JPH01218836A - 印刷機のウエブ供給制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ウェブ供給式輪転印刷機、特に供給リールか
らウェブ供給式輪転印刷機の中へのウェブの供給を制御
するだめの装置に関する。

（従来の技術） 印刷機に於けるウェブ張力制御装置は、伝統的に正規運
転状況の際にウェブ張力を制御するためにのみ設計され
て来た。一般的に、ウェブは、大きくて重い新聞用紙の
リールから、当該リールの表面に接触し、しばしば表面
駆動といわれるベルト状摩擦装置によって取り出される
。リールを出たあと、ウェブは、通常は、印刷の前のあ
るポイントの所で、目的が適当なスイッチ装置及び流体
圧カレイユレータによってウェブの張力の調節を可能に
する事であるダンサ−ロールの様な、付勢ローラ上に乗
せられる。張力制御は必要である。

と云うのは、それがウェブの送り出しに伴ってリールの
重量、速度そして直径の変化によって印刷運転の間中大
きく変化するからである。これ迄に用いられてきたウェ
ブ張力制御は、しばしばダンサ−ロールの所で用いられ
る流体圧力（通常は空気式）を変える装置ばかシでなく
、新聞紙用リールの回転をおそくするブレーキ装置を制
御する装置も含有していた。

ウェブ張力制御のために用いられる典型的先行技術装置
は米国特許第３．９１３．９００号であって、そこにお
いては、振子或いはダンサ−ロール４が用いられている
。この装置においては、ウェブ１の張力の変化がロール
４を旋回させ、そしてそのことによって電位差計１５の
設定値が変る。電位差計が駆動モータ（５）の速度を制
御してウェブの速度を変え、そしてそのことによりウェ
ブ張力を制御する。

張力制御のさらにもう１つの例は米国特許第３．２０２
．３７６号に示されている。ここにおいては、検出ロー
ラ３Ｔがループ３８の張力に応答して旋回し、調整装置
４５に変化をもたらし、そのことによってロール１０と
ベルト２１〜２３の間の摩擦を変える。ロール１０とベ
ルト２１〜２３０間の摩擦係合の増大成いは減少がロー
ルの回転速度を増大成いは減少させ、それに正比例して
ウェブの張力を変える。

供給ロールから繰シ出されるストランドでウェブ張力を
制御する機構成いは装置の追加例が米国特許第３．８１
３，０５２号、第３．８１１，６３７号、第４．１４７
．５１６号、第１．９７８．０７３号及び第２．２２２
．４６２号を参照すること【３見いだされる。

上に言及されたすべての特許を概観すると、既に述べら
れた様に、通常の印刷運転の間中ウェブの張力を制御す
るための種々の機構を先行技術が展示しているのが示さ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） 現存する技術が指摘していないところのものは、ウェブ
が印刷開始に先立って種々のロールのまわシに全部に行
き渡って装着される時にウェブ張力を効率的に制御出来
ることの重要性である。このウェブな全部に行き渡って
通紙装着させる操作の間中、作業者は、大きくて高慣性
の新聞紙ロールを制御することを典型的に要望される。

加うるに、ひとたびウェブが通紙装着されると、ウェブ
にかかる張力は、印刷機とウェブが良く動くようになる
迄は通常は減少させられ、その次に再調整され、最初の
値へと戻る。すべてのこれらの操作は、忙しい始動の時
期の間中、多くの量の手動の介入を要求する。

