JPS5846067A - インド−ル類の製造方法 - Google Patents
インド−ル類の製造方法Info
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- JPS5846067A JPS5846067A JP56144012A JP14401281A JPS5846067A JP S5846067 A JPS5846067 A JP S5846067A JP 56144012 A JP56144012 A JP 56144012A JP 14401281 A JP14401281 A JP 14401281A JP S5846067 A JPS5846067 A JP S5846067A
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- JP
- Japan
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- catalyst
- reaction
- hydrogen
- glycol
- gas
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- Granted
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/584—Recycling of catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアニリン類と12−グリコール類とからインド
ール類を製造する方法における改良に関する。
ール類を製造する方法における改良に関する。
インドール類は化学工業原料として知られ、特にインド
ールは近年、香料やアミノ酸合成の原料として重要な物
質となりつ〜ある。
ールは近年、香料やアミノ酸合成の原料として重要な物
質となりつ〜ある。
従来、インドールを合成しようとする試みはいくつかあ
ったが、いずれも副生物が多いとか、原料が高価であっ
たり、または工程が長(、操作が煩雑であった。
ったが、いずれも副生物が多いとか、原料が高価であっ
たり、または工程が長(、操作が煩雑であった。
しかし、最近に至り、安価な原料から一段の工程でイン
ドールを製造し得る方法としてアニリン類と12−グリ
コール類とを原料する方法が提案された。この一方法と
して特開昭3A−3乙45/号にはアニリン類とエチレ
ングリコールとを脱水素触媒下に気相接触させてインド
ール類を製造する方法が開示されて℃・る。この方法に
おいてはアニリン類とエチレングリコールは気化され、
水素ガス、窒素ガス、アンモニアガスなどのキャリヤー
ガスとともに触媒層に送入されて反応せしめられるので
ある。その他特開昭56−1l乙gろS、特開昭56−
536Sコ、特開昭S乙−5536乙、特開昭S乙−6
39!;gおよび特開昭54−g乙151Iにはアニリ
ン類とX2−グリコール類との反応に用いられる種々の
固体酸触媒および金属触媒が提案されている。しかしな
がら、これらの触媒を用いて反応を長期に亘って実施す
ると、触媒の種類によってその程度は大きく異なるが、
触媒の活性の低下が見られ、触媒の活性を回復させるた
めに煩雑な触媒再生処理操作を頻繁に行わなければなら
ないという問題点があった。
ドールを製造し得る方法としてアニリン類と12−グリ
コール類とを原料する方法が提案された。この一方法と
して特開昭3A−3乙45/号にはアニリン類とエチレ
ングリコールとを脱水素触媒下に気相接触させてインド
ール類を製造する方法が開示されて℃・る。この方法に
おいてはアニリン類とエチレングリコールは気化され、
水素ガス、窒素ガス、アンモニアガスなどのキャリヤー
ガスとともに触媒層に送入されて反応せしめられるので
ある。その他特開昭56−1l乙gろS、特開昭56−
536Sコ、特開昭S乙−5536乙、特開昭S乙−6
39!;gおよび特開昭54−g乙151Iにはアニリ
ン類とX2−グリコール類との反応に用いられる種々の
固体酸触媒および金属触媒が提案されている。しかしな
がら、これらの触媒を用いて反応を長期に亘って実施す
ると、触媒の種類によってその程度は大きく異なるが、
触媒の活性の低下が見られ、触媒の活性を回復させるた
めに煩雑な触媒再生処理操作を頻繁に行わなければなら
ないという問題点があった。
本発明は触媒の活性低下を抑制し、長期間触媒の再生を
行なうことなく反応を実施することができるアニリン類
とX2−グリコール類とからのインドール類の製法を提
供しようとするものである。
行なうことなく反応を実施することができるアニリン類
とX2−グリコール類とからのインドール類の製法を提
