JPS5844561Y2 - シングルインライン型電子部品 - Google Patents

シングルインライン型電子部品

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JPS5844561Y2
JPS5844561Y2 JP707878U JP707878U JPS5844561Y2 JP S5844561 Y2 JPS5844561 Y2 JP S5844561Y2 JP 707878 U JP707878 U JP 707878U JP 707878 U JP707878 U JP 707878U JP S5844561 Y2 JPS5844561 Y2 JP S5844561Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
electronic component
electrode
clip
printed circuit
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Expired
Application number
JP707878U
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English (en)
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JPS54110747U (ja
Inventor
晧輔 吉武
祥三 久郷
Original Assignee
北陸電気工業株式会社
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Publication date
Application filed by 北陸電気工業株式会社 filed Critical 北陸電気工業株式会社
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Publication of JPS54110747U publication Critical patent/JPS54110747U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリント基板への接続用部材を多数並設したシ
ングルインライン型電子部品に関するものである。
従来のこの種の電子部品は、例えば第1図a、l)及び
Cにそれぞれ正面図、側面図及び断面図を示したように
内部に電子回路素子を収納した部品本体10と部品本体
10内の電子回路素子をプリント基板上の接続部に電気
的に接続するために部品本体10の一方の端部10aか
ら突出した複数の接続用端子11.11・・・・・・と
を有する。
例えば電子部品が第2図に示すように抵抗R1乃至R8
から威る抵抗モジュールである場合には、先ず第3図に
示すように基板20の一方の面上に導体ペースト及び抵
抗ペーストを用いて電極12.12・・・・・・、導体
パターン21及び抵抗R1〜R8をそれぞれ印刷した後
、焼成することにより所定の回路パターンを形成する。
次いで第4図に示すように、クリップリードフレーム2
2に突設されたクリップリード23の指状のクリップ部
24で基板の一端部を電極とともに挟持してこのクリッ
プ部を電極にハンダ付した後、基板及び基板上の回路素
子に外装28を施こす。
しかる後第4図の鎖線29に沿って切断を行なってフレ
ーム部27を切落して第1図に示すような電子部品を得
る。
このような電子部品は近時プリント基板のスルーホール
に接続用端子を挿入して電子部品の一方の端部をプリン
ト基板に密着させた状態で取付けられることが多い。
しかるにこのような電子部品の接続用端子をプリント基
板のスルーホールに完全に挿入してしまうと、外部から
配線を該電子部品に接続することや、ステター等の接触
用端子を接触させて電気的点検を行なうことが甚だ困難
になる。
また上記の従来の電子部品では接続用端子と電極とをハ
ンダ付した部分とスルーホールに挿入される部分とが近
接しているので、接続用端子をスルーホールにハンダ付
する際に、電極と接続用端子とを整合しているハンダ・
が再溶融され、接続用端子がずれたりはずれたりするお
それがあった。
本考案は、プリント基板に取付けた状態において、外部
からの配線の接続やステターによる点検等が容易で、し
かもプリント基板への取付に際し電極とリード端子との
接合がゆるむおそれがないシングルインライン型電子部
品を提供したものである。
以下本考案の実施例について説明する。
第5図は、本考案に係る電子部品の外装を取除いた状態
を、一部省略して示したものである。
本実施例の電子回路は第2図の回路を構成する第3図と
同様の抵抗モジュールである。
この抵抗モジュールは略矩形の基板31を備えており、
基板31は磁器、例えばアルミナ磁器、べIJ IJヤ
磁器、その他の絶縁物から戒っている。
基板31の一方の表面上には、電極40.40・・・・
・・と導体パターン41と抵抗R1〜R8とが所定のパ
ターンで形成されている。
このうち電極40.40は基板31の一方の端部31
aの近傍に等間隔で配列されている。
導体パターン41は電極40゜40・・・・・・の1つ
に一端が連結されて基板31の他方の端部31 bの近
傍まで延びる部分41 aと、前記部分41 aに連続
して基板31の前記端部31 bの端縁に沿って延びる
部分41 bとから成る。
抵抗R1〜R8は真直ぐな帯状に形成されてそれぞれ一
端が電極40.40・・・・・・に連結されるとともに
他端が導体パターンの部分41 bに連結され、互いに
平行に且つ等間隔で配列されている。
基板31には第6図に断面を示すように基板の厚さ方向
に垂直な方向に基板31を貫通する貫通孔32が設けら
れている。
貫通孔32は電極40と同数段けられ、それぞれ電極4
0の近傍を通り、また導体パターン41の部分41aま
たは抵抗R1〜R8に沿うようにして基板31を貫通し
ている。
貫通孔32の各々には導電性の材料から戒るリード部材
33が貫通している。
リード部材33は基板31の端部31 aから突出した
部分35と基板31の端部31 bから突出した部分3
6とを含む帯状部分34のほか、帯状部分34から側方
に突出し更に基板31上の電極40に接触して電極40
及び基板の端部31 aを帯状部分34との間に挾持す
るクリップ部38を備えており、このクリップ部が電極
40にハンダ付されている。
基板31.回路パターン及びクリップ部38は、第6図
に二点鎖線で示す外装3つにより覆われている。
