JPH022567Y2 - - Google Patents

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JPH022567Y2
JPH022567Y2 JP1983050067U JP5006783U JPH022567Y2 JP H022567 Y2 JPH022567 Y2 JP H022567Y2 JP 1983050067 U JP1983050067 U JP 1983050067U JP 5006783 U JP5006783 U JP 5006783U JP H022567 Y2 JPH022567 Y2 JP H022567Y2
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JP
Japan
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upper plate
sealing member
shape
inner mold
sealing
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JP1983050067U
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JPS59155105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、土木、建築業介においてコンクリー
ト製品等の成形に用いる型枠をシールする装置に
関する。
従来コンクリート型枠におけるシール装置とし
て実開昭57−147007号公報に示される様にコンク
リート型枠Aにおける側枠2のフランジ3に、
形当金5で上面と背縁を覆わせ、前側に屈曲シー
ル部4′を設けた板状シール部材4をねじ止めし
て、前記形当金5の背縁を前記側枠2に支持さ
れる楔等の押圧部材8に加圧させ、屈曲シール部
4′を被シール面7に圧接させたものが公知であ
り、このものはシール部材を仮止め状態において
押圧部材により被シール面へ向つて押し出せば、
シール部材の屈曲シール部が曲率を増す様に変形
すると共に、大きな収縮代内においてつぶれるた
め、屈曲シール部が被シール面の形状に関係なく
これに馴染んで完全な水密を保持すると共に、ね
じの本締めによりシール部材が形当金と側枠の
フランジにより圧搾されて被シール面側へのはみ
出し現象を生じ、シール力を一層強化する効果を
有するものであつた。
しかし、このものはゴム等の変形自在な板状シ
ール部材が成形原料に接しているため、屈曲シー
ル部の形状が被シール面の状況に応じて変化し、
成形される製品の上縁形状を不正確でばらつきの
あるものとするだけでなく、板状シール部材に直
接成形原料の充填圧が作用するから、この充填圧
によりシール部材が変形して、成形原料の漏出を
生じさせる欠点を有するものであつた。
本考案はこの欠点を解消するためになされたも
ので、内端を内型に接して成形空間を塞ぐ上板の
上に形当金により上面と背面とを覆わせたシー
ル部材を重ね、このシール部材に内型への圧接力
と上下よりの圧縮力を加えることにより、被シー
ル面の状態に関係なく製品の一定した上縁形状が
保持されて、充填圧による成形原料の漏出も生じ
させないコンクリート型枠におけるシール装置を
提供することを目的としている。
次に本考案に関するコンクリート型枠における
シール装置の実施の一例を図面に基いて説明す
る。
図面第1図においてAはコンクリート製品の一
次成形或は二次成形等に用いる型枠で、底枠1上
に側枠2を立設し、この側枠2上にフランジ3を
設けてある。図面第2図において4は前記側枠2
と内型5との成形空間の上側を塞がせる上板で、
前記したフランジ3上に乗せ、その長孔6にフラ
ンジの孔7に挿してナツト8を螺合させたねじ9
を通し、このねじ9の仮締め状態では上板4が移
動して内端を内型5に接し、その後、ねじ9を本
締めすると、この上板4と後記する形当金とで
後記シール部材を圧縮する加圧部材の働きをする
ようにしたもので、この上板4の内端下側には円
弧状或は直状の面取り10を施してある。11は
合成ゴム等により形成した板状のシール部材で、
形の当金12を焼付け、接着等により取付け
て、内端側を除く上面と背縁とを覆わせてあり、
このシール部材11は前記上板4上に重ね、形
当金12に設けた長孔13に前記した止ねじ9を
通して移動可能としてある。14は前記した上板
4の外側上面に固定したナツトで、押付部材とし
てのねじ15を螺合し、その先端を前記形当金
12の背縁に当接させて、このねじ15を螺進さ
せると、シール部材11の内端が内型5の被シー
ル面5′へ圧接される様にしてある。
図面第3図は他の実施例を示すもので、図面第
2図において上板4及び形当板12の仮止め
と、これによるシール部材11の圧縮とをねじ9
により行つたのに対し、当金12の上面とこの部
分に対応させて上板4に取付けた形の押え片1
6との間に挿し込む楔17を用いたもので、第2
図に示すものと作用効果上に変るところはないも
のである。
前記の通り構成される装置において、例えばコ
ンクリート枕木等の一次製品にウレタンゴム等の
緩衝材を被着する二次成形を行うときは、一次製
品の枕木等を内型5として型枠A内にセツトした
後、側枠2におけるフランジ3上に上板4を乗
せ、この上板4上に形当金12を添えた板状シ
