JPS59228329A - 温度ヒユ−ズ及びその製造方法 - Google Patents

温度ヒユ−ズ及びその製造方法

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JPS59228329A
JPS59228329A JP10171283A JP10171283A JPS59228329A JP S59228329 A JPS59228329 A JP S59228329A JP 10171283 A JP10171283 A JP 10171283A JP 10171283 A JP10171283 A JP 10171283A JP S59228329 A JPS59228329 A JP S59228329A
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JP
Japan
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fuse element
fuse
tip
lead wire
temperature fuse
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秋山 光雄
甲斐 進
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MATSUO HANDA KK
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MATSUO HANDA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明はコイル等に巻き込んで使用することができる偏
平な温度ヒユーズの改良に関するものである。
〈従来技術〉 コイル等に巻き込むことができる程に偏平な温度ヒユー
ズは、実開昭51−97749号、特開昭55−111
031号に開示されているが、前者はヒユーズ素子とリ
ード線と基板の王者を重ねるため、従来の管状のものよ
りは薄いとはいえ、比較的厚くコイルに@き込んだ状態
は必ずしも良好であるとはいえなかった。後者はリード
線の先端部を反転させて折曲部を形成し、その折曲部に
ヒユーズ素子を挿入して温度ヒユーズとするものであり
、その温度ヒユーズは非常に薄くかつ可撓性に富むので
、どのようなコイル等にも巻き込むことができる。しか
し、折曲部はリード線の根元側に開くため、ヒユーズを
リード線の根元側から挿入しなければならないが、リー
ド線の根元側から折曲部にヒユーズを挿入する作業は容
易ではなく、コストがどうしても高くなるという問題が
あった。
〈発明の目的〉 本発明は非常に偏平で可撓性に富み、極めて製造の容易
な温度ヒユーズとその製造方法を提供しようとするもの
である。
〈発明の構成〉 前記目的を達成するため本発明の温度ヒユーズはリード
線の先端部が複数個の偏平な把持片に分岐して先端側に
開くクリップを形成し、その複数個の把持片でヒユーズ
の端部を挟持する。ヒユーズはリード線の先端部の自由
な空間からリード線の把持片の間に挿入されるので、ヒ
ユーズをリード線の先端部に挿入する作業は人手又は機
械により至極容易に行うことができる。
リード線を線材から加工せずに、板材からリードフレー
ムとして加工すると1本発明の温度ヒユーズを連続的に
製造することができる。リードフレームは細長い金属板
にプレス加工と、必要に応じてめっきを施したものであ
り、リードフレームから所定の間隔でリード線が突出し
て一列に並び各リード線の先端部は長芋方向に分岐して
複数個の把持片となり、その把持片は交互に屈曲して先
端部に開くクリップを形成する。リードフレームから突
出する一対のリード線のクリップにヒユーズ素子を挿入
した後に、把持片を締めつけてヒユーズ素子に圧着する
か、又はろう付けして固着する。ついで、フラ・ンクス
をヒユーズに塗布してヒユーズ素子及びリード線の先端
部とクリップを粘着性絶縁テープ等の保護部材で被覆す
る。最後に、リード線をリードフレームから切断する。
製造された温度ヒユーズの厚さは薄手のヒユーズと薄い
リード線の先端部と薄い被覆材二枚の厚さを合わせたも
のにすぎないから、極めて偏平であり、例えば、最大厚
さを1mm以下にすることもできる。ヒユーズ素子と被
覆部材は可撓性に富むから、全体として至極柔軟であり
、コイル等に容易に巻き込むことができる。
〈実施例〉 本発明の温度ヒユーズとその製造方法を図面に示す実施
例に基づいて説明する。第1図及び第2図に示すように
、先ず燐青銅板又は鉄板をプレス加工してリードフレー
ム10を製作する。プレス加工後、リードフレーム10
にはんだめっきを施す。
リードフレーム10の基部11かも所定の間隔でリード
線12が突出し、各リード線12の1先端部はを岐して
二個の把持片13.14になる。二個の把持片13.1
4は長手方向に並び、一方は直立で他方は屈曲するから
、全体として先端側が開口したクリップを形成する。
$3図及び第4図に示すように、隣合う一対のリード線
12の先端部のそれぞれの把持片13.14の間に、ヒ
ユーズ素子20の両端部を挿入する。ヒユーズ素子20
は、あらかじめ所定の長さに切断しておくことが望まし
い。ヒユーズ素子20の挿入はリード線12の先端側の
自由な広い空間から行われるので、挿入は手作業であれ
機械作業であれ容易かつ迅速になされる。
第5図及び第6図に示すように、ヒユーズ素子20をリ
ード線12の先端に挿入後、二個の把持片13.14を
ペンチ等の締着工具で挟さんでヒユーズ素子20に固着
する。必要であれば、ヒユーズ素子と把持片をはんだ付
けして接合する。はんだ付けする場合はヒユーズ素子が
溶断しないようにヒ−トシンクを胞すことが望ましい。
リード線12の把持片13.14にヒユーズ素子2oを
固着した後に、第7図及び第8図に示すように、ヒユー
ズ素子20とリード線の先端部の表面にフラックス22
を塗布する。ついで、第9図に示すようにヒユーズ素子
2oとリード線12の先端部を粘着性絶縁テープ等の保
護材24で包む。最後に、リード線12の根元を切断し
てリードフレーム1oから分離すると、本発明の温度ヒ
ユーズ3oが得られる。
これらの工程は手作業で行うことも、機械により連続自
動化することも可能である。
リード線12の先端部は、t510図に示すように、三
個の把持片13.14.15に分岐させてもよく、又第
11図に示すように、リード線12の把持片13.14
を相互に反対方向に屈曲させて先端側に開口するグリッ
プを形成してもよい。
次に、本発明の温度ヒユーズのテスト結果について説明
する。温度ヒユーズの製作に使用したリードフレームの
形状は第1図に示すものと同一であり、材質ははんだめ
っきされた厚さ0.25mmの鉄板である。リード線の
間隔は5!It!11.長ざは25II1m、幅は先端
部が1.4mm、先端部以外は0゜5mmである。先端
部のグリップ内幅は0.7mmである。ヒユーズ素子は
5n15.5重量%、B152.5重量%、Pb32.