供しようとするものである。
本発明のインドール類の製造方法はアニリン類と1.2
−グリコール類とを触媒の存在下に反応させてインドー
ル類を製造するに当り、反応を+オJよび水素の存在下
に行なうことを特徴とするものである。
−グリコール類とを触媒の存在下に反応させてインドー
ル類を製造するに当り、反応を+オJよび水素の存在下
に行なうことを特徴とするものである。
本発明方法で使用されるアニリン類は、一般式基、アル
キル基またはアルコキシ基を示す)で表わされる化合物
である。例えば、アニリン、オル)−)ルイジン、メタ
−トルイジン、パラ−トルイジン、オルト−ハロアニリ
ン、パラ−ハロアニリン、メタ−ハロアニリン、オルト
−アミノフェノール、メタ−アミノフェノールパラ−ア
ミノフェノール、オルト−アニンジン、メタ−アニシジ
ン、パラ−アニシジン等があげられる。
キル基またはアルコキシ基を示す)で表わされる化合物
である。例えば、アニリン、オル)−)ルイジン、メタ
−トルイジン、パラ−トルイジン、オルト−ハロアニリ
ン、パラ−ハロアニリン、メタ−ハロアニリン、オルト
−アミノフェノール、メタ−アミノフェノールパラ−ア
ミノフェノール、オルト−アニンジン、メタ−アニシジ
ン、パラ−アニシジン等があげられる。
本発明方法で使用される2ノーグリコール類は、エチレ
ングリコール、プロピレンクリコール、12−ブタンジ
オール、12.’l−ブタントリオール、グリセロール
、コ、3−ブタンジオール、ジエチレングリコール等で
ある。
ングリコール、プロピレンクリコール、12−ブタンジ
オール、12.’l−ブタントリオール、グリセロール
、コ、3−ブタンジオール、ジエチレングリコール等で
ある。
本発明方法で使用される固体酸触媒としては、fll
Si、Al、B、Sb、Bi、Sn、Pb、Ga、T
i、Zr、Be。
Si、Al、B、Sb、Bi、Sn、Pb、Ga、T
i、Zr、Be。
Mg、Y、Cu、Ag、Zn、Cd およびランタナ
イド元素から選ばれた少くとも7種の元素の酸化物また
は水酸化物(以下、触媒物質++1と称する)を含有す
る触媒、例えば、CdO,ZnO−8b20゜PbO2
,Al2O,−B20. 、5in2−CdO,5in
2−’Al□O3SIO2−MgO,TiO2−8nO
2,TiO2−Zr02. cao−Bi5o3,5i
o2−y、、 o3.sio□、 B12o3−Beo
。
イド元素から選ばれた少くとも7種の元素の酸化物また
は水酸化物(以下、触媒物質++1と称する)を含有す
る触媒、例えば、CdO,ZnO−8b20゜PbO2
,Al2O,−B20. 、5in2−CdO,5in
2−’Al□O3SIO2−MgO,TiO2−8nO
2,TiO2−Zr02. cao−Bi5o3,5i
o2−y、、 o3.sio□、 B12o3−Beo
。
8102−La2o8. sio□−ce2o8. s
lo2−zno−Ago。
lo2−zno−Ago。
s io、 −Mgo−cuo ; s 1o2−ca
2o8等f2) Pd、Pt、Cr、F’e、Ni、
Co、Zn、MO,CdおよびWから選ばれた少くとも
7種の元素の硫化物またはセレン化物(以下、触媒物質
(2)と称する)を含有する触媒、例えばPds 、
PtS 、 CrS 、 FeS 。
2o8等f2) Pd、Pt、Cr、F’e、Ni、
Co、Zn、MO,CdおよびWから選ばれた少くとも
7種の元素の硫化物またはセレン化物(以下、触媒物質
(2)と称する)を含有する触媒、例えばPds 、
PtS 、 CrS 、 FeS 。
NiS、CoS、ZnS、MoS2.CdS、WS、、
、Zn5e、CdSe等、 +a+ F e + T l + c a + M
n t B 1 e s r + Y T A l +
z n T Cd 、N l 。
、Zn5e、CdSe等、 +a+ F e + T l + c a + M
n t B 1 e s r + Y T A l +
z n T Cd 、N l 。
Mg、 In、Be、Co、Gaおよびランタナイド元
素がら選ばれた少くとも7種の元素の無機塩、すなわち
ハロゲン化物、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、りん酸塩、ピ
ロリン酸塩、りんモリブデン酸塩、げいタングステン酸
塩(以下、触媒物質(3)と称する)を含有する触媒、
例えば、硫酸第ユ鉄、硫酸タリウム、硫酸カルシウム、
硫酸マンガン、硫酸ビスマス、硫酸ストロンチウム、硫
酸イツトリウム、臭化カドミウム、硫酸アルミニウム、
硫酸亜鉛、硫酸ニッケル、塩化カドミウム、硫酸マグネ
シウム、硫酸インジウム、硫第ベリリウム、硝酸カドミ
ウム、硫酸コバルト、硫酸アルミニウム亜鉛、塩化マグ
