JPS5845181B2 - 半導体装置の外部リ−ドの接続方法 - Google Patents

半導体装置の外部リ−ドの接続方法

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JPS5845181B2
JPS5845181B2 JP2318475A JP2318475A JPS5845181B2 JP S5845181 B2 JPS5845181 B2 JP S5845181B2 JP 2318475 A JP2318475 A JP 2318475A JP 2318475 A JP2318475 A JP 2318475A JP S5845181 B2 JPS5845181 B2 JP S5845181B2
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JP
Japan
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bonding
lead
external lead
external
resin
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JP2318475A
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JPS5197373A (ja
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寛 横田
英二 萩本
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体装置の外部リードの接続方法に関する
ものである。
従来、半導体装置における外部リード導出力法には、大
別して2つの方法があり、1つはAl。
Auなとの金属細線を用いたワイヤ・ボンディング法で
あり、他の1つは外部リードフレームを用いたマルチ・
ボンディング法である。
前者は現在広く用いられているボンディング法で、さら
に分けると熱圧着ボンディング法および超音波ボンディ
ング法が当業者にはよく知られている。
熱犀着ボンディング法は、A、 u線を用いる場合に用
いられるボンディング法で、Au線の先端を■■2炎に
あててボール状にし上部から圧力を加えて半導体素子の
ポンディングパッドにボンディングするものである。
この方法は方向性のない比較的強いボンディング強度を
有している。
超音波ボンディング法は、Al線を用いる場合に用いら
れるボンディング法で、A[線の先端をポンディングパ
ッド部に押しつけ超音波振動をも−えてボンディングす
るものであり、この方法は棚下が高速であり加熱が不要
であるが、超音波出力の再現性に難点がある。
以上のワイヤ・ボンディング法に対してマルチボンディ
ング法は、主として超音波ボンディング法や電気抵抗加
熱ボンディング法が用いられている。
ここではマルチ・ポンチ゛イング法として当業者に公知
のスバフイダ・ボンディング法について説明する。
半導体素子のポンディングパッドの配置に合わせてプレ
ス成形されたくもの巣状のアルミニウム箔すなわち外部
リードフレームは、10,000〜25.000個分の
連続したス1ヘリツブで、これがリールに巻き取られ、
アルミニウム箔の厚さは50〜70μmあり、リールか
ら供給されるこの連続ストリップに半導体素子を順次ボ
ンディングし、再びリールに巻き取る。
゛F導体素子とアルミニウム箔のボンディングには超音
波ボンディング法が利用されるリードフレームは樹脂材
料で支持されていてもよいのは当然であるが、リー ド
フレム材としてアルミニウム箔を用いる方法以外にSn
メッキCu箔を用いる方法も知られており、このときの
ボンディングカ法は電気抵抗によって加熱したT具をリ
ード上から押しつけ、Auメツギを施したポンディング
パッド部にあるAuバンブにボンディングする。
このボンディングはAu−8nの比較的低融点で起こる
合金化反応を利用している。
リードフレームの材質として、半導体素子の配線用金属
やボンディング・パッド部材質としてアルミニウムが用
いられている場合にはアルミニウムを用いるのがよく、
それ以外の金属では金属学的に多くの問題があり好まし
くない。
これは、たとえばAu−Alのように有害な金属間化合
物を生成したり、Snを用いた場合によく起るSnのホ
イスカーによる絶縁破壊を起したりすることからも知れ
る。
リードフレーム材としてアルミニウム箔を用いるとなる
と超音波ボンディング法を用いるのが現状である。
