JP3508478B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3508478B2 JP17150597A JP17150597A JP3508478B2 JP 3508478 B2 JP3508478 B2 JP 3508478B2 JP 17150597 A JP17150597 A JP 17150597A JP 17150597 A JP17150597 A JP 17150597A JP 3508478 B2 JP3508478 B2 JP 3508478B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、半導チップを高密度に実装する方法におい
て、半導体チップと配線基板を効率よく接合接続させる
ための半導体のパッケージング構造に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】半導体装置のパッケージングにおいて、
従来のLOC(Lead On Chip)構造は、例えば、米国特
許第5068712号明細書に記載されるように、LS
I(半導体大規模集積回路)のボンディングパッドとパ
ッケージのリードフレームのリード部とは、金線のボン
ディングにより接合されていた。このLOC構造は、高
密度実装が可能であること、半導体設計自由度が高く、
16MDRAMなどのパッケージ基本構造として広く採
用されている。この金線ボンディング法は、金のボール
形成とボンディングのキャピラリー寸法等によりボンデ
ィングピッチを100μm以下にすることが困難であっ
た。 【0003】また、従来のTAB(Tape Automated Bon
ding)の接合方法は、LSIのパッド部分に金などのバ
ンプを形成し、金属リードの先端に錫メッキを施し、金
錫合金接合方法により接合接続していた(日経BP社発
行、VLSIパッケージング技術(下)p74〜97参
照)。この方法は、ボンディングピッチを50〜100
μmのピッチで接合接続することができるが、半導体の
前工程(ウエファーの微細加工)でバンプ形成を行う必
要があり、工数の追加や価格などの点で問題があり、A
SICデバイスなど量産数量の少ないLSIには、不向
きであった。 【0004】LSI側のバンプ部に半田などのバンプを
設けてセラミック基板等にフェス・ダウン(Face Down
)接合接続させる方法がスーパーコンピュータの高密
度実装技術として量産適用されている(半導体パッケー
ジ技術研究会の「’97ULSIパッケージ新技術シン
ポジウム、1997.3.3−4、p126」参照)。
この方法は、バンプピッチが250μm程度と接合ピッ
チが広いため半導体チップ側全面に半田接合バンプを形
成する必要があること、接合部に加わる熱応力を緩和さ
せるために、LSIを形成するシリコン基板の線膨張係
数に近い、線膨張係数のアルミナセラミック材等を使う
ために、価格が高くなる等の問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、LO
C構造のパッケージにおいて、半導体チップとリードの
接続構造を簡単にすることが可能な技術を提供すること
にある。 【0006】本発明の他の課題は、LOC構造のパッケ
ージにおいて、半導体チップとリードの接続ピッチの狭
ピッチ化が可能な技術を提供することにある。 【0007】本発明の他の課題は、パッケージの製造工
程数を低減することが可能な技術を提供することにあ
る。 【0008】本発明の他の課題は、パッケージの生産性
の向上を図ることが可能な技術を提供することにある。 【0009】本発明の前記ならびにその他の課題と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。 【0010】 【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。 【0011】(1)絶縁基材上に金属箔を用いてパッケ
ージリードを形成し、このパッケージリードの少なくと
も先端部に金メッキを施した所定形状のテープを形成
し、前記金メッキしたパッケージリードの先端部と半導
体チップのボンディングパッドとの位置合わせを行い、
半導体チップのボンディングパッドにパッケージリード
の先端部を直接ボンディング接合接続し、該接合接続領
域を絶縁樹脂で被覆する半導体装置の製造方法であっ
