JPS5845213B2 - 電流制御ヒステリシス回路 - Google Patents

電流制御ヒステリシス回路

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Publication number
JPS5845213B2
JPS5845213B2 JP14235477A JP14235477A JPS5845213B2 JP S5845213 B2 JPS5845213 B2 JP S5845213B2 JP 14235477 A JP14235477 A JP 14235477A JP 14235477 A JP14235477 A JP 14235477A JP S5845213 B2 JPS5845213 B2 JP S5845213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
transistor
input
circuit
constant
Prior art date
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Expired
Application number
JP14235477A
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English (en)
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JPS5474601A (en
Inventor
久夫 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP14235477A priority Critical patent/JPS5845213B2/ja
Publication of JPS5474601A publication Critical patent/JPS5474601A/ja
Publication of JPS5845213B2 publication Critical patent/JPS5845213B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばFMステレオチューナのステレオイン
ジケータ用に好適する電流制御ヒステリシス回路に関す
る。
周知のようにFMステレオチューナにおいては現在受信
している放送がステレオであるかモノラールであるから
表示するためにいわゆるステレオインジケータが設けら
れている。
このステレオインジケータは発光ダイオードやランプ等
の表示素子を用いているが、この表示素子を駆動する回
路またはステレオ/モノクール切換回路としてはステレ
オ検出信号が一定レベル以上で検出されたことをレベル
弁別する回路が必要となる。
そして、このかうなレベル弁別回路はある一定値以上の
入力レベルがあったときに即座にオン状態に移行すると
共に、入力レベルが低下した場合にオン時のレベルより
も低いレベルでオフ状態となる如くしたいわゆるヒステ
リシス特性を有しているのが一般的である。
然るに、従来より知られているレベル弁別回路は電圧制
御形のヒステリシス回路であって、温度特性が良くない
ために、近時富みに要求されている固体回路化や集積回
路化に不適であった。
そこで、この発明は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、オンオフレベルを電流制御で設定し得ることによ
り、固体回路化や集積回路化が容易であると共に温度特
性を良好にし得る極めて優れた電流制御ヒステリシス回
路を提供することを目的としている。
以下図面を参照してこの発明の一実施伏につき詳細に説
明する。
すなわち、第1図に示すように入力電流(信号)源11
に接続された入力端INは電流増幅器12の入力端に接
続されると共にトランジスタQ、のコレクタに接続され
る。
ここで、トランジスタQ。はそのベースが抵抗R1を介
して接地されると共にダイオードD、を介して電源Vc
cに接続され、且つそのエミッタが抵抗R2を介して電
源Vccに接続されると共に半導体スイッチング素子と
なる後述のトランジスタQ2のエミッタに接続されてい
る。
また、電流増幅器12の出力端は定電流源13を介して
電源vccに接続されると共に、トランジスタQ2のベ
ースに接続されている。
一方、前記トランジスタQ2のコレクタがそのベースに
接続されるトランジスタQ3はそのエミッタが接地され
且つそのコレクタが出力端OUTとして電源Vccとの
間に負荷抵抗R3が接続される。
而して、以上の構成において入力電流源11に流れる電
流をIinとし、トランジスタQ1のコレクク電流を1
1とし、定電流源13の電流を■2とし、電流増幅器1
2の入出力端における電流をそれぞれl3tI4とし、
トランジスタQ2のベース電流を■、とするとき なる関係が成立している。
但し、Aは電流増幅器12の利得であり、トランジスタ
Q2 、Qsの電流増幅率は非常に大きなものとした場
合である。
また、トランジスタQ、とダイオードD1および抵抗R
1,R2とは電流■1なる定電流源となるもので、トラ
ンジスタQ1がオン状態のときに■に■。
(一定電流)となる。
そして、以上のような状態において、入力電流Iinが
零から徐々に増加する場合を考えてみると、トランジス
タQ2のベース電流■、が流れるための条件は、前記(
3)式より を得る。
つまり、この(6)式は入力電流Iinが(I 2 /
A)+■oの値より少しでも増えると、トランジスタ
Q2のベース電流I、が流れ始めるようになることを示
している。
これによって、トランジスタQ2のコレクタ電流が流れ
始めてトランジスタQ、のエミッタ電位を下げ始める。
このとき、トランジスタQ1のベース電圧は略一定であ
るから、トランジスタQ、のベース、エミッタ間電圧V
BEが低下し、そのコレクタ電流■、が減少してくる。
すると、前記(1) 、 (2)。(3)式から分るよ
うに■、が減少すれば増々■、が増加するようになる。