0重量%の融点96°Cの合金を押出し圧延加工した厚
さ0.3+m、幅2mmの細長い板材である。このヒユ
ーズ素子を一対の上記リード線の把持片の間にはめてろ
う伺けしだ。そのヒユーズ素子とリード線の先端部の表
面にフラックスを塗布し、ついで絶縁テープで覆って本
発明の温度ヒユーズのテスト品を製作した。この温度ヒ
ユーズと、従来の融点96°Cの温度ヒユーズを循環乾
燥器に入れて、−分間1°Cの温度上昇で加熱し、溶断
温度を測定した。その結果は第1表の通りであった。
第1表 テスト番号  本発明品    従来品1    97
℃    99℃ 2    97°C!    101 ’03    
96°0   97°C 496℃       99°C 596’C!       98℃ 第1表から、本発明の温度ヒユーズは従来のものよりも
溶断温度のばらつきが小さく、溶断精度の高いことがわ
かる。
(発明の効果〉 上記の通り、本発明の温度ヒユーズはヒユーズ素子が極
めて薄く可撓性に富むので、コイル等に巻き込んで使用
することが可能であり、リード線の把持片は先端側に開
くクリップ状に形成されているため、ヒユーズ素子をリ
ード線の先端部に挿入する作業は至極容易かつ迅速にな
される。したがって、本発明の温度ヒユーズは従来のも
のよりも低コストで生産されるという優れた効果を奏す
る。又、本発明の方法において、リード線はリードフレ
ームとして供給されるから、温度ヒユーズの製作は連続
化され、均一で精度の高い製品が容易に量産される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例の温度ヒユーズの
製作に使用されるリードフレームを拡大して示す正面図
及び横断面図、第3図及び第4図は第1図及び第2図の
リードフレームにヒユーズ素子を挿入した状態をそれぞ
れ示す図、第5図は第4図の挿入されたヒユーズ素子と
リード線の固着を示す図、第6図及び第7図はヒユーズ
素子にフラックスを塗布した状態をそれぞれ示す図、第
8図は第7図のヒユーズ素子を保゛護材で被覆した状態
を示す図、第9図は仕上った本発明の一実施例の温度ヒ
ユーズの拡大斜視図、第11図及び第12図は他の実施
例のリード線の先端部を拡大して示す正面図及び側面図
である。 図において、10はリードフレーム、12はリード線、
13.14、!5は把持片、2θはヒユーズ素子、22
はフラックス、24は保護材である。 出願人 松尾ハンダ株式会社 代理人 川 上  肇 第  1  図 IU 第4図   第5図 第2図     第3図 第6図 手続補正書彷史 昭和58年 9月29日 特許庁長官 若 杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特 許 願第101712号2、発明の名称 温度ヒユーズ及びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  松尾ハンダ株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付  昭和58年9月27日発送6、
補正の対称 委任状及び明細書の図面の簡単な説明の欄7、補正の内
容    別紙の通り 補  正  の  内  容 l)明細書第10頁第10行第11行の「第ii図及び
第12図」を「第10図及び第11図」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)細長いヒユーズ素子と、前記ヒユーズ素子の両端部
    を把持する一対のリード線と、前記ヒユーズ素子と前記
    リード線の一部を被覆する保護部材とからなる温度ヒユ
    ーズであって、前記リード線の先端部は複数個の偏平な
    把持片に分岐して前記ヒユーズ素子の長手方向に並び、
    複数個の前記把持片は先端側に開くクリップを形成して
    前記ヒユーズ素子の端部を挟持することを特徴とする温
    度ヒユーズ。 2)ヒユーズ素子は把持片にろう付けされたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の温度ヒユーズ。 3)ヒユーズ素子及びリード線の先端部にフラックスが
    塗布されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の温度ヒユーズ。 4)先端部が複数個の偏平な把持片に分岐して先端側に
    開くクリップを形成するリード線が所定の間隔で並ぶリ
    ードフレームの隣合う一対のリード線の先端部に細長い
    ヒユーズ素子を挿入す′る工程と、挿入された前記ヒユ
    ーズ素子に前記把持片を固着する工程と、固着した前記
    ヒユーズ素子と前記リード線先端部を保護部材で被覆す
    る工程と、一対の前記リード線を前記リードフレームか
    ら分離する工程とからなる温度ヒユーズの製造方法。 5)ヒユーズ素子に把持片をろう付けして固着すること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の温度ヒユー
    ズの製造方法。 6)ヒユーズ素子にフラックスを塗布した後に前記ヒユ
    ーズ素子とリード線先端部を保護部材で被覆することを
    特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の温度ヒユーズ
    の製造方法。
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