JPS5844647B2 - ハロゲンカゴウブツノセイゾウホウホウ - Google Patents
ハロゲンカゴウブツノセイゾウホウホウInfo
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- JPS5844647B2 JPS5844647B2 JP6129875A JP6129875A JPS5844647B2 JP S5844647 B2 JPS5844647 B2 JP S5844647B2 JP 6129875 A JP6129875 A JP 6129875A JP 6129875 A JP6129875 A JP 6129875A JP S5844647 B2 JPS5844647 B2 JP S5844647B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(I[)
(式中R1およびR2は同一または異なる低級アルキル
基であり、xi 、 x2およびX3は同一または異な
るハロゲン原子である) で表わされるI、l、1−トリ/Sロー3−エン化合物
および/または一般式(1) (式中R1,ぼ、Xl、X2およびX3は式■で表わし
たとおりであり、X4はノ・ロゲン原子を表わし、Zは
水素原子またはハロゲン原子を表わす)で表わされるハ
ロゲン化合物の製造方法に関する。
基であり、xi 、 x2およびX3は同一または異な
るハロゲン原子である) で表わされるI、l、1−トリ/Sロー3−エン化合物
および/または一般式(1) (式中R1,ぼ、Xl、X2およびX3は式■で表わし
たとおりであり、X4はノ・ロゲン原子を表わし、Zは
水素原子またはハロゲン原子を表わす)で表わされるハ
ロゲン化合物の製造方法に関する。
更に詳しくは本発明は一般式
(式中R1およびR2は式■で示したとおりであり、X
4は式Iで示Uことおりである) で表わされる第3級アリルハライドと四塩化炭素、四臭
化炭素、フロムトリクロルメタンおよびクロロホルムか
らなる群より選ばれるハロゲン化メタンとをラジカル反
応条件下に加熱反応させることを特徴とする一般式(I
I)で表わされる化合物および/または一般式(1)で
表わされる化合物の製造方法に関する。
4は式Iで示Uことおりである) で表わされる第3級アリルハライドと四塩化炭素、四臭
化炭素、フロムトリクロルメタンおよびクロロホルムか
らなる群より選ばれるハロゲン化メタンとをラジカル反
応条件下に加熱反応させることを特徴とする一般式(I
I)で表わされる化合物および/または一般式(1)で
表わされる化合物の製造方法に関する。
本発明方法により得られる前記一般式(II)または(
1)で表わされる化合物は各種の有用な化合物の合成原
料として使用でき、とくに1.1.1−1−IJハロー
4−メチル−3−ペンテンおよび1,1゜1.4−テト
ラハロー4−メチルペンクン、および1,1,1,3.
4−ペンタハロー4−メチルペンタンは殺虫剤として最
近注目されている2゜2−ジメチル−3−(2,2−ジ
ハロビニル)シクロプロパンカルボン酸エステル類の重
要な合成中間体である。
1)で表わされる化合物は各種の有用な化合物の合成原
料として使用でき、とくに1.1.1−1−IJハロー
4−メチル−3−ペンテンおよび1,1゜1.4−テト
ラハロー4−メチルペンクン、および1,1,1,3.
