JPH0242782Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242782Y2 JPH0242782Y2 JP1983174442U JP17444283U JPH0242782Y2 JP H0242782 Y2 JPH0242782 Y2 JP H0242782Y2 JP 1983174442 U JP1983174442 U JP 1983174442U JP 17444283 U JP17444283 U JP 17444283U JP H0242782 Y2 JPH0242782 Y2 JP H0242782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- box culvert
- recess
- end surface
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000219122 Cucurbita Species 0.000 claims description 7
- 235000009852 Cucurbita pepo Nutrition 0.000 claims description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、隣設するボツクスカルバート同志を
簡単な操作で確実に連結できるようにしたボツク
スカルバートの継手に関するものである。
簡単な操作で確実に連結できるようにしたボツク
スカルバートの継手に関するものである。
従来、この種ボツクスカルバートの継手構造と
しては、実開昭49−45110号公報、および実公昭
51−20497号公報に夫々開示された考案がある。
しては、実開昭49−45110号公報、および実公昭
51−20497号公報に夫々開示された考案がある。
すなわち、前者は、ボツクスカルバートの端面
の各角隅部に、該端面はほぼ直角にボルト穴をそ
れぞれ設け、該ボルト穴の長さのほぼ中間位置に
あつて、管内部に開口し、ボルト穴に導通せる溝
をそれぞれ設けた構造であり、また後者は、ブロ
ツク本体の端部側面に凹陥部を設け、凹陥部より
端面に達する溝を設け、凹陥部と溝との境界面を
内広がり状に傾斜せしめ、ブロツク本体の一方の
端面に嵌合用凸条を設け、他端面に嵌合用凹陥部
を設けてなる函渠ブロツクである。
の各角隅部に、該端面はほぼ直角にボルト穴をそ
れぞれ設け、該ボルト穴の長さのほぼ中間位置に
あつて、管内部に開口し、ボルト穴に導通せる溝
をそれぞれ設けた構造であり、また後者は、ブロ
ツク本体の端部側面に凹陥部を設け、凹陥部より
端面に達する溝を設け、凹陥部と溝との境界面を
内広がり状に傾斜せしめ、ブロツク本体の一方の
端面に嵌合用凸条を設け、他端面に嵌合用凹陥部
を設けてなる函渠ブロツクである。
一般に、この種ボツクスカルバートの接続構造
において要求されることは、ボルト・ナツトによ
る締付け固定作業が容易であることゝ、被締付け
部分の構造ができるだけ劣化しない構成であるこ
とで、したがつて、その開発には特に上記の点に
配慮されていることである。
において要求されることは、ボルト・ナツトによ
る締付け固定作業が容易であることゝ、被締付け
部分の構造ができるだけ劣化しない構成であるこ
とで、したがつて、その開発には特に上記の点に
配慮されていることである。
しかし、従来技術で述べたもののうち前者にお
いては、ボツクスカルバートの端面からほぼ直角
にボルト穴を設けるとゝもに、該ボルト穴の長さ
のほぼ中間位置に管内部に開口した溝を形成した
構成であるから、成形時における上記ボルト穴の
形成が困難であること、ナツトの締付けが両ブロ
ツク間で必要であるとゝもに、狭い溝内で行うた
め作業能率が悪いこと、及びボツクスカルバート
の両端部に比較的長いボルト穴が形成されるため
製造時点で鉄筋位置と重なるとゝもに、該ボルト
穴及び溝は両端部に形成されるため構造強度が劣
化するとゝといつた問題点がある。
いては、ボツクスカルバートの端面からほぼ直角
にボルト穴を設けるとゝもに、該ボルト穴の長さ
のほぼ中間位置に管内部に開口した溝を形成した
構成であるから、成形時における上記ボルト穴の
形成が困難であること、ナツトの締付けが両ブロ
ツク間で必要であるとゝもに、狭い溝内で行うた
め作業能率が悪いこと、及びボツクスカルバート
の両端部に比較的長いボルト穴が形成されるため
製造時点で鉄筋位置と重なるとゝもに、該ボルト
穴及び溝は両端部に形成されるため構造強度が劣
化するとゝといつた問題点がある。
また、後者においては、ブロツク本体の端部側
面に凹陥部を設け、該凹陥部より端面に達する溝
を設けたものであるから、ボルトの装着はボツク
スカルバートを所定位置に据付けた後にもできる
利点はあるが、ナツトの締付けは前者同様に、狭
い凹陥部で且つ両ブロツク間で作業しなければな
らないこと、また凹陥部より端面に達する溝が設
けられており、且つこれが両端部に形成されてい
るため、強度的に問題点を有している。
面に凹陥部を設け、該凹陥部より端面に達する溝
を設けたものであるから、ボルトの装着はボツク
スカルバートを所定位置に据付けた後にもできる
利点はあるが、ナツトの締付けは前者同様に、狭
い凹陥部で且つ両ブロツク間で作業しなければな
らないこと、また凹陥部より端面に達する溝が設
