JPH0640316Y2 - ドアの框組構造 - Google Patents

ドアの框組構造

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JPH0640316Y2
JPH0640316Y2 JP14858488U JP14858488U JPH0640316Y2 JP H0640316 Y2 JPH0640316 Y2 JP H0640316Y2 JP 14858488 U JP14858488 U JP 14858488U JP 14858488 U JP14858488 U JP 14858488U JP H0640316 Y2 JPH0640316 Y2 JP H0640316Y2
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JP
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frame
horizontal frame
vertical frame
sandwiching
plate
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JP14858488U
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豊美 勝又
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドアの框組構造に関し、詳しくはドア面板を
挟持する挟持板を斜めにしてドアに立体感を出しながら
縦框及び横框を突き合わせるのに、強度が高く、外観良
く突き合わせ接続させようとする技術に関する。
[従来の技術] 従来、ドアの框組構造においては、第9図に示すよう
に、縦框1に形成した挟持板1a,1aを横框2の高さに相
当する長さにわたって切除し、この切除箇所の縦框1の
内側面に横框2の端面を当接し、縦框1の通孔7に挿通
したタッピングビスを横框2側のタッピングホールにね
じ込む等することで、縦横框1,2を接続するのである。
[考案が解消しようとする課題] ところが、その接続箇所においては、単に縦横框1,2を
突合わせるだけであるから、突合わせ方向において隙間
が生じる場合にはこれが目立ち、そして横框2の厚さ方
向の位置決めが不足し、この方向においてずれが生じや
すいという問題があった。又、対向する挟持板をその先
端側程間隔が狭くなるようにテーパ状に傾斜させて、ド
アに立体感を出すようにしたドアの框組構造においても
同様な問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ドア面板を挟持する挟持板を
斜めにしてドアに立体感を出しながら、突合わせ方向に
おいて隙間が生じることがなく、又、厚さ方向において
もその接続強度を高めることができ、かつ斜めにした挟
持板同士を良好に接続して外観を高め、加えてこのよう
に框組する構成のものを精度高く、容易に得ることがで
きるドアの框組構造を提供することにある。
[考案の開示] 本考案のドアの框組構造は、縦框1と横框2との夫々の
内側面に框長さ方向の全長にわたる一対の挟持板1a,1a;
2a,2aを対向させて設け、挟持板1a,1a;2a,2aの外面に挟
持板1a,1a;2a,2aの先端側程間隔が狭くなるテーパ面1b,
2bを形成し、縦框1と横框2との端部において略直角に
突合せ接続されるのに、框長さ方向の端面が突合わされ
る側の横框2もしくは縦框1に相手側の縦框1もしくは
横框2の挟持板1a,1aの外面に外挿される挿合凹所12を
形成するとともにこの側の挟持板2a,2aの框長さ方向の
先端を略45°に切断し、挿合凹所12を挟持板1a,1aに外
挿するとともに挟持板2aのカット縁2cを他方の挟持板1a
の外面に沿わせ、縦框1及び横框2を接続手段にて接続
するとともに縦框1及び横框2の挟持板1a,1a;2a,2aに
てドア面板5の外周部を挟持したドアの框組構造であっ
て、上記挿合凹所12を形成した側の横框2もしくは縦框
1を合成樹脂の射出成形品にて形成して成ることを特徴
とするものである。
[作用] このように、挟持板1a,1a;2a,2aの外面に挟持板1a,1a;2
a,2aの先端側程間隔が狭くなるテーパ面1b,2bを形成す
ることで、挟持板1a,1a;2a,2a間に保持されるドア面板
5を框面から凹入させて立体感を出すことができなが
ら、框長さ方向の端面が突合わされる側の横框2もしく
は縦框1に相手側の縦框1もしくは横框2の挟持板1a,1
aの外面に外挿される挿合凹所12を形成し、挿合凹所12
を挟持板1a,1aに外挿することによって、縦框1と横框
2との突合わせ箇所において内部に挟持板1a,1aを存在
させ、突合わせ箇所において隙間が生じることがなく、
しかも挿合凹所12を挟持板1a,1aに外挿する故、縦框1
及び横框2の厚さ方向の位置決めを行うことができ、挿
合凹所12における接続強度を高め、かつ挿合凹所12を形
成した側の挟持板2a,2aの框長さ方向の先端を略45°に
切断することによって、挟持板1aのテーパ面1bにカット
縁2cを略ぴったりと沿わせることができ、接続箇所の外
観を高めることができ、加えて挿合凹所12を形成した側
の横框2もしくは縦框1を合成樹脂の射出成形品にて形
成することによって、相手側の挟持板1a,1aが挿合され
る挿合凹所12を有するとともに框長さ方向の先端が略45
°に切断された挟持板2a,2aを有する横框2もしくは縦
框1をその寸法精度を高くかつ容易に得ることができる
ようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
ドアAは左右の縦框1,1と上下の横框2,2をロ字状に框組
し、このようなロ字状の周枠10にドア面板5の周部を保
持して構成してある。縦框1と横框2は夫々框主体の夫
々の内側面に框長さ方向の全長にわたる一対の挟持板1
a,1a;2a,2aを対向させて設けたものである。このように
構成された縦框1はアルミニウムの押出成形品であり、
そして横框2は合成樹脂製の射出成形品である。
縦框1と横框2との端部において略直角に突合せ接続さ
れるのに、長さ方向の端面が突合わされる側の横框2に
