JPH0319595Y2 - - Google Patents

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JPH0319595Y2
JPH0319595Y2 JP13657584U JP13657584U JPH0319595Y2 JP H0319595 Y2 JPH0319595 Y2 JP H0319595Y2 JP 13657584 U JP13657584 U JP 13657584U JP 13657584 U JP13657584 U JP 13657584U JP H0319595 Y2 JPH0319595 Y2 JP H0319595Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、両端を角度切りした中空部材を、
連結具を用いて連結する突合せ連結装置に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
周知の如く二部材の傾斜端面を相互に突合さる
ように連結する連結具は種々工夫されているが、
中空部を有する二部材の端面を突合せて連結する
場合、中空部を形成している部材端部の一片、又
は二片を切欠し、中空部を開放してその開放部に
連結具を挿入固定するか、中空部の連結を省略
し、それ以外の部材片を連結具で固定していた
が、前者連結手段にあつては中空部を有する部材
の両端を角度切りした後、中空部を形成する部材
片に切欠加工を施さなければならない面倒がある
し、後者連結手段にあつては連結固定が弱くなる
欠点があつた。
〔考案の目的〕
そこでこの考案は、中空部を有する部材の両端
を角度切りしたまま連結することのできる連結具
を工夫し、角度切り後の加工を省略して、しかも
強力に連結固定し得るようにしたものである。
〔考案の概要〕
本案による二部材の突合せ連結装置は、部材端
面に当接する接合壁の左右に、部材の中空部内に
挿入する腕部と、部材の空胴部内に挿入する脚部
を同じ傾斜角で対称に突設し、腕部と脚部の間に
部材仕切壁の挿入隙間を設けた連結具により、中
空部材を突合せ状態に連結固定し得るようにした
ものである。
〔考案の実施例〕
以下、本案による突合せ連結装置の構造を実施
例の図面に基づき説明すると、1は中空部21と
空胴部22を平行に設けた部材で、中空部21と
空胴部22は仕切壁2を介して上下に、又は、左
右に形成されるもので、具体的には部材内側壁1
1と外側壁12の間に、内周壁13と平行する仕
切壁2を設け、仕切壁2の上部に中空部21を、
仕切壁2の下部に下向きに開口した空胴部22を
有する状態で軽金属材より押出し成形されるか、
或は合成樹脂材より押出し成形され、部材1の両
端1a,1a′が二部材1,1′の突合せ角度θに
応じたθ/2の傾斜角θ′に角度切りされている。
3は二部材1,1′の端面1a,1a′を突合せ状
態に連結固定する連結具で、連結具3は部材端面
1aに当接する接合壁4の左右に、部材1の中空
部21内に挿入する腕部5,5′と、部材1の空
胴部22内に挿入する脚部6,6′を同じ傾斜角
で対称的に設け、腕部5と脚部6の間に部材1の
仕切壁2が挿入する隙間7を有し、左腕部5と右
腕部5′の間、及び左脚部6と右脚部6′の間にコ
ーキング用凹溝8を有するもので、接合壁4は部
材1の少なくとも中空部21と空胴部22の形成
端面に当接する大きさを成し、接合壁4より左右
対称に傾斜角を有して突設する腕部5,5′と脚
部6,6′は、部材1より中空部21内に、又は
空胴部22内に向けて設けたビスポケツト15や
支持壁16が挿通する切込溝9と、材料の節約及
び軽量化を目的とした除肉溝39を有し、中空部
21と空胴部22に向けて出入り自在となる以
外、左右上下の何れの方向にも係止する形状を成
す。
本案の連結装置の連結具3は上記構造であるか
ら、これを用いて二部材1,1′の端面1a,1
a′を直角に突合さるように連結固定する場合、二
部材1,1′の端面1a,1a′を夫々45度に角度
切りし、接合壁4より左右に腕部5,5′と脚部
6,6′を45度の角度で対称に設けた連結具3を
用い、先ず連結具3の接合壁4より左側に傾斜突
出している腕部5と脚部6を、部材1の端面1a
より内部に挿入し、具体的には部材1の中空部2
1内に連結具3の腕部5を、又空胴部22内に連
結具3の脚部6を挿入し、腕部5と脚部6の間に
設けた隙間7に、部材1の中空部21と空胴部2
2の間に設けた仕切壁2を挿入し、部材1の傾斜
端面1aに連結具3の接合壁4が面接するまで挿
入する一方、連結具接合壁4より右側に45度の角
度で突出している腕部5′と脚部6′を、他部材
1′の端面1a′より内部に前記部材1と同様に挿
入し、部材端面1a′に連結具接合壁4が面接する
まで挿入した後、連結具接合壁4の左右に嵌挿し
た二部材1,1′を、両部材1,1′の外側より連
結具腕部5,5′と脚部6,6′に、又はその何れ
か一方にビスBを螺入して固定する。連結具3の
左右に固定した二部材1,1′の傾斜端面1a,
1a′は、連結具接合壁4の厚み分だけ空間Sを保
つて相対しているので、その空間Sに後からコー
キングCを施し、コーキングCで空間Sを埋める
と共に、左右の腕部5,5′と脚部6,6′の間に
設けた凹溝8までコーキングCを詰め、二部材
1,1′の突合せ部を水密にするものである。