しかしながら、前述のように超音波ボンディング法では
、ボンディング強度にムラが出やすく、特にマルチ・ボ
ンディング形式で同時多点ボンディングを行なう場合は
この欠点が強調される。
また、リード先端部分の厚みは50〜70μmであるこ
とは前に述べたが、ボンディング・パッド部寸法によっ
て規定されるリード先端部分の幅は約100μm以−ド
であって、その機械的強度は十分とは言えない。
リードフレームを取扱うに際してはもう少し機械的強度
があった方が好ましいのは当然である。
さらにボンディングした後に、ボンディングしたリード
が半導体素子基板に接触いわゆるペレットタッチして電
気的に短絡するのを防ぐために、リードは機械加工して
折り曲げておくことが必要である。
本発明の目的は、上記欠点を解決するために微細なバク
ーンを有して機械的強度の小なるリードにある程度の強
度を持たせるとともに半導体装置の信頼性の向上をはか
り、さらにボンディング後外部リードを折り曲げなくて
もペレットタッチすることのない)1″:導体装置の外
部リードの接続力法を提供することにある。
本発明の特徴は、マルチボンディング方式半導体装置の
製造工程におけるボンディング工程において、このボン
ディング下栓は少なくともボンディング部分を含む外部
リード先端部分が全面樹脂材料によって被覆されている
外部リードの端部を半導体基板上のホンディング・パッ
ド(バンブも含む)上に含まれるように設置する工程と
、前記外部リード端部の全部ないし一部をたとえはレー
ザ光線や電子ビームのよ′)な高エネルギー密度を有す
るエネルギー源を用いて溶解する工程とを具。
備し、前記外部リードと前記ボンディング・パッドとを
電気的に接続する半導体装置の外部リードの接続方法に
ある。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
本発明は当業者で広く用いられているリードフレームの
材質たとえばAl、Cu、コパール(FeNビーCo合
金)にポリイミド樹脂やエポキシ樹脂、シリコーン樹脂
などの熱硬化性樹脂、またテフロン樹脂などの熱可塑性
樹脂を被覆したリードフレームを用いても容易に実施で
き、以下゛マルチボンディング方式で当業者に公知であ
るスパイダ・ボンディング法のようなリードフレームを
用いた場合の実施例について説明する。
第1図はボンディング方法の概要を示し、特に半導体素
子1、外部リード4およびレーザー光線のような高エネ
ルギー密度を持つビーム5との相対的位置を示す。
さらに第1図のボンディング・パッド部分について、一
つのボンディング・パッド部付近の断面を拡大して示す
と第2図のようである。
すなわち、樹脂層3で被覆された外部り−ド4の端部は
、半導体素子1上のボンディング・パッド2a上に含ま
れるように設置される。
この操作に当っては適当な冶具が必要であるがこXては
省略する。
こXては構成材料としては半導体装7′−1上の配線層
2にはAlを、外部リード材にはCuを外部リード4を
被覆する樹脂(樹脂層3)にはテフロン樹脂を用いる。
いま第1図および第2図に示すよ・うに外部リード上か
らレーザー光線5を照射すると、レーザ光線を照射され
た外部リード部分の樹脂は蒸発ないし熱分解する。
この現象は外部リード4とボンディング・パッド部分2
aとの間の樹脂についても言える。
すなわち樹脂の蒸発、分解した部分に溶融した外部リー
ド材料が流れ出て、外部リード4とボンティング・パッ
ド2aとの電気的導通路6が形成され外部リード4とボ
ンディング・パッド2aとは第3図に示すように電気的
に接続される。
第3図は外部リード上からレーザー光線5を照射しボン
ディングが行なわれた後の半導体素子のボンディング・
パッド部付近の様子を示す。
上記ホンディング工程において、外部リードとボンディ
ング・パッド部との電気的導通を確実なものとするため
に次の3つの要因が適合していなければならない。
(1)レーザー光線などのエネルギー源の出力(2)外
部リード材料の材質と板厚 (3)外部リード材料表向の樹脂層の材質と厚みまず(
1)について、レーザー光線を例にとって説明すると次
のようになる。
レーザー光線の出力は外部リード金属材料を溶解するに
部分な出力でなけれはならないが、同時に外部リード金
属材料を蒸発させるに必要な出力よりも小さくなけれは
ならない。
溶融する部分が微小面積で、かつ薄板となっているので
、パルスレーザ−のようにピ〜りを有する出力光よりも
照射時間を長くとれる連続発振レーザー光の方が有利と
言える。