4−ペンタハロー4−メチルペンタンは殺虫剤として最
近注目されている2゜2−ジメチル−3−(2,2−ジ
ハロビニル)シクロプロパンカルボン酸エステル類の重
要な合成中間体である。
この合成ピレスロイドは天然ピレスロイド系殺虫剤が光
分解が早いという欠点を有すのに対し、持続性及び殺虫
効力の面で優れている(M−E l ] 1ott 、
Nature、244 、456(1973)参照)。
分解が早いという欠点を有すのに対し、持続性及び殺虫
効力の面で優れている(M−E l ] 1ott 、
Nature、244 、456(1973)参照)。
ジハロゲノビニルシクロプロパンカルボン酸エステルの
合成法として最近、葉酸をオゾン分解して相当するアル
デヒドを得、次いでWittig反応に付すという方法
が特開昭49−4753.1号公報にて報告された。
合成法として最近、葉酸をオゾン分解して相当するアル
デヒドを得、次いでWittig反応に付すという方法
が特開昭49−4753.1号公報にて報告された。
しかしながら本方法は出発原料として高価な葉酸を使用
し、かつオゾン酸化反応、Witti返応という煩雑な
操作を必要とする為工業的な方法として採用することは
困難視されている。
し、かつオゾン酸化反応、Witti返応という煩雑な
操作を必要とする為工業的な方法として採用することは
困難視されている。
またJ 、FarkasらはCo11ect Cze
ch。
ch。
Chem−Commun−,24,2230(1959
)にジアゾ酢酸エステル法を報告している。
)にジアゾ酢酸エステル法を報告している。
即ち1,1゜1−トリクロル−4−メチル−3−ペンテ
ン−2オールをアセチル化した後、亜鉛酢酸で還元する
ことにより1,1−ジクロル−4,4−ジメチルブタジ
ェンとし、更にこれを公知の方法でジアゾ酢酸エステル
と作用させてシクロプロパンカルボン酸エステルとする
ものである。
ン−2オールをアセチル化した後、亜鉛酢酸で還元する
ことにより1,1−ジクロル−4,4−ジメチルブタジ
ェンとし、更にこれを公知の方法でジアゾ酢酸エステル
と作用させてシクロプロパンカルボン酸エステルとする
ものである。
しかしながら本方法も原料の1,1−ジクロル−4,4
−ジメチルブタジェン合成に要する反応工程が長く、亜
鉛酢酸還元という煩雑な操作を要すること、及びジアゾ
酢酸エステルの付加反応収率が37%と低いことなどの
欠点のため工業的な方法とは言えない。
−ジメチルブタジェン合成に要する反応工程が長く、亜
鉛酢酸還元という煩雑な操作を要すること、及びジアゾ
酢酸エステルの付加反応収率が37%と低いことなどの
欠点のため工業的な方法とは言えない。
本発明者らは1,2−プレニルクロライトレンと乾燥塩
酸から高収率かつ高選択率で容易に得られる)にラジカ
ル反応条件下にフロムトリクロルメタンを作用させると
1.1.1−)リクロルー4−メチルー3−ペンテンお
よび/または1゜1.1.4−テトラクロル−3−ブロ
ム−4−メチルペンタンが高収率で得られることを見い
出し、この知見にもとづいて第3級アリルハライドとト
j−またはテトラハロゲン化メタンとの反応1こついて
広くかつ詳細に検討した結果、本発明に至った。
酸から高収率かつ高選択率で容易に得られる)にラジカ
ル反応条件下にフロムトリクロルメタンを作用させると
1.1.1−)リクロルー4−メチルー3−ペンテンお
よび/または1゜1.1.4−テトラクロル−3−ブロ
ム−4−メチルペンタンが高収率で得られることを見い
出し、この知見にもとづいて第3級アリルハライドとト
j−またはテトラハロゲン化メタンとの反応1こついて
広くかつ詳細に検討した結果、本発明に至った。
本発明の方法は次式で表わすことができる。
ラジカルが付加し、次いて・X4ラジカルが脱離した場
合は化合物(n)を生成し、他方Z・ラジカルが付加し
た場合は化合物(1)を生成すると考えられる。
合は化合物(n)を生成し、他方Z・ラジカルが付加し
た場合は化合物(1)を生成すると考えられる。
ばヨイが2〜20倍モル使用することにより溶媒の役割
を兼ねさせることもできる。
を兼ねさせることもできる。
本発明の実施に当っては第3級アリルハライド(抑とハ
