JPH0430088B2 - - Google Patents

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JPH0430088B2
JPH0430088B2 JP58102068A JP10206883A JPH0430088B2 JP H0430088 B2 JPH0430088 B2 JP H0430088B2 JP 58102068 A JP58102068 A JP 58102068A JP 10206883 A JP10206883 A JP 10206883A JP H0430088 B2 JPH0430088 B2 JP H0430088B2
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報信号を記録可能なデイスクに記録
し再生するに適したプリグループ付デイスクと前
記プリグループ付デイスクを用いた記録再生装置
に関するもので、特にプリグルームとプリグルー
プ上のアドレス情報信号等の信号形態に係わるも
のである。
従来例の構成とその問題点 第１図は従来のアドレス情報信号を有するプリ
グループ付デイスクの断面を示す模式図である。
第１図において、４はデイスク基材で、１，２は
デイスク基材に設けられたアドレス情報部分とプ
リグループ部分、３は記録材層を示す。第２図Ａ
は同デイスクの記録材層３の面を模式的に示す平
面図である。
このように従来のプリグループ付デイスクは、
プリグループを断続させることによつてアドレス
情報をプリグループとともに設けていた。したが
つて、プリグループの深さと、アドレス情報信号
部分の深さは同一であつた。
さてこのようなプリグループ付デイスクを回転
させながらレーザビームをプリグループにトラツ
キングさせながら照射し、その反射光を読み取る
と、第３図のようにアドレス情報信号が再生され
る。
第２図Ｂは第２図ＡのＤ−D′線における断面
を示し、プリグループとアドレス情報信号が凹凸
でデイスク基材４に記録されていることを示して
おり、第３図の再生されたアドレス情報信号とブ
リグループに対応している。第３図から容易にわ
かるように、従来デイスク上にプリグループとと
もに記録されるアドレス情報信号は第３図に示す
ように矩形波となつていた。したがつてそのスペ
クトラムは非常に広い範囲に分布することにな
る。例えば第４図Ａに示す再生信号のスペクトラ
ムは第４図Ｂに示すように非常に高い周波数まで
分布することが知られている。
このため、従来アドレス情報信号を有するプリ
グループ付記録可能デイスクに信号を記録する場
合は、アドレス情報信号部分には信号を記録する
ことが困難であり、仮に記録した場合でも、アド
レス情報信号と後で記録した信号の分離が難かし
かつた。
さらにプリグループがアドレス情報信号によつ
て分断されるため、トラツキング信号にも影響が
大きく、トラツキング信号にアドレス情報信号が
重畳してトラツキング信号のＳ／Ｎを低下させて
いた。
発明の目的 本発明は以上の問題点を解決するために提案さ
れたもので、プリグループとアドレス情報信号の
形状、寸法が独立に設定できるようなデイスク記
録原盤を提供し、前記デイスク記録原盤を用いて
作成された記録可能デイスクによつて安定に記録
再生装置を得ることにある。
発明の構成 記録原盤にプリグループとアドレス情報信号を
同時に記録する際に、前記アドレス情報信号が前
記記録用原盤に形成されたプリグループの深さよ
り小さい振巾を有する略正弦波状の信号とするこ
とを特徴とする。
実施例の説明 第５図は本発明のデイスク記録原盤作成装置の
一実施例を示す。５はターンテーブルで、６のモ
ータにより、記録原盤７を回転させる。この記録
原盤７としては、例えば銅などの金属盤を精密に
鏡面加工したものを用いる。８はカツテイング針
であり、通常ダイヤモント針を用いる。
８のカツテイング針は、圧電素子９に取りつけ
られ、さらに送り装置１０に取り付けられてお
り、記録原盤７の回転に同期し、記録原盤７の半
径方向に移動し、スパイラル状の溝を記録原盤７
にカツテイングする。またカツテイング針８は圧
電素子９に信号電圧を印加することにより、記録
原盤７の垂直方向に変位し、信号を記録すること
ができる。
１１はアドレス情報信号発生器で、その出力は
変調器１２により変調され、高圧アンプ１３によ
り、変調信号が前記圧電素子９に印加される。第
６図は第５図に示した記録原盤作成装置によりカ
ツテイング（記録）した記録原盤の一例を示す。
第６図Ａは記録原盤を記録面よりみた模式図で、
原盤基材１４上にＶ型ブリグループ１５とアドレ
ス情報信号１６がカツテイングされている。第６
図Ｂは矢印Ｂの断面図で深さがH1のＶ型プリグ