て、前記パッケージリードの少なくとも先端部に金メッ
キを施した所定形状のテープを形成する工程は、高ガラ
ス転移温度を持つ絶縁基材上に金属箔を用いてパッケー
ジリードを形成し、該パッケージリードの先端部が絶縁
基材に所定の寸法で加工された穴の上にオーバハングし
て形成される工程を含み、前記半導体チップのボンディ
ングパッドとパッケージリードの先端部の接合接続時
に、半導体チップのボンディングパッドにパッケージリ
ードの先端の位置認識をした後、半導体チップのボンデ
ィングパッドを基準とし、パッケージリード側を自由に
変形させ、位置補正しながら接合接続することを特徴と
する。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】以下、本発明について、図面を参照して実
施形態(実施例)とともに詳細に説明する。 【0031】なお、実施形態(実施例)を説明する全図
において、同一機能を有するものは同一符号を付け、そ
の繰り返しの説明は省略する。 【0032】 【発明の実施の形態】 (実施形態1)図1は本発明の実施形態1によるLOC
構造の半導体装置のパッケージ外観上面図、図2は図1
のA−A′線で切ったパッケージ実装断面図、図3は図
2の丸印部分の拡大図、図4は図1のB−B′線で切っ
た部分拡大断面図である。図1乃至図4において、1は
半導体チップ(LSIチップ)、2は半導体チップ1形
成された回路の電極端子として設けられたボンディング
パッド(アルミニウム膜)、3は絶縁基材、4はパッケ
ージリード、4Aは半田ボール接続部、5は被覆された
絶縁樹脂、6は抵抗,コンデンサ,インダクタンス等の
電子部品、7は半田ボール、8は接合される電子部品や
半田ボールの設置のための設定穴(接着穴)、9は接着
層(エポキシ接着剤)、10は電子部品の電極パッド、
11は半導体チップのパシベーション(SiO2 /PS
INとポリイミド膜の2層膜)、12はパッケージリー
ド4とボンディングパッド2との接合接続領域である。 【0033】本実施形態1によるLOC構造の半導体装
置は、図1に示すように、半導体基板主面に回路が形成
された半導体チップ1の複数のボンディングパッド2
と、絶縁基材3に配置されたパッケージリード4とを電
気的に接続する半導体装置であって、前記パッケージリ
ード4が半導体チップ1の主面上に配置されたボンディ
ングパッド2にバンプを介さずに直接接合接続され、こ
の接合接続領域13が絶縁樹脂5で被覆されている。前
記パッケージリード4の先端部の半導体チップ1に取り
付けられるピッチは100μm以下である。 【0034】前記パッケージリード4を形成するために
用いられる部材としては、例えば、フィルム状の絶縁基
材に銅等の金属箔を貼り付けてなるTABテープを用い
る。このTABテープ用の絶縁基材としては、ポリイミ
ドの絶縁材料(50〜125μm)にパッケージリード
用の金属箔(金属薄膜:10〜40μm)を接合させる
ためのエポキシ接着剤等を予め塗布したものを用いる。
半導体チップ1としては、例えば、LSIチップを用い
る。 【0035】この半導体チップ1、抵抗,コンデンサ,
インダクタンス等の電子部品6、及び半田ボール7を接
続(設置)する絶縁基材3の所定の部分においては、図
2乃至図4に示すように、設置(接続)される電子部品
や半田ボールの接続(設置)のための接続穴(設置穴)
8等を金型等で所定の寸法に成形する。この後前記接着
剤を介して銅箔を張り合わせ、設計寸法にパッケージリ
ード4の配線パターン等を触刻加工する。半導体チップ
1等の設置(接合接続)部分は、絶縁基材3がなく、パ
ッケージリード4(金属箔リード)絶縁基材3上でオー
バーハングした構造にする。オーバーハングは、加工さ
れた絶縁テープの上面に設計された寸法で形成する。 【0036】前記パッケージリードには、例えば、展性
が大きく、電気伝導性の高い金属(例えば軟質の銅)を
用いる。この金属(軟質の銅)の表面の少なくともパッ
ケージリードの先端部には、ボンディングパッド2との
接合を容易にするための金メッキ(金メッキ以外の貴金
属メッキでもよい)を施す。金メッキの厚みは、0.1
〜3μmの範囲とする。金は普通銅よりも軟質で展延性
に優れており、しかもボンディング性に優れている。こ
の金メッキとその下地である軟質銅のパッケージリード
の組み合せによれば、バンプを介さずとも半導体チップ