ロゲン化メタンの反応はラジカル反応条件下に行なわね
ばならない。
ロゲン化メタンの反応はラジカル反応条件下に行なわね
ばならない。
ラジカル反応条件はラジカル反応開始剤を存在せしめる
か、又は光を脛射することによって達成できる。
か、又は光を脛射することによって達成できる。
ラジカル反応開始剤としては過酸化ベンゾイル(BPO
)、アブビスイソフチロニトリル(AIBN)、過酸化
アセチル、過酸化ジtert−フチル、過酢酸tert
−ブチル、過酢酸、過安息香酸tert−ブチル、過フ
ク″酸tert −フ゛チ″、 tert −フ゛チ
ルノ\イ ト・ロバ−オキサイド、クメンハイドロパー
オキサイド等があり、ラジカル反応はこれらのラジカル
反応開始剤を少量加え、好ましくは炭酸ガス、窒素、ヘ
リウム等の不活性ガス雰囲気下にて行なうのがよい。
)、アブビスイソフチロニトリル(AIBN)、過酸化
アセチル、過酸化ジtert−フチル、過酢酸tert
−ブチル、過酢酸、過安息香酸tert−ブチル、過フ
ク″酸tert −フ゛チ″、 tert −フ゛チ
ルノ\イ ト・ロバ−オキサイド、クメンハイドロパー
オキサイド等があり、ラジカル反応はこれらのラジカル
反応開始剤を少量加え、好ましくは炭酸ガス、窒素、ヘ
リウム等の不活性ガス雰囲気下にて行なうのがよい。
また本反応を行なうに際して化合物(IIIIに対し、
ハロゲン化メタンは等モル使用すればよいが、通常は2
〜20倍モル使用して溶媒的に用いることもできる。
ハロゲン化メタンは等モル使用すればよいが、通常は2
〜20倍モル使用して溶媒的に用いることもできる。
溶媒としては反応に直接関与しない溶媒、例えば二硫化
炭素、n−ヘキサン、n−ヘプタノ等を用いてもよいが
特に必要性はない。
炭素、n−ヘキサン、n−ヘプタノ等を用いてもよいが
特に必要性はない。
反応温度は光を用いる場合には室温から100℃、ラジ
カル反応開始剤を用いる場合には60〜1200Cが好
ましい。
カル反応開始剤を用いる場合には60〜1200Cが好
ましい。
反応温度を130〜160°Cに上げると副反応、例え
ば士族した1、1.1−トIJハロー3−エン化合物に
更にトリーまたはテトラハロゲン化メタンが付加したり
、一般式(I)で表わされる生成物が分解するため選択
率が減少する。
ば士族した1、1.1−トIJハロー3−エン化合物に
更にトリーまたはテトラハロゲン化メタンが付加したり
、一般式(I)で表わされる生成物が分解するため選択
率が減少する。
本反尾4ま、使用するトリーまたはテトラハロゲン化メ
タンの種類、あるいは反応条件により一般式■)または
(II)で表わされる生成物の比率を変化することがで
きる。
タンの種類、あるいは反応条件により一般式■)または
(II)で表わされる生成物の比率を変化することがで
きる。
例えば1,2−プレニルクロライドとブ陥ムトリク口ル
メタンを65〜800Cの温和な条件下に反応させた場
合、I、 I 、1.4テトラクロル−3−ブロム−4
−メチルペンタンの収率は62%、1..1.1−トリ
クロル−4メチル−3−ペンテンの収率は26%であっ
た。
メタンを65〜800Cの温和な条件下に反応させた場
合、I、 I 、1.4テトラクロル−3−ブロム−4
−メチルペンタンの収率は62%、1..1.1−トリ
クロル−4メチル−3−ペンテンの収率は26%であっ
た。
また】 、2−プレニルクロライドとフロムトリクロル
メタンを105〜107℃にて還流下に反応を行った場
合、生成する化合物(1)および(II)はそれぞれ4
3%、32%で得られた。
メタンを105〜107℃にて還流下に反応を行った場
合、生成する化合物(1)および(II)はそれぞれ4
3%、32%で得られた。
また1、2−プレニルクロライドと四塩化炭素を同様に
1000Cでオートクレーブ中激しく反応させた場合は
化合物I)および(Dはそれぞれ25%、38%であっ
た。
1000Cでオートクレーブ中激しく反応させた場合は
化合物I)および(Dはそれぞれ25%、38%であっ
た。
本発明の方法により容易に得られる一般式(II)また
は旧で表わされる化合物、特に1,1.1−)jハロー
