JP2002338105A - ダンサーロール装置 - Google Patents

ダンサーロール装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心した原反ロールから巻出される原反の緩
みや張りを吸収し、後工程に原反を安定した張力で送り
出すダンサーロール装置を提供することである。 【解決手段】 ダンサーロール6を原反ロール4から巻
出されたフィルム3が直接巻掛けられるように配設して
いるので、原反ロール4から巻出されたフィルム3はダ
ンサーロール6に直接到達し、その間の原反ロール4の
偏心による緩みや張りの増幅がなく、ダンサーロール6
入口での張力変動量が格段に少なくなる。その結果、ダ
ンサーロール6に巻掛けられるフィルム3の張力変動は
ダンサーロール6の揺動によって容易に吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、フィルム状物の
原反の巻出工程におけるダンサーロール装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、原反ロールの巻出装置では、
原反はロールの軸心に対し偏心のない状態で巻かれてい
るが、フィルム状物の原反においては原反ロールへの巻
取時に巻層間に空気を含んで巻かれることがあり、この
ような原反ロールでは時間の経過と共に上部の空気が抜
け、フィルムの自重によりロールの下部が膨らむように
偏心することがある。
【0003】このような原反ロールの巻出しの場合に
は、ロールの回転と共に偏心分が振れ、巻出されるフィ
ルムの速度が変化して、一定速度でフィルムを巻取ろう
とする後工程のロール間でフィルムのパスの緩みと張り
が繰り返され、フィルムに張力変化が生じる。これはフ
ィルムの内部応力として残り、安定した巻取ロールが得
られないという問題がある。
【0004】このため、従来からダンサーロール装置を
利用し、ダンサーロールの揺動によって前記フィルムの
張力変動を吸収している。ダンサーロール装置を利用し
たものでは、例えば、特開平11−240651号公報
に記載されているような、ダンサーロールに入るフィル
ムの角度を一定にするため、巻出装置とダンサーロール
装置の間にガイドロールを設けた構成のものが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、原反
ロールとダンサーロールとの間にガイドロールが介在し
ていると、巻出されたフィルムが一旦このガイドロール
に巻掛けられるため原反ロールの偏心による緩みや張り
が直接にダンサーロールに伝わらないことになる。この
ため、緩みや張りがフィルムが前記ダンサーロールに到
達するまでに増幅されるので、フィルムのばたつきが過
大となり、緩みや張りによる張力変動をダンサーロール
で吸収しきれなくなるという問題がある。
【0006】また、前記ガイドロールは、原反ロールの
偏心によるフィルムの巻出速度の変化に追従して周速を
変化させる必要があるが、実際にはガイドロールの周速
と巻出されたフィルムの速度を一致させるのは困難なた
め、ガイドロール外周面とフィルム間にスリップが生
じ、その結果フィルム面に傷が入るので高速運転ができ
ないという問題がある。
【0007】そこで本発明は、偏心した原反ロールから
巻出される原反の緩みや張りをダンサーロールにて吸収
し、後工程に原反を安定した張力で送り出すダンサーロ
ール装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 前記目的達成のため本
発明のダンサーロール装置は、ダンサーロールを原反ロ
ールから巻出された原反が直接ダンサーロールに巻掛け
られるように配設したことを特徴としている。
【0009】また、ダンサーロールの下流側にガイドロ
ールを設けてダンサーロールユニットとし、このダンサ
ーロールユニットを前記原反ロールの長手軸心と直交す
る方向に往復移動するようにし、さらに、前記ダンサー
ロールユニットを前記原反ロールから原反が巻出される
巻出径の変化に追従して、この原反ロールの長手軸心と
直交する方向に往復移動するようにすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】 図1は本発明の第一の実施例を
示す側面図であり、1は原反巻出装置、2はダンサーロ
ール装置を示している。原反巻出装置1はフイルム3が
巻回された原反ロール4を支持すると共に、モータ5に
よって原反ロール4を巻出方向に回転させるようになっ
ており、ダンサーロール装置2は、原反巻出装置1から
巻出されたフィルム3が直接ダンサーロール6に巻掛け
られるようになっている。
【0011】また、ダンサーロール装置2にはダンサー
ロールユニット7と、駆動装置8が設けられており、こ
の駆動装置8によってダンサーロールユニット7が原反
