JPS5838857Y2 - 枠組コ−ナ−部の連結ブロツク - Google Patents
枠組コ−ナ−部の連結ブロツクInfo
- Publication number
- JPS5838857Y2 JPS5838857Y2 JP5516279U JP5516279U JPS5838857Y2 JP S5838857 Y2 JPS5838857 Y2 JP S5838857Y2 JP 5516279 U JP5516279 U JP 5516279U JP 5516279 U JP5516279 U JP 5516279U JP S5838857 Y2 JPS5838857 Y2 JP S5838857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- recess
- frame corner
- hole
- corner part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は型材を用いて構成する枠組コーナ一部の連結ブ
ロックに関し、殊に、一側面に角または丸パイプを有す
る二段形状G型材の接合部に挿着されるものの構造に関
する。
ロックに関し、殊に、一側面に角または丸パイプを有す
る二段形状G型材の接合部に挿着されるものの構造に関
する。
一側面に角または丸パイプを有する二段形状の型材、例
えば第1図に示すような角パイプaを有する型材Aを接
合して枠組コーナ一部Bを形成するには、第2図に示す
ように、45°切断した接合部Cを当接せしめ、ビス止
め結合しているのが一般である。
えば第1図に示すような角パイプaを有する型材Aを接
合して枠組コーナ一部Bを形成するには、第2図に示す
ように、45°切断した接合部Cを当接せしめ、ビス止
め結合しているのが一般である。
しかして、正確な45°切断を行なうことが難しいため
、若干の切断角度狂いを生じることが多く、そのため当
該接合部を当接せしめて揃えるべくビス締めすると、接
合部分にずれを生じ、或はずれが生じないように無理に
締付けた場合は枠組全体が彎曲してしまうという欠点を
有していた。
、若干の切断角度狂いを生じることが多く、そのため当
該接合部を当接せしめて揃えるべくビス締めすると、接
合部分にずれを生じ、或はずれが生じないように無理に
締付けた場合は枠組全体が彎曲してしまうという欠点を
有していた。
また、上記ずれや枠組の彎曲を回避すべくビスを緩く締
めれば、今度は枠組コーナ一部にガタッキが生じてしま
うものである。
めれば、今度は枠組コーナ一部にガタッキが生じてしま
うものである。
つまり、上記型材を用いて枠組コーナ一部を形成する場
合、ガタッキが生じない程度の適度な押圧力によるビス
締付けを必要とするものであり、従来においてはこの点
につき考慮が払われていなかった。
合、ガタッキが生じない程度の適度な押圧力によるビス
締付けを必要とするものであり、従来においてはこの点
につき考慮が払われていなかった。
本考案は斜上の枠組コーナ一部の形成に新たに案出した
連結ブロックを用いて上記欠点を除去せんとするもので
あり、枠組コーナ一部を形成する一組の型材であって一
側面に夫々角または丸パイプを有する二段形状のものの
接合部に挿着される連結ブロックにおいて、L字状の本
体にビス用凹部を設け、更にこの凹部に斜段部を設けた
連結ブロックを提供するものである。
連結ブロックを用いて上記欠点を除去せんとするもので
あり、枠組コーナ一部を形成する一組の型材であって一
側面に夫々角または丸パイプを有する二段形状のものの
接合部に挿着される連結ブロックにおいて、L字状の本
体にビス用凹部を設け、更にこの凹部に斜段部を設けた
連結ブロックを提供するものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第3図は本考案に係る連結ブロックの縦断正面図、第4
図は第3図のブロックの右側面図、第5図は同じく左側
面図で、同図において本考案は、L字状の本体1の適所
にビス用凹部2とこれに連通ずるビス貫通孔7を設ける
と共に、該凹部2に斜段部3を設けて構成され、第6,
7図に示すように、一側面に角パイプaを有する二段形
状の型材A、Aの接合部Cに挿着されて枠組コーナ一部
Bを形成している。
図は第3図のブロックの右側面図、第5図は同じく左側
面図で、同図において本考案は、L字状の本体1の適所
にビス用凹部2とこれに連通ずるビス貫通孔7を設ける
と共に、該凹部2に斜段部3を設けて構成され、第6,
7図に示すように、一側面に角パイプaを有する二段形
状の型材A、Aの接合部Cに挿着されて枠組コーナ一部
Bを形成している。
なお、第6,7図に示す型材Aは、第1図に示したもの