ネシウム、硫酸カドミウム、りん酸カドミウム等、 をあげることができる。
素がら選ばれた少くとも7種の元素の無機塩、すなわち
ハロゲン化物、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、りん酸塩、ピ
ロリン酸塩、りんモリブデン酸塩、げいタングステン酸
塩(以下、触媒物質(3)と称する)を含有する触媒、
例えば、硫酸第ユ鉄、硫酸タリウム、硫酸カルシウム、
硫酸マンガン、硫酸ビスマス、硫酸ストロンチウム、硫
酸イツトリウム、臭化カドミウム、硫酸アルミニウム、
硫酸亜鉛、硫酸ニッケル、塩化カドミウム、硫酸マグネ
シウム、硫酸インジウム、硫第ベリリウム、硝酸カドミ
ウム、硫酸コバルト、硫酸アルミニウム亜鉛、塩化マグ
ネシウム、硫酸カドミウム、りん酸カドミウム等、 をあげることができる。
ま°た、金属触媒としては、Cu、Ag、Pt、Pd。
Ni、Co、Fe、Ir、O8,RuおよびRhから選
ばれた少くとも7種の元素(以下、触媒物質(4)と称
する)を含有する触媒をあげることができる。
ばれた少くとも7種の元素(以下、触媒物質(4)と称
する)を含有する触媒をあげることができる。
本発明方法で使用される固体酸触媒または金属触媒は、
任意の公知方法により製造することができる。すなわち
、固体酸触媒のうち触媒物質t+1は、触媒構成元素の
水可溶性塩を加水分解して水酸化物とし、得られたゲル
を乾燥、焼成する方法、または易分解性塩を空気中で熱
分解する方法等により製造することができる。
任意の公知方法により製造することができる。すなわち
、固体酸触媒のうち触媒物質t+1は、触媒構成元素の
水可溶性塩を加水分解して水酸化物とし、得られたゲル
を乾燥、焼成する方法、または易分解性塩を空気中で熱
分解する方法等により製造することができる。
固体酸触媒のうち触媒物質(2)は、触媒構成元素の水
可溶性塩に硫化ナトIJウムまたはセレン化カリウムを
加える方法、または触媒構成元素またはその塩を硫化水
素ガスまたはセレン化水素ガスと接触させる方法等によ
り製造することができる。さらに、金属触媒である触媒
物質(4)は、触媒構成元素の塩、水酸化物、または酸
化物を水素、ホルマリン、ギ酸、亜りん酸、ヒドラジン
等の還元剤で還元する方法等により製造できる。
可溶性塩に硫化ナトIJウムまたはセレン化カリウムを
加える方法、または触媒構成元素またはその塩を硫化水
素ガスまたはセレン化水素ガスと接触させる方法等によ
り製造することができる。さらに、金属触媒である触媒
物質(4)は、触媒構成元素の塩、水酸化物、または酸
化物を水素、ホルマリン、ギ酸、亜りん酸、ヒドラジン
等の還元剤で還元する方法等により製造できる。
本発明方法で使用される固体酸触媒または金属触媒は、
前記の触媒物質11)、(2)、(3)、(4)をそれ
ぞれ単独、あるいは2種以上の混合したもの、またはそ
れらを担体に担持したものであってもよい。担体として
は、一般に使用されているものがいずれも使用できるが
、通常、ケイソウ上、軽石、チタニア、シリカ−アルミ
ナ、アルミナ、マグネシア、シリカゲル、活性炭、活性
白土、石綿等が用いられる。これらの担体に前記触媒物
質を常法により担持させて担持触媒を調製する。前記触
媒物質の担体に対する担持量にはとくに制限はなく通常
、担体に応じて適当量、たとえば/〜3Q%の前記触媒
物質を担持させることができる。
前記の触媒物質11)、(2)、(3)、(4)をそれ
ぞれ単独、あるいは2種以上の混合したもの、またはそ
れらを担体に担持したものであってもよい。担体として
は、一般に使用されているものがいずれも使用できるが
、通常、ケイソウ上、軽石、チタニア、シリカ−アルミ
ナ、アルミナ、マグネシア、シリカゲル、活性炭、活性
白土、石綿等が用いられる。これらの担体に前記触媒物
質を常法により担持させて担持触媒を調製する。前記触
媒物質の担体に対する担持量にはとくに制限はなく通常
、担体に応じて適当量、たとえば/〜3Q%の前記触媒
物質を担持させることができる。
前記触媒物質(1)の群では、sio□−zno−Ag
oが最も好ましく用いられる。触媒物質(2)の群では
、硫化カドミウムが、触媒物質(3)の群では、硫酸カ
ドミウムが、触媒物質(4)の群では、比表面積が/
Orrv’9以上の担体に担持した銀が最も好ましく用
いられる。
oが最も好ましく用いられる。触媒物質(2)の群では
、硫化カドミウムが、触媒物質(3)の群では、硫酸カ
ドミウムが、触媒物質(4)の群では、比表面積が/
Orrv’9以上の担体に担持した銀が最も好ましく用
いられる。
本発明方法は、気相、液相または気液混相のいずれの方
法でも実施することができるが、通常気相で実施する。