ール部材11を重ね、形当金12、上板4の長
孔13,6とフランジ3の孔7とにねじ9を挿し
通してナツト8を掛け、これをシール部材11と
上板4との移動が可能な状態に仮止めして置い
て、前記上板4を内型5へ向つて押し出し、内端
を内型5の被シール面5′へ接触させると共に、
ねじ15を内方へ螺進させて、ねじ15により
形当金12の背縁を押し、板状シール部材11の
内端を被シール面5′に圧接すれば、シール部材
11は自在な変形性により、シール面5′の状態
に関係なく良く之に馴染むから、このとき仮締め
してあつたねじ9を本締めすれば、上板4とシー
ル部材11とが固定されて不動になり、之と同時
にシール部材11が形当金12と上板4とによ
り上下から圧縮されて、被シール面5′へのはみ
出しを生じ、更に強く被シール面7へ押し付けら
れて、ウレタンゴムの注入発泡を行つても、これ
の漏出を生じない完全なシールが可能となり、
又、成形品の上縁には変形しない上板4が当つて
成形品の上縁形状を規制すると共に、発泡圧をも
受けてこれによるシール部材11の変形を防止す
るものである。
又、この装置は、型枠内に内型を定置してコン
クリートの一次製品を成形するときも、シール部
材が完全なシール作用を行うと共に、変形しない
上板4が原料に接してその上縁の形状を定め
つゝ、原料の充填圧をシール部材11に伝えない
様にして、シール機能の低下を防止するものであ
る。
本考案に関するコンクリート製品のシール装置
は、内端を内型に接して成形空間を塞ぐ上板の上
に形当金を添えたシール部材を重ね、成形原料
に変形しない上板を接しさせたから、成形される
製品の上縁形状が上板により計画通りの形に正確
に揃えられて不同を生ずることがなく、又、原料
の充填圧は上板が受け、シール部材には伝えない
ため、形当金による内型への圧接とこの当金と
上板とによる圧縮とで強力に内型へ押付けられる
シール部材は、高い充填圧に対しても充分に耐
え、成形原料を完全に阻止して上板より外側へ漏
出させないから、製品にバリ等を生ずることがな
いものである。
殊にこの装置は、シール部が真直な場合だけで
なく曲りのある場合も、上板を切込みの形成等に
よりこの曲りに順応し得る様にして置けば、真直
の場合と同様のシール機能が発揮される特有の効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関するシール装置を採用した
コンクリート型枠の一部切欠平面図。第2図は同
上装置の実施の一側を示す一部分の拡大縦断側面
図。第3図は同上装置の実施の他の例を示す一部
分の拡大縦断側面図である。 図中Aは型枠、2は側枠、3はフランジ、4は
上板、5は内型、5′は被シール面、8,9と1
7は加圧部材、11はシール部材、12は形当
金、15は押付部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート型枠における側枠のフランジ上
    に、内端を内型に接して成形空間の上側を塞がせ
    る上板と、形当金により上面と背縁とを覆わせ
    たシール部材とを重設し、前記形当金の背縁に
    前記シール部材を内型へ圧接させる押付部材を係
    合させ、上面に形当金と上板とでシール部材を
    圧縮させる加圧部材を係合させたことを特徴とす
    るコンクリート型枠におけるシール装置。
JP5006783U 1983-04-04 1983-04-04 コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置 Granted JPS59155105U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5006783U JPS59155105U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5006783U JPS59155105U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59155105U JPS59155105U (ja) 1984-10-18
JPH022567Y2 true JPH022567Y2 (ja) 1990-01-22

Family

ID=30180548

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5006783U Granted JPS59155105U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置

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JP (1) JPS59155105U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848096Y2 (ja) * 1981-03-09 1983-11-02 株式会社 佐藤工業所 コンクリ−ト型枠におけるシ−ル装置

Also Published As

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JPS59155105U (ja) 1984-10-18

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