JP2522681B2 - 情報記録担体 - Google Patents
情報記録担体Info
- Publication number
- JP2522681B2 JP2522681B2 JP62317093A JP31709387A JP2522681B2 JP 2522681 B2 JP2522681 B2 JP 2522681B2 JP 62317093 A JP62317093 A JP 62317093A JP 31709387 A JP31709387 A JP 31709387A JP 2522681 B2 JP2522681 B2 JP 2522681B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- record carrier
- hologram
- information record
- tracks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、CD,LV,光カード等の情報記録担体に関
し、さらに詳しくは、記録情報と共にホログラムが形成
されている情報記録担体に関する。
し、さらに詳しくは、記録情報と共にホログラムが形成
されている情報記録担体に関する。
（技術的背景と解決すべき問題点） 従来、CD,LV,光カード等の情報記録担体にホログラム
を形成する場合には情報記録担体とは別にホログラムを
形成した基材を製造しておき、そして、この基材面に接
着剤層を層設して上記情報記録担体の表面にラミネート
又は転写していた。また、信号記録エリア以外にホログ
ラムを形成していたためたとえばCDやLVの場合、内周
部，外周部の極めて小さな面積にホログラムを形成して
いた。しかし、このような方法では製造工程が極めて複
雑で生産数，歩留りが悪く、コストも高いと同時に情報
記録担体の表面積を有効に使って大面積のホログラムを
形成できないという問題点があった。
を形成する場合には情報記録担体とは別にホログラムを
形成した基材を製造しておき、そして、この基材面に接
着剤層を層設して上記情報記録担体の表面にラミネート
又は転写していた。また、信号記録エリア以外にホログ
ラムを形成していたためたとえばCDやLVの場合、内周
部，外周部の極めて小さな面積にホログラムを形成して
いた。しかし、このような方法では製造工程が極めて複
雑で生産数，歩留りが悪く、コストも高いと同時に情報
記録担体の表面積を有効に使って大面積のホログラムを
形成できないという問題点があった。
（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものであ
り、この発明の目的は、情報記録担体の製造時に情報ト
ラックと共にホログラムを同時に形成することにより、
製造工程を簡略化すると共に表面積を有効に使った情報
記録担体を提供することにある。
り、この発明の目的は、情報記録担体の製造時に情報ト
ラックと共にホログラムを同時に形成することにより、
製造工程を簡略化すると共に表面積を有効に使った情報
記録担体を提供することにある。
（問題点を解決するための手段） この発明は、記録情報が記録された情報トラックが所
定の間隔で複数本配列されている再生専用の情報記録担
体に関し、この発明の上記目的は、前記情報トラック間
の表面に物体からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸層
で形成されたホログラムを有することで達成される。
定の間隔で複数本配列されている再生専用の情報記録担
体に関し、この発明の上記目的は、前記情報トラック間
の表面に物体からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸層
で形成されたホログラムを有することで達成される。
（発明の作用） この発明の情報記録担体では、情報トラック及びホロ
グラムの干渉縞を製造時に同時に形成することで、製造
工程を簡略化することができる。また表面積を有効に使
った大面積のホログラムを付与することができる。
グラムの干渉縞を製造時に同時に形成することで、製造
工程を簡略化することができる。また表面積を有効に使
った大面積のホログラムを付与することができる。
（発明の実施例） 第１図はこの発明の一実施例である情報記録担体１の
正面を示し、第２図はそのX-X断面を示している。
正面を示し、第２図はそのX-X断面を示している。
情報記録担体１は扁平な円盤状をしており、記録情報
が光学的に再生されるようになっている。情報記録担体
１には第２図のように、ポリカーボネート等の樹脂の基
材４上に画像，音声等の記録情報がスパイラルに配列さ
れたピットで成る情報トラックATと、この情報トラック
AT間に物体からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸層で
形成されたホログラムの凹凸層HTとが設けられている。
情報トラックAT及びホログラムの凹凸層HTの表面にはAl
等の金属反射膜３が蒸着又は、スパッタリングされ、こ
の表面には保護膜２が設けられている。上記情報トラッ
クAT及びホログラムの凹凸層HTは、第３図のように情報
トラックAT間の深さH1（例えば0.5μ）とホログラムの
凹凸層HTの深さH2（例えば0.05μ）との比が 好ましくは のようになっている。
が光学的に再生されるようになっている。情報記録担体
１には第２図のように、ポリカーボネート等の樹脂の基
材４上に画像，音声等の記録情報がスパイラルに配列さ
れたピットで成る情報トラックATと、この情報トラック
AT間に物体からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸層で
形成されたホログラムの凹凸層HTとが設けられている。
情報トラックAT及びホログラムの凹凸層HTの表面にはAl
等の金属反射膜３が蒸着又は、スパッタリングされ、こ
の表面には保護膜２が設けられている。上記情報トラッ
クAT及びホログラムの凹凸層HTは、第３図のように情報
トラックAT間の深さH1（例えば0.5μ）とホログラムの
凹凸層HTの深さH2（例えば0.05μ）との比が 好ましくは のようになっている。
次に、この発明の情報記録担体１を使用したコンパク
トディスクの製法について第４図〜第10図を参照して説
明する。
トディスクの製法について第４図〜第10図を参照して説
明する。
まず、第４図のような平滑なガラス基板12の表面にレ
ジスト11を塗布して感光基板10を製造する。第５図のよ
うなホログラム光学装置40を使用して物体41の物体光LK
2及び参照光LK1を感光基板10のレジスト11面に照射して
ホログラム干渉縞を形成する。引き続き、現像せず第６
図のように同一感光基板10のレジスト11面にCDフォーマ
ット等の記録情報に従ったピットをレーザ光LK3で形成
した後、現像して第７図のような情報トラックAT及びホ
ログラムの凹凸層HTを有した原版20を製造した。この原