けられており、且つこれが両端部に形成されてい
るため、強度的に問題点を有している。
本考案は、上記の如き従来の技術が有する諸問
題点に鑑みてなされたもので、被締付け部分の構
造強度が劣化しない構造であること、およびボル
ト・ナツトによる締付け固定作業性が良い継手を
提供することを目的としたものであり、その要旨
は、ボツクスカルバート本体の一方の端部近傍に
上方又は横方向に開口した凹部を形成するとゝも
に、該凹部より端面に連通する抜き穴を設け、他
方の端面には上記抜き穴と対応する位置に横穴を
設けるとゝもに、該横穴の内部に大径孔と小径孔
からなる瓢箪孔を有するアンカープレートを埋設
し、頭部を前記瓢箪孔に挿入し係合せしめたボル
トを前記凹部において座金等を介しナツトで締付
けて両ボツクスカルバート本体を連結するよう構
成したことを特徴とするボツクスカルバートの継
手にある。
題点に鑑みてなされたもので、被締付け部分の構
造強度が劣化しない構造であること、およびボル
ト・ナツトによる締付け固定作業性が良い継手を
提供することを目的としたものであり、その要旨
は、ボツクスカルバート本体の一方の端部近傍に
上方又は横方向に開口した凹部を形成するとゝも
に、該凹部より端面に連通する抜き穴を設け、他
方の端面には上記抜き穴と対応する位置に横穴を
設けるとゝもに、該横穴の内部に大径孔と小径孔
からなる瓢箪孔を有するアンカープレートを埋設
し、頭部を前記瓢箪孔に挿入し係合せしめたボル
トを前記凹部において座金等を介しナツトで締付
けて両ボツクスカルバート本体を連結するよう構
成したことを特徴とするボツクスカルバートの継
手にある。
以下、本考案を第1図乃至第6図に示す実施例
によつて詳述に説明する。
によつて詳述に説明する。
第1図乃至第3図において、1はコンクリート
製のボツクスカルバート本体で、その一方の端部
近傍には、その天板及び底板に上方に開口した凹
部2が形成されている。
製のボツクスカルバート本体で、その一方の端部
近傍には、その天板及び底板に上方に開口した凹
部2が形成されている。
3は抜き穴で、端面から上記凹部2に連通して
おり、該抜き穴3は端面における開口部から凹部
2に向け次第に細くなるように形成されている。
おり、該抜き穴3は端面における開口部から凹部
2に向け次第に細くなるように形成されている。
4はボツクスカルバート本体1の他方に形成し
た横穴で、該横穴4の端面に形成した開口部は上
記抜き穴3の開口部と対応する位置に設けられて
おり、該横穴4はその開口部から深部に向け次第
に細くなるように形成されている。
た横穴で、該横穴4の端面に形成した開口部は上
記抜き穴3の開口部と対応する位置に設けられて
おり、該横穴4はその開口部から深部に向け次第
に細くなるように形成されている。
5はアンカープレートで、上記横穴4を塞ぐ状
態でその深部に固定されており、該アンカープレ
ート5には、第3図に示すように、大径孔と小径
孔とからなる瓢箪孔6が形成されている。なお、
図中7はボルト、6はヘツデイング加工により形
成した頭部、9はねじ溝、10は座金である。
態でその深部に固定されており、該アンカープレ
ート5には、第3図に示すように、大径孔と小径
孔とからなる瓢箪孔6が形成されている。なお、
図中7はボルト、6はヘツデイング加工により形
成した頭部、9はねじ溝、10は座金である。
次に、本考案の作用を説明するに、先ず連結す
る二つのボツクスカルバート本体1,1同志を
やゝ近接した位置に据付け、横穴4内にその開口
部からボルト7をその頭部8から挿入する。
る二つのボツクスカルバート本体1,1同志を
やゝ近接した位置に据付け、横穴4内にその開口
部からボルト7をその頭部8から挿入する。
そして、頭部8をアンカープレート5に形成し
た孔6の大径孔に差し込み、ついで小径孔に移動
させて抜出しないように係合せしめた後、ボルト
7の他端ねじ溝9部を連結すべきボツクスカルバ
ート本体1の抜き穴3に挿入しながら端面同志が
面接する位置まで移動する。
た孔6の大径孔に差し込み、ついで小径孔に移動
させて抜出しないように係合せしめた後、ボルト
7の他端ねじ溝9部を連結すべきボツクスカルバ
ート本体1の抜き穴3に挿入しながら端面同志が
面接する位置まで移動する。
この時、ボルト7の他端ねじ溝9部が抜き穴3
を貫通して凹部2内に突出するので、該凹部2か
らボルト7のねじ溝9部に座金10を嵌め、螺合
したナツト11を締付けて両隣設ボツクスカルバ
ート本体1,1を連結する。そして、凹部2内に
モルタルを充填する。
を貫通して凹部2内に突出するので、該凹部2か
らボルト7のねじ溝9部に座金10を嵌め、螺合
したナツト11を締付けて両隣設ボツクスカルバ
ート本体1,1を連結する。そして、凹部2内に
モルタルを充填する。
なお、上記実施例では、凹部2及び抜き孔3を
天板及び底板に形成したもので説明したが、第4
図乃至第6図に示すように、側板の内外に設ける
ことも勿論可能である。
天板及び底板に形成したもので説明したが、第4
図乃至第6図に示すように、側板の内外に設ける
ことも勿論可能である。
本考案に係るボツクスカルバートの継手は、上
記のように、ボツクスカルバート本体の一方の端
部近傍に上方又は横方向に開口した凹部を形成す
ると共に、該凹部より端面に連通する抜き穴を設
け、他方の端面には上記抜き穴と対応する位置に
横穴を設けると共に、該横穴の内部に大径孔と小
