JPS5826251Y2 - 梁等の継手金具 - Google Patents
梁等の継手金具Info
- Publication number
- JPS5826251Y2 JPS5826251Y2 JP3043580U JP3043580U JPS5826251Y2 JP S5826251 Y2 JPS5826251 Y2 JP S5826251Y2 JP 3043580 U JP3043580 U JP 3043580U JP 3043580 U JP3043580 U JP 3043580U JP S5826251 Y2 JPS5826251 Y2 JP S5826251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion piece
- piece
- hole
- beams
- locking piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は梁等の継手金具に関する。
従来、木造建築物における梁等の継手部分は種々継手方
法が存するが、いづれの場合にも継手部分の両部材が約
３０ ｃｍ位は重複し堅牢であっても材料が無駄になる
という欠点があり、今日のように木材資源の不足の折に
は内患である。
法が存するが、いづれの場合にも継手部分の両部材が約
３０ ｃｍ位は重複し堅牢であっても材料が無駄になる
という欠点があり、今日のように木材資源の不足の折に
は内患である。
そこでこの考案は上記の欠点を除去し、資材が無駄にな
らず堅牢でしかも施工の簡単な梁等の継手金具を提供す
るものである。
らず堅牢でしかも施工の簡単な梁等の継手金具を提供す
るものである。
以下、この考案の一実施例を図面に従って述べると、差
込片１の一端部には該差込片１と直交する固定係止片２
を溶着し、差込片１の他端部には可動係止片２′を締め
付は自在に設けると共に、差込片２′の側面には二個の
通孔３を設けたものより構成される。
込片１の一端部には該差込片１と直交する固定係止片２
を溶着し、差込片１の他端部には可動係止片２′を締め
付は自在に設けると共に、差込片２′の側面には二個の
通孔３を設けたものより構成される。
尚、５はボルト、６はナツトである。次にこの考案の使
用方法を述べると、梁の継手部分の部材をＡ、Ａ’とす
ると、両部材は腰掛（或いは数面）継ぎとし、接合面を
中心として両部材の平面中央より軸方向へ延びるスリツ
）Ｂを形成する。
用方法を述べると、梁の継手部分の部材をＡ、Ａ’とす
ると、両部材は腰掛（或いは数面）継ぎとし、接合面を
中心として両部材の平面中央より軸方向へ延びるスリツ
）Ｂを形成する。
該スリットＢの長さは差込片１よりも長目に形成し、幅
は差込片１の幅と同一であり、深さも差込片１と同一に
穿設する。
は差込片１の幅と同一であり、深さも差込片１と同一に
穿設する。
又、差込片１の縦幅よリスリットの方が深い場合には差
込片１の上端面に係止小突片４を設けてもよい。
込片１の上端面に係止小突片４を設けてもよい。
そしてスリットＢの両端部に連通して前記固定係止片２
及び可動係止片２′を挿入する穴ｃ、ｃ’を穿設する。
及び可動係止片２′を挿入する穴ｃ、ｃ’を穿設する。
これらの穴ｃ、ｃ’はそれぞれ各部材Ａ。Ａ′を慣通ず
る通入であってもよいし、固定係止片２を挿入する穴Ｃ
だけは盲穴でもよい。
る通入であってもよいし、固定係止片２を挿入する穴Ｃ
だけは盲穴でもよい。
以上の如く形成された継手部分に、ナツト６を緩め可動
係止片２′をナツト方向に移動させた状態で差込片１を
スリツ）Ｂへ、固定係止片２は穴Ｃへ、そして可動係止
片２′は穴Ｃ′へ挿入し、スリットＢはあらかじめ差込
片１より約１ｃｍ位長目に形成してあり、穴Ｃ′内に位
置するナツト６を締め付け、部材Ａ、Ａ’を緊締すると
共に差込片１の側面に設けた通孔３に連通する孔りをそ
れぞれの部材Ａ、Ａ’に設け、該孔りにボルト等の連結
具７を挿通し、それぞれ各部材Ａ、Ａ’と差込片１とを
固定し使用するものである。
係止片２′をナツト方向に移動させた状態で差込片１を
スリツ）Ｂへ、固定係止片２は穴Ｃへ、そして可動係止
片２′は穴Ｃ′へ挿入し、スリットＢはあらかじめ差込
片１より約１ｃｍ位長目に形成してあり、穴Ｃ′内に位
置するナツト６を締め付け、部材Ａ、Ａ’を緊締すると
共に差込片１の側面に設けた通孔３に連通する孔りをそ
れぞれの部材Ａ、Ａ’に設け、該孔りにボルト等の連結
具７を挿通し、それぞれ各部材Ａ、Ａ’と差込片１とを
固定し使用するものである。
尚、通常は施工を容易にするためにこの考案は部材Ａ′
側にあらかじめ連結具７で取を付けて置く。
側にあらかじめ連結具７で取を付けて置く。
以上のようにこの考案を用いて梁等の継手を施工すれば
部材が無駄となる重合部分は３ｃｍ位にとどまり木材資
源の節約になり、垂直片向の荷重に対しては固定係止片
２及び可動係止片２′の対向面、並びに通孔３に挿通固
