JPH0734126Y2 - サツシバーの仕口 - Google Patents

サツシバーの仕口

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JPH0734126Y2
JPH0734126Y2 JP6547489U JP6547489U JPH0734126Y2 JP H0734126 Y2 JPH0734126 Y2 JP H0734126Y2 JP 6547489 U JP6547489 U JP 6547489U JP 6547489 U JP6547489 U JP 6547489U JP H0734126 Y2 JPH0734126 Y2 JP H0734126Y2
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泰雅 阿部
誠之 守屋
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は三方向から集まるサツシバーを結合する仕口
の構成に関する。就中、出窓端の竪枠と上枠、出窓の根
本側と該竪枠と上枠の交叉部とを結合する上部袖枠の結
合を行う仕口に関する。
「従来の技術」 第12図は出窓の正面図、第13図は12図の側面図でイ部、
ロ部は第14図、第15図で示され、第14図は出窓の内外部
方向の縦断面図、第15図は第14図の水平断面図である。
出窓端の上枠即ち無目1と、出窓端の竪枠2と、無目1
を竪枠2の交叉部と出窓根本を結合する上部袖枠3の仕
口の構成は無目1にタツピング孔1u,1vを設け、竪枠2
と上部袖枠3の突合せ面(2−3)を間して、竪枠2の
内周材部2m、上部袖枠3の内側材部(袖枠3に関しては
図示されない)に無目1の端部を当接する。そして竪枠
2の内周材部2mを挿通してタツピングねじ5を前記無目
1のタツピング孔1uにねじ込み、同様に図示されないが
上部袖枠3の内側材部を挿通してタツピングねじを無目
1のタツピング孔1vにねじ込み固定する。
「考案が解決しようとする課題」 上記においてタツピングねじ5を竪枠2の内周材部2mを
挿通して無目のタツピング孔1uにねじ込み、上部袖枠3
の内側材部を挿通して無目のタツピング孔1vにねじ込む
とすると、竪枠2は中空部2aを備えているため内周材部
2mに対抗している外側材部2nにタツピングねじ5を挿通
する孔2qをあける必要がある。同様に上部袖枠も中空部
を備えているため、内側材部に対向する外側材部にタツ
ピングねじを通し得る孔をあける必要がある。
従来例は以上のような構成となつているので (1) タツピングねじを通し得る外側材部の孔2qの孔
塞ぎが必要となり、外観を損つている。
(2) タツピングねじを通し得る孔を通じてタツピン
グねじを竪枠及び上部袖枠の中空部に挿入するため、無
目の端部と当接する竪枠及び上部袖枠の中空部の側部材
にあけた無目のタツピング孔と一致する孔が見出し難
く、作業性が悪い。そして、タツピングねじをドライバ
の先に保持して竪枠、上部袖枠の中空部へ挿入するた
め、タツピングねじを落し易く、落すとタツピングねじ
の回収が困難である。
(3) 仕口の雨仕舞がよくない。
この考案は三方向から集まるサツシバーを結合するが仕
口の上記課題を解消し、外観、作業性、雨仕舞の良好な
サツシバーの仕口を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案の第1の考案は一平面上に配設された二本の第
1、第2のサツシバーが会する一点に、該一平面に直交
する平面上の一本の第3のサツシバーが前記二本のサツ
シバーが会する点に会して構成されるサツシバーの仕口
であつて、第1、第2の連結具タツピングねじ、ねじ部
材を有し、各サツシバーは夫々中空部を備え、前記第
1、第2のサツシバーは突合せて夫々の中空部が通ずる