これによってトランジスタQ1、電流増幅器12および
トランジス702間で正帰還が行なわれるから、トラン
ジスタQ、は即座にカットオフしてl1=0となる。
このとき、前記(1)式よりとなり、■5はこのとき零
から一挙にAIoに増加する。
このためトランジスタQ2およびQ3が一挙にオンとな
って、出力端OUTに接続される負荷抵抗R3に所定の
電位降下を与える。
次に入力電流Iinが以上のようなオン状態から徐々に
減少する場合を考えてみると、トランジスタQ2のベー
ス電流■、が流れなく条件は、I 、=0を前記(3)
式に代入して つまり、この(IOEは入力電流Iinが(I2/A)
の値になったとき、トランジスタQ2のベース電流I、
=Oとなることを示している。
これによって、トランジスタQ2.Q3がオフして、ト
ランジスタQ2のコレクタ電流も流れなくなるから、ト
ランジスタQ、のエミッタ電位が一挙に元の値に戻り、
■、=Ioとなる。
このときとなる。
つまり、トランジスタQ2は一挙に逆バイアスとなるが
、実際には逆バイアス状態では殆んどベース電流が流れ
ないから、l5=−AIoとはならずにI5中0となる
いずれにしろ、かかるオフ状態では負荷抵抗R3に所定
の電位降下が与えられない。
第2図は以上のオン状態およびオフ状態を図示したもの
で、入力電流Iinが(■2/A)+■oで即座にオン
状態に移行し且つかかるオン状態から入力電流Iinが
(I2/A)に低下したときにオフ状態となる如くした
電流制御によりオンオフレベルを設定し得るヒステリシ
ス特性を有しているものであることがわかる。
なお、以上において電流増幅器12の出力端を複数個設
けて他回路を駆動する場合、電流増幅器12自体に第3
図に示すようなヒステリシス特性をもたせることができ
る。
そして、以上のようなこの発明による電流制御ヒステリ
シス回路は、特にFMステレオチューナのステレオイン
ジケータ駆動回路(ステレオ/モノクール切換回路)用
に好適するものであるが、その他ヒステリシス特性が必
要なレベル弁別回路等のスイッチング回路にも適してい
る。
従って以上詳述したようにこの発明によれば、全て電流
制御によっているため、固体回路化や集積回路化が容易
であると共に温度特性を良好にし得る極めて優れた電流
制御ヒステリシス回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電流制御ヒステリシス回路の一
実施例を示す結線図、第2図は同実施例の動作を説明す
るヒステリシス特性曲線図、第3図は同じく他の実施例
に係るヒステリシス特性曲線図である。 11・・・・・・入力電流源、12・・・・・・電流増
幅器、13・・・・・・定電流源、Q1〜Q3・・・・
・・トランジスタ、D、・・・・・・ダイオード、R1
、R2・・・・・・抵抗、R3・・・・・・負荷抵抗、
IN・・・・・・入力端、OUT・・・・・・出力端、
Vcc・・・・・・電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子源から入力電流を供給する電流増幅器と、
    この電流増幅器の入力および出力側に夫々所定の定電流
    を付与する第1及び第2の定電流源と、前記電流増幅器
    の出力電流及び前記第2の定電流源からの定電流との合
    成電流に応じて前記第1の定電流源を制御する制御素子
    と、この制御素子に追従して前記入力電流の所定レベル
    でヒステリシス特性をした信号を導出するスイッチング
    素子とを具備したことを特徴とする電流制御ヒステリシ
    ス回路。
JP14235477A 1977-11-28 1977-11-28 電流制御ヒステリシス回路 Expired JPS5845213B2 (ja)

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JP14235477A JPS5845213B2 (ja) 1977-11-28 1977-11-28 電流制御ヒステリシス回路

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JP14235477A JPS5845213B2 (ja) 1977-11-28 1977-11-28 電流制御ヒステリシス回路

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Publication Number Publication Date
JPS5474601A JPS5474601A (en) 1979-06-14
JPS5845213B2 true JPS5845213B2 (ja) 1983-10-07

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ID=15313413

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JP (1) JPS5845213B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332813U (ja) * 1986-08-14 1988-03-03
JPS6377907U (ja) * 1986-11-12 1988-05-23
JPS63126312U (ja) * 1987-02-12 1988-08-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332813U (ja) * 1986-08-14 1988-03-03
JPS6377907U (ja) * 1986-11-12 1988-05-23
JPS63126312U (ja) * 1987-02-12 1988-08-18

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JPS5474601A (en) 1979-06-14

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