外装39の材料としては、エポキシ、メラミン、フェノ
ール、シリコン等の樹脂を用いることができる。
外装39の両端部から突出した各リード部材33の突出
部分35及び36がそれぞれの接続部材を構成している
以下に上記の実施例の電子部品の製法を概説する。
基板31には予め貫通孔32を設けておく。基板31の
一方の面に、公知の方法により、例えば導体ペーストに
より電極40.40・・・・・・及び導体パターン41
を、抵抗ペーストにより抵抗パターンR1〜R8を、そ
れぞれスクリーン印刷し、しかる後焼成することによっ
て第5図に示す回路パターンを形成する。
次に、第8図に示すようなりリップリードフレーム42
に突設された帯状部分34.34・・・・・・をそれぞ
れ基板31に貫通させ、クリップ部38.38・・・・
・・を電極40に接触させてクリップ部38と帯状部分
34とにより電極40及び基板31の端部31 aを挾
持する。
次にクリップ部38及び電極40をハンダ溶融槽内に浸
漬することにより、クリップ部38を電極40にハンダ
付する。
しかる後、基板31.回路パターン及びクリップ部38
を覆うように外装39を施こす。
外装を形成するには、エポキシ、メラミン、フェノール
、シリコン等の塗料を塗布してもよく、またトランスフ
ァーモールド法によってもよい。
尚、簡便法としては、スクリーン印刷により電極40.
40・・・・・・の部分を除いて予め外装を形成してお
いてもよい。
最後に第8図の一点鎖線44に沿って切断を行ない、ク
リップリードフレーム42のフレーム部43を切落す。
このようにして形成された電子部品をプリント基板に取
付けるには、リード部材33の突出部分35.36のい
ずれかをプリント基板のスルーホールに挿入してハンダ
付を行なう。
例えば、突出部分36をプリント基板のスルーホールに
挿入した場合には、突出部分35がプリント基板とは反
対側に位置しているので、突出部分35を予備接続用端
子として外部からの配線の接続、テスターによる点検、
外部からの電気信号の印加等に利用することができ、ま
たジャンパー線の連結が容易であるため、著しく便利で
ある。
また貫通孔を基板の厚さ方向の略中夫に設けることによ
り、リード端子を基板の厚み方向の略中夫に位置させる
ことができ、このようにするとプリント基板に取付けた
場合の機械的安定性が増す。
さらに、リード部材が基板を貫通しているので、電子回
路内において発生した熱を放散し易い。
従って電子回路内の素子の温度上昇を抑制することがで
きるので信頼性を高めることができ、また電子回路の素
子密度を高めることができる。
更に、本考案の電子部品は基板に貫通孔を設けることを
除けば、従来の電子部品の製造方法と略同じであるので
製造コストを低く抑えることができる。
更にまた、クリップリードフレームの棒状部分を基板の
貫通孔に挿入することにより、位置決めが確実に行なわ
れるので、電極とクリップ部との位置ずれが起り難い。
尚電子部品をプリント基板に取付けるに当りリード部材
と電極40との接合部分がら遠い側の突山部分36をプ
リント基板のスルーホールに挿入してハンダ付するよう
にすれば、このハンダ付部分と電極部分との距離が比較
的大きいので、電極とクリップ部とを接合しているハン
ダが再溶融するおそれが殆んどなく、クリップ部の位置
ずれが生じ難いので、一層有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは従来の電子部品の正面図及び側面図、
第1図Cは第1図aの■−■線断面図、第2図は電子部
品の回路の一例を示した接続図、第3図は第2図の回路
を構成する電子部品の基板上に形成された回路パターン
図、第4図は従来の電子部品の製造の一過程における状
態を示した図、第5図は本考案の電子部品の一実施例の
一部を外装を除いて示した図、第6図は第5図aのVI
−VI線に沿う断面図、第7図a及びbは本考案に係る
電子部品の外観の正面図及び側面図、第8図は本考案−
実施例の電子部品の製造に用いるクリップリードフレー
ムの立面図である。 31・・・・・・基板、32・・・・・・貫通孔、33
・・・・・・リード部材、35.36・・・・・・突出
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に配設された電子回路素子に接続された複数のリ
    ード部材を有するシングルインライン型電子部品におい
    て、前記基板には該基板を厚さ方向に対して垂直な方向
    に貫通する複数の貫通孔が所定の間隔で並設され、前記
    リード部材は前記貫通孔を貫通して前記基板の両端部か
    ら突出するように設けられていることを特徴とするシン
    グルインライン型電子部品。
JP707878U 1978-01-24 1978-01-24 シングルインライン型電子部品 Expired JPS5844561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP707878U JPS5844561Y2 (ja) 1978-01-24 1978-01-24 シングルインライン型電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP707878U JPS5844561Y2 (ja) 1978-01-24 1978-01-24 シングルインライン型電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54110747U JPS54110747U (ja) 1979-08-03
JPS5844561Y2 true JPS5844561Y2 (ja) 1983-10-08

Family

ID=33018078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP707878U Expired JPS5844561Y2 (ja) 1978-01-24 1978-01-24 シングルインライン型電子部品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59228329A (ja) * 1983-06-09 1984-12-21 松尾ハンダ株式会社 温度ヒユ−ズ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54110747U (ja) 1979-08-03

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