JPS5847798Y2 - 多導体ジヤンパ装置 - Google Patents
多導体ジヤンパ装置Info
- Publication number
- JPS5847798Y2 JPS5847798Y2 JP6956679U JP6956679U JPS5847798Y2 JP S5847798 Y2 JPS5847798 Y2 JP S5847798Y2 JP 6956679 U JP6956679 U JP 6956679U JP 6956679 U JP6956679 U JP 6956679U JP S5847798 Y2 JPS5847798 Y2 JP S5847798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jumper
- conductor
- reinforcing material
- jumper device
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多導体ジャンパ線の素線の間に補強材を沿わせ
て配設した多導体ジャンパ装置に関するものである。
て配設した多導体ジャンパ装置に関するものである。
従来超高圧、大電流用の送電線には多導体が用いられ、
これに伴ないジャンパ装置も多導体のジャンパ線が使用
されている。
これに伴ないジャンパ装置も多導体のジャンパ線が使用
されている。
例えば四環体用のジャンパ装置には第３図に示すように
鉄塔２′に引留クランプ３′を介し引留めた四基体の送
電線１’、１’を４本のジャンパ素線４′で接続し、長
大なジャンパ素線４′の絶縁間隔を小さくして充分な耐
電圧を確保するため、ジャンパ素線４′の間に補強材５
′を挿入し、補強材５′の端部は送電線１′を引留めた
不線側に挿入した支持金具６′より吊下した吊り金具７
′に連結して支持したもので、４条のジャンパ素線４′
（通常断面四角形に配設される）の中間に一条または二
条（図はこの場合を示す）の補強材５′を挿入し、ジャ
ンパ素線４′と補強材５′とは適当間隔毎に挿入したス
ペーサ８′により固定している（第４図参照）。
鉄塔２′に引留クランプ３′を介し引留めた四基体の送
電線１’、１’を４本のジャンパ素線４′で接続し、長
大なジャンパ素線４′の絶縁間隔を小さくして充分な耐
電圧を確保するため、ジャンパ素線４′の間に補強材５
′を挿入し、補強材５′の端部は送電線１′を引留めた
不線側に挿入した支持金具６′より吊下した吊り金具７
′に連結して支持したもので、４条のジャンパ素線４′
（通常断面四角形に配設される）の中間に一条または二
条（図はこの場合を示す）の補強材５′を挿入し、ジャ
ンパ素線４′と補強材５′とは適当間隔毎に挿入したス
ペーサ８′により固定している（第４図参照）。
図中９′は耐張碍子連を示す。このような４条のジャン
パ素線４′と補強部材５′との関係位置は第４図から明
かなように一ヒ側の２条のジャンパ素線４′と下側の２
条のジャンパ素線４′との中間に補強材５′があるよう
に配設され、したがって下側ジャンパ素線４′に付着し
易い水滴１０′によりコロナが発生し易い欠点があり、
補強材５′も水平配置で使用するため、それ自身たわみ
の小さいものを使用する必要がある。
パ素線４′と補強部材５′との関係位置は第４図から明
かなように一ヒ側の２条のジャンパ素線４′と下側の２
条のジャンパ素線４′との中間に補強材５′があるよう
に配設され、したがって下側ジャンパ素線４′に付着し
易い水滴１０′によりコロナが発生し易い欠点があり、
補強材５′も水平配置で使用するため、それ自身たわみ
の小さいものを使用する必要がある。
本考案はこれに鑑み、ジャンパ素線に雨滴が付着しても
コロナの発生を少なりシ、かつ補強材にたわみが生じな
いようにしたもので、多導体ジャンパ線の素線の間に複
数条の補強材を挿入し、素線と補強材とが断面多角形の
各頂点に位置しかつ補強材が最下位に位置するように配
設するのである。
コロナの発生を少なりシ、かつ補強材にたわみが生じな
いようにしたもので、多導体ジャンパ線の素線の間に複
数条の補強材を挿入し、素線と補強材とが断面多角形の
各頂点に位置しかつ補強材が最下位に位置するように配
設するのである。
次にこれを図面に基づいてさらに詳細に説明する。
第１図は本考案になる四基体の多導体ジャンパ装置の一
例を示したもので、多導体の送電線１゜１をそれぞれ鉄
塔２に引留クランプ３を介し引留め、引留クランプ３．
３間に多導体ジャンパ装置を用いるのである。
例を示したもので、多導体の送電線１゜１をそれぞれ鉄
塔２に引留クランプ３を介し引留め、引留クランプ３．
３間に多導体ジャンパ装置を用いるのである。
多導体ジャンパ装置を構成する４条のジャンパ素線４と
複数条の補強材５とは第２図に示すように断面が七角形
の頂点に位置するように３条の補強材５をジャンパ素線
４の間に挿入したものでジャンパ素線４と補強材５とは
リング状のスペーサ８で一体に構成され、補強材５の端
部は送電線の本線側に挿入した支持金具６より吊下げた
吊り金具７により支持することは従来のものと同しであ
るが、第２図から明かなように七角形の頂点に配設した
補強材５が最下位に位置するように取付けるのである。