着した連結具７で受け、水平方向の力に対しても差込片
１及び連結具７で受は堅牢であり、組立施工も簡単であ
り、極めて有益なる効果を奏する。
部材が無駄となる重合部分は３ｃｍ位にとどまり木材資
源の節約になり、垂直片向の荷重に対しては固定係止片
２及び可動係止片２′の対向面、並びに通孔３に挿通固
着した連結具７で受け、水平方向の力に対しても差込片
１及び連結具７で受は堅牢であり、組立施工も簡単であ
り、極めて有益なる効果を奏する。
第１図はこの考案の一実施例を示す斜面図、第２図はこ
の考案の使用状態を示す一部欠截斜面図、第３図はこの
考案の使用状態を示す平面図である。 １・・・・・・差込片、２・・・・・・固定係止片、２
′・・・・・・可動係止片、３・・・・・・通孔。
の考案の使用状態を示す一部欠截斜面図、第３図はこの
考案の使用状態を示す平面図である。 １・・・・・・差込片、２・・・・・・固定係止片、２
′・・・・・・可動係止片、３・・・・・・通孔。
Claims (1)
- 差込片１の一端部には該差込片１と直交する固定係止片
２を固着し、差込片１の他端部には可動係止片２′を締
め付は自在に設けると共に、差込片１の側面には複数個
の通孔３を設けたことを特徴とする梁等の継手金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043580U JPS5826251Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 梁等の継手金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043580U JPS5826251Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 梁等の継手金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56130504U JPS56130504U (ja) | 1981-10-03 |
| JPS5826251Y2 true JPS5826251Y2 (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=29626327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3043580U Expired JPS5826251Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 梁等の継手金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826251Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-07 JP JP3043580U patent/JPS5826251Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56130504U (ja) | 1981-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5826251Y2 (ja) | 梁等の継手金具 | |
| JP2807524B2 (ja) | 柱と梁の接合構造 | |
| JPS62187011U (ja) | ||
| JPS5848702B2 (ja) | 梁の取付構造 | |
| JPH04357229A (ja) | 木質構造部材の接合金具および接合部構造 | |
| JPS6129842Y2 (ja) | ||
| JPS5942401Y2 (ja) | 木部材と金属部材との接合装置 | |
| JPH0213601Y2 (ja) | ||
| JPS6345444Y2 (ja) | ||
| JPS6129844Y2 (ja) | ||
| JPH028969Y2 (ja) | ||
| JPS6123130Y2 (ja) | ||
| JPH0416840Y2 (ja) | ||
| JPH0524806Y2 (ja) | ||
| JPH0217042Y2 (ja) | ||
| JPH0144643Y2 (ja) | ||
| JPS5838086Y2 (ja) | 木造建築物の接合金具 | |
| JPS6133132Y2 (ja) | ||
| JPS589921Y2 (ja) | 木質構造の接合装置 | |
| JPH0431921Y2 (ja) | ||
| JPH01170702U (ja) | ||
| JPH0229130Y2 (ja) | ||
| JPH0634969Y2 (ja) | 木造建築物における梁接合構造 | |
| JPH0633049Y2 (ja) | 木造建築における梁材接合具 | |
| JPH10102604A (ja) | 建築用接合金具 |