(2)については、外部リード材料の材質と板厚によっ
て、一定のレーザー出力で溶は込む深さが異なるために
一層に言−えない。
この点に関してはブ[〕シーディング・オブ・ザ゛・ア
イ・イー・イー・イ − (丁)roceeding
of the IEEE ) vol
5 7 。
NO2、Fe1ruary、 1969 、Pl 14
〜l 47に解説がある。
実際の作業に一層5つでは使用する外部リード材料が(
iqであれ、その板厚は樹脂層に対して十分大きいこと
が必要である。
現在マルチ・ボンディング法で用いられている外部リー
ド材料の板厚はiooμm以下であり、被覆する樹脂層
がその荀程度、10μm以下ならば十分と警−える。
また接合の作業性や接合の機械的強度を持たせるために
第4図に示すように、ボンディング・パッド部を盛り上
げておくことも有効である。
この盛り上り7をバンブー称するが、このバンブーがあ
れは薄い金属層から構成されるポンディングパッド部に
よって半導体素子の能動領域にレーザー光や電子ビーム
による加熱の影響を写えることは少なくなる。
なお、第4図について簡単に説明すると、この場合には
バンブー−Lに樹脂層3で被覆された外部リード4の端
部を前述したと同様に設置し、その他については前述し
たと同様の方法て外部リード4とボンディング・パッド
部とを電気的に接続することはもちろんである。
本発明は本実施例に限定されることなく、かつ晶許請求
範囲を拘東するものでなく種々の応用および変形が考え
られる。
以V、説明した本発明に係る半導体装置用外部リードの
接続方法を用いれば、次のような効果を右する。
(1)微細なパターンを有して、機械的強度のないノー
ドにある程塵の強度を持たせることができる。
(2)一般に半導体装置としてI−ランジスタ、集積回
路と徐々にサブ・システム化している傾向に立ってみる
と、パッケージレスパッケージといわれるように半導体
素子自身は窒化シリコンのような硬質物質によって保護
し、従来からのセラミック材料や金属材料から構成され
る容器に載置する必要がなくなる可能・ヒ[がある。
しかしながら、外部リードには何の保護もないとすると
、半導体装置としての信頼性向上は望めないが、半導体
装置の不良の多くがボンディング部分を含むリード部分
で発生している現状から、本発明のように、少なくとも
ボンディング部分を含む外部リー ド先端部分を全面樹
脂材料によって被覆してリードを保護してお(・J′ば
、信頼性の1]」上をはかることができる。
特に本発明のように樹脂によってリー ド全面を被覆し
てリードを保護した場合には一層信頼性の向−Lに効果
がある。
この場合リードフレームの材質にアルミニウムを用いる
時には、特に効果的である。
すなわちアルミニウムは耐湿性が悪く、腐食されやすい
が、樹脂を被覆することによってそれを防止することが
できる。
(3)ボンディング後は、外部リードを折り[1娘ずな
くても、ペレット・タッチによる電気的短絡を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明による半導体装置用外部リード
の接続方法の一実施例を示し、第1図はボンディング方
法の概要を示す図、第2図は第1図のボンディング・パ
ッド部分の拡大断面図、第3図は第2図に示すボンディ
ング・パッド部にてボンディングが行なわれた後のボン
ディング・パッド部分の断面図、第4図は本発明による
半導体装置用外部リードの接続方法の他の実施例を示し
バンプ付の半導体素子に本発明を適用して得られたボン
ディング後のボンティング・パッド部分の断面図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マルチボンディング方式の半導体装置の製造におけ
    るボンディング工程において、該ボンディング工程は少
    なくともボンディング部分を含む外部リード先端部分が
    全面樹脂材料によって被覆されている外部リードの端部
    を半導体基板上のボンディング・パッド上に設置し、し
    かる後前記外部リード端部の少なくとも一部を溶解する
    工程とを具備し、前記外部リードと前記ボンディング・
    パッドとを電気的に接続することを特徴とする半導体装
    置の外部リードの接続方法。
JP2318475A 1975-02-24 1975-02-24 半導体装置の外部リ−ドの接続方法 Expired JPS5845181B2 (ja)

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