に損傷を与えることなく有利に、パッケージリードの先
端部を半導体チップのボンディングパッド上に直接接合
接続することができる。 【0037】金メッキの前に、配線層の機械的・電気的
保護のために、絶縁基材3の上に配線されたパターン上
にはエポキシやポリイミド等のガラス転移温度の高い絶
縁被覆を施しても良い。 【0038】金メッキされたパッケージリード4の先端
部と半導体チップ1のボンディングパッド2のアルミ配
線膜とは、金アルミ合金接合により接合接続させる。こ
の接合接続には、ボンディング装置を用いる。この装置
は、高精度寸法に加工されたLSI等の半導体チップ1
のボンディングパッド2を基準として、TABテープ先
端(パッケージリードの先端部:パッケージリード4の
リード先端部)をそのボンディングパッド2上に位置合
わせをした後、図5の丸印(ロ)に示すように、超音波
圧着法で接合接続される。図5において、丸印(イ)内
の構成はパッケージリードの先端部を接合接続する前の
状態を示し、丸印(ロ)の構成はパッケージリードの先
端部を接合接続した後の状態を示している。 【0039】パッケージリード4(金属箔)を所定の位
置に移動させるために、図6に示すように、ボンディン
グのツール(キャピラリーと称する)13の先端にリー
ド保持溝14を加工により設けておき、そのリード保持
溝14でパッケージリードを掴みながら、パッケージリ
ード4のリード先端部を予め設定させた所定の位置まで
移動させて接合接続する。 【0040】半導体チップ1のボンディングパッド2と
の先端位置は、CCDカメラ等により的確に測定する。
パッケージリード4(金属箔)の先端集合体のセンター
をコンピュータで計測し、仮想中心位置を決める。この
仮想の中心位置に半導体チップ1の中心位置を合わせ
る。各々の仮想中心位置同士を合わせた後、図7に示す
ように、コンピュータ制御されたキャピラリー13でパ
ッケージリード4(金属箔)の先端部を掴み、パッケー
ジリード4(金属箔)を接続させる半導体チップ1のボ
ンディングパッド2の位置にキャピラリー13を移動さ
せ、キャピラリー13に超音波と荷重を加え接続させ
る。このとき半導体チップ1は、150〜300℃の温
度に加熱しておく。キャピラリー13の先端形状は、図
6に示すように、金属箔(薄膜)からなるパッケージリ
ードを保持し易い形状に加工するとともに、金属箔(薄
膜)が滑りやすいように加工表面は鏡面研磨加工する。
キャピラリー13の材質は、チタン合金やルビー等のセ
ラミック材料を用いる。 【0041】パッケージリード4(金属箔)と半導体チ
ップ1を接合した後、半導体チップ1のアルミ表面とパ
ッケージリード4(金属箔)は、半導体チップ1の使用
環境に適用できるようにエポキシ樹脂等でコーティング
する。コーティング方法は、液状樹脂のコーティング法
やトランスファー成型法が用いられる。この時連続生産
を可能にするため、エポキシ樹脂などを予めコーティン
グ塗布したテープ状の材料を用い金型で打ち抜き加工す
ると同時に、軟質銅などの金属箔(金属薄膜)上に張り
合わせる方法も採用できる。 【0042】前記パッケージリード4の半導体チップ1
と反対側の最終端部領域に半田ボール接続部4Aを有
し、パッケージリード4の金属箔(金属薄膜)の厚み
は、20μm以下が好ましく、金等の貴金属メッキの厚
みは、0.1μmが好ましい。前記TABテープの絶縁
基材の表面と裏面上のパッケージリード4の金属箔(金
属薄膜)は、絶縁基材を貫通した穴を通して半田ボール
7により電気的に接合されている。 【0043】前記絶縁樹脂5は、図3に示すように、絶
縁樹脂5Aと基材5Bからなる2層構造になっている。 【0044】前記本実施形態1によるLOC構造の半導
体装置によれば、パッケージリード4を半導体チップ1
の主面上に配置されたボンディングパッド2にバンプを
介さずに直接接続することにより、LOC構造のパッケ
ージにおいて、ボンディング用のパッドバンプが必要で
ないので、半導体チップ1とパッケージリード4の接続
構造を簡単にすることができる。また、半導体チップ1
とパッケージリード4の接続ピッチの狭ピッチ化が可能
である。また、パッドバンプを製造する必要がないの
で、パッケージの製造工程数を低減することができる。 【0045】また、前記パッケージリード4と半導体チ
ップ1のボンディングパッドとの接合接続領域を絶縁樹
脂5で被覆することにより、トランスファ・モールドを