版20を基に第８図のようなスタンパ30（例えばニッケル
製）を製造した後、ポリカーボネート樹脂を使用し、射
出成形機（例えば名機製作所製M70A-DM）で射出成形
（型締力45トン）して第９図のような基材４を製造し
た。第10図のようにこの表面にAl等の金属反射膜３（80
0Å厚）を形成した後、第２図のように保護膜２（10μ
厚）を設けてコンパクトディスク（120mmφ,1.2m厚）を
製造した。このコンパクトディスクは明るいホログラム
を有すると同時に、CDプレイヤで再生した場合も市販品
のソフトと同質の音質が得られた。また、帯域幅30KHZ
で44dbの再生C/N,シンボルエラー率１×10-4で得られる
ことを確認した。
ジスト11を塗布して感光基板10を製造する。第５図のよ
うなホログラム光学装置40を使用して物体41の物体光LK
2及び参照光LK1を感光基板10のレジスト11面に照射して
ホログラム干渉縞を形成する。引き続き、現像せず第６
図のように同一感光基板10のレジスト11面にCDフォーマ
ット等の記録情報に従ったピットをレーザ光LK3で形成
した後、現像して第７図のような情報トラックAT及びホ
ログラムの凹凸層HTを有した原版20を製造した。この原
版20を基に第８図のようなスタンパ30（例えばニッケル
製）を製造した後、ポリカーボネート樹脂を使用し、射
出成形機（例えば名機製作所製M70A-DM）で射出成形
（型締力45トン）して第９図のような基材４を製造し
た。第10図のようにこの表面にAl等の金属反射膜３（80
0Å厚）を形成した後、第２図のように保護膜２（10μ
厚）を設けてコンパクトディスク（120mmφ,1.2m厚）を
製造した。このコンパクトディスクは明るいホログラム
を有すると同時に、CDプレイヤで再生した場合も市販品
のソフトと同質の音質が得られた。また、帯域幅30KHZ
で44dbの再生C/N,シンボルエラー率１×10-4で得られる
ことを確認した。
上述では情報記録担体の形状が円盤状のものを例に説
明したが、形状がカード状のものでもよく、この場合情
報トラック及びホログラムの凹凸層をカード上に平行に
配列するようにすればよい。
明したが、形状がカード状のものでもよく、この場合情
報トラック及びホログラムの凹凸層をカード上に平行に
配列するようにすればよい。
（発明の効果） この発明の情報記録担体によれば、ホログラムを情報
トラックと同じ製造工程で同時に形成しているため、製
造工程が簡単な利点がある。又、生産数及び歩留りが向
上し、コストが安価になる利点がある。
トラックと同じ製造工程で同時に形成しているため、製
造工程が簡単な利点がある。又、生産数及び歩留りが向
上し、コストが安価になる利点がある。
第１図はこの発明の一実施例である情報記録担体の正面
図、第２図はそのX-X断面図、第３図は情報トラックと
ホログラムの凹凸層との関係を説明するための図、第４
図〜第10図は情報記録担体の製法を説明するための図で
ある。 １……情報記録担体、２……保護膜、３……金属反射
膜、４……基材、10……感光基板、11……レジスト、12
……ガラス基板、20……原版、30……スタンパ、40……
ホログラム光学装置、41……物体。
図、第２図はそのX-X断面図、第３図は情報トラックと
ホログラムの凹凸層との関係を説明するための図、第４
図〜第10図は情報記録担体の製法を説明するための図で
ある。 １……情報記録担体、２……保護膜、３……金属反射
膜、４……基材、10……感光基板、11……レジスト、12
……ガラス基板、20……原版、30……スタンパ、40……
ホログラム光学装置、41……物体。
Claims (5)
- 【請求項１】記録情報が記録された情報トラックが所定
の間隔で複数本配列されている再生専用の情報記録担体
において、前記情報トラック間の表面に物体からの光の
波面に相当する干渉縞が凹凸層で形成されたホログラム
を有していることを特徴とする情報記録担体。 - 【請求項２】前記情報トラック間の深さH1と前記ホログ
ラムの凹凸層の深さH2との比が である特許請求の範囲第１項に記載の情報記録担体。 - 【請求項３】前記記録情報が光学的手法により再生され
る特許請求の範囲第１項に記載の情報記録担体。 - 【請求項４】前記情報記録担体の形状がカード状の場
合、前記情報トラックが当該カード上に平行に配列され
ている特許請求の範囲第１項に記載の情報記録担体。 - 【請求項５】前記情報記録担体の形状が円盤状の場合、
前記情報トラックが当該円盤上にスパイラルに配列され
ている特許請求の範囲第１項に記載の情報記録担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62317093A JP2522681B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 情報記録担体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62317093A JP2522681B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 情報記録担体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01158639A JPH01158639A (ja) | 1989-06-21 |
| JP2522681B2 true JP2522681B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=18084357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62317093A Expired - Lifetime JP2522681B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 情報記録担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522681B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0727181Y2 (ja) * | 1988-04-13 | 1995-06-21 | 共同印刷株式会社 | 光記録カード |
| GB9122247D0 (en) * | 1991-10-19 | 1991-12-04 | Applied Holographics | Optical data storage disc |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP62317093A patent/JP2522681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01158639A (ja) | 1989-06-21 |
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