と同一の型材Aである。
と同一の型材Aである。
L字状の本体1は、アルミ鋳物、合成樹脂等を用い、型
材Aの角パイプaの内径に適合する形状の、すなわち直
方体状の水平片4とこれに直角方向に一体形成された垂
直片5とから構成さ・れている。
材Aの角パイプaの内径に適合する形状の、すなわち直
方体状の水平片4とこれに直角方向に一体形成された垂
直片5とから構成さ・れている。
上記凹部2は、本例においては垂直片5に設けられ、第
6,7図に示すように、コーナ一部B形成の際螺着せら
るべきビス6の貫通孔7に対応せしめられて位置してい
る。
6,7図に示すように、コーナ一部B形成の際螺着せら
るべきビス6の貫通孔7に対応せしめられて位置してい
る。
凹部2の内側壁に設けた斜段部3は、貫通孔7に連接し
て、上記ビス6螺着の際その頭部6aの端縁が摺接する
ような個所に位置している。
て、上記ビス6螺着の際その頭部6aの端縁が摺接する
ような個所に位置している。
これを図示したものが第6図で、この場合、ビス頭部6
aが斜段部3の中央付近にて摺接するような位置に該段
部3を設けている。
aが斜段部3の中央付近にて摺接するような位置に該段
部3を設けている。
したがって、この斜段部3の表面を上記摺接に十分耐え
うるように硬化せしめておくことが望ましい。
うるように硬化せしめておくことが望ましい。
また上記斜段部3は、凹部2の開口部側からビス貫通孔
7の連接部側にかけて傾斜する構造としである。
7の連接部側にかけて傾斜する構造としである。
本実施例において本案ブロックは上記のように構成され
ているが、これに限られずに、例えば、斜段部3を有す
る凹部2を水平片4に或は両片4,5に設けてもよく、
また、型材Aが丸パイプを有する場合には、片4,5を
円柱状のものにする等、本案の目的を遠戚すべく任意の
形状にて形成してもよい。
ているが、これに限られずに、例えば、斜段部3を有す
る凹部2を水平片4に或は両片4,5に設けてもよく、
また、型材Aが丸パイプを有する場合には、片4,5を
円柱状のものにする等、本案の目的を遠戚すべく任意の
形状にて形成してもよい。
次に、本案ブロックを用いて枠組コーナ一部Bを形成す
るには、水平方向に位置する型材Aの角パイプaに本体
1の水平片4を挿入し、下方より他方の型材Aを、その
角パイプaに垂直片5を挿入するようにして接合部Cを
形成し、次いでビス6を凹部2、貫通孔7に順次挿入し
てビスホール8に螺着する。
るには、水平方向に位置する型材Aの角パイプaに本体
1の水平片4を挿入し、下方より他方の型材Aを、その
角パイプaに垂直片5を挿入するようにして接合部Cを
形成し、次いでビス6を凹部2、貫通孔7に順次挿入し
てビスホール8に螺着する。
このように、本案ブロックを用いてコーナ一部Bを形成
した場合は、まず、直角り字状の本体1にて両型材A、
Aが規制され、正確な45°接合を構成しうるものであ
り、更に、ビス6による締め過ぎが回避せられうること
となる。
した場合は、まず、直角り字状の本体1にて両型材A、
Aが規制され、正確な45°接合を構成しうるものであ
り、更に、ビス6による締め過ぎが回避せられうること
となる。
これを詳説すると、第6図において、ビス頭部6aが本
体1の斜段部3に摺接しつつこれに必要以上の押圧力が
加わると、該段部3が押圧方向に対して斜めの角度を有
しているので、余分な押圧力は垂直片5を矢印り方向に
伸長せしめるべく働き、力の分散が図られ、もってビス
6の軸芯方向には適度な押圧力が付勢されてビス締めが
なされることとなるものである。
体1の斜段部3に摺接しつつこれに必要以上の押圧力が
加わると、該段部3が押圧方向に対して斜めの角度を有
しているので、余分な押圧力は垂直片5を矢印り方向に
伸長せしめるべく働き、力の分散が図られ、もってビス
6の軸芯方向には適度な押圧力が付勢されてビス締めが
なされることとなるものである。
また、上記垂直片5が矢印り方向に伸長されることから
、ビス挿入方向と、この直角方向の両方向の引寄せ機能
を生じて、上記ビス締めが接合部分のずれを自動的に修
正することとなる。
、ビス挿入方向と、この直角方向の両方向の引寄せ機能
を生じて、上記ビス締めが接合部分のずれを自動的に修
正することとなる。
以上説明したように、本考案はL字状の本体にビス用凹
部を設け、更にこの凹部に斜段部を設けて構成している
ので、二段形状の型材を接合して形成する枠組コーナ一
部において、従来のようなビスの締め過ぎによる接合ず
れ等またはこれを回避することにより生じるガタッキ等
の不具合を一切解消しえたものである。
部を設け、更にこの凹部に斜段部を設けて構成している
ので、二段形状の型材を接合して形成する枠組コーナ一
