JPS5845769A - 塗工機の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラミネータに於ける塗工機の駆動装置に関する
もめである。ウェブに塗工剤を塗付する場合、ウェブの
伸び率の変動を少なくし、また塗工量を均一にするため
、ウェブ張力を一定にして塗布することが重要である。

本発明は塗工部の圧胴を駆動する可変速装置（電動機、
パウダーク゛ラッチ等）にウェブ張力をフィードバック
して塗工時のウェブ張力を安定化すると共に、塗工機の
操作性の向上及び機構の簡素化な目″的とするものであ
る。併せて塗工機をグラビヤ印刷機としても使用出来る
ようにすることを目的とするものである。

第１図は１本発明に係る塗工部の概略を示し。

ゴムライニングを施した圧胴ｌは塗工ロール２に対し、
上下に接離できるようになっている。ウェブ３は圧胴１
と塗工ロール２によりニップされて矢印方向の次工程に
搬送されると共に、パン４に蓄えられた塗工剤５は塗工
ロール２によって掻き揚げられ、ウェブ３に塗工される
。このとき塗工ロール２０表面とウェブ３の間に低粘度
の塗工剤層が介五すると、ウェブ３の送行速度と塗工ロ
ール２の周速に速度差が発生し、塗工部と次工程間のウ
ェブ張力が一定に保たれな（なる。。

そこで従来の塗工部の駆動方式をみると、次の（１）　
、　（２）の方式がみられる。

（１）第３図の如く塗工ロール、・２を電動機６で駆動
し、圧胴１は駆動せず、従動としたもの。

（２）第４図の如く、電動機６で塗工ロール２ｆｔ駆動
すると共に、圧胴ｌを塗工ロール２の駆動軸より変速機
或いは可変速４＆８を介し駆動するか、もしくはパウダ
ークラッチ等の定滑りトルク特性を利用して駆動するも
の。

上記（１）　、　（２）の如〈従来の駆動方式は塗工ロ
ール２を主駆動に考え、圧胴ｌを従にし１こものである
。

ｆ、ｌ）の場合にはウェブ３と塗工ロール２との間に上
述の原因による滑りが存在する上、圧胴１がウェブ３と
塗工ロール２により従駆動されるため、塗工時のウェブ
張力を増大させると共に不安定にもなる。又（２）１の
場合には、上述の滑りによるウェブ張力の不安定要素が
ある上、圧胴ｌの摩耗あるいは研摩等により、外径が変
化すると、変速比を変えたり、パウダクラッチを使用し
た場合には、その励磁電流を変化する必要がある上に、
機械的変速の場合、張力への応答が遅れ、張力調整が難
しく、かつ変速機のバックラッシュ等によって張力が不
安定となる。

本発明は従来のごとく、塗工部に於けるウェブ３の搬送
な圧胴１と塗工ロール２とのニップ力によるのでなく、
ゴムライニングを施した圧胴ｌとウェブ３間の摩擦力に
よって搬送するようにした、もので以下詳細に説明する
。

第１図に於て、電動機６はクラッチ７を介し圧胴ｌに、
又可変速機８を介し塗工ロール２に連結されている。こ
こで、クラッチ７はウェブ３の走行停止時、塗工剤５が
固化するのを防止するために設けられている。即ち、ウ
ェブ３が停ったとき。

クラッチ７をきり、圧胴ｌを上げ、塗工ロール２を低速
回転させる（以下これをアイドリングという）場合、塗
工ロール２のみを回転させることにより、ウェブ３の圧
胴１への巻付きを防止すると共に、従来使用されていた
アイドリンク世の電動機を別に設備する必要をなくしｋ
ものである。ウェブ３の走行時には、ライン速度を検出
し、自動的に結合されるか、あるいは圧胴１ｆｊ！：下
げて結合されるようになっている。

可変速機８は塗工ロール２或いは圧胴１の径が摩耗、研
摩によって変った場合、あるいは塗工機をグラビヤ印刷
機として使用した場合の版胴径の変更に対処すべく、周
速１隻を調整したり、あるいはウェブ３の走行速度と塗
工ロール２の周速の相対速度を変化させることにより、
塗工量を調整するために設けられている。なお可変速機
８の代りに電動機でも勿論よい。

第２図を参照するに、制御系が示されている。

なお塗工の後段にドライヤー等が設けられるが。

本図ではウェブのパスラインあるいはロール配置等を簡
略に記した。

さて、第２図において、　９．９’は速度検出器、１Ｏ
９１０／は電動機制御回路、１１はダンサロール位置検
出及演算回路、１２は圧胴径補正回路、１３は速度設定
器、１４はアイドリンク速度設定器、１５はライン運転
制御回路、１６はアイドリンク運転制御回路、１７は塗
工部゛、１，８は次工程部、１９は速度信号、２０は補
正信号、２１はダンサロールである。