4−メチル−3−ペンテン、1 、1 、1゜4−テト
ラハロー4−メチルペンタン、及び1゜1.1.3.4
−ペンタハロー4−メチルペンタンは以下に示す様にジ
ハロゲノビニルピレスロイド用シクロプロパンカルボン
酸エステルの合成上、新規な合成ルートを提供する重要
な化合物である。
は旧で表わされる化合物、特に1,1.1−)jハロー
4−メチル−3−ペンテン、1 、1 、1゜4−テト
ラハロー4−メチルペンタン、及び1゜1.1.3.4
−ペンタハロー4−メチルペンタンは以下に示す様にジ
ハロゲノビニルピレスロイド用シクロプロパンカルボン
酸エステルの合成上、新規な合成ルートを提供する重要
な化合物である。
例えば1,1.1−トリクロル−4−メチル3−ペンテ
ンは脱塩酸することにより前述のFarkas らが
使用している1、1−ジクロル4.4−ジメチルブタジ
ェンに容易に誘導できる。
ンは脱塩酸することにより前述のFarkas らが
使用している1、1−ジクロル4.4−ジメチルブタジ
ェンに容易に誘導できる。
あるいは下図の様に1.1.1−Nハロー4メチル−3
−ペンテンにジアゾ酢酸エステルを付加した後、脱ハロ
ゲン化水素反応を行なうことによりシクロプロパンカル
ボン酸エステルに誘導できる。
−ペンテンにジアゾ酢酸エステルを付加した後、脱ハロ
ゲン化水素反応を行なうことによりシクロプロパンカル
ボン酸エステルに誘導できる。
この方法によれば前述のFarkasらの報告している
1、1−ジハロ−4,4−ジメチルブタジェンとジアゾ
酢酸エステルの反応では2個のオレノィンを含む為シク
ロプロパンカルボン酸エステルが収率37%でしか得ら
れないという問題点を解決できるし、プロセスも簡単化
され、使用する原料もすべて安値こ製造することができ
る。
1、1−ジハロ−4,4−ジメチルブタジェンとジアゾ
酢酸エステルの反応では2個のオレノィンを含む為シク
ロプロパンカルボン酸エステルが収率37%でしか得ら
れないという問題点を解決できるし、プロセスも簡単化
され、使用する原料もすべて安値こ製造することができ
る。
更には1,1,1.4−テトラハロー4〜メチルペンタ
ンは脱塩酸を行なうことにより1,1゜1−1ハロー4
−メチル−3−ペンテン及びI。
ンは脱塩酸を行なうことにより1,1゜1−1ハロー4
−メチル−3−ペンテン及びI。
11−1ハロー4−メチル−4−ペンテンに誘導するこ
とができる。
とができる。
ここで1.1.1−)リハロー4−メチルー4−ペンテ
ンは容易ニ1,1゜1−トリハロー4−メチル−3−ペ
ンテンに異性化することができるのでジハロゲノビニル
シクロプロパンカルボン酸エステルの合成中間体となる
。
ンは容易ニ1,1゜1−トリハロー4−メチル−3−ペ
ンテンに異性化することができるのでジハロゲノビニル
シクロプロパンカルボン酸エステルの合成中間体となる
。
この様に一般式(1)または(II)で表わされる化合
物は幅広い用途を持つ重要な化合物であり、本発明はこ
のものの容易な製造方法を提供するものである。
物は幅広い用途を持つ重要な化合物であり、本発明はこ
のものの容易な製造方法を提供するものである。
更に詳しくは以下の実施例および参考例にて述べる。
実施例 1
200rrL/3つ目フラスコにイソプレン68gを入
れておき、0〜3°Cにて乾燥塩酸ガス1.0mo I
を吹込む。
れておき、0〜3°Cにて乾燥塩酸ガス1.0mo I
を吹込む。
反応後回に同温度で1時間攪拌した後、減圧蒸留をして
bp46〜47℃(214#!IIHg)の留分より1
,2−プレニルクロライド79.0g(収率76%)を
得た。
bp46〜47℃(214#!IIHg)の留分より1
,2−プレニルクロライド79.0g(収率76%)を
得た。
次に該1,2−プレニルクロライド20.8gをブロム
トリクロルメタン79gに溶解し、過酸化ベンゾイル(
BPO)12gを加えて80±2℃にて16時間反応を
行った。
トリクロルメタン79gに溶解し、過酸化ベンゾイル(
BPO)12gを加えて80±2℃にて16時間反応を
行った。
反応液はそのまま減圧蒸留することにより、bp77〜
78°G (20mmHg) の留分として1,1゜