本発明の主な目的は、供給リールからのウェブの供給を
複数の供給条件を同時に監視し制御することによって制
御する装置を提供することである。

本発明のさらにもう１つの目的は、印刷運転のための準
備工程の間中、ウェブからスラッジを除去するための装
置を提供することである。

本発明の付加的目的は、ウェブ速度、方向そして張力の
同時制御のための改良された制御装置を提供することで
ある。

本発明のこれらの及び他の目的と利点は、添付明細書及
び図面を参照することによシ一部は明白でアリ、一部は
説明されるであろう。

（問題点を解決するための手段） 上述の様に、本発明は、供給リールからウェブを供給さ
れる印刷機へのワエデの供給を制御するための装置に関
する。ここで特に関係があるのは、日刊新聞の製造にし
て当該製造に於いては当該印刷機用新聞用紙を供給する
ために重い重量でかつ大直径の新聞用紙のリールが用い
られる日刊新聞の製造に用いられるウェブ供給式印刷機
のタイプである。印刷機の始動に先立って、ウェブが、
それが貯蔵されているリールから、一つ或いはそれ以上
の案内ロールのまわりを通り、最終的には印刷が遂行さ
れることになっている印刷機自身の中に供給されること
が必要である。この操作は、通常は手動操作であって、
当該手動操作に於いては、リール駆動とウェブ供給機構
が切り離されていて、そしてウェブが手動で必要なロー
ルを通され、印刷機の中の印刷位置にと全部に行き渡っ
て装着される。

本発明をよシ鮮明に理解するために、図面を参照しなが
ら説明すると、数字１０がリール表面駆動ベルト１１と
駆動モータ１２とを含有している紙送υベルト１駆動装
置を特定する。貯蔵リール１３上に貯厳されている紙と
接触しているベルト１１を有しているモータ１２の操作
によって、モータ１２の回転方向に従い、ウェブ１４は
送り出されるか或いは巻き取られるかする。

リール１３から送ル出された後に、ウェブ１４はダンサ
−ロール装置１５の方へと上方に走行する。ダンサ−ロ
ール装置１５は、走行中のウェブ１４の張力によって作
シ出される力に応答して最低位置と最高位置との間で可
動なダンサ−ロール１６を含有している。このダンサ−
ロールは、それが一定位置範囲で可動であればどんな方
法で装着され℃も良いが、ここでは枢着軸１９のまわり
に枢着的に装着されているものとして示されている。枢
着軸１９の端部には、前記ダンサ−ロール装置１５に作
動的に連結されていてその垂直移動の径路内でダンサ−
ロール装置の位置を反映する信号を発する検出装置２０
が設置されている。

ダンサ−ロール１６の最上位置から最低位置の方への動
きを作シ出すために打ち勝たねばならない力の調整を備
えるために、シリンダー２７内で上下動するように設置
されているぎストン２６を含有している空気式装置２５
が提供されている。

このようにして、シリンダー２７の中に含まれ、それに
対抗してピストン２６が作動しなければならない圧力の
大きさに従って、ダンサ−ロール１６をその最高位置１
８或いはその近くの位置からその最低位置１７に引くに
は、より大あるいは′小の張力をウェブ１４内に要する
。

空気式装置２５と空気源とに連結されている差動圧力装
置３０が本発明においては装備され℃いる。この図にお
いては、差動圧力装置３０は、空気源から空気を引き込
みそれを加圧して空気式装置２５のシリンダー２７の側
へ供給する事が出来るモーター付きレヤユレータとして
示されている。

現在の制御装置の最も重要な特徴の一つは、それによっ
て全体の装置の種々の副構成要素が調整される装置であ
る。本発明においては、ダンサ−検出装置２０から受承
される信号を調整するのに効果的で、差動圧力装置３０
に指示を与え、そしてベルト駆動モーター１２へ駆動指
示を与える駆動制御装置３５が装備されている。本発明
の場合においては、駆動制御装置は、マイクロプロセッ
サであり、このマイクロプロセッサは、ベルト駆動モー
ター１２の速度のあらかじめ定められている相互接続値
の選択と、モーター駆動式しヤユレータ３０によって空
気式装置２５へ提供されるべき空気圧力の選択と、印刷
のために印刷機の準備に入る種々の段階に着手するとき
の紙送りベルト駆動モーター１２のための異なった値の
選択とを運転者に可能ならしめる。特に１印刷機は、通
常、完全にウェブな装着されていなければならないし、
装置の中にある如何なるスラッジも除去されていなけれ
ばならないし、初速でスタートし、そして次に前段階運
転のすべてに於い℃用いられた速度と張力よりも早い速
度とより大きな張力とで運転されなければならない。