法でも実施することができるが、通常気相で実施する。
反応を気相で実施する場合、固定層、流動層または移動
層反応器のいずれでも実施でき、アニリン類および12
−グリコール類の蒸気を触媒の存在下または非存在下に
加熱することにより実施される。
層反応器のいずれでも実施でき、アニリン類および12
−グリコール類の蒸気を触媒の存在下または非存在下に
加熱することにより実施される。
反応装置に装入するアニリン類と12−グリコール類は
、アニリン類1モルに対して/2−グリコール類0.0
/〜θSモルの範囲、特に0.05〜02モルの範囲が
好ましく、この範囲外では収率が低下したり、副生物を
多く生成したりする。これらの原料は触媒に対する液空
間速度がθ0/〜5 l/l−触媒/hrとなるように
、あらかじめ蒸気状とするか、または液状で直接反応器
に装入する。
、アニリン類1モルに対して/2−グリコール類0.0
/〜θSモルの範囲、特に0.05〜02モルの範囲が
好ましく、この範囲外では収率が低下したり、副生物を
多く生成したりする。これらの原料は触媒に対する液空
間速度がθ0/〜5 l/l−触媒/hrとなるように
、あらかじめ蒸気状とするか、または液状で直接反応器
に装入する。
本発明方法は、反応温度20θ〜乙θ0℃の範囲、好ま
しくは2!;0−!;00°Cの範囲で行われる。20
0℃未満では反応はほとんど進行せず、600℃を越え
ると副生物の生成が多くなり好ましくない。
しくは2!;0−!;00°Cの範囲で行われる。20
0℃未満では反応はほとんど進行せず、600℃を越え
ると副生物の生成が多くなり好ましくない。
反応圧力は、加圧、常圧または減圧のいずれでもよい。
本発明方法において、水素ガスおよび水の量は特に制限
はないが、反応系に添加する12−グリコール類1モル
に対して通常7〜50モルの範囲、好ましくは3〜20
モルの範囲、より好ましくは5−70モルの範囲である
。12−グリコール類1モルに対して1モル以下である
とインドール収率向上および触媒の活性低下を抑制する
効果が小さく、30モル以上に増量しても増量の効果が
ほとんどみられない。
はないが、反応系に添加する12−グリコール類1モル
に対して通常7〜50モルの範囲、好ましくは3〜20
モルの範囲、より好ましくは5−70モルの範囲である
。12−グリコール類1モルに対して1モル以下である
とインドール収率向上および触媒の活性低下を抑制する
効果が小さく、30モル以上に増量しても増量の効果が
ほとんどみられない。
本発明方法において、水は液状で添加しても良く、又水
蒸気として添加しても良・い。又、水素ガスは、インド
ール類合成反応に不活性なガスで稀釈して添加しても良
く、又そのまま添加しても良い。インドール類合成反応
に不活性なガスとしては、例えば、窒素ガス、炭酸ガス
などが挙げられる。
蒸気として添加しても良・い。又、水素ガスは、インド
ール類合成反応に不活性なガスで稀釈して添加しても良
く、又そのまま添加しても良い。インドール類合成反応
に不活性なガスとしては、例えば、窒素ガス、炭酸ガス
などが挙げられる。
水素ガスまたは水を夫々単独で添加しても、それなりに
インドール収率向上および触媒の活性低下の抑制効果は
みられるが、本発明におけるごとく、水素゛ガスと水と
を同時に添加した場合、効果が相乗的に得られる。
インドール収率向上および触媒の活性低下の抑制効果は
みられるが、本発明におけるごとく、水素゛ガスと水と
を同時に添加した場合、効果が相乗的に得られる。
本発明の方法により、インドール収率が向上し、触媒の
活性低下が抑制される理由は解明できてはいないが、活
性の低下した触媒を空気焼成再生した時、水素および水
を添加して反応を行った触媒の方が水素および水を添加
せずに反応を行った触媒よりも、空気焼成時の発熱が小
さいことから、水素および水を添加した方が触媒上の有
機質の沈着が少いことがうかがえる。従って、水素およ
び水の添加により原料であるアニリン類または/2−グ
リコール類の分解などに起因する触媒表面への有機質の
沈着が抑制され、その結果インドール収率の向上および
触媒の活性低下が抑制されるものと推定される。
活性低下が抑制される理由は解明できてはいないが、活
性の低下した触媒を空気焼成再生した時、水素および水
を添加して反応を行った触媒の方が水素および水を添加
せずに反応を行った触媒よりも、空気焼成時の発熱が小
さいことから、水素および水を添加した方が触媒上の有
機質の沈着が少いことがうかがえる。従って、水素およ
び水の添加により原料であるアニリン類または/2−グ
リコール類の分解などに起因する触媒表面への有機質の
沈着が抑制され、その結果インドール収率の向上および