用いないで封止するので、LOC構造のパッケージの製
造工程を低減することができ、かつ、その生産性の向上
を図ることができる。 【0046】(実施形態2)次に、本実施形態2のLO
C構造の半導体装置を連続的に製造する方法を図8を用
いて簡単に説明する。図8に示すように、巻回されたT
ABテープ20と、このTABテープ20と接合する予
定の半導体チップ1を準備し、TABテープ20の所定
の位置に半導体チップ1を取り付ける。次に、ボンディ
ング装置に設けられているキャピラリー13の先端に設
けられているリード保持溝14で前記TABテープ20
のパッケージリード4を掴みながら、パッケージリード
4のリード先端部を予め設定させた所定の位置、すなわ
ち、TABテープ20の中心位置を基準として、そこに
半導体チップ1の中心位置を移動させて、TABテープ
20上の金メッキされたパッケージリード4の先端部と
半導体チップ1のボンディングパッド2のアルミ配線膜
との位置合わせを行った後、ボンディング装置を用いて
超音波熱圧着法で金アルミ合金接合による接合接着を行
う。前記パッケージリード4の先端部の半導体チップ1
に取り付けられるピッチは100μm以下である。 【0047】次に、TABテープ20を移動させ、半導
体チップ1のボンディングパッド2とパッケージリード
4(金属箔テープ)との接合部の領域に、巻回された樹
脂テープ30を所定長さに切断した絶縁樹脂を貼り付け
て被覆する。 【0048】次に、さらに、TABテープ20を移動さ
せ、パッケージリード4の最終端部に半田ボール7を取
り付け、電気検査を行った後、TABテープ20からパ
ッケージを切り離し、梱包して出荷する。 【0049】本実施形態2のLOC構造の半導体装置を
連続的に製造する方法によれば、巻回されたTABテー
プ20と、TABテープ20と接合する予定の半導体チ
ップ1を準備し、半導体チップ1のボンディングパッド
2とパッケージリード4の先端部を超音波熱圧着法でボ
ンディング接合接着し、この接合接続領域を絶縁樹脂5
で被覆するまでの工程を連続的に行うことにより、パッ
ケージの製造工程数を実施形態1に比べて、さらに低減
することができる。また、さらにその生産性の向上を図
ることができる。 【0050】(実施形態3)図9は本発明を機能モジュ
ール基板に適用した実施形態3の概略構成を示す断面図
である。 【0051】本実施形態3の機能モジュール基板は、図
9に示すように、前記実施形態1のパッケージリード4
に少なくとも1個以上の半導体チップ1を取り付けたも
のである。ここでは半導体チップ1を3個と、抵抗,コ
ンデンサ,インダクタンス等の電子部品6を1個取り付
けている。このとき、前記パッケージリード4の半導体
チップ1に取り付けられる先端部の取り付けピッチが1
00μm以下である。 【0052】前述した構成からわかるように、本実施形
態3によれば、機能モジュール基板を極めて簡易に製造
することができ、かつ、パッケージの製造工程数を低減
することができる。また、その生産性の向上を図ること
ができる。 【0053】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。 【0054】 【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 【0055】(1)パッケージリードを半導体チップの
主面上に配置されたボンディングパッドにバンプを介さ
ずに直接接続することにより、ボンディング用のパッド
バンプが必要でないので、半導体チップとパッケージリ
ードとの接続構造(取り付け構造)を簡単にすることが
できる。 【0056】(2)半導体チップとパッケージリードの
接合ピッチの狭ピッチ化を図ることができる。 【0057】(3)パッドバンプを製造する必要がない
ので、LOC構造のパッケージの製造工程数を低減する
ことができる。 【0058】(4)半導体チップのボンディングパッド
とパッケージリード(金属箔テープ)との接合接続領域
を絶縁樹脂で被覆することにより、トランスファ・モー
ルドを用いないで封止できるので、パッケージの製造工
程数を低減することができ、かつ、生産性の向上を図る
ことができる。 【0059】(5)TABテープと、このTABテープ
と半導体チップを準備し、半導体チップのボンディング
パッドとパッケージリードの先端部とをボンディング接
合接続し、この接合接続領域を絶縁樹脂で被覆するまで
