JPS5846125B2 - オレフイン重合触媒 - Google Patents
オレフイン重合触媒Info
- Publication number
- JPS5846125B2 JPS5846125B2 JP51119320A JP11932076A JPS5846125B2 JP S5846125 B2 JPS5846125 B2 JP S5846125B2 JP 51119320 A JP51119320 A JP 51119320A JP 11932076 A JP11932076 A JP 11932076A JP S5846125 B2 JPS5846125 B2 JP S5846125B2
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- Japan
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- titanium tetrachloride
- reaction
- solid
- catalyst
- compound
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、無機マグネシウム化合物、チタンのハロゲン
化物、有機金属化合物を用いて合成したオレフィン重合
触媒に関するものである。
化物、有機金属化合物を用いて合成したオレフィン重合
触媒に関するものである。
K、チーグラーの発見以来、エチレンの低圧重合触媒は
数多くの系が見い出されている。
数多くの系が見い出されている。
しかしながら、大部分の触媒は活性が充分でないため、
生成するポリマーから触媒を除去する工程を必要とし、
触媒のコストも高いものとなっている。
生成するポリマーから触媒を除去する工程を必要とし、
触媒のコストも高いものとなっている。
近年、この触媒除去工程を省略し、プロセスを簡略化す
ると工もに、触媒コストの低減を目標とした高活性触媒
の開発が盛んに行なわれるようになった。
ると工もに、触媒コストの低減を目標とした高活性触媒
の開発が盛んに行なわれるようになった。
すなわち、遷移金属化合物成分を担体に固定させること
により、遷移金属当りの重合体収量を飛躍的に向上させ
、実質的に触媒除去工程の省略を可能にする種々の方法
が提案されている。
により、遷移金属当りの重合体収量を飛躍的に向上させ
、実質的に触媒除去工程の省略を可能にする種々の方法
が提案されている。
これらの担体として、無水塩化マグネシウム、無水酸化
マグネシウムあるいはマグネシウムヒドロキシクロライ
ド等を用いる方法(特公昭45−9548)、ジヒドロ
キシマグネシウムを用いる方法(特公昭46−3409
4)等数多くの方法が提案されてきた。
マグネシウムあるいはマグネシウムヒドロキシクロライ
ド等を用いる方法(特公昭45−9548)、ジヒドロ
キシマグネシウムを用いる方法(特公昭46−3409
4)等数多くの方法が提案されてきた。
しかし、これらの触媒により生成するポリマーは、加工
時の樹脂の流れ特性が悪く、成形品、特に押出成形品で
は、いわゆるサメ肌現象に原因する外観不良を起し、商
品価値を損なう欠点があった。
時の樹脂の流れ特性が悪く、成形品、特に押出成形品で
は、いわゆるサメ肌現象に原因する外観不良を起し、商
品価値を損なう欠点があった。
これは生成したポリエチレンの分子量分布が比較的狭い
ため、樹脂の流れ特性が悪いのが原因と考えられる。
ため、樹脂の流れ特性が悪いのが原因と考えられる。
したがって樹脂の加工性を向上させ、成形品の外観をよ
くするためには、分子量分布を広くする必要がある。
くするためには、分子量分布を広くする必要がある。
分子量分布を広くするための手段として、分子量の異な
ったポリエチレンの混合、重合条件の変化、多段重合な
どの手段が考えられるが、いずれも操作が煩雑で工業化
が困難である。
ったポリエチレンの混合、重合条件の変化、多段重合な
どの手段が考えられるが、いずれも操作が煩雑で工業化
が困難である。
本発明者らは、上記問題点の改善について鋭意検討の結
果、担体に固定された遷移金属当りの活性が充分高く、
かつ広い分子量分布を有するポリマーを与える触媒を見
い出した。
果、担体に固定された遷移金属当りの活性が充分高く、
かつ広い分子量分布を有するポリマーを与える触媒を見
い出した。
すなわち、本発明は、ハロゲン化マグネシウム化合物(
a)に四塩化チタン(b)を担持固定させて得られる固
体成分(Nを炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化
合物c)と反応還元させ、さらにかくして合成された固
体成州B)を四塩化チタンで処理し反応させて得られる