ロール4の長手軸心に直交して(イ)、(ロ)の方向へ
移動するようになっている。
【0012】ダンサーロールユニット7は、図1〜3に
示されるように、枠体9a、9bの対面する面に複数の
梁10が走行するフィルム3の妨げにならない位置に所
定の長さで横架されていると共に、ダンサーロール6の
揺動支点aとなる支持軸12が両端部を枠体9aと9b
に軸支されており、支持軸12の両端部それぞれにダン
サーロール6取付け用アーム13が一端を回動自在に支
持され、そのアーム13の他端部間にダンサーロール6
が挟まれるように枢着された構成になつている。
【0013】また、枠体9a、9bとアーム13の間に
アーム13の揺動に応動するように保持部材15に保持
されたエアーシリンダ16が設けられ、エアーシリンダ
16のロッド先端がアーム13に突設されたピン14に
支承されている。そして、エアーシリンダ16を保持し
ている保持部材15は、枠体9a、9b各々の内壁に固
着されているブラケット17に固定されている。このエ
アーシリンダ16は、ダンサーロールが枢着されたアー
ム13を所定の空気圧で弾支している。
【0014】ダンサーロール6の下流方向にはダンサー
ロール6から所定の距離をおいて、ガイドロール18が
枠体9a、9bに回動自在に支承されている。
【0015】ダンサーロールユニット7を移動させる駆
動装置8は、図1〜3に示されるように、枠体9a、9
bの下面とダンサーロール装置2を載置しているフレー
ム19の上面との間に、スライド機構を備えたリニアベ
アリング20が2組設けられ、枠体9a、9bの内壁に
取付けられたナット部材21それぞれに軸受24を介し
てねじ軸22が螺合され、このねじ軸22それぞれにカ
ップリング23を介してモータ25が連結されている。
【0016】そして、モータ25はそれぞれが同期して
正逆回転するよう駆動装置8に付設された制御装置(図
示せず)によって制御され、ねじ軸22の正逆回転によ
るナット部材21とねじ軸22とのねじ作用でダンサー
ロールユニット7が(イ)、(ロ)の方向へ移動するよ
うになつている。
【0017】ねじ軸22の長さはダンサーロールユニッ
ト7の移動範囲に対応したものとし、また、実施例で
は、ねじ軸22やモータ25による駆動手段を二個所設
けているが、いずれか一個所としても良い。
【0018】リニアベアリング20は、ダンサーロール
ユニット7の移動範囲に対応した長さの凸状スライド部
材20bと、凹状スライド部材20aとの組合わせであ
り、凹状スライド部材20aが枠体9aと9bの下面に
取り付けられ、凸状スライド部材20bが凹状スライド
部材20aに対応した位置で咬合されてフレーム19に
取り付けられることにより、相互間でスライドするよう
になっている。前記組合わせは、凸状スライド部材20
bと凹状スライド部材20aを逆にして取り付けるよう
にしてもよい。
【0019】尚、このような構成であるリニアベアリン
グ20は公知のものとして一般に使用されているもので
ある。
【0020】フィルム3の巻出しに際しては図1に示す
ように、先ず、ダンサーロールユニット7のアーム13
をエアシリンダ16で弾支した状態で、アーム13の揺
動支点aとダンサーロール6の中心bを通る直線cが略
水平(定常運転時位置)となるよう原反ロール4から巻
出されるフィルム3の長さを原反ロール4の回転角度を
制御して調整する。このとき、エアシリンダ16の空気
圧を前記フィルム3の静止張力に対応する空気圧に設定
する。
【0021】そして、ダンサーロールユニット7を、原
反ロール4の巻出し始め位置dと巻出し終り位置eの略
中間位置fから鉛直方向に巻出されるフィルム3bがダ
ンサーロール6の外周面に接する位置(以後所定位置と
称する)まで移動させる。
【0022】このダンサーロール7の移動は、実施例で
は駆動装置8によって行ない、所定位置での位置決め
は、所定位置を検出する位置検出センサー(図示せず)
を設け、ダンサーロールユニット7がその位置にくると
モータ25が停止してダンサーロールユニット7が停止
するようにしたり、あるいは、ダンサーロールユニット
7の所定位置までの移動距離をねじ軸22の回転数に換
算し、その回転数だけモータ25が回転するようなカウ
ンタ(図示せず)を設けて行なうようにすることができ
る。
【0023】また、ダンサーロールユニット7の移動を
駆動装置8の構成によらずとも、圧空、油圧等で動作す
る流体シリンダを用いて移動せしめることも可能であ
り、あるいは、ダンサーロールユニット7に移動機構を
設けず、ダンサーロールユニット7を直接フレーム19
に設置しても良い。
【0024】このように、ダンサーロールユニット7が
移動可能であれば、原反ロール4の巻き出し始めの巻径
が変更になった場合等、容易にダンサーロールユニット
7を前記所定位置に配置することができる。
【0025】原反ロール4から巻出されたフィルム3
は、図1に示すようにダンサーロール装置2に直接到達