相手側の縦框1の挟持板1a,1aの外面に外挿される挿合
凹所12を形成してある。そして挿合凹所12が形成された
側の挟持板2a,2aの框長さ方向の先端を略45°のカット
状に形成してある。このカット縁部分の背面に挟持板2a
の厚さがカット縁2c側程薄くなるテーパ部を形成してあ
る。
しかして挿合凹所12を挟持板1a,1aに外挿し、横框2の
先端縁を縦框1の内側面に当接し、そして挟持板2aのカ
ット縁2cを他方の挟持板1aの外面に沿わせるのである。
かかる場合、テーパ部がテーパ面1bに面接する。その
後、横框2の外部からタッピングビス9を横框2に形成
した通孔7に挿通し、ドライバー工具のような工具で螺
進させて、タッピングビス9を縦框1に形成したタッピ
ングホールに螺入し、縦框1を横框2側に強く引き付け
て強固な接続を行うのである。
このように、挟持板1a,1a;2a,2aの外面に挟持板1a,1a;2
a,2aの先端側程間隔が狭くなるテーパ面1b,2bを形成す
ることで、挟持板1a,1a;2a,2a間に保持されるドア面板
5を框面から凹入させて立体感を出し、そして框長さ方
向の端面が突合わされる側の横框2に相手側の縦框1挟
持板1a,1aの外面に外挿される挿合凹所12を形成し、こ
の挿合凹所12を挟持板1a,1aに外挿することで、縦框1
と横框2との突合わせ箇所において内部に挟持板1a,1a
を存在させ、突合わせ箇所において隙間が生じることが
なく、しかも挿合凹所12を挟持板1a,1aに外挿すること
で、縦框1及び横框2の厚さ方向の位置決めを行い、突
合わせ箇所における接続強度を高めるのである。しかも
挿合凹所12を形成した側の挟持板2a,2aの框長さ方向の
先端を略45°に切断して、そのカット縁部分の背面に挟
持板2aの厚みがカット縁2c側程薄くなるテーパ部を形成
することで、挟持板1aのテーパ面1bにカット縁2cを略ぴ
ったりと沿わせ、接続箇所の外観を高めるのである。
第4図は挿合凹所12の形状を示す概略図を示していて、
横框1において図中の仮想線イは挿合凹所12が形成され
ていない挟持片1a,1aの形状を示し、そして実線ロ及び
点線ハは挿合凹所12が形成された形を示している。そし
て第4図において、a=b、c=dの寸法関係になって
いる。
尚、実施例においては、横框2に挿合凹所12を形成した
が、縦框1に挿合凹所12を形成してもよいものである。
そして挿合凹所12は射出成形の型抜きによって形成され
るものである。型抜きにて、テーパ部の形成も行われ
る。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、挟持板の外面に挟持板の先端側
程間隔が狭くなるテーパ面を形成することで、挟持板間
に保持されるドア面板を框面から凹入させて立体感を出
すことができながら、框長さ方向の端面が突合わされる
側の横框もしくは縦框に相手側の縦框もしくは横框の挟
持板の外面に外挿される挿合凹所を形成し、挿合凹所を
挟持板に外挿するから、縦框と横框との突合わせ箇所に
おいて内部に挟持板を存在させ、突合わせ箇所において
隙間が生じることがなく、しかも挿合凹所を挟持板に外
挿する故、縦框及び横框の厚さ方向の位置決めを行うこ
とができ、突合わせ箇所における接続強度を高め、かつ
挿合凹所を形成した側の挟持板の框長さ方向の先端を略
45°に切断するから、挟持板のテーパ面にカット縁を略
ぴったりと沿わせることができ、接続箇所の外観を高め
ることができ、特に本考案においては、挿合凹所を形成
した側の横框もしくは縦框を合成樹脂の射出成形品にて
形成してあるから、相手側の挟持板が挿合される挿合凹
所を有するとともに框長さ方向の先端が略45°に切断さ
れた挟持板を有する横框もしくは縦框をその寸法精度を
高くかつ容易に得ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の部
分拡大正面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は同
上の概略分解斜視図、第5図は同上の横框の底面図、第
6図(a)(b)は同上の横框の側面図、端面図、第7
図(a)(b)は同上の横框の縦断面図、縦断面図、第
8図は同上の横框の平面図、第9図は従来例の分解斜視
図であり、1は縦框、2は横框、1a,2aは挟持板、1b,2b
はテーパ面、2cはカット縁、2dはテーパ部、5はドア面
板、12は挿合凹所である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦框と横框との夫々の内側面に框長さ方向
    の全長にわたる一対の挟持板を対向させて設け、挟持板
    の外面に挟持板の先端側程間隔が狭くなるテーパ面を形
    成し、縦框と横框との端部において略直角に突合せ接続
    されるのに、框長さ方向の端面が突合わされる側の横框
    もしくは縦框に相手側の縦框もしくは横框の挟持板の外
    面に外挿される挿合凹所を形成するとともにこの側の挟
    持板の框長さ方向の先端を略45°に切断し、挿合凹所を
    挟持板に外挿するとともに挟持板のカット縁を他方の挟
    持板の外面に沿わせ、縦框及び横框を接続手段にて接続
    するとともに縦框及び横框の挟持板にてドア面板の外周
    部を挟持したドアの框組構造であって、上記挿合凹所を
    形成した側の横框もしくは縦框を合成樹脂の射出成形品
    にて形成して成るドアの框組構造。
JP14858488U 1988-11-15 1988-11-15 ドアの框組構造 Expired - Lifetime JPH0640316Y2 (ja)

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JPH0268988U JPH0268988U (ja) 1990-05-24
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JP2728642B2 (ja) * 1995-02-13 1998-03-18 勲 増田 蝶番ユニットおよびこの蝶番ユニットを用いたドアシステム

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