1−トリクロル−4−メチル−3−ペンテン97g(1
,2−プレニルクロライドから収率26□□□及びbp
89〜91°C(12耶Hg)の留分として1゜1.1
.4−テトラクロル−3−ブロム−4−メチルペンタン
37.2g(1,2−フレニルクロライドから収率62
%)を得た。
78°G (20mmHg) の留分として1,1゜
1−トリクロル−4−メチル−3−ペンテン97g(1
,2−プレニルクロライドから収率26□□□及びbp
89〜91°C(12耶Hg)の留分として1゜1.1
.4−テトラクロル−3−ブロム−4−メチルペンタン
37.2g(1,2−フレニルクロライドから収率62
%)を得た。
1,1.1−1−IJクロル−4−メチル−3−ペンテ
ン及びl、1゜1.4−テトラクロル−3−フロム−4
−メチルペンタンの構造確認は以下の方法によった。
ン及びl、1゜1.4−テトラクロル−3−フロム−4
−メチルペンタンの構造確認は以下の方法によった。
実施例 2〜10
実施例1と同様に各種第3級アリルノ^ライドをフロム
トリク山しメクンまたは四塩化炭素と各種反応条件下に
ラジカル反応させた。
トリク山しメクンまたは四塩化炭素と各種反応条件下に
ラジカル反応させた。
結果は表1に示した。
尚反応はすべて不活性ガス雰囲気下にて行った。
米 1,1.I−トリクロル−4−メチル−3ペンテン
に乾燥塩酸を吹込んで得た標準 品とのガスクロマトグラフィーの保持時間が一致したこ
とにより確認した。
に乾燥塩酸を吹込んで得た標準 品とのガスクロマトグラフィーの保持時間が一致したこ
とにより確認した。
:*−米1,1.1−)リクロルー4−メチルー3ペン
テンに塩素ガスを吹込んで得た標準 品とのガスクロマドクラフィーの保持時間が一致したこ
とにより確認した。
テンに塩素ガスを吹込んで得た標準 品とのガスクロマドクラフィーの保持時間が一致したこ
とにより確認した。
参考例 1
実施例1の方法で得られた1、1.1−トIJクロルー
4−メチルー3−ペンテン9.3.9をオクタン20m
1に溶解し、この溶液に硫酸銅0.4gを加えて窒素雰
囲気下に還流を行ない、これにジアゾ酢酸エチル5.0
gを溶解したオクタン30m1をゆっくり滴下する。
4−メチルー3−ペンテン9.3.9をオクタン20m
1に溶解し、この溶液に硫酸銅0.4gを加えて窒素雰
囲気下に還流を行ない、これにジアゾ酢酸エチル5.0
gを溶解したオクタン30m1をゆっくり滴下する。
滴下完了後1時間還流を続ける。放冷後硫酸銅触媒を濾
別して、オクタンを減距下に留去する。
別して、オクタンを減距下に留去する。
淡黄色の残分を真空蒸留することによりbp87〜92
°C(0,25mmHg )の密分として2−(2,2
,2−1−リクロルエチル)−3゜3−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸エチルを収率81係で得た。
°C(0,25mmHg )の密分として2−(2,2
,2−1−リクロルエチル)−3゜3−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸エチルを収率81係で得た。
このものは核磁気共鳴スペクトルにおいて、δin C
CA4; 1.20 t t l 3H。
CA4; 1.20 t t l 3H。
CH3−; 1.25 + s 、 6H,CH3−;
catl、37〜1.92 、m、2H,−CH−:
2.73〜3.15゜m 、 2H,−CH2−:
4.12 + q + 2H%CH2−;を示したこと
により構造を確認した。
catl、37〜1.92 、m、2H,−CH−:
2.73〜3.15゜m 、 2H,−CH2−:
4.12 + q + 2H%CH2−;を示したこと
により構造を確認した。
尚このものはガスクロマトグラフィー分析から立体異性
体はcis対trans ’= 50対50であった。
体はcis対trans ’= 50対50であった。
次に該2−(2,2,2−トリクロルエチル)3.3〜
ジメチル−シクロプロパンカルボン酸エチルを無水ベン
ゼン中1.1〜1.3倍モルのソジウムtert−ブト
キサイドと反応させることにより収率85係で2−(2