固体触媒と有機アルミニウム化合物を組み合せたオレフ
ィン重合用触媒に関する。
a)に四塩化チタン(b)を担持固定させて得られる固
体成分(Nを炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化
合物c)と反応還元させ、さらにかくして合成された固
体成州B)を四塩化チタンで処理し反応させて得られる
固体触媒と有機アルミニウム化合物を組み合せたオレフ
ィン重合用触媒に関する。
本発明に用いるハロゲン化マグネシウム化合物(a)と
しては、特に無水塩化マグネシウムが好ましい。
しては、特に無水塩化マグネシウムが好ましい。
無水マグネシウムノ1ライドは種々の方法によって得る
ことができる。
ことができる。
これらの一つは、この製造をRMgC1化合物(Rは炭
化水素基である。
化水素基である。
)から出発して公知の方法による不均化により、もしく
は・・ロゲン化化合物例えば、無水ガス状塩酸や有機ノ
・ロゲン化物で処理することによって行なうことからな
る。
は・・ロゲン化化合物例えば、無水ガス状塩酸や有機ノ
・ロゲン化物で処理することによって行なうことからな
る。
他の方法としては、Mg(OH)2(Rは炭化水素基で
ある。
ある。
)、Mg(OH)2を出発化合物として、クロル化剤(
SOCI□等)で処理することもできる。
SOCI□等)で処理することもできる。
上記ハロゲン化マグネシウム化合物(a)に四塩化チタ
ン(b)を担持固定させて固体成分を得る。
ン(b)を担持固定させて固体成分を得る。
四塩化チタンと塩化マグネシウムとの反応は、不活性希
釈剤中で四塩化チタンの濃度が30〜40容量%以上、
または四塩化チタンそのものを用いて行なうことができ
る。
釈剤中で四塩化チタンの濃度が30〜40容量%以上、
または四塩化チタンそのものを用いて行なうことができ
る。
反応の温度は50〜200℃、特に好ましくは100〜
150℃の間である。
150℃の間である。
反応生成物は沢過洗浄、もしくはデカンテーションによ
って固体成分を分離し、洗浄液あるいはデカンテーショ
ン液中のクロル濃度を1 mmol/l以下になるまで洗浄する必要がある。
って固体成分を分離し、洗浄液あるいはデカンテーショ
ン液中のクロル濃度を1 mmol/l以下になるまで洗浄する必要がある。
上記反応で得た塩化マグネシウムに担持された四塩化チ
タンと炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化合物と
の還元反応は、不活性炭化水素媒体中で行なわれる。
タンと炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化合物と
の還元反応は、不活性炭化水素媒体中で行なわれる。
炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化合物/四塩化
チタンのモル比は5〜100、特に20〜50が好まし
い。
チタンのモル比は5〜100、特に20〜50が好まし
い。
反応温度は20〜150℃、特にO℃〜Zoo℃が好ま
しい。
しい。
四塩化チタンと炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯
化合物との反応によって、固体成分は茶褐色を呈し、チ
タンの一部もしくは大部分が3価になったことが判る。
化合物との反応によって、固体成分は茶褐色を呈し、チ
タンの一部もしくは大部分が3価になったことが判る。
この反応に用いられる有機マグネシウム錯化合物として
はMaMgβR1m(:を朗β(式中、Mはアルミニウ
ム、亜鉛またはホウ素原子であり、R1、R2は炭素原
子数1〜20の炭化水素基、または一部分が水素であっ
てもよく、mはMの原子価、α、βは0より犬で、β/
α−0,5〜10である)で示された不活性炭化水素媒
体可溶性の錯体が用いられる。
はMaMgβR1m(:を朗β(式中、Mはアルミニウ
ム、亜鉛またはホウ素原子であり、R1、R2は炭素原
子数1〜20の炭化水素基、または一部分が水素であっ
てもよく、mはMの原子価、α、βは0より犬で、β/
α−0,5〜10である)で示された不活性炭化水素媒
体可溶性の錯体が用いられる。
この有機マグネシウム錯体は、本発明の触媒の活性を高
める上で極めて好ましい成分である。
める上で極めて好ましい成分である。
この塩化マグネシウムに担持された四塩化チタンと炭化
水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化合物との還元反応
によって、担持されたチタン成分あたりの活性は2〜3
倍と飛躍的に増大し、また得られるポリマーは分子量分
布が広くなり、フィルム用途に可能な加工性と物性を示
す。
