JPH0447536A - 光学式情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、案内溝を有する追記型または書き換え可能
型の光学式情報記録媒体に関するものである。

〔従来の技術〕

追記型または書き換え可能型の光学式情報記録媒体とし
ての光ディスクは、トラッキングのために、例えば案内
溝が形成されるとともに、案内溝の中または案内溝間に
所定の間隔で凹凸ピ・ノドの形でアドレス情報、クロッ
ク情報などがあらかじめ設けられている。

しかしながら、アドレス情報などの凹凸ピ・ノドが形成
されている領域は、情報記録領域として利用できない。

また、アドレス情報はできるだけ多く記録されているこ
とが望ましいが、アドレス情報を多く記録すると、情報
記録領域が少なくなり、記録できる情報量が少なくなっ
てしまう。

そこで、最近、第４図に示すように、アドレス情報信号
で周波数変調した搬送波信号に応じて蛇行させた案内溝
Ｇ、を有する追記型の光ディスクＤが提案されている。

なお、この案内溝Ｇ１の横幅は一定であり、案内溝Ｇ、
の両縁部ｇ＋＋ｔｇ＋ｚのうねりは同一である。

このような案内溝付の光ディスクＤは、光学式ビデオデ
ィスクやコンパクトディスクのディスク作成プロセスを
略そのまま使用して作成できる。

すなわち、ガラス基板上にホトレジストを所定の厚さで
スピンコードし、アドレス信号で周波数変調した搬送波
信号に応じてアルゴンレーザなどの光ビームを偏向器に
よって蛇行させながら照射し、現像して得られた原盤か
らスタンバを作成し、このスタンバによって形成された
合成樹脂製のディスク基板上に記録層、保護層などを形
成することにより、上述したような案内溝付の光ディス
クＤが得られる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上記した従来の追記型の光ディスクＤにおい
て、案内溝Ｇ、に多重できる付加情報は搬送波信号の周
波数をタイミング情報として用いれば、アドレス情報と
タイミング情報の２種類となるが、これら以外の種々の
情報を多重記録して記録密度を向上させることが望まれ
ている。

この発明は、上記した要望に応えるためになされたもの
で、案内溝の両縁部に複数種類の情報をそれぞれ多重記
録させて記録密度を向上させた光学式情報記録媒体を提
供するものである。

〔課題を解決するための手段］ この発明にかかる光学式情報記録媒体は、案内溝の一方
の縁部を第１の付加情報に応じてうねらせるとともに、
他方の縁部を第２の付加情報に応じてうねらせたもので
ある。

〔作　用〕

この発明における光学式情報記録媒体は、案内溝の両縁
部をそれぞれの付加情報に応じてうねらせたので、両縁
部のうねりをそれぞれ検出することにより、両縁部から
複数種類の情報をそれぞれ検出することができる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例による光学式情報記録媒体
の一部分を示す平面図であり、Ｇ２は光ディスクＤ上に
形成された案内溝を示し、一方の縁部ｇｚ＋を第１の付
加情報で周波数変調した第１の搬送波信号に応じて蛇行
させ、かつ、他方の縁部ｇ２□を第２の付加情報で周波
数変調した第２の搬送波信号に応じて蛇行させである。

なお、第１および第２の搬送波信号の周波数は、サーボ
信号およびデータに妨害を与えない周波数が選択されて
いる。

次に、この発明の光学式情報記録媒体の原盤を作成する
光学式情報記録装置について、第２図に基づいて説明す
る。

まず、アルゴンレーザなどのレーザ光源１がら出たレー
ザビームしはハーフミラ−などの第１のビームスブリフ
タ２によって２分され、一方のレーザビームしは超音波
偏向器などの第１の光ビーム偏向器４Ａに供給され、他
方のレーザビームしは第１のミラー３で反射されて超音
波偏向器などの第２の光ビーム偏向器４Ｂに供給される
。

そして、分割された両レーザビームしは第１または第２
の光ビーム偏向器４Ａ、４Ｂにより、第１または第２の
付加情報信号に応じてそれぞれ微少振動が与えられる。

すなわち、第１の搬送波信号発生回路５Ａからの第１の
搬送波信号ｆｃ＋（第３図（ａ））と第１の付加情報信
号発生回路６Ａからの第１の付加情報信号ｆｖ＋（第３
図中））が第１のＦＭ変調回路７Ａに供給され、第１の
ＦＭ変調回路７Ａは第１の搬送波信号ｆｃｌを第１の付
加情報信号ｆＶｌで周波数変調した第１の搬送波信号ｆ
ｒｓ＋　　（第３図（Ｃ））を出力するので、第１のゲ
ート信号発生回路８Ａから第１のゲート回路９Ａに第１
のゲート信号Ｓ１のオン信号（第３図（ｄ））を出力す
ると、第１の搬送波信号ｆｙＨ＋　　（第３図（ｅ））
は第１のゲート回路９Ａ、第１の増幅回路１０Ａを介し
て第１の光ビーム偏向器４Ａに供給される。