径孔からなる瓢箪孔を有するアンカープレートを
埋設し、頭部を前記瓢箪孔に挿入し係合せしめた
ボルトを前記凹部において座金等を介しナツトで
締付けて両ボツクスカルバート本体を連結するよ
うに構成したものであるから、端部近傍、すなわ
ち連結部における被締付け部には、連結部材挿入
用の空洞部の形成が少なくてすむと同時に、補強
鉄筋の配筋位置と重なることがないため、構造強
度の劣化を大幅に改善できるとゝもに、締付け作
業は一個所ですむため、作業能率が向上する、と
いつた諸効果がある。
記のように、ボツクスカルバート本体の一方の端
部近傍に上方又は横方向に開口した凹部を形成す
ると共に、該凹部より端面に連通する抜き穴を設
け、他方の端面には上記抜き穴と対応する位置に
横穴を設けると共に、該横穴の内部に大径孔と小
径孔からなる瓢箪孔を有するアンカープレートを
埋設し、頭部を前記瓢箪孔に挿入し係合せしめた
ボルトを前記凹部において座金等を介しナツトで
締付けて両ボツクスカルバート本体を連結するよ
うに構成したものであるから、端部近傍、すなわ
ち連結部における被締付け部には、連結部材挿入
用の空洞部の形成が少なくてすむと同時に、補強
鉄筋の配筋位置と重なることがないため、構造強
度の劣化を大幅に改善できるとゝもに、締付け作
業は一個所ですむため、作業能率が向上する、と
いつた諸効果がある。
第1図は本考案に係るボツクスカルバートの連
結状態を示す部分断面斜視図、第2図は要部拡大
断面図、第3図はアンカープレートの正面図、第
4図、第5図及び第6図は夫々他の実施例を示す
斜視図である。 1……ボツクスカルバート本体、2……凹部、
3……抜き穴、4……横穴、5……アンカープレ
ート、6……孔、7……ボルト、8……頭部、9
……ナツト。
結状態を示す部分断面斜視図、第2図は要部拡大
断面図、第3図はアンカープレートの正面図、第
4図、第5図及び第6図は夫々他の実施例を示す
斜視図である。 1……ボツクスカルバート本体、2……凹部、
3……抜き穴、4……横穴、5……アンカープレ
ート、6……孔、7……ボルト、8……頭部、9
……ナツト。
Claims (1)
- ボツクスカルバート本体の一方の端部近傍に上
方又は横方向に開口した凹部を形成すると共に、
該凹部より端面に連通する抜き穴を設け、他方の
端面には上記抜き穴と対応する位置に横穴を設け
ると共に、該横穴の内部に大径孔と小径孔からな
る瓢箪孔を有するアンカープレートを埋設し、頭
部を前記瓢箪孔に挿入し係合せしめたボルトを前
記凹部において座金等を介しナツトで締付けて両
ボツクスカルバート本体を連結するよう構成した
ことを特徴とするボツクスカルバートの継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17444283U JPS6085381U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | ボツクスカルバ−ト継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17444283U JPS6085381U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | ボツクスカルバ−ト継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6085381U JPS6085381U (ja) | 1985-06-12 |
JPH0242782Y2 true JPH0242782Y2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=30379763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17444283U Granted JPS6085381U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | ボツクスカルバ−ト継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6085381U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0223663Y2 (ja) * | 1985-11-05 | 1990-06-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120497U (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5119697Y2 (ja) * | 1972-07-21 | 1976-05-24 |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP17444283U patent/JPS6085381U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120497U (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6085381U (ja) | 1985-06-12 |
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