駆動制御装置３５の所望の運転を選択するために１その
様な運転者選択を可能にする駆動制御装置３５と関連し
ている運転装置３６が装備されている。特に、ウェブ完
全装着のための予定速度及び圧力の両方と、スラツク除
去操作のための第２の差動圧力張力及び速度と、さらに
スタート・アップ操作用別組合せの速度及び張力と、そ
して最後に正規運転状況のための別の運転条件とを運転
者が選択出来る様にする押しブタン或いはレバーの様な
手動装置が装備されても良い。

（作用、及び効果） ウェブ完全装着のために本発明の制御装置を用いると、
ウェブ１４は、ダンサ−ロール１６を超えて、そして普
通のす）＋１を用いることによ）装置（図示していない
印刷機）の中へ誘引される。

駆動ベルト１１は次に下げられて紙リール１３と接触し
、そしてウニラビング・スイッチ３１が入れられる。こ
のスイッチが入れられると、空気式装置２５がダンサ−
ロール１６をその最高位置１８に支承するのく必要にし
て充分な空気圧力を供給する。同時処、ベルト駆動装置
１０がリール１３を低速で、例えば、１秒当シ１或いは
２フイートのオーダーで前進方向に回転させる。この様
にして、如何なるウェブ圧力も、ダンサ−ロールを下方
に引く、と云うのは、ロールを支承している圧力がウェ
ブによって提供される付加的力なしでそれ自身でロール
を支承しているのに必要にして充分であるからである。

このことが生ずると、駆動制御装置３５が駆動モータ１
２を始動させ、そしてリール１３からウエブ１４をゆつ
〈シ前進方向に送り出させる。このことがその次にダン
サ−ロールな再び完全に最高の位置へ移動させて、駆動
モーター１２を停止させる。このような次第で印刷工が
ロールから紙を引き寄せそしてダンサ−ロール１６をそ
の最高の位置から移動させると、モーター１２は、追加
の紙を供給するために始動させられる。この紙の供給に
よってダンサ−ロールがウェブ１４が更に送り出される
ことが停止される最高位置への移動に抵抗するような結
果がもたらされる。印刷工が紙を引張るのを停止した後
にのみダンサ−ロールは最高位置の所にとどま虱そして
駆動は止ったままである。

ウェブ１４がダンサ−ロール１６のまわ９と印刷機の・
中に全部に行き渡って装着された後に、運転者は運転装
置３６の中の逆転スイッチ３８を入れることができ、そ
のことによって紙送９ベルト駆動モータ１２が逆に即ち
ウェブ巻取り方向に回転させられる。同時に、駆動制御
装置３５がウェブ完全装着に用いられた張力よシもより
大きい張力が如何なるダンサ−ロール１６の上下動でも
これが起る前に必要とされる様に空気式装置２５により
大さな圧力をモータ駆動式レヤユレータ３０が供給する
ようにさせる。この逆運転位置において、このことは−
分間について７６２ｃｍ（２５フイート）の速度でなさ
れるが、約１−０５　ｋｇ　／　ａｎ”〜Ｌ、４１　ｋ
ｇ／ａｎ２（約１５　ｐｓｉ　〜約２Ｑ　ｐｓｉ　）の
空気式装置の中の圧力のもとで、つ゛ニブは最高位置１
８と最低位置１７の中間にある位置にダンサ−ロールが
引き下げられる迄リール１３上に引き戻される。モータ
駆動式レギュレータ３０によって供給される圧力はウェ
ブに所望される張力に対応する圧力である。ダンサ−ロ
ール１６が予定の中間位置に到着すると、駆動が停止す
る。この停止で、選択スイッチが自動的に操作を低速前
進始動位置に移動させるが、これはスイッチ装置の機械
的機能である。

この時に、スイッチ装置が自動的に逆張力の張力に近い
始動張力を提供する通常の運転条件を開始し、印刷機が
立ち上る間は比較的低速でスタートし、そして最終的に
はフル運転状態が達成される。