水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化合物との還元反応
によって、担持されたチタン成分あたりの活性は2〜3
倍と飛躍的に増大し、また得られるポリマーは分子量分
布が広くなり、フィルム用途に可能な加工性と物性を示
す。
しかし、中空成形用途に対しては加工性が充分でない。
次に、本発明において、以上の反応により得られた茶褐
色の固体と四塩化チタンとの反応は、不活性炭化水素溶
媒中で四塩化チタンの濃度が30〜40容量%以上、ま
たは炭化水素溶媒を用いずに、四塩化チタンを過剰に用
いて行うことができる。
色の固体と四塩化チタンとの反応は、不活性炭化水素溶
媒中で四塩化チタンの濃度が30〜40容量%以上、ま
たは炭化水素溶媒を用いずに、四塩化チタンを過剰に用
いて行うことができる。
反応の温度は50〜200℃、特に好ましくは100〜
150℃の間が好ましい。
150℃の間が好ましい。
この反応において、茶褐色の固体成分は赤紫色あるいは
紫色に変化し、何らかの反応が進行していることを示す
が、如何なる反応かは不明である。
紫色に変化し、何らかの反応が進行していることを示す
が、如何なる反応かは不明である。
この茶褐色の固体と四塩化チタンとの反応によって、チ
タン成分あたりの活性は若干減少するが、得られるポリ
マーは分子量分布が著しく広くなり、中空成形において
、表面の肌荒れ等のない充分の加工性を有する。
タン成分あたりの活性は若干減少するが、得られるポリ
マーは分子量分布が著しく広くなり、中空成形において
、表面の肌荒れ等のない充分の加工性を有する。
本発明の固体触媒成分は、有機アルミニウム化合物と組
合すことにより著しく活性の高い触媒を形成する。
合すことにより著しく活性の高い触媒を形成する。
有機アルミニウムとして好ましいのは、アルキル基とヒ
ドロ基の和が2以上の有機アルミニウム化合物である。
ドロ基の和が2以上の有機アルミニウム化合物である。
これらは例えば、トリエチルアルミニウム、トリn−プ
ロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、
トリn−ブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニ
ウム、トリヘキシルアルミニウム、トリエチルアルミニ
ウム、トリドデシルアルミニウム、トリヘキサデシルア
ルミニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイ
ソブチルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニ
ウムエトキシド、ジイソブチルアルミニウムエトキシド
、ジオクチルアルミニウムブトキシド、ジイソブチルア
ルミニウムオクチルオキシド、ジエチルアルミニウムク
ロリド、ジイソブチルアルミニウムクロリド、ジメチル
ヒドロシロキシアルミニウムジメチル、エチルメチルヒ
ドロシロキシアルミニウムジエチル、エチルジメチルシ
ロキシアルミニウムジエチル、およびこれらの混合物で
ある。
ロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、
トリn−ブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニ
ウム、トリヘキシルアルミニウム、トリエチルアルミニ
ウム、トリドデシルアルミニウム、トリヘキサデシルア
ルミニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイ
ソブチルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニ
ウムエトキシド、ジイソブチルアルミニウムエトキシド
、ジオクチルアルミニウムブトキシド、ジイソブチルア
ルミニウムオクチルオキシド、ジエチルアルミニウムク
ロリド、ジイソブチルアルミニウムクロリド、ジメチル
ヒドロシロキシアルミニウムジメチル、エチルメチルヒ
ドロシロキシアルミニウムジエチル、エチルジメチルシ
ロキシアルミニウムジエチル、およびこれらの混合物で
ある。
この中でも特にトリアルキルアルミニウムおよびジアル
キルアルミニウムハイドライドは、高い活性の触媒を形
成するため好ましい。
キルアルミニウムハイドライドは、高い活性の触媒を形
成するため好ましい。
本発明の触媒による重合方法としては、通常の懸濁重合
、溶液重合、気相重合が可能であり、懸濁重合、溶液重
合の場合は、触媒を重合溶媒、たとえば、ヘキサン、ヘ
プタンの如き脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレンの如キ芳香族炭化水素、シクロヘキサン、メチル