塗工ラインの速度を決定する次工程部１８に装備されて
いるライン速度検出器９１よりのウェブ走行速度信号は
圧胴径補正回路１２ｆｔ介し、使用される圧胴径とウェ
ブの走行速度に見合った速度信号１９に変換され、ダン
サロール位置検出及演算回路１１（張力検出器とその演
算回路′で回路を構成してもよ°い。）を介し、得られ
たダンサロール位置の補正信号２０と加減算されたもの
を塗工部電動機６の連間指令とし、周知の速度検出器９
による速度のフィードバック制御が行われる。

ここで、ライン運転制御回路１５は上述のライン運転時
に閉じ、塗工部電動機制御回路１０に速度信号１９を導
き、アイドリンク運転制御回路１６′はアイドリンク運
転時に閉じ、アイドリンク速度指令を同じく電動機制御
回路１０に与える。

本発明の塗工部駆動装置は以上の通りで、運転に当って
は、圧胴径設足器に使用する圧胴径を設足ｊ７ｙ−と共
に、一般的にぼ可変速機８によって塗工ロール２０周速
が圧胴ｌの周速に等しくなる占う調整される。

ウェブ３を瑯ＫＯより加速し、塗工ラインの速度を決定
する電動機６′の速度検出器９′の電圧レベルでウェブ
の走行が検出されると、自動的にクーラッチ７は結合さ
れ、圧胴ｌはダンサロール（或いは張力検出器）フィー
トノ（ツクによる張力制御運転となる。従って、圧胴１
を上げた状態であっても、ウェブ３を安定走行させるこ
とが出来る上。

圧胴１を下げ、塗工工程に移ってもウェブ張力は安定し
、均一な伸び率変動のない塗工ができる。

尚圧胴１を下げて始動する場合には、既にクララており
、張力制御で始動できる。

一方グニブ３の走行を停止するときは、ウェブ速度を下
げ、そのまま０速曳まで減速することもでき、あるいは
つ１ニブ速度がある低速度レベル以下になると自動的に
圧胴か上昇し、クラッチ７を切ると共に、アイトリレグ
運転に入ることもできる。

以上の通りであるから。

１）ウェブ３との間で滑りが存在する塗工ロール２を塗
工ラインの速度を決定す ６Ｉと揃速運転するのでなく、ウェブ３をよく保持−で
きる圧胴ｌがダンサロール２１（或いは張力検″ニニｔ
、”ｓｓ：ニニ：二二：；９７、＄ＪＡ　ｈ　ｆｘ　７
；ｒ、４、塗工時のウェブ張力の安定性がよく、ウェブ
の伸び率変動が少なく、均一な塗工が可能となる。

２）圧−１と電動機６との間にクラッチ７を挿入するこ
とにより、アイドリンク運転時でも圧胴１にウェブ３が
巻付くこともなく、操作性が向上する。又アイトリフグ
用の別電動機を設備する必要もなく、機構が簡単になる
。

３）　　！動機６より可変速１機８も存在し、塗工ロー
ル２を駆動しているため％塗エロール径が変化しても、
容易に周速が調整でき、！ラビャ印刷機としても使用で
きる上、ウェブ３と塗工ロール周速間に相対速度をもた
せることにより、塗工量の調整が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る塗工機の塗工部。 第２図は塗工機の制御回路。 第３図と第４図は公知の塗工機の駆動方式を示ｊＯ・ 図において； ｌ　：圧　　　　　　　胴　　　＼２　：塗　エ　ロ　
−　ル３：ウ　　エ　　ブ　　４：パ　　　　ン５：塗
　工　、剤　　６；電　動　機 ゛７：り　ラ　ッ　チ　　８：可　変　速　機９：速度
検出器　　１０：電動機制御回路１１：ダンサーロール
位置検出蓚演算回路１２：圧胴径補正回路　　１３：速
度設定器１４ニアイドリンク速度設定器 １５ニライン運転制御回路 １６：アイドリンク運転制御回路 １７：塗　工　部　１８二次　工　程　部１９；速度信
号　２０；補正信号 ２１：ダンサ−ロール 以上 出　願　人　　住友重機械工業株式会社代理人　弁理士
大槁勇 第１図 第２図 第３Ａ 第４Ａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１圧胴の駆動機構を、ダンサロールの位置を検出し
   、これをフィードバックして制御するようにしたことを
   特徴とする塗工機の駆動装置。 （２）圧胴をクラッチな介して電動機で駆動し、他方塗
   ′工・−−の周速を圧胴の周速に刈し調整可能な可°変
   速機構を介し前起電動機で駆動する圧胴の駆動機構を、
   ダンサロールの位置を検出し、これなフィードバックし
   て制御するようにしたことを特徴とする塗工機の駆動装
   置。 （３）　　ダンサロールを張力検出器にしたことを特徴
   とする特許請求の範囲（１）記載の塗工機の駆動装置。