ループ１５を示している。また第６図Ｃは同じく
矢印Ａからみた断面を示しており、プリグループ
と同時に正弦波状のアドレス情報信号１６がカツ
テイングされている。アドレス情報信号の振巾は
H2で、この振巾は第５図における高圧アンプ１
３の利得を変化させることにより、自由に設定で
きる。したがつて再生時において、デイスクの内
周、外周で再生レベルを一定にするため一枚のデ
イスク内で振巾を可変することも可能である。ま
たブリグループの深さH1は、カツテイング針８
の形状およびカツテイング針８に印加する針圧を
変化させることにより自由に設定できる。次にこ
の記録媒体を基にして記録可能デイスクを作成す
ることができる。これを第７図に示す。
第７図Ａは本発明の記録可変デイスクの構造を
示す。１７はデイスクの基材であり、底面にＶ型
プリグループ１５を有し、１８は記録材である。
第７図Ｂは同デイスクの要部平面図で、第７図Ｃ
は第７図ＢのＡ−A′の断面図を示す。１９はア
ドレス情報信号を示しており、略正弦波状に記録
されている。２０はレーザービームであり、１５
のプリグループ上に焦点を結び、例えばフアーフ
イールドトラツキングサーボを用いることより、
プリグループ上にトラツキングする。
さて、プリグループ１５上を走査するレーザビ
ーム２０は、アドレス情報信号１９を再生する。
この場合、先に述べたアドレス情報信号の振巾
H2を、上記レーザービームの波長をλとした時、
λ／４×１／Ｎより小さく設定しておけば、レーザビー ムの反射光として再生されるアドレス情報信号は
やはり、略正弦波状となる。ここでＮはデイスク
基材の屈折率である。第８図に再生光学系を示
し、アドレス情報信号を再生した時の動作を詳し
く説明する。第８図において、２１は正弦波状の
アドレス情報信号を示し、２２のレーザビームの
ビームスプリツタ２３を経て、対物レンズ２４に
より、アドレス情報信号面２１に焦点を結ぶ。ア
ドレス情報信号面２１からの反射光はビームスプ
リツタ２３を経てしやへい板２５でビームの大き
さが制限された後、光検出器２６に入射する。第
９図に上記レーザービームのアドレス情報面から
の反射光の様子を模式的に示している。すなわ
ち、第９図のＡ、Ｂ、Ｃに示く如く、アドレス情
報面１５からの反射光は、しやへい板２５により
制限されるため、光検出器２６には、アドレス情
報信号によつて変調された略正弦波状の信号が得
られる。
以上、プリグループとアドレス情報信号に関し
て述べたが、プリグループと同時に記録する信号
としては、アドレス情報信号に限るものではな
い。たとえばプリグループと共に連続信号を記録
しておき、再生時にクロツク信号として用いるこ
ともできる。さらにプリグループの形状としては
Ｖ型溝に限ることがなく、台形あるいはその変形
溝でもよい。
発明の効果 以上のように本発明によると、プリグループと
アドレス情報信号あるいはその他の関連する信号
を同時に記録でき、またアドレス情報信号あるい
はその他の関連する信号の振巾、プリグループの
深さを独立に設定できる。さらにアドレス情報信
号あるいはその他の関連する信号の振巾を１枚の
デイスクにおいて、自由にコントロールできるた
め 再生時に最適な信号とすることも可能であ
る。
さらにアドレス情報信号を正弦波状に記録する
ことができる。
このため上記したプリグループとアドレス情報
信号を有するデイスクを用いて記録、再生を行な
う場合、 １ トラツキング信号とアドレス情報信号あるい
はその他の関連信号の相互干渉を少なくでき
る。
２ アドレス情報信号あるいはその他の関連信号
を略正弦波状に記録でき、また正弦波状に再生
できるため、前記信号にも記録可能材をを設け
た記録可能デイスクとして使用した場合、上記
信号部分にも帯域の異なつた信号を記録し、再
生することができる。
３ 記録原盤を金属により製作できるため、従来
のフオトレジストによる原盤に比べ、欠陥数を
少なくできる。
等の非常に多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来のプリグループ付記録デイスクの
要部断面図、第２図Ａは同デイスクの要部平面
図、第２図Ｂは、第２図ＡのＤ−D′線における
断面図、第３図は同デイスクよりのアドレス情報
信号の再生信号波形図、第４図Ａは矩形波状の再
生信号波形図、第４図Ｂは同再生信号のスペクト
ラム図、第５図は本発明のデイスク作成装置の一
実施例を示すブロツク図、第６図Ａは本発明によ
るデイスク原盤の斜視図、Ｂは第６図ＡのＢ−Ｂ
線断面図、Ｃは第６図ＡのＡ−A′線断面図、第
７図Ａは本発明のデイスク原盤より作成された記
録可能デイスクの断面図、第７図Ｂは同要部平面
図、第７図Ｃは第７図ＢのＡ−A′線断面図、第