シクロヘキサンの如き脂環式炭化水素とSもに反応器に
導入し、不活性雰囲気下にエチレンを1〜50kg/C
4に圧入して、室温ないし150℃の温度で重合を進め
ることができる。
、溶液重合、気相重合が可能であり、懸濁重合、溶液重
合の場合は、触媒を重合溶媒、たとえば、ヘキサン、ヘ
プタンの如き脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレンの如キ芳香族炭化水素、シクロヘキサン、メチル
シクロヘキサンの如き脂環式炭化水素とSもに反応器に
導入し、不活性雰囲気下にエチレンを1〜50kg/C
4に圧入して、室温ないし150℃の温度で重合を進め
ることができる。
一方、気相重合はエチレン1〜50kg/cniの圧力
で室温ないし120℃の温度条件下で、エチレンと触媒
の接触が良好となるよう流動床、移動床をなしているが
、あるいはリボン型攪拌機によって攪拌混合を行う等の
手段を講じて重合を進めることが可能である。
で室温ないし120℃の温度条件下で、エチレンと触媒
の接触が良好となるよう流動床、移動床をなしているが
、あるいはリボン型攪拌機によって攪拌混合を行う等の
手段を講じて重合を進めることが可能である。
またポリマーの分子量を調節するために、水素、あるい
は連鎖移動を起し易い有機金属化合物などを添加するこ
とも可能である。
は連鎖移動を起し易い有機金属化合物などを添加するこ
とも可能である。
また本発明の触媒は、プロピレン、ブテン−1、ヘキセ
ン−1などのモノオレフィンとの共存下に重合すること
、およびプロピレンを効率良く重合するために用いるこ
とも可能である。
ン−1などのモノオレフィンとの共存下に重合すること
、およびプロピレンを効率良く重合するために用いるこ
とも可能である。
本発明の実施例を以下に示すが、本発明は、これらの実
施例によって何ら制限されるものではない。
施例によって何ら制限されるものではない。
なお、MIはASTM DI238にしたがって、荷
重2.16に19、温度190℃で測定したメルトイン
デックスを示し、Rは荷重21.6kg、温度190℃
で測定したメルトインデックスHMIをMIで割った値
であり、この値が大きいほど分子量分布が広くなり、加
工性が向上することを示している。
重2.16に19、温度190℃で測定したメルトイン
デックスを示し、Rは荷重21.6kg、温度190℃
で測定したメルトインデックスHMIをMIで割った値
であり、この値が大きいほど分子量分布が広くなり、加
工性が向上することを示している。
実施例 1
(a) 塩化マグネシウム担体の合成
マグネシウムジエトキサイド111を精製したノルマル
ヘプタン100m1中に懸濁し、これに室温でチオニル
クロライド60S’を2時間で滴下した。
ヘプタン100m1中に懸濁し、これに室温でチオニル
クロライド60S’を2時間で滴下した。
滴下終了後、2時間攪拌を続行した。反応終了後、1回
につき100rnl!のノルマルヘプタンで4回洗浄デ
カンテーションした。
につき100rnl!のノルマルヘプタンで4回洗浄デ
カンテーションした。
固体成分を分析した結果は、
MgC11,9(OEt)。
、1・0.10 SO(OEt)2であった。
(b) 塩化マグネシウムと遷移金属化合物との反応
(a)で合成した塩化マグネシウム担体と165771
1の四塩化チタンとを混合し、攪拌下130℃に加熱し
て1時間反応させた。
(a)で合成した塩化マグネシウム担体と165771
1の四塩化チタンとを混合し、攪拌下130℃に加熱し
て1時間反応させた。
反応生成物を精製したノルマルへブタンで充分洗浄して
、過剰のチタンのハロゲン化合物を除去した。
、過剰のチタンのハロゲン化合物を除去した。
かくして得られた固体成分(Nを分析した結果、チタン
は41n9/S’固体戒分であった。
は41n9/S’固体戒分であった。
(e) 固体成分(4)と炭化水素媒体可溶性有機マ
グネシウム錯化合物との反応 (b)で調製した固体成分(A)5Pを精製したノルマ
ルヘプタン100Tll中に懸濁し、組成AIMgo(
C2Hs)a(n C4H(1)12の錯体をAIと
Mgの原子の和に基いて50 mmol加え、20℃で
約2時間反応させた。
グネシウム錯化合物との反応 (b)で調製した固体成分(A)5Pを精製したノルマ
ルヘプタン100Tll中に懸濁し、組成AIMgo(
C2Hs)a(n C4H(1)12の錯体をAIと
Mgの原子の和に基いて50 mmol加え、20℃で
約2時間反応させた。
反応固体は茶褐色に呈色した。
生成物である固体成分(B)は、ノルマルへブタンで十
分洗浄した。
分洗浄した。
(d) 固体酸/AB)と四塩化チタンとの反応(C
)で得られた固体成分(B)5fに四塩化チタンを50