触媒の活性低下が抑制されるものと推定される。
以下実施例および比較例により本発明方法およびその効
果を更に具体的に説明する。
果を更に具体的に説明する。
実施例/
粉末状の硫化カドミウムを圧縮成形した後、破砕して粒
状とし、その3 mlを701mのパイレックスガラス
製流通型反応器に充填した。この反応器の前部は、原料
挿入管およびガス導入管に連結され、原料気化部を構成
し1.後部は空冷部を経て受器と連結されている。
状とし、その3 mlを701mのパイレックスガラス
製流通型反応器に充填した。この反応器の前部は、原料
挿入管およびガス導入管に連結され、原料気化部を構成
し1.後部は空冷部を経て受器と連結されている。
反応部は、この反応器の内温を323 ”Gに保ち、ア
ニリンを、2.597hr で、33重量%エチレン
グーリコール水溶液をo、 5 g7hr で原料挿
入管より供給し、これと同時に水素ガスを/ Q mV
minでガス導入管より供給した。反応を27時間に亘
って行い、反応開始2時間から3時間迄の反応液(以下
、反応液Aという)と、2乙時間から27時間迄の反応
液(以下、反応液Bという)の分析を行ったところ、エ
チレングリコール基準のインドール収率は、反応液Aで
はA9%、反応液BではtS%であった。
ニリンを、2.597hr で、33重量%エチレン
グーリコール水溶液をo、 5 g7hr で原料挿
入管より供給し、これと同時に水素ガスを/ Q mV
minでガス導入管より供給した。反応を27時間に亘
って行い、反応開始2時間から3時間迄の反応液(以下
、反応液Aという)と、2乙時間から27時間迄の反応
液(以下、反応液Bという)の分析を行ったところ、エ
チレングリコール基準のインドール収率は、反応液Aで
はA9%、反応液BではtS%であった。
実施例コ、3およびq
硫化カドミウムに代え表−/に示したものを触媒とした
他は、実施例/と同様の実験を行った。
他は、実施例/と同様の実験を行った。
結果を表−/に示す。
表−/
比較例7.2.3およびダ
水素ガスの代りに窒素ガスを用い、33重量%エチレン
グリコール水溶液の代りに/ 0016エチレングリコ
ールヲ用い、エチレングリコールをθ/ l、 g/h
r で供給した他は、実施例12,3およびqと同様
の実験を行った。結果を表−コに示す。
グリコール水溶液の代りに/ 0016エチレングリコ
ールヲ用い、エチレングリコールをθ/ l、 g/h
r で供給した他は、実施例12,3およびqと同様
の実験を行った。結果を表−コに示す。
表−コ
比較例Sおよび乙
33重量%エチレングリコール水溶液を0.59/hr
で供給する代りに、100%エチレングリコールを
Q、 / l、 9/hr で供給した他は、実施例
/およびコと同様の実験を行った。結果を表−3に示す
。
で供給する代りに、100%エチレングリコールを
Q、 / l、 9/hr で供給した他は、実施例
/およびコと同様の実験を行った。結果を表−3に示す
。
比較例7およびg
水素ガスの代りに窒素ガスを用いたほかは実施例/およ
びコと同様の実験を行なった。結果を表−ダに示す。
びコと同様の実験を行なった。結果を表−ダに示す。
実施例および比較例の結果から明らかなように、水素お
よび水蒸気を併用した本発明方法が、水素または水蒸気
を単独で用いた場合およびそれらのいずれをも用いない
場合よりも、収率が良好であり−1かつ収率の低下もは
るかに少ない。
よび水蒸気を併用した本発明方法が、水素または水蒸気
を単独で用いた場合およびそれらのいずれをも用いない
場合よりも、収率が良好であり−1かつ収率の低下もは
るかに少ない。
手続補正書
昭和S乙年/θ月30日
特許庁長官 殿
1、事件の表示 昭和54年特許願 第111’lO/
、!号3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 C3/2) 三井東圧化学株式会社 4、代理人 住 所 東京都港区赤坂1丁目9番20号fl)
特許請求の範囲を別紙のとおりに補正する。
、!号3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 C3/2) 三井東圧化学株式会社 4、代理人 住 所 東京都港区赤坂1丁目9番20号fl)
特許請求の範囲を別紙のとおりに補正する。
(2)明細書第3頁、第g行、「の存在下に」を「を添
加して」と訂正する。
加して」と訂正する。
(3) 明細書第9頁、第を行、「水素」の前に「添
加する」を特徴する 特許請求の範囲 アニリン類と/、2−グリコール類とを触媒の存在下に
反応させ又インドール類を製造するに当り、反応を水お
よび水素を添加して行なうことを特徴とするインドール