してダンサーロール6とガイドロール18にS字状に巻
掛けられる。このとき、ダンサーロール6に巻掛けられ
たフィルム3は原反ロール4から直接到達しているので
原反ロール4の偏心による緩みや張りの増幅が少なく、
ばたつきも最小限に抑えられるのでダンサーロール6の
入口での張力変動量が少ない。
【0026】このような少ない張力変動量でダンサーロ
ール6が揺動されるのであるから、フィルム3の張力変
動はこのダンサーロール6の揺動によって容易に吸収さ
れ、フィルム3はガイドロール18を介して張力が安定
した状態で後工程へ送り出されていき、下流に設置され
ている巻取装置(図示せず)によって巻取られる。
【0027】ところで、原反ロール4から巻出されたフ
ィルム3がダンサーロール6に巻掛けられるとき、巻出
し始めのフィルム3aから巻出し終りのフィルム3cに
至る間、原反ロール4のf点から鉛直方向に巻出される
フィルム3bに対し入射角度α、βが生じる。この入射
角度α又はβが大きいと巻出し中の張力差が大きくな
り、巻出しに悪影響が及ぶことがある。
【0028】そこで、本発明によれば、ダンサーロール
ユニット7を前記所定位置まで移動せしめることによ
り、入射角度α、βを略等しくすることができ、また、
フィルム3bの張力Tbに対するフィルム3aの張力T
a及びフィルム3cの張力Tcの関係は、Ta≒Tb/
COSα、Tc≒Tb/COSβで表されるので、例え
ばαを15度に設定すると、α≒βであるので、Ta≒
Tc=Tb/COSα=Tb/COS15度=0.96
6Tbとなり、フィルム3a、3c及びフィルム3bの
張力差を実用上無視することができる。
【0029】フィルム3のダンサーロール6への入射角
α、βは15度に限定されることはなく、巻取られるフ
ィルムの品位、用途等により原反の巻出し始めと巻出し
終わりの張力差の許容値を設定してそれに対応する角度
とすればよいし、また、その角度の設定は原反巻出装置
1とダンサーロール装置2の鉛直方向の設置距離を調整
することにより可能である。
【0030】また、原反の巻出しにおいては、生産条件
によって表面方向での巻出しと裏面方向での巻出しが必
要であり、図1に示す場合を表面方向とすると、裏面方
向の場合は図4に示すように原反ロール4を図1とは逆
方向に回転させればよく、ダンサーロールユニット7を
図1の位置から(ロ)方向へ、原反ロール4のf点から
鉛直方向に巻出されるフィルム3bがダンサロール6の
外周面に接する位置まで移動させることによって、図1
の場合と同等の巻出し条件で運転できる。尚、ダンサー
ロールユニット7の移動の説明は前述しているのでここ
での説明は省略する。
【0031】次に、例えば、薄物フィルムや孔あきフィ
ルム(以後フィルム3dと称する)の場合、品質確保の
ために巻出しが弱い張力で行れているので原反ロールか
らの巻出し始めから巻出し終りに至るまでの微小な張力
差によっても巻出し速度が不安定になり、顕著に原反の
品質が左右される。この張力差は原反の巻出しによる巻
出径の変化に従って原反のダンサーロールへの入射角度
が変化していくことによって生じる。
【0032】そのため、第二の実施例では、図5に示す
ように、前記入射角度が変化せず一定であるようにダン
サーロールユニット7をフィルム3dが巻回された原反
ロール4aから巻出される巻出し径Dの変化に追従し
て、巻出されたフィルム3dがダンサーロール6に入る
ときにフィルム3dと、ダンサーロール6の中心b及び
その揺動支点aを通る直線cとからなる角度θ1が略一
定となる位置に移動していくようにしている。
【0033】この移動の制御は、フィルム3dの巻出し
速度基準であるガイドロール18の回転数を検出する回
転数検出センサ54と、原反ロール4aの回転数を検出
する回転数検出センサ50と、これらからの信号を演算
して随時変化していく原反ロール4aの巻出し径Dを算
出する演算装置51及び、算出された巻出し径Dの信号
を、角度θ1が巻出し始め時(巻出し径Dの最大時)と
略同一となる位置への移動量となる信号に変換する信号
変換装置52を設け、移動量に変換された信号がダンサ
ーロールユニット7を移動させる駆動装置8の制御装置
53に入力され、その信号によってダンサーロールユニ
ット7が原反ロール4aの変化していく巻出し径Dに追
従して(ロ)方向へ移動していくようにモータ25の回
転を制御することで可能である。
【0034】即ち、原反ロール4aの巻出し径Dが変化
していってもダンサーロールユニット7がそれに追従し
て移動していくために角度θ1が巻出し始め時(巻出し
径Dの最大時)と略同一となり、フィルム3dの巻出し
始めから巻出し終わりまで張力差が生じないのである。
【0035】また、フィルム3dの表面方向での巻出し
と裏面方向での巻出しにおいては、図5に示す場合を表
面方向とすると、裏面方向の場合は図6に示すように原
反ロール4aが図5とは逆方向に回転するわけであるか
