JPS5845602A - 塩化ビニル盤のカッティング方法及びカッティング針装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ・発明は増化ビニル盤に面接カンティングによりｆｔ
　ｆ　Ｖ：録する塩化ビニル盤のカッティング方法及び
カッティング針装置に関する。

一般に、レコード盤を製造するには、毛を磁気テープに
配録してマスタチーニア″ヶ作り、このマスクテープの
仙号會カッティングマシンでラッカ盤にカッティングし
てラッカマスタレコー）”　ｌｒＡを作成する。次に、
このラッカマスタレコード盤を用いて凸型のマスク、凹
型のマザーが２− 作成され、このマザーからスタンパラ作す、このスタン
ノ９をプレス機に取り付け、このプレス機で予熱された
レコード材料を加熱圧縮成型１−てレコード盤を製造す
る。而ｌ〜で、前記マスタレコード盤にはラッカ盤が用
いられていた。このラッカ盤は厚さ約１關の平坦なアル
ミ円盤にアセテート全１５０μｍ前後の厚さに均一に塗
布したものである。

一方、国会の質疑応答、裁判所の弁論等の記録には従来
磁気テープが用いられでいた。しかり、　？がら、磁気
テープは温度、湿度等の周囲環境等、長期保存には厳し
い条件を必要としていた。そこで、レコード用拐料に直
接カンディングして記録保存用レコード盤を作成するこ
とが考えられる。このような記録保存用レコード盤とし
てラッカ盤を用いる場合には次のような欠点かある。

■　アルミ円盤にアセテート全塗装するため、製造工程
が煩雑になる。

■　アセテート全充分乾燥するのに半年から１年位必要
とし、そのため、盤面にひび割れが発生する。

■　アルミ円盤からアセテートが剥」［ｔする。

■　アルミ円盤は曲がりやすく、曲がれはイ史用できな
くなる。

■　アセテートに含１１１．る油分が光面ににじみ出る
。

■　アセテートはアルコールやシンナ類で溶けるので、
よごれてもレコードスル−は使用することに１：できな
い。

■　アセテートは自然乾燥のため長時間ケ要し、犬歇生
産できずコストが高くつく。

■　アセテートは軟らかいので傷つきやすくノイズ発生
率が高い。

以」二のようにアセテートラッカ盤にはｆ止々の欠点が
あるため、カッティング用のレコード材料として塩化ビ
ニルを用いることが堝えられる。

しかしなから、塩化ビニルはアセテートに比べて硬いた
め、塩化ビニル盤に直接カッティングする場合には従来
のカッディング針ではカッティングが困難であった。そ
こで、塩化ビニル盤に＠接カッティングするためのカッ
ティング針装置のＩｊｉ　Ｗ、が要望される。

本発明は上記の要望を満たすもので、塩化ビニル盤に直
接カッティングにより音溝を形成し得る塩化ビニル盤の
カッティング方法及びカッティング針装置を提供するこ
とを目的とする。

以下図面を参ｌロシて本発明の実施例を詳細に説明する
。Ｅｌｌち、第１図に示すように、アルミシャンク１は
約５°に曲けられ、このアルミシャンク１の先端には例
えばダイヤモンドまたはザファイヤせだにＩ−ルビー等
よりなるカッティング針２が一体に設けられ、このカッ
ディング針２のアルミシャンク１との増刊部近傍にはピ
ータ３が耐熱被膜されて設けられる。９はヒータ線、１
０はすりｍｌである。前記カッティング針２は第２図（
ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）に示すように略２等辺３
角柱状に形成され、２婢辺％１４．５の先端部にそれぞ
れ傾斜部６．７がわけられて先端が尖鋭に形成される。