の工程を連続的に行うので、パッケージの製造工程数を
低減することができ、かつ、生産性の向上を図ることが
できる。 【0060】(6)機能モジュール基板を極めて簡易に
製造することができ、かつ、パッケージの製造工程数を
低減することができる。また、その生産性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態1によるLOC構造の半導体
装置のパッケージ外観上面図である。 【図2】図1のA−A′線で切ったパッケージ実装断面
図である。 【図3】図2の丸印部分の拡大図である。 【図4】図1のB−B′線で切った部分拡大断面図であ
る。 【図5】本実施形態1の半導体チップとパッケージリー
ドの接続構造を示す図である。 【図6】本実施形態1のボンディングキャピラリ形状を
示す図である。 【図7】本実施形態1の半導体チップのボンディングパ
ッドとパッケージリードとの移動合わせを説明するため
の図である。 【図8】本発明によるLOC構造の半導体装置の連続的
に製造する方法の実施形態2を説明するための図であ
る。 【図9】本発明を機能モジュール基板に適用した実施形
態3の概略構成を示す断面図である。 【符号の説明】 1 半導体チップ 2 ボンディングパッド 3 絶縁基材 4 パッケージリード 4A 半田ボール接続部 5 被覆された絶縁樹脂 5A 絶縁樹脂 5B 基材 6 抵抗,コンデンサ,インダクタンス等の電子部品 7 半田ボール 8 接合穴 9 接着層 10 電子部品の電極パッド 11 半導体チップのパシベーション 12 パッケージリードとボンディングパッドの接合部 13 キャピラリー 14 リード保持溝 20 巻回されたTABテープ 30 巻回された樹脂テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 美由樹 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社システムマテリアル研究所内 (72)発明者 吉岡 修 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社システムマテリアル研究所内 (56)参考文献 特開 平9−36275(JP,A) 特開 平8−31868(JP,A) 特開 平7−321244(JP,A) 特開 平8−264585(JP,A) 特開 平9−148482(JP,A) 特開 平7−297225(JP,A) 特開 平4−33349(JP,A) 特開 平5−160201(JP,A) 特開 昭53−79379(JP,A) 特表 平8−501907(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 H01L 23/12 501

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】絶縁基材上に金属箔を用いてパッケージリ
    ードを形成し、このパッケージリードの少なくとも先端
    部に金メッキを施した所定形状のテープを形成し、前記
    金メッキしたパッケージリードの先端部と半導体チップ
    のボンディングパッドとの位置合わせを行い、半導体チ
    ップのボンディングパッドにパッケージリードの先端部
    を直接ボンディング接合接続し、該接合接続領域を絶縁
    樹脂で被覆する半導体装置の製造方法であって、 前記パッケージリードの少なくとも先端部に金メッキを
    施した所定形状のテープを形成する工程は、高ガラス転
    移温度を持つ絶縁基材上に金属箔を用いてパッケージリ
    ードを形成し、該パッケージリードの先端部が絶縁基材
    に所定の寸法で加工された穴の上にオーバハングして形
    成される工程を含み、 前記半導体チップのボンディングパッドとパッケージリ
    ードの先端部の接合接続時に、半導体チップのボンディ
    ングパッドにパッケージリードの先端の位置認識をした
    後、半導体チップのボンディングパッドを基準とし、パ
    ッケージリード側を自由に変形させ、位置補正しながら
    接合接続することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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