と共に該中空部の夫々の一側面は共通平面部を有し、第
3のサツシバーは該第1、第2のサツシバーの前記共通
平面部に接する端面を有し、前記第1の連結具は第1、
第2のサツシバーの中空部に嵌合すると共に前記第1、
第2のサツシバーの中空部の一側面の共通平面部に直交
する方向のタツピング孔を備え、該タツピング孔は第
1、第2のサツシバーの突合せた面の両側にわたつて配
設され、第2の連結具は第3のサツシバーの中空部に挿
入される取付脚部と第1、第2のサツシバーの前記共通
平面部に接する基板部を一体に備え、該基板部は第3の
サツシバーの中空部に収容される大きさを持つており、
突合された第1、第2のサツシバーの中空部に第1の連
結具が嵌入されており、第2の連結具の基板部が第1、
第2のサツシバーの前記共通平面部に重ねられており、
該基板部と第1、第2のサツシバーの共通平面部を貫通
して第1の連結具のタツピング孔に前記タツピングねじ
がねじ込まれており、第2の連結具に第3のサツシバー
の中空部が挿入されており、第3のサツシバーの中空部
を構成する側部材を貫通して第2の連結具に前記ねじ部
材がねじ込まれているサツシバーの仕口である。
本考案の第2の考案は第1のサツシバーが上部袖枠、第
2のサツシバーが出窓端の竪枠、第3のサツシバーが出
窓端の上枠である出窓の仕口における第1の考案に記載
のサツシバーの仕口である。
「実施例」 以下、この考案の実施例を図面により説明する。この実
施例は出窓の端部の竪枠と上部袖枠と出窓端上枠即ち、
無目の仕口に関している。
先ず出窓の枠組み構造をのべると、第1図は内外部方向
の縦断面図、第2図は建屋壁面に平行な縦断面図、第3
図は水平断面図である。建屋躯体11には上枠12、下枠1
3、竪枠14からなる四方組みされた開口枠が固定されて
いる。そして該開口枠の各角からは外部側へ向つて上部
袖枠3、下部袖枠15が延出され、出窓端部において上部
袖枠3と出窓端上枠、即ち無目1、及び出窓端の竪枠2
(第3図)が仕口でもつて結合されており、下部袖枠15
と出窓端の竪枠2及び出窓端の下枠16が仕口が結合され
ている。
そして、出窓前面即ち出窓端は無目1と下枠16に引違い
に内外障子18,19が案内されており、出窓袖部はガラス2
1嵌め殺しであり、屋根部(第2図)は中桟22入りのガ
ラス23嵌め殺しであり、出窓下面は出窓端の下枠16、出
窓根本側下枠13、下部袖枠15により支持される地板24と
なつている。
第1のサツシバーとして上部袖枠3、第2のサツシバー
として竪枠2、第3図のサツシバーとしての無目1の三
本のサツシバーが集まる仕口について以下説明する。
上部袖枠3の断面は第2図に示すように角形断面の中空
部3aを有し、中空部3aを構成する内側材部3bに屋根部の
ガラス23を取付けるための、グレージングビード26係止
用の溝付の突条3c、及び同じく、ガラス23取付のための
グレージングビード26′係止用の突条3dを備えている。
20はグレージングビード26′を支えるライナーである。
そして袖部のガラス21を取付けるためのグレージングビ
ード28の係止用の溝付の突条3e、及び同じくガラス21取
付用のグレージングビード25係止用の突条3fを空中部3a
を構成する内周材部3gに備えている。
竪枠2は出窓端の引違いの内外障子18,19の戸当り部と
なる内周側の一部のみが左右で異なるほかは、左右対称
な竪枠2A,2Bに分れている。
竪枠2A,2Bの断面は第3図に示すように角形断面の中空
部2aを有し、中空部2aを構成する内側材部2bに袖部のガ
ラス21を取付けるためのグレージングビード28の係止用
の溝付の突条2c、及び同じくガラス21取付けのためのグ
レージングビード25の係止用の突条2dを備える。17はガ
ラス21の位置決めを行なうガラスライナーである。内周
材部2eの中空部2a内には二個所に下部袖枠15取付用のタ
ツピング孔2fを備えている。内周材部2eの表側即ち戸当