第１の光ビーム偏向器４Ａは、周波数変調した第１の搬
送波信号ｆ２、（第３図（ｅ））が供給されると、レー
ザビームＬを第１の搬送波信号ｆＦＭＩに応じて偏向さ
せるとともに、案内溝形成方向と直行する方向に微少振
動させた第１の１次回折光ビームＬ１１を発生する。

同様に、第２の搬送波信号発生回路５Ｂからの第２の搬
送波信号ｒｃｚと第２の付加情報信号発生回路６Ｂから
の第２の付加情報信号ｆ、□が第２のＦＭ変調回路７Ｂ
に供給され、第２のＦＭ変調回路７Ｂは第２の搬送波信
号ｆｅ２を第２の付加情報信号ｆｖ！で周波数変調した
第２の搬送波信号ｆ、。

を出力するので、第２のゲート信号発生回路８Ｂから第
２のゲート回路９Ｂに第２のゲート信号Ｓ。

のオン信号を出力すると、第２の搬送波信号ｒ　ｒｗｚ
は第２のゲート回路９Ｂ、第２の増幅回路１０Ｂを介し
て第２の光ビーム偏向器４Ｂに供給される。

第２の光ビーム偏向器４Ｂは、周波数変調した第２の搬
送波信号ｆ、イ２が供給されると、レーザビームＬを第
２の搬送波信号ｆ　ＦＮＺに応して偏向させるとともに
、案内溝形成方向と直行する方向に微少振動させた第２
の１次回折光ビームＬ４＋を発生する。

なお、Ｌｌ。ｔＬｔｏは同時に発生する第１および第２
の０次光ビームであるが、これらは使用されない。

第１の光ビーム偏向器４Ａから出た第１の１次回折光ビ
ームＬＩｌはハーフミラ−などの第２のビームスプリン
タ１２に入射し、第２の光ビーム偏向器４Ｂから出た第
２の１次回折光ビームＩ−ｚ＋は第２のミラー１１を介
して第２のビームスプリッタ１２に入射し、反射される
。

この第１および第２の１次回折光ビームＬ、１゜ＬＳＩ
は、案内溝形成方向と直交する方向に並び、一部が重な
り合うように第２のミラー１１などによって調整され、
記録光学系１３を構成するミラー１３ａ、対物レンズ１
３ｂを介してガラス円板上にホトレジストが塗布された
原盤Ｒのホトレジスト面に結像する。

原盤Ｒはモータ１４ｂによって駆動されるターンテーブ
ル１４ａ上に装着され、基準信号発生回路１４ｅからの
基準信号を受けたモータ駆動回路１４Ｃは駆動信号を発
生してモータ１４０に供給し、ターンテーブル１４ａに
装着した原盤Ｒを回転させている。

また、記録光学系１３は、基準信号発生回路１４ｅから
の基準信号を受けた送り機構部分１４ｄにより、回転す
る原盤Ｒの半径方向に移動する。

このように、異なる付加情報信号に応じてそれぞれ微少
振動させた２本のビームを案内溝形成方向と直交する方
向に並べるとともに、一部が重なり合うようにホトレジ
スト面上に結像させて露光することにより、第１図に示
したように蛇行した案内溝Ｇ２が形成できる。゛ 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、案内溝の両縁部をそ
れぞれの付加情報に応じて独立に蛇行させたので、案内
溝の両縁部に複数種類の情報をそれぞれ多重記録でき、
記録密度を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光学式情報記録媒体
の一部分を示す平面図、 第２図は第１図に示した光学式情報記録媒体の原盤を形
成する光学式情報記録装置の構成を示すブロック図、 第３図（ａ）〜ｔｅｌは第２図における一部の信号を示
す波形図、 第４図は従来の光学式情報記録媒体の一部分を示す平面
図である。 Ｄ・・・光ディスク、Ｇ２・・・案内溝、ｇ＋ｚｙｇｚ
□・・・縁部。 特許出願人　　パイオニア株式会社 同　　　　　パイオニアビデオ株式会社第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学的に情報を書き込むべき表面に案内溝が形成され、
   前記案内溝の中または前記案内溝間に情報を記録する光
   学式情報記録媒体において、前記案内溝の一方の縁部を
   蛇行させて第１の付加情報を持たせるとともに、前記案
   内溝の他方の縁部を前記一方の縁部とは独立させて蛇行
   させ、第２の付加情報を持たせたことを特徴とする光学
   式情報記録媒体。