本発明は、単なる例として図示され、説明された実施例
に限定されるものではない。特許請求の範囲の精神及び
範囲内にある変形や同等物はすべて包含するように意図
されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のウェブ供給制御装置における主な構
成要素を図式的に図解したものである。 図中、１０・・・紙送りベルト駆動装置、１１・・・リ
ール表面駆動ベルト、１２・・・駆動モーター、１３・
・・リール、１４・・・ウェブ、１５・・・ダンサ−ロ
ール装置、１Ｔ・・・最低位置、１８・・・最高位置、
２０・・・ダンサ−検出装置、２５・・・空気式装置、
３０・・・差動圧力装置、３５・・・駆動制御装置、３
６・・・運転装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）供給リールからウエブ供給式印刷機の中へのウエ
   ブの供給を制御するための装置であつて、 ａ、リール表面駆動ベルト及び駆動モーターとからなる
   紙送り用ベルト駆動装置と、 ｂ、前記ウエブに接触し、前記ウエブの張力の変化に応
   答して最低位置と最高位置との間で移動する様に配置さ
   れているダンサーロール装置と、 ｃ、前記ダンサーロール装置の位置を反映する信号を生
   成するために前記ダンサーロール装置に操作的に連結さ
   れている検出装置と、 ４、前記ダンサーロール装置の位置に変化を生じさせ、
   それによつて前記ウエブの張力に変化を生じさせるため
   に必要な力を変えるべく前記ダンサーロール装置に操作
   的に連結されている空気式装置と、 ｅ、前記空気式装置に連結され、また、前記空気式装置
   の中の空気圧力を制御するための空気源に連結されてい
   る差動圧力装置と、 ｆ、前記ベルト駆動モーター、前記モーター駆動式レギ
   ユレータ、及び前記ダンサーロール検出装置に操作的に
   連結され、それによつて前記ベルト駆動モーターの速度
   及び空気圧力が同時に制御される駆動制御装置と、そし
   てｇ、印刷機全体に行き渡るウエブの装着段階、ウエブ
   ・スラツクの除去段階、及び通常の運転段階を通じて必
   要とされる異なつた値に従つて、前記ベルト駆動モータ
   ーの速度及び前記モータ駆動式レギユレータ装置からの
   空気圧力の前もつて決定されている相互に関係づけられ
   ている値の選択を運転者に可能にさせるために前記駆動
   制御装置と関係づけられている運転装置 からなる装置。 （２）特許請求の範囲第１項に記載の装置において、前
   記差動圧力装置がモーター駆動式レギュレータを含有し
   ている装置。 （３）特許請求の範囲第１項に記載の装置において、前
   記駆動制御装置が、 ａ、前記空気式装置をして前記ダンサーロール装置への
   圧力であつてダンサーロール装置をその最高位置に支承
   するのに必要にして十分な圧力を供給させ、 ｂ、前記ベルト駆動装置をして前もつて定められた低速
   前進速度で前記ウエブ・リールを回転させ、そして ｃ、前記ダンサー検出装置をして前記ダンサーロール装
   置がその前記最高位置から移動したときに前記ベルト駆
   動装置を停止させる信号を発信させるようになつている
   装置。 （４）特許請求の範囲第１項に記載の装置において、前
   記ベルト駆動制御装置が、 ａ、前記ダンサー検出装置をして前記ウエブの張力に応
   答して前記ダンサーロール装置が前記最高位置と前記最
   低位置との中間にあるときには前記ベルト駆動を停止さ
   せる信号を発信させ、 ｂ、前記空気式装置をして前記ウエブに所望される張力
   に係わる圧力を提供させ、そしてｃ、前記ベルト駆動装
   置をして前記ウエブの張力が前記ダンサーロール装置を
   前記中間位置に移動させる迄巻取り方向に前記ウエブ・
   リールを回転させるようになつている装置。（５）特許
   請求の範囲第４項に記載の装置において、前記駆動制御
   装置が前記ベルト駆動装置をしてウエブ巻き取りに続い
   て所望されるウエブ張力が達成された後に印刷機始動の
   ために前記ウェブを送り出させるようになつている装置
   。 （６）特許請求の範囲第１項に記載の装置において、前
   記運転装置がウエツピング操作と逆転操作の間の選択を
   可能にするスイッチ装置を有している装置。 （７）特許請求の範囲第６項に記載の装置において、ウ
   エブ・スラツク除去が終了したときに前記スイッチ装置
   が自動的に通常の運転条件を創始するようになつている
   装置。