り側には、網戸29が竪枠2に当接時、網戸29と重ねて閉
塞を行う突条2gが備えられている。
竪枠2Aと2Bは内周材部2eの戸当り部が異つている。即
ち、竪枠2Aには内障子18用の戸当りパツキン31が係止さ
れる溝付の突条2hが設けられ、竪枠2Bには外障子19用の
戸当りパツキン32が係止される溝付の突条2iが設けられ
ている。
組立状態において袖枠3と竪枠2は一平面上に配され一
点に会する。そして、該一平面に直交する平面上の無目
1が袖枠3と竪枠2の会する点に会する。袖枠3と竪枠
2は端部が突合せられており、これらの中空部3a,2aは
通じている。この実施例では袖枠3と竪枠2の端部の突
合せ面において中空部3a,2aを構成する周縁材は互に当
接している。袖枠3の内側材部3bと竪枠2の内周材部2e
は組立状態において共通平面部となつており、無目1の
端部はサツシバーとしての長手方向に直交しており、該
端部が該共通平面部に当接する。無目1が当接する範囲
では竪枠2の突条2g,2h,2i及び上部袖枠3の突条3c,3d
は夫々削除されている。
無目1の断面は、袖枠3の長手方向に直交して屋根側内
周材部1aが設けられた屋根側内周材部1aと、出窓端部の
引違い障子の内外障子18,19の上部案内構造を備える出
窓端内周材部1bとが内部側で内側材部1cで結ばれ、外部
側では外側材部1dと屋根先端部1fにより結ばれ、これら
の側部材により中空部1gが形成されている。屋根側内周
材部1aには屋根部のガラス23を取付けるためのグレージ
ングビード26を係止する溝付の突条1h、同じくガラス23
を取付けるためのグレージングビード26′の係止用の突
条1iが設けられている。27はガラス23を支持し、グレー
ジングビード26′の落込みを止めるガラスライナーであ
る。出窓端内周材部1hには網戸29の上部が滑合する網戸
レール1j、内外障子18,19を案内するレール1k,1、目
隠し突条1mが設けてある。出窓端内周材部1bの内部側へ
のびた部分の端部には上向きの突条1nが設けられ、出窓
端内周材部1bと内側材部1cと該突条1nにより排水溝1pが
設けてある。この排水溝1pは屋根部の内部側結露水が導
かれる通路であつて、該排水溝1pは竪枠2の内周材部2e
に設けた水抜き孔2jに連通しており、結露水は竪枠2の
中空部2aを通じて外部へ排水される。出窓端内周材部1b
には無目1の中空部1g中の水を排水する水抜き孔1qが設
けられている。外側材部1dには外部へ張り出した位置に
水切り用の突条1rが設けられている。屋根側内周材部1a
には突条1hよりも外部側において水抜き孔1sが設けられ
ており、屋根部ガラス溝30中の排水を行う。
上述した、無目1、竪枠2及び上記袖枠3を連結するた
めに第1、第2の連結具が用いられる。
第4図は第1の連結具、即ちこの実施例の袖部コーナー
ピース33を見付方法から見る正面図である。このコーナ
ーピース33の長さは竪枠2の中空部2a、上部袖枠3の中
空部3aの見付方向(短手方向)の内矩よりわずかに小さ
い。上部袖枠3と竪枠3の端部の突合わせ面(2−3)
に沿つて基部33aが配され、基部33a両端部に突合せ面
(2−3)において中空部2a,3b内全幅にわたつてい
る。基部33aから上部袖枠3の内周材部3gとその対向片
部3h間に嵌合する嵌合部33b,33cが設けられ、嵌合部33
b,33cには導入用面取り33b′,33c′が施されている。嵌
合部33b,33c先端部は段形連結部33dで結合されている。
段形連結部33dの上段部33eには上段部33eに対して斜設
した導入面部33fを備えた凹部33gが設けられ、該凹部33
gの底部材33hには袖枠3の長手方向と同方向のめねじ33
iが設けられている。基部33aから竪枠2の中空部2aの内
側材部2bと対向する外側材部2p間の内矩に嵌合する嵌合