,2ジクロルビシレ)−3、3ジメチルシクロプロパン
カルボン酸エチルを得た。
ジメチル−シクロプロパンカルボン酸エチルを無水ベン
ゼン中1.1〜1.3倍モルのソジウムtert−ブト
キサイドと反応させることにより収率85係で2−(2
,2ジクロルビシレ)−3、3ジメチルシクロプロパン
カルボン酸エチルを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中R1およびR2は同一または異なる低級アルキル
基であり、X4は・\ロゲン原子を示す)で表わされる
第3級アリルハライドと四塩化炭素、四臭化炭素、ブロ
ムトリクロルメタンおよびクロロホルムからなる群より
選ばれるハロゲン化メタンとをラジカル反応条件下に加
熱反応させることを特徴とする一般式 (式中R1およびR2は一般式(Illlで示したとお
りであり、x’、x2およびX3は同一または異なるハ
ロゲン原子を示す) で表わされる1、1.1−トリハロー3−エン化合物お
よび/または一般式 (式中R1、R2およびX4は一般式(曲で示したとお
りであり、xi 、 x2およびX3は一般式(It)
で示したとおりである。 Zは水素原子またはハロゲン原子を表わす) で表わされるハロゲン化合物の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6129875A JPS5844647B2 (ja) | 1975-05-22 | 1975-05-22 | ハロゲンカゴウブツノセイゾウホウホウ |
FR7611050A FR2307783A1 (fr) | 1975-04-14 | 1976-04-14 | 1,1,1-trihalogeno-4-methylpentenes, leur procede de preparation et leur application pour la preparation de 1,1-dihalogeno-4-methyl-1,3-pentadienes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6129875A JPS5844647B2 (ja) | 1975-05-22 | 1975-05-22 | ハロゲンカゴウブツノセイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52207A JPS52207A (en) | 1977-01-05 |
JPS5844647B2 true JPS5844647B2 (ja) | 1983-10-04 |
Family
ID=13167136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6129875A Expired JPS5844647B2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-05-22 | ハロゲンカゴウブツノセイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844647B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951530B2 (ja) * | 1975-05-12 | 1984-12-14 | ザイダンホウジン サガミチユウオウカガクケンキユウシヨ | τ−不飽和カルボン酸エステルを製造する方法 |
DE9314532U1 (de) * | 1993-09-25 | 1993-12-09 | ASV Stübbe GmbH & Co KG, 32602 Vlotho | Selbstansaugende Kreiselpumpe |
-
1975
- 1975-05-22 JP JP6129875A patent/JPS5844647B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52207A (en) | 1977-01-05 |
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