部において、従来のようなビスの締め過ぎによる接合ず
れ等またはこれを回避することにより生じるガタッキ等
の不具合を一切解消しえたものである。
第1図は二段形状の型材を示す正面図、第2図は枠組コ
ーナ一部を示す図、第3図は本案ブロックの縦断正面図
、第4図、第5図は第3図のブロックの右、左側面図、
第6,7図は本案ブロックを用いて形成したコーナ一部
の縦断面図である。 1・・・・・・ブロック本体、2・・・・・・凹部、3
・・・・・・斜段部、6・・・・・・ビス、6a・・・
・・・ビス頭部、7・・・・・・ビス貫通孔、A・・・
・・・型材、a・・・・・・角パイプ、B・・・・・・
コーナ一部、C・・・・・・接合部、D・・・・・・矢
印。
ーナ一部を示す図、第3図は本案ブロックの縦断正面図
、第4図、第5図は第3図のブロックの右、左側面図、
第6,7図は本案ブロックを用いて形成したコーナ一部
の縦断面図である。 1・・・・・・ブロック本体、2・・・・・・凹部、3
・・・・・・斜段部、6・・・・・・ビス、6a・・・
・・・ビス頭部、7・・・・・・ビス貫通孔、A・・・
・・・型材、a・・・・・・角パイプ、B・・・・・・
コーナ一部、C・・・・・・接合部、D・・・・・・矢
印。
Claims (1)
- 枠組コーナ一部を形成する一組の型材であって一側面に
夫々角または丸パイプを有する二段形状のものの接合部
に挿着される連結ブロックにおいて、L字状の本体の適
所にビス用凹部とこれに連通ずるビス貫通孔を設けると
共に、該凹部に斜段部を設けてなり、この斜段部は、上
記凹部の内側壁であって、ビス貫通孔に連接し、コーナ
一部形成の際螺着せらるべきビスの頭部が当接する位置
に設けられると共に、上記凹部の開口部側からビス貫通
孔の連接部側にかけての傾斜構造としであることを特徴
とする枠組コーナ一部の連結ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5516279U JPS5838857Y2 (ja) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | 枠組コ−ナ−部の連結ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5516279U JPS5838857Y2 (ja) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | 枠組コ−ナ−部の連結ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55156170U JPS55156170U (ja) | 1980-11-10 |
JPS5838857Y2 true JPS5838857Y2 (ja) | 1983-09-02 |
Family
ID=29289450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5516279U Expired JPS5838857Y2 (ja) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | 枠組コ−ナ−部の連結ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838857Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9143662B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-09-22 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Frame fastening structure |
-
1979
- 1979-04-24 JP JP5516279U patent/JPS5838857Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9143662B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-09-22 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Frame fastening structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55156170U (ja) | 1980-11-10 |
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