ら、ダンサーロールユニット7が原反ロール4aの変化
していく巻出し径Dに追従して(イ)方向へ移動して行
くようモータ25の回転を制御すればよい。尚、ダンサ
ーロールユニット7の移動制御の説明は前述しているの
でここでの説明は省略する。
【0036】
【発明の効果】 本発明によれば、ダンサーロールを原
反ロールから巻出された原反が直接ダンサーロールに巻
掛けられるように配設しているので、原反ロールから巻
出された原反はダンサーロールに直接到達し、その間の
原反ロールの偏心による緩みや張りの増幅がなく、ばた
つきも最小限に抑えられダンサーロール入口での張力変
動量が、原反ロールとダンサーロール間にガイドロール
が介在する従来のダンサーロール装置に比べ、格段に少
なくなる。その結果、ダンサーロールに巻掛けられる原
反の張力変動はダンサーロールの揺動によって容易に吸
収され、原反は張力変動のない安定した状態で後工程に
送り出されるので巻取品質が大幅に向上する。
【0037】さらに、前記ガイドロールが無いので、こ
のガイドロール外周面と原反間でのスリップによる原反
面への傷も皆無となり、従来以上の高速運転が可能とな
る。
【0038】また、ダンサーロールユニットを原反ロー
ルの長手軸心と直交する方向に往復移動するようにする
と、ダンサーロールを原反の巻出しに最適な位置、即
ち、原反巻出し始めから巻出し終りまで張力差が生じな
い位置に極めて容易に配設することができる。
【0039】さらに、ダンサーロールユニットを原反ロ
ールから原反が巻出される巻出径の変化に追従して、こ
の原反ロールの長手軸心と直交する方向に往復移動する
ようにすると、常に原反のダンサーロールへの入射角度
が略一定の状態で巻出しが行われていくことになるので
巻出し始めから巻出し終わりに至るまでの間に張力差が
生じず、その結果、薄物原反や孔あき原反のように巻出
しを非常に弱い張力で行なわなければならないものにお
いては、常に原反に安定した巻出速度が得られるので、
巻取品質が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示す側面断面図であ
る。
【図2】 図1におけるI−I矢視図である。
【図3】 図1におけるII−II矢視図である。
【図4】 原反ロールの巻出し方向が図1と逆方向の場
合を示す側面断面図である。
【図5】 本発明の第二の実施例を示す側面断面図であ
る。
【図6】 原反ロールの巻出し方向が図5と逆方向の場
合を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 原反巻出装置 2 ダンサーロール装置 3、3a、3b、3c、3d フィルム 4、4a 原反ロール 5 モータ 6 ダンサーロール 7 ダンサーロールユニット 8 駆動装置 9a、9b 枠体 10 梁 12 支持軸 13 アーム 14 ピン 15 保持部材 16 エアーシリンダ 17 ブラケット 18 ガイドロール 19 フレーム 20 リニアベアリング 20a 凹状スライド部材 20b 凸状スライド部材 21 ナット部材 22 ねじ軸 23 カップリング 24 軸受 25 モータ 50 回転数検出センサ 51 巻出径演算装置 52 移動量信号変換装置 53 駆動モータ制御装置 54 基準回転数検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽野 晃 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3F104 AA03 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム状物が巻回された原反ロールか
    ら巻出された原反を、揺動するダンサーロールに巻掛
    け、このダンサーロールの変位により原反の張力変動を
    吸収するダンサーロール装置において、ダンサーロール
    を、原反ロールから巻出された原反が直接ダンサーロー
    ルに巻掛けられるように配設したことを特徴とするダン
    サーロール装置。
  2. 【請求項2】 ダンサーロールの下流側にガイドロール
    を設けてダンサーロールユニットとし、このダンサーロ
    ールユニットを前記原反ロールの長手軸心と直交する方
    向に往復移動するようにした請求項1記載のダンサーロ
    ール装置。
  3. 【請求項3】 ダンサーロールの下流側にガイドロール
    を設けてダンサーロールユニットとし、このダンサーロ
    ールユニットを前記原反ロールから原反が巻出される巻
    出径の変化に追従して、この原反ロールの長手軸心と直
    交する方向に往復移動するようにした請求項1又は2記
    載のダンサーロール装置。
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