JP2508876B2 - 光ディスク用スタンパ - Google Patents

光ディスク用スタンパ

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JP2508876B2
JP2508876B2 JP8260690A JP8260690A JP2508876B2 JP 2508876 B2 JP2508876 B2 JP 2508876B2 JP 8260690 A JP8260690 A JP 8260690A JP 8260690 A JP8260690 A JP 8260690A JP 2508876 B2 JP2508876 B2 JP 2508876B2
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disk stamper
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真二 中川
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NEC Corp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26—Moulds
    • B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク用スタンパ、特に、光磁気ディ
スク,CD等の光ディスク基板を成形によって大量に複製
するための光ディスク用スタンパに関する。
〔従来の技術〕
従来の光ディスク用スタンパは一般的に厚さ0.3mm程
度で第２図（ａ），（ｂ）に示す一例のようにピットあ
るいはグループが転写された情報記録面１の背面２をメ
カノケミカルポリシングで砥粒擦過痕のない鏡面11に仕
上げられているか、あるいは第３図に示す他の例のよう
にスタンパを回転させてラッピングテープを押し当てて
研磨し同心円状の砥粒擦過痕21がある面に仕上げられて
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上述した従来の光ディスク
用スタンパは厚み0.3mm程度しかなく非常に薄いためレ
プリカ作成の際、背面が鏡面の場合は成形金型が鏡面加
工されているため密着性が高く、成形時の熱サイクルに
よるスタンパの膨張収縮のため、スタンパは成形金型と
擦れ、スタンパより成形金型の方がはるかに硬いのでス
タンパの一部が削られることになり、また、同心円状の
砥粒擦過痕がある場合も同様に成形時の熱サイクルによ
るスタンパの膨張収縮によるスタンパの伸縮方向と砥粒
擦過痕が垂直になるため摩擦抵抗が大きくなり、スタン
パの一部が削られるとになるため、この削られたニッケ
ル微粉が他の部分に付着し、成形時の圧力によってスタ
ンパが変形するという欠点がある。
さらに、このような変形は成形数に伴い増加し、複製
された光ディスク基板に転写され、外観の問題あるいは
光ディスクドライブのヘッドのサーボ制御に影響を与え
データの読み出しあるいは書き込みができなくなるなど
の問題が生じるため、スタンパ１枚当りの基板成形枚数
が制限され通常10000枚程度で寿命となり、あまり多く
の基板を複製することができないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスク用スタンパは、情報記録面の背面
に深さ１μｍ以下の砥粒擦過痕が放射線状に形成されて
構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第１図（ａ），（ｂ）は本発明の一実施例を示す正面
図および拡大断面図である。
第１図（ａ），（ｂ）に示す光ディスク用スタンパは
放射状の砥粒擦過痕６を有している。
このような放射状の砥粒擦過痕６は情報記録面１の背
面２をメカノケミカルポリシングで粗度Rmax0.05μｍの
鏡面にした後、背面２の内周端４から外周端５まで幅5m
mのWA＃2000ラッピングテープを0.1kgf/cmで押し当てな
がら750mm/sで送り、かつスタンパを0.5rpmで回転させ
て10minの研磨で形成することが可能である。
この方法で仕上げ研磨されたスタンパは深さ0.1μｍ
の砥粒擦過痕６を放射線状に形成され、このスタンパを
用いて光ディスク基板を鏡面加工されている成形金型で
50000ショット成形しても砥粒擦過方向と成形時の熱サ
イクルによるスタンパの膨張収縮によるスタンパの伸縮
方向と一致するため、スタンパの一部が削られることな
く、複製された光ディスク基板は光ディスクドライブの
ヘッドのサーボ特性上問題となるような変形が生じな
い。
なお、深さ１μｍの砥粒擦過痕でも同様の効果があ
る。
〔発明の効果〕
本発明の光ディスク用スタンパは、情報記録面の背面
に深さ１μｍ以下の砥粒擦過痕を放射線状に形成するこ
とによって、成形時の熱サイクルによるスタンパの膨張
収縮にともなう成形金型との擦れがなく、スタンパを変
形させないため、スタンパの成形寿命が長くなるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図（ａ），（ｂ）は本発明の一実施例を示す正面図
およびAA′拡大断面図、第２図（ａ），（ｂ）は従来の
一例を示す正面図およびBB′拡大断面図、第３図は従来
の他の例を示す正面図である。 １……情報記録面、２……背面、３……スタンパ、４…
…内周端、５……外周端、6,21……砥粒擦過痕、11……
鏡面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】情報記録面の背面に深さ１μｍ以下の砥粒
    擦過痕が放射線状に形成されてなることを特徴とする光
    ディスク用スタンパ。
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JPH03283030A JPH03283030A (ja) 1991-12-13
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