JPH08312259A - 枠体における方形中空部を備えた形材で成る縦横両材の突き当て接合装置 - Google Patents

枠体における方形中空部を備えた形材で成る縦横両材の突き当て接合装置

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JPH08312259A
JPH08312259A JP11961695A JP11961695A JPH08312259A JP H08312259 A JPH08312259 A JP H08312259A JP 11961695 A JP11961695 A JP 11961695A JP 11961695 A JP11961695 A JP 11961695A JP H08312259 A JPH08312259 A JP H08312259A
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JP
Japan
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rectangular hollow
piece
vertical
hollow part
horizontal member
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Application number
JP11961695A
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English (en)
Inventor
Yuichi Usui
臼井勇一
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦横両材を確実に接合でき、外観的見栄えの
良好な突き当て接合形式の枠体を得られる。 【構成】 ブロック本体17に互いに直角方向にして第
一、第二一対の挿入部片18,19を突設した套装ブロ
ック16の第一挿入部片18を横材2の方形中空部8の
接合端部に、第二挿入部片19を前記横材2の方形中空
部8の内側壁部片3に部分的に当接した、縦材1の方形
中空部8′の接合端部にそれぞれ挿入して両材の接合端
部を套装ブロック16の前記ブロック本体で閉塞する。
第一挿入部片18に設けた透孔と、該透孔と一致し、し
かも、縦材1の前記方形中空部8′の外側壁部片に設け
た透孔を通じて横材の方形中空部内に挿入したタッピン
グねじ24の先端を、縦材1の方形中空部8′の内側壁
部片3′にその長手方向に沿って設けたタッピング溝1
5′に、横材の前記外側壁部片に相対する内側壁部片を
通じて螺入し、前記透孔には栓体25を嵌着して閉塞す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓枠、障子などの枠体
を構成する縦横両材(方形中空部を備えた形材で構成し
た)の突き当て接合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】方形中空部を備えた形材で成る縦横両材
を突き当て接合(胴づき)するには、横材(一対の部材
を直交方向に接合するときの一方の部材を意味し、他の
一方の部材を縦材という)の方形中空部の内側壁部片
(枠体の内縁を構成する意味合いで斯様に称する。従っ
て、外側壁部片は、枠体の外縁を構成する)に、縦材の
方形中空部の接合端部を突き当て、横材の前記方形中空
部の外側壁部片を通じて該方形中空部内に挿入し、タッ
ピングねじの先端を、内側壁部片を通じて縦材に設けた
タッピング溝に螺入させて接合した構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、縦材側
の接合端部は、横材に突き当てるため横材によって閉塞
されるが、縦材側の接合端部は開放したままであるの
で、外観上の見栄えが良好とはいえず、使用上の制約が
あった。
【0004】開放した接合端部を閉塞体によって閉塞す
る手段もあるが、閉塞体は、その弾性を利用して接合端
部に挿着して縦材に取付けてあるだけであるので、容易
に脱落するおそれがあり、やはり、使用上の制約があ
る。
【0005】本発明は、斯様な従来例の欠点に着目し、
使用上の制約を受けることのない接合装置を提供するこ
とを目的として創案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ブロック本体に互いに直
角方向にして第一、第二一対の挿入部片を突設した套装
ブロックの第一挿入部片を横材の方形中空部の接合端部
に、第二挿入部片を前記横材の方形中空部の内側壁部片
に部分的に当接した、縦材の方形中空部の接合端部にそ
れぞれ挿入して両材の接合端部を套装ブロックの前記ブ
ロック本体で閉塞すると共に、前記第一挿入部片に設け
た透孔と、該透孔と一致し、しかも、縦材の前記方形中
空部の外側壁部片に設けた透孔を通じて横材の方形中空
部内に挿入したタッピングねじの先端を、縦材の方形中
空部の内側壁部片にその長手方向に沿って設けたタッピ
ング溝に、横材の前記外側壁部片に相対する内側壁部片
を通じて螺入し、前記透孔には栓体を嵌着して閉塞した
構成とする。
【0007】
【実施例】図面は本発明に係る、枠体における方形中空
部を備えた形材で成る縦横両材の突き当て接合装置の一
実施例を示し、図1は分解斜視図、図2は要部の一部欠
截平面図、図3は図2の2A−2A線断面図、図4は天
窓の平面図、図5は図4の4A−4A線断面図である。
【0008】実施例のものは、天窓(トップライト)W
tを構成する窓枠Aの主体枠Aaに本発明を適用したも
ので、主体枠Aaは、各一対の縦横両材1,1,2,2
を互いに套装ブロック16を介して接合して構成し、縦
横両材1,2は、互いに同形の方形中空部を備えた形材
を素材とするものである。
【0009】なお、縦横両材1,2を同一素材で構成す
ることにより、部材管理費、ダイス費等々を半減でき、
全体として製造コストの低減を図ることができる。
【0010】縦横両材1,2は、内側壁部片3,3′、
該内側壁部片3,3′に相対する外側壁部片5,5′お
よび内側壁部片3,3′と外側壁部片5,5′間に介在
し、互いに相対する上側壁部片6,6′と下側壁部片
7,7′で構成した方形中空部8,8′の前記上側壁部
片6,6′の内側壁部片3,3′側の延長上に、ガラス
パネル9の係合溝10を構成する溝構成部片11,1