複数条の補強材５とは第２図に示すように断面が七角形
の頂点に位置するように３条の補強材５をジャンパ素線
４の間に挿入したものでジャンパ素線４と補強材５とは
リング状のスペーサ８で一体に構成され、補強材５の端
部は送電線の本線側に挿入した支持金具６より吊下げた
吊り金具７により支持することは従来のものと同しであ
るが、第２図から明かなように七角形の頂点に配設した
補強材５が最下位に位置するように取付けるのである。
これによりジャンパ素線４の表面電位傾度は小さくなり
、ジャンパ素線４に付着した雨滴によるコロナの発生は
少なくなるのである。
、ジャンパ素線４に付着した雨滴によるコロナの発生は
少なくなるのである。
図中９は耐張碍子連を示す。なお、図においては四環体
用ジャンパ装置を示し、３条の補強材を挿入した場合を
示したがこれに限定されず２条または４条等の複数条の
補強材を挿入して、三導体、六環体、へ導体等の多導体
ジャンパ装置とすることか゛できる。
用ジャンパ装置を示し、３条の補強材を挿入した場合を
示したがこれに限定されず２条または４条等の複数条の
補強材を挿入して、三導体、六環体、へ導体等の多導体
ジャンパ装置とすることか゛できる。
以上説明したように本考案によれば多導体のジャンパ素
線とそれらの間に挿入した複数条の補強材とを、断面が
多角形の各頂点に位置するように配設し、かつ補強材が
最下位に位置するように配設するので、ジャンパ素線の
表面電位傾度が小さくなり、したがって雨滴の付着によ
るコロナの発生が少なくなり、また複数条のジャンパ素
線と補強材とが断面多角形の各頂点に位置するように配
設されるのでジャンパ装置の剛性が増加され、多導体ジ
ャンパ装置の機械的強度を向上することができる。
線とそれらの間に挿入した複数条の補強材とを、断面が
多角形の各頂点に位置するように配設し、かつ補強材が
最下位に位置するように配設するので、ジャンパ素線の
表面電位傾度が小さくなり、したがって雨滴の付着によ
るコロナの発生が少なくなり、また複数条のジャンパ素
線と補強材とが断面多角形の各頂点に位置するように配
設されるのでジャンパ装置の剛性が増加され、多導体ジ
ャンパ装置の機械的強度を向上することができる。
第１図は本考案になる多導体ジャンパ装置の一例を示す
説明図、第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線の断面拡大図、
第３図は従来の多導体ジャンパ装置の説明図、第４図は
第３図のＩＶ−ＩＶ線の断面拡大図である。 １・・・・・・送電線、４・・・・・・ジャンパ素線、
５・・・・・・補強材、８・・・・・・スペーサ。
説明図、第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線の断面拡大図、
第３図は従来の多導体ジャンパ装置の説明図、第４図は
第３図のＩＶ−ＩＶ線の断面拡大図である。 １・・・・・・送電線、４・・・・・・ジャンパ素線、
５・・・・・・補強材、８・・・・・・スペーサ。
Claims (1)
- 多導体ジャンパ線の素線の間に複数条の補強材を挿入し
、素線と補強材とが断面多角形の各頂点に位置し、かつ
補強材が最下位に位置するように配設したことを特徴と
する多導体ジャンパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6956679U JPS5847798Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 多導体ジヤンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6956679U JPS5847798Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 多導体ジヤンパ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55170833U JPS55170833U (ja) | 1980-12-08 |
| JPS5847798Y2 true JPS5847798Y2 (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=29303380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6956679U Expired JPS5847798Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 多導体ジヤンパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847798Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP6956679U patent/JPS5847798Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55170833U (ja) | 1980-12-08 |
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