TLl加え、130℃に加熱し、2時間反応させた。
)で得られた固体成分(B)5fに四塩化チタンを50
TLl加え、130℃に加熱し、2時間反応させた。
反応終了後、1回につき200m1のノルマルへブタン
で4回洗浄して、過剰のチタンの・・ロゲン化合物を除
去した。
で4回洗浄して、過剰のチタンの・・ロゲン化合物を除
去した。
分析の結果、6.3m9チタン/グ固体成分であった。
(e) 重合
■、5tのオートクレーブの内部を真空−窒素置換によ
り清浄にし、800m1のへキサン、0.4mmolの
トリイソブチルアルミニウムと(e)の固体触媒40■
を入れ、80℃に加熱した。
り清浄にし、800m1のへキサン、0.4mmolの
トリイソブチルアルミニウムと(e)の固体触媒40■
を入れ、80℃に加熱した。
水素を4 kgicrrtに加圧した後、全圧を8kg
/crtHの一定となるようにエチレンを連続的に供給
して1時間重合を行ない、2421のポリマーを得た。
/crtHの一定となるようにエチレンを連続的に供給
して1時間重合を行ない、2421のポリマーを得た。
MIは0.78、Rは76であった。比較例 1
実施例1−(b)で調製した固体成分(A)407Vを
用いる以外は、実施例1−(e)と同じ条件で重合を行
い、1601のポリマーを得た。
用いる以外は、実施例1−(e)と同じ条件で重合を行
い、1601のポリマーを得た。
MIは6.2、Rは32であった。
☆☆比較例 2
実施例1−(c)で調製した固体成分(B)25■を用
いる以外は、実施例1−(e)と同じ条件で重合を行い
、186グのポリマーを得た。
いる以外は、実施例1−(e)と同じ条件で重合を行い
、186グのポリマーを得た。
MIは1.07、Rは45であった。
実施例 2〜4
実施例1−(b)で合成した固体成分(A)5Pを表1
に示した有機金属化合物と反応させ、続いて実施例1→
d)と同じ条件で四塩化チタンと反応させた。
に示した有機金属化合物と反応させ、続いて実施例1→
d)と同じ条件で四塩化チタンと反応させた。
得られた固体触媒成分(八40■と、該表に示した有機
アルミニウム化合物を用い、実施例1−(e)と同条件
で重合を行い、該表の結果を得た。
アルミニウム化合物を用い、実施例1−(e)と同条件
で重合を行い、該表の結果を得た。
実施例 5〜8
実施例1−(c)で合成した固体成分(B)と四塩化チ
タンとの反応を、表2の条件下で行うことにより※※得
られた固体触媒成分40■を用いる以外は、実施例1−
(e)と同一の条件で重合を行い、該表の結果を得た。
タンとの反応を、表2の条件下で行うことにより※※得
られた固体触媒成分40■を用いる以外は、実施例1−
(e)と同一の条件で重合を行い、該表の結果を得た。
実施例 9
固体触媒の合成において、固体成分(B)と四塩化チタ
ンの反応を、40容量%の四塩化チタンを含有するオク
タン溶液100m1を用い130℃で2時間実施する以
外は、実施例1と同一方法で合成をおこなった。
ンの反応を、40容量%の四塩化チタンを含有するオク
タン溶液100m1を用い130℃で2時間実施する以
外は、実施例1と同一方法で合成をおこなった。
この固体触媒40■を用いる以外は、実施例1−(e)
と同プ条件で重合を行い、248iのポリマーを得た。
と同プ条件で重合を行い、248iのポリマーを得た。
MIは0.58、Rは77であった。
比較例 3
固体触媒の合成において、10容量%の四塩化チタン溶
液を用いる以外は、実施例8と同様にして合成を行った
。
液を用いる以外は、実施例8と同様にして合成を行った
。
この固体触媒40Ivを用い、実施例9と同一条件で重
合を行い、2231のポリマーを得た。
合を行い、2231のポリマーを得た。
MIは1.21.Rは49であった。実施例 10
(I)固体触媒成分の処理
内部を窒素置換した2001111のフラスコに、実施
例1で合成した固体触媒成分51、安息香酸エチル50
■およびヘプタ7100m1を加え、80℃で1時間攪
拌しつ工反応させた。
例1で合成した固体触媒成分51、安息香酸エチル50
■およびヘプタ7100m1を加え、80℃で1時間攪
拌しつ工反応させた。
反応終了後、固体成分を単離乾燥した。
(11)プロピレンの重合
(1)で合成した固体成分100■とトリエチルアルミ
ニウムQ、8mmolを触媒成分として用い、これらを
0.8 tのヘキサンと工もに1.5tのオートクレー
ブに入れた。
ニウムQ、8mmolを触媒成分として用い、これらを
0.8 tのヘキサンと工もに1.5tのオートクレー
ブに入れた。
オートクレーブの内温を60℃に保ち、水素をO,1k
g/cni、プロピレンを5.0 kg /ctrlの
圧力に加圧し、全圧を4.8kg/crriのゲージ圧