又二部材1,1′を120度に突合せる場合、部材
1の端面1aを突合せ角度120のθ/2、即ち60
度に角度切りし、連結具3には接合壁4より左右
に腕部5,5′と脚部6,6′を60度に傾斜対称し
て設けたものを用いる。連結具3と部材1,1′
の結合固定手段は前記例と同様である。
尚、本案の突合せ連結装置は上記実施例に限定
されるものではなく、連結具接合壁4の左右に対
称して設ける腕部5,5′と脚部6,6′の傾斜角
を変換することによつて、二部材1,1′を何如
なる突合せ角度θにも連結固定し得るし、連結具
3の接合壁4とその左右に傾斜対称して設ける腕
部5,5′、及び脚部6,6′の形状構造等は、本
案の要旨に反しない限り適宜変更可能である。
〔考案の効果〕
従つて本案の連結装置は、連結具に部材の端面
に当接する接合壁を設け、接合壁の左右に部材の
中空部内へ挿入する腕部と、空胴部内へ挿入する
脚部を区別して設け、腕部と脚部の間に、部材の
中空部と空胴部の間に設けた仕切壁の挿入隙間を
形成するものであるから、二部材の両端を角度切
りするだけで、二部材の傾斜端面を突合せ状態に
連結することができる。しかも部材に対する連結
具の取付け手段も、連結具接合壁より傾斜突出し
ている腕部と脚部を、部材の端面より内部に挿入
した後、部材の外側より内部に挿入した腕部と脚
部に、又はその何れか一方にビスを螺入して固定
するものであるから、高度の熟練を要することな
く簡単に突合せ連結し得るし、連結も強力であ
る。又連結具の左右に挿入した二部材の端面が空
間を有して相対設し、その空間と連結具の腕部及
び脚部に設けた凹溝に、後からコーキングを施す
ものであるから、二部材の突合せ端面が切断等に
よつて不揃となつても、二部材の突合せ部を気密
にすることもできる等、本案の連結装置は中空部
を有する二部材の突合せ連結において、部材両端
の切断以外の加工を省略して連結を容易にした前
記特徴と共に、実用面に顕著な効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案連結装置による二部材の突合せ固
定例を示す平面図、第2図はその縦断面図、第3
図は連結具の平面図、第4図はその正面図、第5
図と第6図は部材の類例端面図、第7図は類例連
結具の平面図、第8図はその正面図、第9図と第
10図は従来連結具による二部材の連結例を示す
平面図、第11図は部材突合せ部におけるコーキ
ング例を示す断面図である。 1,1′……部材、1a,1a′……端面、2…
…仕切壁、21……中空部、22……空胴部、3
……連結具、4……接合壁、5,5′……腕部、
6,6′……脚部、7……隙間、8……凹溝、9
……切込溝、39……除肉溝、B……ビス、C…
…コーキング、S……部材端面と他部材端面との
空間、θ……二部材の突合せ角度、θ′……部材端
面の傾斜角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仕切壁2の一方に中空部21を、他方に空胴部
    22を有する二部材1,1′の突合せ連結におい
    て、二部材の連結具3が、部材端面に当接する接
    合壁4の左右に、部材の中空部内に挿入する腕部
    5,5′と、部材の空胴部内に挿入する脚部6,
    6′を同じ傾斜角で対称的に設け、腕部と脚部の
    間に部材仕切壁の挿入隙間7を有し、連結具の左
    右に嵌挿した二部材の端面が空間Sを有して相対
    し、その空間と連結具3の間にコーキングCを着
    設する二部材の突合せ連結装置。
JP13657584U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPH0319595Y2 (ja)

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JP13657584U JPH0319595Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JP13657584U JPH0319595Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JPS6152087U JPS6152087U (ja) 1986-04-08
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JP2011080308A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Nanbu Plastics Co Ltd 窓枠の止水構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063980Y2 (ja) * 1987-12-08 1994-02-02 株式会社丸八産業 窓枠部材ジョイント部のシーリング装置
JPH063981Y2 (ja) * 1988-07-28 1994-02-02 株式会社丸八産業 窓枠部材の接合装置
US5969748A (en) 1996-05-29 1999-10-19 Starsight Telecast, Inc. Television schedule system with access control

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