部としての嵌合突起33j,33kが設けられている。嵌合突
起33j′,33k′には導入用面取り33j′,33k′が施されて
いる。基部33aから立上る嵌合部33bの根本側、嵌合突起
33kの根本側にはタツピング孔33lが、又基部33aにはタ
ツピング孔33lを設ける別の突起33mが設けてある。タツ
ピング孔33lは突合せ面(2−3)の両側になるように
夫々配列されている。
上記の袖部コーナーピース33はアルミ押出し型材で作ら
れている。アルミ押出し型材で作ることにより、精度よ
く量産可能である。ただし、合成樹脂成形品、鋳造品、
板金成形品であつてもよく、夫々の材質において上部袖
枠3、竪枠2の中空部3a,2aへの嵌合部とタツピング孔3
3lが形成されることが必要である。
第2の連結具の無目連結ピース34についてのべる。第6
図は見付方向即ち無目1の長手方向に従つて見る正面
図、第7図は第6図の底面図、第8図は第6図のA矢視
図であつて上部袖枠3の長手方向に従つて見る側面図で
ある。
無目連結ピース34は板金製一体成形品であつて取付脚部
34a,34bと基板部34cとからなる。基板部34cは無目1の
中空部1gに収容される大きさであつて、上部袖枠3の内
側材部3bと竪枠2の内周材部2eの一平面になつた共通平
面部に接した場合に、上部袖枠3と竪枠2の中空部3a,2
aに嵌合している袖部コーナーピース33のタツピング孔3
3lと一致する位置にタツピングねじ35(後述)を挿通さ
せるねじ穴36が設けられている。そして、上記位置にい
おて、取付脚部34aはグレージングビード26取付用の突
条1hより外部側において、無目1の屋根側内周材部1aの
中空部1g側内面1zに当接し、取付脚部34bはレール1,
1k間において、無目1の出窓端内周材部1bの中空部1g側
内面1yに当接するように位置している。取付脚部34a,34
bにはそれぞれめねじ37,38が設けてある。
無目1、竪枠2、上部竪枠3の仕口の組立についてのべ
る。第9図は見付方向から見る正面図、第10図は第9図
のB矢視図、第11図は第9図のC矢視図である。上部袖
枠3の中空部3aに袖部コーナーピース33の嵌合部33b,33
cを挿入し、袖部コーナーピース33の嵌合突起33j,33kに
竪枠2の中空部2aを挿入する。すると上部袖枠3と竪枠
2は突合せ面(2−3)で接する。これらの組立は嵌合
部33b,33cに導入用面取り33b′,33c′があるから袖部コ
ーナーピース33を上部袖枠3の中空部3aへ容易に嵌入で
きる。又嵌合突起33j,33kに導入用面取り33j′,33k′が
あるから、竪枠2の中空部2aを袖部コーナーピース33へ
嵌入するのも容易である。次に無目連結ピース34の基板
部34cを上部袖枠3の内側材部3bと竪枠2の出窓端内周
材部2eの共通平面部に当接する。位置合せは例えば第6
図に示すように基板部34cに竪枠2と上部袖枠3の突合
せ面(2−3)と一致する基準線34zを設けておき、該
基準線34zと突合せ面(2−3)の竪枠2と上部袖枠3
の共通平面部に現われる線と一致させ、基準線34z方向
は竪枠2、上部袖枠3を基板部34cで覆っている部分の
両側に現われている竪枠2、上部竪枠3の夫々の面を均
分して合せる。そして、小ねじ孔36を用いて該孔形をけ
がいて竪枠2、上部袖枠3に穿孔するか、或は小ねじ孔
36を治具として竪枠2、上部袖枠3に穿孔する。そして
タツピングねじ35を基板部34c側からタツピング孔33lに
ねじ込み、無目連結ピース34を固定する。そして、無目
1の中空部1gを取付脚部34a,34bを内包するように挿入
し、無目1の屋根側内周材部1aの内面1z位置、及び出窓
端内周材部1eの内面1y位置に予め治具(説明は省略)に
よりあけられている小ねじ穴を挿通して無目連結ピース
34のめねじ37,38に小ねじ39,41を夫々ねじ込み固定す
る。
出窓枠組みが終ると出窓根本側開口枠へ出窓を取付ける