さらに、前記カッティング針２の正５− 面周囲の稜線部には角をとるようにして傾斜部８が形成
される。この場合、カッティング針２の先端部′ｉＥ面
は先端に行くに従って膨出するように形成される。前記
カッティング針２を針先より見ると第３図に示すように
なり、２等辺面４．５に挾捷れた角の角度は鈍角（９０
°より大きい例えは９２°）に形成される。このカッテ
ィング針２はレコード用塩化ビニル盤の進行方向ＡＫ附
してレコード用塩化ビニル盤の外方向に１１°　回転し
くイの状態）、かつアルミシャンク１全５°曲けること
によりレコード用塩化ビニル盤の進行方向Ａと反対方向
に５°傾けて取り付りられる（口の状態）。第３図にお
いて、ｔが９０’の音溝Ｓの幅となる。

即ち、カッティング＠２をヒータ３により加熱しながら
レコード用塩化ビニル盤全切削しカッティングして音溝
Ｓ全形成する。この場合、塩化ビニルの切り屑は音溝Ｓ
の外側０に排出さされるため、レコード用地化ビニル盤
の内側Ｉに移動するカンティング針にからまって溶ける
６− ようなことはない。

又、従来のレコード用塩化ビニルはプレス方式なので粒
子が粗くても問題がない。しかし、塩化ビニルをダイレ
クトカッティングする場合ハ粒子が粗いと再生音にスク
ラッチノイズが生じるため、粒子が微小で密なものを用
いる必要がある。そこで、本実施例のレコード用塩化ビ
ニル盤としては、例えばレコード用レジン（高純度倣粒
子）１００　Ｋ　、熱安定剤４７に、カーボン００６に
、帯電防止剤０．４５Ｋを配合した塩化ビニルを用いる
ことができる。このような塩化ビニル盤はアセテートラ
ッカ盤のもつ上述したような欠点がなく長期保存に好適
するものである。

なお、カッティング針ヲ１１°ねじり５°傾けるのは切
削性をよくするためであり、又、針先を鈍角とするのは
９０°の音溝全保つためである。

以上述べたように本発明によれば、レコード用塩化ビニ
ル盤に面接カッティングすることができる塩化ビニル盤
のカッティング方法及びカッティング針装置全提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明カッティング針装置の一実施例を示す側
面図、第２図（ａ）は本発明に係るカッティング針の一
例を示す正面図、第２図（ｂ）は同じく仰１’１ｆｆｔ
図、第２［シｌ　（Ｃ）は同じく背面図、第３図ｄ本発
明に係るカッティング針の取り付は状態の一例を示す剣
先よりみた図である。 １・・・アルミシャンク、２・・・カッティング針、３
・・・ヒータ、４，５・・・２宿辺’ｄｎ、６，７・・
・傾斜部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　シャンクにカッティング針が取り付けられこ
   のカッティング針に加熱ヒータが設けられたカッティン
   グ針装置において、鈍角な挟角を形成するような略等し
   い幅の略垂直な２面を有する略３角柱状に形成し、先端
   部に先端が尖るような傾斜面を設けたカッティング針を
   、前記略等しい幅の２面以外の１面全レコード盤の回転
   方向と対向させると共にレコード盤の外側に向くように
   回転させ、かつレコード針の後端がレコード盤の回転方
   向に傾くように傾斜式せて設けたカッティング鋼装ｆＭ
   ｋ用い、カッティング針を加熱しながら塩化ビニル盤を
   切削して音溝を形成することを特徴とする塩化ビニル盤
   のカッティング方法。
2. （２）　　シャンクにカッティング針が取り伺けら−１
   −− れこのカッディング針に加熱ヒータが設けられたカッテ
   ィング針装置において、鈍角な挟角を形成するような略
   等しい幅の略垂泊な２面を有する略３角柱状に形１ｊし
   し、先端部に先端が尖るような傾斜面を設けたカッティ
   ング針を、前記略宿しい幅の２面以外の１而をレコード
   盤の回転方向と対向させると共にレコード盤の夕１側に
   向り」：うに回転させ、かつレコード針の？夛端がレコ
   ード盤の回転方向に卸くように卸飽させて設けることｋ
   　％　Ｓ’Ｊとするカッティング針装す。