とした。
g/cni、プロピレンを5.0 kg /ctrlの
圧力に加圧し、全圧を4.8kg/crriのゲージ圧
とした。
プロピレンを補給スることにより、全圧を4.8 kg
/crtlのゲージ圧に保ちつL1時間重合を行い、8
21のポリマーを得た。
/crtlのゲージ圧に保ちつL1時間重合を行い、8
21のポリマーを得た。
このポリマーの沸騰へブタン抽出残分は82.3%であ
った。
った。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハロゲノ化マグネシウムつ合物(a)に四塩化チタ
ン(b)を担持固定させて得られる固定成分(4)を一
般式M aMg βR’maR17g (式中、Mはア
ルミニウム、亜鉛またはホウ素原子であり、R1、R2
は炭素原子数1〜20の炭化水素基または一部分が水素
原子であってもよく、mはMの原子価、α、βはOより
大で、β/α−0,5〜10である)で示される不活性
炭化水素媒体可溶性有機マグネシウム錯化合物(e)と
反応させ、さらにかくして合成した固体成分(B)を四
塩化チタンで処理し反応させて得られる固体触媒と有機
アルミニウム化合物から成るオレフィン重合触媒。 2 固体成分(B)と四塩化チタンとの反応を100〜
150℃の温度で、かつ四塩化チタンの濃度が30容量
%以上となるような条件下で行なう特許請求の範囲第1
項記載のオレフィン重合触媒。 3 有機アルミニウム化合物がトリアルキルアルミニウ
ムまたはジアルキルアルミニウムハイドライドである特
許請求の範囲第1項または第2項記載のオレフィン重合
触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51119320A JPS5846125B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | オレフイン重合触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51119320A JPS5846125B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | オレフイン重合触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5344495A JPS5344495A (en) | 1978-04-21 |
JPS5846125B2 true JPS5846125B2 (ja) | 1983-10-14 |
Family
ID=14758528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51119320A Expired JPS5846125B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | オレフイン重合触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846125B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5846202B2 (ja) * | 1979-01-31 | 1983-10-14 | 住友化学工業株式会社 | オレフィン重合体の製造法 |
FR2639351B1 (ja) * | 1988-11-23 | 1992-12-31 | Atochem |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5273991A (en) * | 1975-12-17 | 1977-06-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Polymerization of alpha-olefins |
-
1976
- 1976-10-06 JP JP51119320A patent/JPS5846125B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5273991A (en) * | 1975-12-17 | 1977-06-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Polymerization of alpha-olefins |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5344495A (en) | 1978-04-21 |
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