JPS5843812B2 - ジキキロクサイセイソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オーディオ用テープレコーダ等を可とするデ
ィジタル信号磁気記録再生装置に関する。

一般にディジタル信号を記録再生する場合、テープ速度
を一定に保つべく精度の高い専用の磁気記録再生装置を
要したためコスト高となった。

よって本発明は、再生パイロット信号のパルス巾と基準
同期信号の位相を比較し、再生速度に応じた同期信号を
発生せしめ該出力をクロックパルスとしてディジタル信
号の記録位置を特定し、サンプリングして取り出すべく
構成した磁気記録再生装置を提案せんとするものである
。

以下本発明の詳細を図示せる実施例に従い詳述するに、
第１図は、本装置の要部を示すブロック図、第２図は、
各部の波形図をそれぞれ表わしており、図番１は、ＦＳ
変調入力信号のゼロクロス点に於てパルスを発生するゼ
ロクロス検出回路、２は、前記ゼロクロス回路のパルス
出力によりリセットされる鋸歯状波発生回路、３は、シ
ュミット回路等を町とする前記鋸歯状波発生回路出力の
レベル検出回路、４は、フリップフロップ回路、５は、
前記フリップ７０ツブ出力と、後続する電圧制御型発振
回路６の帰還出力との位相比較器、Ｉは、前記電圧制御
型発振回路６の出力より前記フリップフロップ４出力を
除去するゲート回路、８は、再生信号中のＦＳ変調され
たディジタル信号を復調するＦＳ復調回路、９は、ＦＳ
復調回路８の出力をゲート回路７出力でサンプリングす
るサンプリング回路９であり、第２図図示の波形は、第
１図中の（ａ）〜（ｉ）点に於ける信号波形図である。

以下更に本装置の動作につき詳述するに、記録信号は、
パイロット信号、ディジタル信号の１０“（％ １ ／
／の３値の情報（１情報／ １ ｍ ｓｅｃ ）より戒
り、前記ディジタル信号のｎ（ｎ＝１０）個おきにパイ
ロット信号を配し、該信号を記録するためにパイロット
信号をｆ。

（ｆ、は１情報分の周期を持つ周波数）（ＩＫＨｚ）、
ディジタル信号の％ ０ ／／を２ｆｏ （２ＫＨｚ
）、ディジタル信号の１１“を３ｆｏ （３ＫＨｚ）
とする３値の周波数にＦＳ変調して前記オーディオ用テ
ープレコーダに磁気記録した後、前記変調記録信号ａを
再生する際、まず該再生信号ａを前記ゼロクロス検出回
路１に入力してゼロクロス点をパルスに変換し、該変換
出力パルスｂにてブートストラップ回路を可とする前記
鋸歯状波発生回路２をリセットすることによりパルス間
隔を電位の高低に変換する。

次に前記鋸歯状波出力ｅを、パイロット信号による鋸歯
状波のみを検出しうるようにレベル設定された前記レベ
ル検出回路３に入力して得られたＰｌ、Ｐ２の略ハルス
ｄを、後続スる前記フリップフロラフ４に入力し、再生
信号中のパイロット信号相当期間１／２の巾を持った矩
形波ｅを得る。

更に該矩形波ｅと、同期矩形波ｆを発生する前記電圧制
御型発振回路６の帰還出力ｆを前記位相比較器５に入力
し、前記二人刃渡の位相差に応じて出力電圧を変化させ
、該出力電圧にて後続せる前記電圧制御型発振回路６の
発振周波数を制御する。

又更に該同期矩形波ｆと、パイロット信号による前記矩
形波ｅをゲート回路７に入力し、前記同期矩形波ｆより
前記矩形波ｅのみを除去した同期信号ｇを発生する。

最後に、再生信号を、ＦＭ復調回路を可とするＦＳ復調
回路８にて復調し、該復調出力りを、前記同期信号ｇに
てサンプリングし、速度変動に応じて分布するディジタ
ル信号を補足することにより、所望のディジタル信号ｉ
を得ることができる。

よって若しテープの進行速度の変化により再生出力の再
生速度が変化したとしても、パイロット信号の周期に応
じた同期信号が発生するため確実な再生が可能となり効
果は犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本装置の動作説明のためのブロック図、第２
図は、第１図中の各部波形図をそれぞれ表わす。 主な図番の説明、５・・・・・・位相比較器、６・・・
・・・電圧制御型発振回路、８・・・・・・ＦＳ復調回
路、９・・・・・・サンプリング回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ パイロット信号と、ディジタル信号によりＦＳ変調
   記録した磁気テープの再生出力より抽出された前記パイ
   ロット信号と、電圧制御型発振回路の帰還出力の位相比
   較により、該電圧制御型発振回路の発振周波数を制御し
   、該発振出力より前記パイロット信号を除去した出力を
   クロックパルスとして上記再生出力をＦＳ復調した信号
   をサンプリングしディジタル信号を再生する磁気記録再
   生装置。