８図は本発明により作成されたデイスクの再生装
置の構成を示す図、第９図は同再生状態のレーザ
ービームを示す図である。 ７……記録原盤、８……カツテイング針、９…
…圧電素子、１０……送り装置、１１……アドレ
ス情報信号発生器、１２……変調器、１３……高
圧アンプ、１４……原盤基材、１５……Ｖ型プリ
グループ、１６……アドレス情報信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 記録用原盤にプリグループとアドレス情報信
    号を同時に記録するに際し、前記アドレス情報信
    号が前記記録用原盤に形成されたプリグループの
    深さより小さい振幅を有する略正弦波状の信号と
    なるようにしたことを特徴とする記録再生用デイ
    スク原盤作成装置。 ２ プリグループの深さとプリグループと同時に
    作成する信号の振幅を独立に設定できるようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
    記録再生用デイスク原盤作成装置。 ３ プリグループの深さを一定にしたまま、プリ
    グループと同時に記録するアドレス情報信号の振
    幅を、一枚のデイスクにおいてそのデイスクの内
    周部と外周部とで変化させることを特徴とする特
    許請求の範囲第１項記載の記録再生用デイスク原
    盤作成装置。
JP58102068A 1983-06-07 1983-06-07 記録再生用デイスク原盤作成装置 Granted JPS59227039A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58102068A JPS59227039A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 記録再生用デイスク原盤作成装置
PCT/JP1984/000288 WO1984004992A1 (en) 1983-06-07 1984-06-05 Disc-shaped recording medium
DE8484902086T DE3483824D1 (de) 1983-06-07 1984-06-05 Aufzeichnungsmedium in form einer platte.
EP84902086A EP0145789B1 (en) 1983-06-07 1984-06-05 Disc-shaped recording medium
US06/708,929 US5195083A (en) 1983-06-07 1984-06-05 Disc-shaped recording medium capable of recording data signals by means of light beam

Applications Claiming Priority (1)

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JP58102068A JPS59227039A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 記録再生用デイスク原盤作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59227039A JPS59227039A (ja) 1984-12-20
JPH0430088B2 true JPH0430088B2 (ja) 1992-05-20

Family

ID=14317443

Family Applications (1)

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JP58102068A Granted JPS59227039A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 記録再生用デイスク原盤作成装置

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US (1) US5195083A (ja)
EP (1) EP0145789B1 (ja)
JP (1) JPS59227039A (ja)
DE (1) DE3483824D1 (ja)
WO (1) WO1984004992A1 (ja)

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WO1984004992A1 (en) 1984-12-20
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