に設けた溝１５内に埋入したシール部
材で、フランジ３と板金１１との隙間を密封させるもの
である。
材で、フランジ３と板金１１との隙間を密封させるもの
である。
本考案に係るコンクリート型枠におけるシール装置の一
実施例は上記の様に構成されているから、例えばコンク
リート枕木等の一次製品にウレタンゴム等の緩衝材を被
着する二次成形を行うとき、一次製品を型枠Ａ内にセッ
トした後、側枠２におけるフランジ３上にシール部材４
を乗せてフランジ３へわじ６により仮止めし、側枠２に
設けた楔孔９へ模式の押圧部材８を挿入すれば、シール
部材４は当金５ρ鉤部を押圧部材８に押されるため、そ
の全長に亙って一律に押し出され、前側の屈曲シール部
４′を被シール面７へ押付けられるもので、この際、屈
曲シール部４′は曲率を増す様に変形すると共につぶれ
、被シール面７の状態に関係なく、之に完全に馴染むか
ら、この状態において仮締めしてあったねじ６を本締め
すれば、シール部材４が完全に固定されると共に、当金
５とフランジ３とにより圧締されるためシール部材４は
自在性を持つ屈曲シール部４′側へ伸長し、屈曲シール
４′を一層強く被シール面７へ押し付けて、ウレタンの
注入発泡を行っても之の漏出を生じない完全なシールが
行われると共に、フランジ３にシール部材４が密着して
、この部分のシールをも完全に行うため、二次成形品に
パリを生ずることがないものである。
実施例は上記の様に構成されているから、例えばコンク
リート枕木等の一次製品にウレタンゴム等の緩衝材を被
着する二次成形を行うとき、一次製品を型枠Ａ内にセッ
トした後、側枠２におけるフランジ３上にシール部材４
を乗せてフランジ３へわじ６により仮止めし、側枠２に
設けた楔孔９へ模式の押圧部材８を挿入すれば、シール
部材４は当金５ρ鉤部を押圧部材８に押されるため、そ
の全長に亙って一律に押し出され、前側の屈曲シール部
４′を被シール面７へ押付けられるもので、この際、屈
曲シール部４′は曲率を増す様に変形すると共につぶれ
、被シール面７の状態に関係なく、之に完全に馴染むか
ら、この状態において仮締めしてあったねじ６を本締め
すれば、シール部材４が完全に固定されると共に、当金
５とフランジ３とにより圧締されるためシール部材４は
自在性を持つ屈曲シール部４′側へ伸長し、屈曲シール
４′を一層強く被シール面７へ押し付けて、ウレタンの
注入発泡を行っても之の漏出を生じない完全なシールが
行われると共に、フランジ３にシール部材４が密着して
、この部分のシールをも完全に行うため、二次成形品に
パリを生ずることがないものである。
尚このシール装置は、型枠内に内型を定置してコンクリ
ートの一次製品を成形するときも、シール部材４により
内型の被シール面７を完全にシールさせてノロ漏れのな
い成形を行って優良製品を得ることが出来るものである
。
ートの一次製品を成形するときも、シール部材４により
内型の被シール面７を完全にシールさせてノロ漏れのな
い成形を行って優良製品を得ることが出来るものである
。
従来のコンクリート型枠においては、側枠２のフランジ
３上へ前縁の溝１２内にシール部材１０の一部を埋入し
た板金１１をねじ６止めし、その背縁に押しねじ１３を
当接したものであったから、シール作用が収縮代の小さ
いシール部材のつぶれだけで行われるため、シール部材
の被シール面への馴染が悪く、従って被シール面の状態
が悪いときはシール不完全となって注入される成形原料
の漏出を生じさせるばかりでなく、側枠２におけるフラ
ンジ３と板金１１との間に別のシール部材１４を挿入し
てこの部分をシールしなければならなかった。
３上へ前縁の溝１２内にシール部材１０の一部を埋入し
た板金１１をねじ６止めし、その背縁に押しねじ１３を
当接したものであったから、シール作用が収縮代の小さ
いシール部材のつぶれだけで行われるため、シール部材
の被シール面への馴染が悪く、従って被シール面の状態
が悪いときはシール不完全となって注入される成形原料
の漏出を生じさせるばかりでなく、側枠２におけるフラ
ンジ３と板金１１との間に別のシール部材１４を挿入し
てこの部分をシールしなければならなかった。
然るに本考案に係るコンクリート型枠のシール装置は、
型枠における側枠のフランジに、１形当金で上面と背縁
を覆わせ、前側に屈曲シール部を設けた板状シール部材
をねし止めして、その屈曲シール部を被シール面に当接
させ、背縁側に上記側枠に支持される楔等の押圧部材を
当接させたものであるから、シール部材を仮止め状態に
おいて、押圧部材により被シール面へ向って押し出せば
、シール部材の屈曲シール部は曲率を増す様に変形する
と共に大きな収縮代内においてつぶれるため、屈曲シー
ル部が被シール面の状態に関係なく之に馴染んで完全な
水蜜を保持すると共に、ねじの本締めによりシール部材
が当金とフランジとに圧搾されるため屈曲シール部側へ
のはみ出しを生じ、之によりシール力を一層強化するが