がこの実施例は腕木構造であつて上部は上部袖枠3を上
腕木として根本側上枠12を挿通して該袖枠3の中空部3a
を挿通して袖枠組立ボルト42が袖部コーナーピース33の
めねじ33iにねじ込まれる。その際、袖部コーナーピー
ス33には凹部33gを設けてあるから、長い中空部3aのた
め先端が自在に動いてめねじ33i位置が分かりづらいが
該凹部33gに袖枠組立ボルト42の先端が引つかゝり容易
に位置が分かる。又、該凹部33gには導入面33fが斜設し
てあるため、該ボルト42の先端を容易にめねじ33iに一
致させることができる。
上記のように枠組した後にガラス、障子等の組付けが行
われる。
このように組立ててあるため、袖部コーナーピース33固
定用の小ねじ35は無目1の中空部1g内にかくれ、無目連
結ピース34固定用の小ねじ39はガラス溝30中で外から見
えず、同じく小ねじ41は無目1の出窓端内周材部1eに現
われるが、レール1k,1により見え難い。
〔考案の効果〕
本考案は第1、第2の連結具、タツピングねじ、ねじ部
材を有し、各サツシバーは夫々中空部を備え、前記第
1、第2のサツシバーは突合せて夫々の中空部が通ずる
と共に該中空部の夫々の一側面は共通平面部を有し、第
3のサツシバーは該第1、第2のサツシバーの前記共通
平面部に接する端面を有し、前記第1の連結具は第1、
第2のサツシバーの中空部に嵌合すると共に前記第1、
第2のサツシバーの中空部の一側面の共通平面部に直交
する方向のタツピング孔を備え、該タツピング孔は第
1、第2のサツシバーの突合せた面の両側にわたつて配
設され、第2の連結具は第3のサツシバーの中空部に挿
入される取付脚部と第1、第2のサツシバーの前記共通
平面部に接する基板部を一体に備え、該基板部は第3の
サツシバーの中空部に収容される大きさを持つており、
突合された第1、第2のサツシバーの中空部に第1の連
結具が嵌入されており、第2の連結具の基板部が第1、
第2のサツシバーの前記共通平面部に重ねられており、
該基板部と第1、第2のサツシバーの共通平面部を貫通
して第1の連結具のタツピング孔に前記タツピングねじ
がねじ込まれており、第2の連結具に第3のサツシバー
の中空部が挿入されており、第3のサツシバーの中空部
を構成する側部材を貫通して第2の連結具に前記ねじ部
材がねじ込みまれているサツシバーの仕口としたから、
第1、第2のサツシバーの中空部の共通平面部に対向し
ている外部に現われる面はサツシバーのまゝで孔加工も
なく、加工した孔に対するふさぎ材もないから、外観が
よく、雨仕舞いがよい。又、第3のサツシバーには第2
の連結具と第3のサツシバーを固定するねじ部材が第3
のサツシバーの中空部の側部材の外側に現われるが、取
付脚部を適当な位置にすることにより、ねじ部材を外部
から見えなくし、或は見え難くすることができる。そし
て従来は必要であつた第3のサツシバー例えば無目にタ
ツピング孔を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例の内外部方向の縦断面図、第
2図は第1図の壁面に平行な縦断面図、第3図は第1図
の水平断面図、第4図は袖部コーナーピースの正面図、
第5図は第4図を上部袖枠に従つた方向から見る側面
図、第6図は無目連結ピースの正面図、第7図は第6図
の底面図、第8図は第6図のA矢視図、第9図は組立状
態を説明するための正面図、第10図は第9図のB矢視
図、第11図は第9図のC矢視図、第12図は出窓の正面
図、第13図は第12図の側面図、第14図は第13図のイ部拡
大図、第15図は第12図のロ部拡大図である。 1……無目、1a,1b……内周材部、1c……内側材部、1d
……外側材部、1f……屋根先端部、1g……中空部、1h,1
i……突条、1j……網戸レール、1k,1……レール、1m,
1n……突条、1p……排水溝、1q……水抜き孔、1r……突