1′を突設し、内側壁部片3,3′の中間部および下側
壁部片7,7′の内側壁部片3,3′側の延長上には、
前記係合溝10を構成する押し縁4を係止する第一、第
二の係止部片12,13(横材2側のものは図示してい
ない)を突設し、さらに、下側壁部片7,7′には、水
切り部片14,14′を突設し、前記内側壁部片3,
3′の内面には長手方向に沿う一対のタッピング溝1
5,15,15′,15′を設けて構成したものであ
る。
【0011】套装ブロック(合成樹脂で構成する)16
は、横材2の方形中空部8′の接合端部8′aの輪郭形
と同形の輪郭形を備え、しかも、縦材1の方形中空部8
の接合端部8aに対しては該接合端部8aの外側部片5
側の部分的輪郭形と一致する輪郭形を備えたブロック本
体17の横材2の接合端部8′a側に第一挿入部片18
を、縦材1の接合端部8a側に前記第一挿入部片18と
直角方向にして第二挿入部片19を、また、下側には突
き当て部片20をそれぞれ突設して構成したものであ
る。
【0012】第一挿入部片18は、上下幅が横材方形中
空部8′の上下の壁部片6′,7′間の離開間隙幅と一
致し、方形中空部8′に挿入したとき外側面18aが中
空部8′の外側壁部片5′に接して重合する位置にして
ブロック本体17に突設したもので、中空部8′の外側
壁部片5′にタッピング溝15′,15′に対向するよ
うにして設けた透孔21,21と一致する透孔22,2
2を設けたものである。
【0013】第二挿入部片19は、第一挿入部片18と
同様に(縦横両材1,2が同形の形材で構成してあるか
ら)上下幅が縦材方形中空部8の上下の壁部片6,7間
の離開間隙幅と一致し、方形中空部8に挿入したとき外
側面19aが中空部8の外側壁部片5に接して重合する
位置にしてブロック本体17に突設したものである。
【0014】なお、第一、第二の挿入部片18,19の
上下両端部を図示の通り断面三角形状にして上下の壁部
片6,6′,7,7′間に挾入し易くしてある。
【0015】また、前記突き当て部片20は、上下幅が
縦横両材1,2の水切り部片14,14′の上下幅と一
致し、縦部材1と組付けたとき、縦部材1の水切り部片
14と板厚を同じくしてその延長上に位置し、かつ、横
部材2の水切り部片14′と内側壁部片3′の離開幅と
一致する横幅を備えたもので、このように構成すること
によって水切り部片14,14′は突き当て部片20を
介して互いに連続する。
【0016】しかして、横材2の接合端部8′a側の溝
構成部片11′の部分を切欠23して、套装ブロック1
6の第一挿入部片18を横材方形中空部8′に挾入して
套装ブロック16を横材2に組合わせ、縦材1の溝構成
部片11側を前記切欠23に係合するようにして第二挿
入部片19を縦材方形中空部8に挾入することによっ
て、縦横両材1,2は套装ブロック19を介して互いに
組付けられ、かつ、套装ブロック16のブロック本体1
7によって接合端部8′a側はその全域を、また、横材
中空部8′の内側壁部片3′で部分的に閉塞された接合
端部8a側の残余の開放部分はそれぞれ閉塞され、互い
に一致した透孔21,22を通じてタッピングねじ24
を横材方形中空部8′内に挿入し、該タッピングねじ2
4の先端を、横材方形中空部8′の内側壁部片3′のタ
ッピング溝15′部を通じて縦材1のタッピング溝15
に螺入締付け、透孔21,22に合成樹脂製の栓体25
を嵌着することによって実施例装置を得られ、縦横両材
1,2の各部は、套装ブロック16の存在によって互い
に直角方向に連続する。
【0017】なお、本発明は、方形中空部のみで構成し
た形材を素材とするものでも適用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
縦横両材を確実に接合でき、外観的見栄えの良好な突き
当て接合形式の枠体を得られる。
【0019】また、縦横両材を同形の形材で構成するこ
とができるから、部品在庫管理などの関係から低廉な枠
体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図。
【図2】要部の一部欠截平面図。
【図3】図2の2A−2A線断面図。
【図4】天窓の平面図。
【図5】図4の4A−4A線断面図。
【符号の説明】
1 縦材 2 横材 3,3′ 内側壁部片 8,8′ 方形中空部 15,15′ タッピング溝 16 套装ブロック 17 ブロック本体 18 第一挿入部片 19 第二挿入部片 24 タッピングねじ 25 栓体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック本体に互いに直角方向にして第
    一、第二一対の挿入部片を突設した套装ブロックの第一
    挿入部片を横材の方形中空部の接合端部に、第二挿入部
    片を前記横材の方形中空部の内側壁部片に部分的に当接
    した、縦材の方形中空部の接合端部にそれぞれ挿入して
    両材の接合端部を套装ブロックの前記ブロック本体で閉
    塞すると共に、前記第一挿入部片に設けた透孔と、該透
    孔と一致し、しかも、縦材の前記方形中空部の外側壁部
    片に設けた透孔を通じて横材の方形中空部内に挿入した
    タッピングねじの先端を、縦材の方形中空部の内側壁部
    片にその長手方向に沿って設けたタッピング溝に、横材
    の前記外側壁部片に相対する内側壁部片を通じて螺入
    し、前記透孔には栓体を嵌着して閉塞した、枠体におけ
    る方形中空部を備えた形材で成る縦材と横材の接合装
    置。
JP11961695A 1995-05-18 1995-05-18 枠体における方形中空部を備えた形材で成る縦横両材の突き当て接合装置 Pending JPH08312259A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102409938A (zh) * 2010-09-20 2012-04-11 江苏美诗整体家居有限公司 一种型材连接件
DE102011088058A1 (de) * 2011-12-08 2013-06-13 Neher Multiraum Gmbh Eckverbindungsset
CN110700741A (zh) * 2019-11-29 2020-01-17 徐州百世松岗环保科技发展有限公司 一种新型环保隔音铝合金门窗

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