ら、ウレタンゴムの型内発泡を行ったり、コンクリート
の注入充填を行ったりしても、被シール面がらの成形材
料の漏出を絶対に生ずることがないし、このシール装置
のシール部材は、之が側枠におけるフランジに密着して
フランジ部のシールをも同時に行い、別のシール手段を
必要としない特徴もあるから、簡単、且、迅速に高度の
水密を得ることが出来るコンクリート型枠のシール装置
として極めて実用的効果の大きいものである。
型枠における側枠のフランジに、１形当金で上面と背縁
を覆わせ、前側に屈曲シール部を設けた板状シール部材
をねし止めして、その屈曲シール部を被シール面に当接
させ、背縁側に上記側枠に支持される楔等の押圧部材を
当接させたものであるから、シール部材を仮止め状態に
おいて、押圧部材により被シール面へ向って押し出せば
、シール部材の屈曲シール部は曲率を増す様に変形する
と共に大きな収縮代内においてつぶれるため、屈曲シー
ル部が被シール面の状態に関係なく之に馴染んで完全な
水蜜を保持すると共に、ねじの本締めによりシール部材
が当金とフランジとに圧搾されるため屈曲シール部側へ
のはみ出しを生じ、之によりシール力を一層強化するが
ら、ウレタンゴムの型内発泡を行ったり、コンクリート
の注入充填を行ったりしても、被シール面がらの成形材
料の漏出を絶対に生ずることがないし、このシール装置
のシール部材は、之が側枠におけるフランジに密着して
フランジ部のシールをも同時に行い、別のシール手段を
必要としない特徴もあるから、簡単、且、迅速に高度の
水密を得ることが出来るコンクリート型枠のシール装置
として極めて実用的効果の大きいものである。
図面は本考案に係る装置の一実施例を示すもので、第１
図はこの装置を施したコンクリート型枠の一部切欠平面
図。 第２図は装置の要部を示す縦断側面図。 第３図は従来装置の要部を示す縦断側面図である。 尚図中 Ａは型枠、２は側枠、３はフランジ、４はシー
ル部材、５は１形当金、４′は屈曲シール部、６はねじ
、８は楔等の押圧部材である。
図はこの装置を施したコンクリート型枠の一部切欠平面
図。 第２図は装置の要部を示す縦断側面図。 第３図は従来装置の要部を示す縦断側面図である。 尚図中 Ａは型枠、２は側枠、３はフランジ、４はシー
ル部材、５は１形当金、４′は屈曲シール部、６はねじ
、８は楔等の押圧部材である。
Claims (1)
- コンクリート型枠における側枠のフランジに、１形当金
で上面と背縁を覆わせ、前側に屈曲シール部を設けた板
状シール部材をねし止めして、その屈曲シール部を被シ
ール面に当接させ、背縁側に上記側枠に支持される楔等
の押圧部材を当接させたことを特徴とするコンクリート
型枠におけるシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3324081U JPS5848096Y2 (ja) | 1981-03-09 | 1981-03-09 | コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3324081U JPS5848096Y2 (ja) | 1981-03-09 | 1981-03-09 | コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57147007U JPS57147007U (ja) | 1982-09-16 |
| JPS5848096Y2 true JPS5848096Y2 (ja) | 1983-11-02 |
Family
ID=29830605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3324081U Expired JPS5848096Y2 (ja) | 1981-03-09 | 1981-03-09 | コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848096Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59155105U (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-18 | 株式会社佐藤工業所 | コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置 |
-
1981
- 1981-03-09 JP JP3324081U patent/JPS5848096Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57147007U (ja) | 1982-09-16 |
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