条、1s……水抜き孔、1u,1v……タツピング孔、1y,1z…
…内面、2,2A,2B……竪枠、(2−3)……突合せ面、2
a……中空部、2b……内側材部、2c,2d……突条、2e……
内周材部、2f……タツピング孔、2g,2h,2i……突条、2j
……水抜き孔、2m……内周材部、2n,2p……外側材部、2
q……孔、3……上部袖枠、3a……中空部、3b……内側
材部、3c,3d,3e,3f……突条、3g……内周材部、3h……
対向辺部、5……タツピングねじ、11……建屋躯体、12
……上枠、13……下枠、14……竪枠、15……下部袖枠、
16……下枠、18……内障子、19……外障子、20……ライ
ナー、21……ガラス、22……中桟、23……ガラス、24…
…地板、25,26……グレージングビード、27……ガラス
ライナー、28……グレージングビード、29……網戸、30
……ガラス溝、31,32……戸当りパツキン、33……袖部
コーナーピース、33a……基部、33b,33c……嵌合部、33
b′,33c′……導入用面取り、33d……段形連結部、33e
……上段部、33f……導入面、33g……凹部、33h……底
部材、33i……めねじ、33j,33k……嵌合突起、33j′,33
k′……導入用面取り、33l……タツピング孔、33m……
突起、34……無目連結ピース、34a,34b……取付脚部、3
4c……基板部、34z……基準線、35……タツピングね
じ、36……小ねじ穴、37,38……めねじ、39……小ね
じ、41……小ねじ、42……ボルト。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一平面上に配設された二本の第1、第2の
    サツシバーが会する一点に、該一平面に直交する平面上
    の一本の第3のサツシバーが前記二本のサツシバーが会
    する点に会して構成されるサツシバーの仕口であつて、
    第1、第2の連結具、タツピングねじ、ねじ部材を有
    し、各サツシバーは夫々中空部を備え、前記第1、第2
    のサツシバーは突合せて夫々の中空部が通ずると共に該
    中空部の夫々の一側面は共通平面部を有し、第3のサツ
    シバーは該第1、第2のサツシバーの前記共通平面部に
    接する端面を有し、前記第1の連結具は第1、第2のサ
    ツシバーの中空部に嵌合すると共に前記第1、第2のサ
    ツシバーの中空部の一側面の共通平面部に直交する方向
    のタツピング孔を備え、該タツピング孔は第1、第2の
    サツシバーの突合せた面の両側にわたつて配設され、第
    2の連結具は第3のサツシバーの中空部に挿入される取
    付脚部と第1、第2のサツシバーの前記共通平面部に接
    する基板部を一体に備え、該基板部は第3のサツシバー
    の中空部に収容される大きさを持つており、突合された
    第1、第2のサツシバーの中空部に第1の連結具が嵌入
    されており、第2の連結具の基板部が第1、第2のサツ
    シバーの前記共通平面部に重ねられており、該基板部と
    第1、第2のサツシバーの共通平面部を貫通して第1の
    連結具のタツピング孔に前記タツピングねじがねじ込ま
    れており、第2の連結具に第3のサツシバーの中空部が
    挿入されており、第3のサツシバーの中空部を構成する
    側部材を貫通して第2の連結具に前記ねじ部材がねじ込
    まれているサツシバーの仕口。
  2. 【請求項2】第1のサツシバーが上部袖枠、第2のサツ
    シバーが出窓端の竪枠、第3のサツシバーが出窓端の上
    枠である出窓の仕口における請求項1記載のサツシバー
    の仕口。
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