類の製造方法。
加する」を特徴する 特許請求の範囲 アニリン類と/、2−グリコール類とを触媒の存在下に
反応させ又インドール類を製造するに当り、反応を水お
よび水素を添加して行なうことを特徴とするインドール
類の製造方法。
Claims (1)
- / アニリン類とZ2−グリコール類とを触媒の存在下
に反応させてインドール類を製造するに当り、反応を水
および水素の存在下に行なうことを特徴とするインドー
ル類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56144012A JPS5846067A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | インド−ル類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56144012A JPS5846067A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | インド−ル類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5846067A true JPS5846067A (ja) | 1983-03-17 |
JPH0243738B2 JPH0243738B2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=15352260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56144012A Granted JPS5846067A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | インド−ル類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59172467A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | Mitsui Toatsu Chem Inc | インド−ル類の製造法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663958A (en) * | 1979-10-29 | 1981-05-30 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Preparation of indole or its derivative |
JPS5686154A (en) * | 1979-12-14 | 1981-07-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Preparation of indole or its derivative |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP56144012A patent/JPS5846067A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663958A (en) * | 1979-10-29 | 1981-05-30 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Preparation of indole or its derivative |
JPS5686154A (en) * | 1979-12-14 | 1981-07-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Preparation of indole or its derivative |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JPS59172467A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | Mitsui Toatsu Chem Inc | インド−ル類の製造法 |
JPH0551577B2 (ja) * | 1983-03-22 | 1993-08-03 | Mitsui Toatsu Chemicals |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0243738B2 (ja) | 1990-10-01 |
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