JPS5813466Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPS5813466Y2 JPS5813466Y2 JP16922277U JP16922277U JPS5813466Y2 JP S5813466 Y2 JPS5813466 Y2 JP S5813466Y2 JP 16922277 U JP16922277 U JP 16922277U JP 16922277 U JP16922277 U JP 16922277U JP S5813466 Y2 JPS5813466 Y2 JP S5813466Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- control signal
- magnetic
- recording
- waveform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気テープ等の磁気記録媒体に予め制御信号を
記録し、この制御信号によって上記磁気記録媒体の駆動
制御を行なわせたり、イコライザ、バイアス等の切換等
を行なわせたりすることが可能な磁気記録再生装置に関
し、その目的とするところは簡単な構成により上記制御
信号を歪みな(良好に記録できるようにすることにある
。
記録し、この制御信号によって上記磁気記録媒体の駆動
制御を行なわせたり、イコライザ、バイアス等の切換等
を行なわせたりすることが可能な磁気記録再生装置に関
し、その目的とするところは簡単な構成により上記制御
信号を歪みな(良好に記録できるようにすることにある
。
従来の磁気記録再生装置、たとえばテープレコーダにお
いては通常、磁気−電気変換器として、テープ摺動面側
に磁気ギャップを持つ磁心にコイルを巻いた磁気ヘッド
が使われているが、このへラドは動作原理上、磁気テー
プ上に記録された信号を磁束密度の時間的変化値、即ち
微分値として磁気−電気変換を行なうものである。
いては通常、磁気−電気変換器として、テープ摺動面側
に磁気ギャップを持つ磁心にコイルを巻いた磁気ヘッド
が使われているが、このへラドは動作原理上、磁気テー
プ上に記録された信号を磁束密度の時間的変化値、即ち
微分値として磁気−電気変換を行なうものである。
別の見方からすれば、テープ再生時に磁気テープ上の信
号は微分され電気的信号に変換される。
号は微分され電気的信号に変換される。
一方、テープ走行等をコントロールするため磁気テープ
に記録される制御信号としては、マスターテープからの
ダビング等量産性を考慮すると、何度記録再生を行って
も、原制御信号波形が同じ形に保たれるdE/dtが一
定な正弦波を使用するのが記録再生系の構成を簡単にす
るうえからも望ましいが、制御信号の情報量を多くする
為には制御信号波形の極性をも考慮する必要がある。
に記録される制御信号としては、マスターテープからの
ダビング等量産性を考慮すると、何度記録再生を行って
も、原制御信号波形が同じ形に保たれるdE/dtが一
定な正弦波を使用するのが記録再生系の構成を簡単にす
るうえからも望ましいが、制御信号の情報量を多くする
為には制御信号波形の極性をも考慮する必要がある。
かかる場合、上記正弦波を半波整流した制御信号を使用
するのが一番簡単ではあるが、第1図A如き正弦波の正
側のみの波形の信号を予め磁気テープに記録しておき、
これを磁気ヘッドを通して再生すると第1図Aの波形の
信号が微分されて同図Bの如く立上がり部と立下がり部
にパルスを持つ波形になり、これを増幅しパルス波に波
形整形を行うと、同図Cの如くパルス数が原制御信号周
波波数と異なり、誤動作の原因となる場合がある。
するのが一番簡単ではあるが、第1図A如き正弦波の正
側のみの波形の信号を予め磁気テープに記録しておき、
これを磁気ヘッドを通して再生すると第1図Aの波形の
信号が微分されて同図Bの如く立上がり部と立下がり部
にパルスを持つ波形になり、これを増幅しパルス波に波
形整形を行うと、同図Cの如くパルス数が原制御信号周
波波数と異なり、誤動作の原因となる場合がある。
本考案はかかる従来の不都合を極力減らすべく考案され
たものであり非常に簡単な構成で実現出来、かつその効
果は非常に高いものである。
たものであり非常に簡単な構成で実現出来、かつその効
果は非常に高いものである。
以下第2図、第3図により実施例を説明する。
第2図において1および2は信号入力端子であり、この
入力端子間に例えば第3図Aに示す如き正弦波の正側の
みを取出した波形の制御信号を入れると、記録増幅器3
0入力端と上記入力端子1,2間には、抵抗4とコンデ
ンサ5による積分回路6が挿入されているのでこの積分
回路6の出力側には第3図Bの如き立上がり、立下がり
が緩やかにせしめられた制御信号が現われ、該信号は増
幅器3で増幅された後バイアストラップ回路7を通過し
、バイアス発振器8により発生されコンデンサ9を通し
た録音バイアス信号と混合され、記録用磁気ヘッド10
に導かれ、磁気テープ上に記録される。
入力端子間に例えば第3図Aに示す如き正弦波の正側の
みを取出した波形の制御信号を入れると、記録増幅器3
0入力端と上記入力端子1,2間には、抵抗4とコンデ
ンサ5による積分回路6が挿入されているのでこの積分
回路6の出力側には第3図Bの如き立上がり、立下がり
が緩やかにせしめられた制御信号が現われ、該信号は増
幅器3で増幅された後バイアストラップ回路7を通過し
、バイアス発振器8により発生されコンデンサ9を通し
た録音バイアス信号と混合され、記録用磁気ヘッド10
に導かれ、磁気テープ上に記録される。
このようにしてテープ上に記録された制御信号の波形は
第3図Bに示す如く、同図Aの波形に比べて滑らかにな
っており(微分値が他と大きく異なる箇所が無くなり)
、これを通常の磁気ヘッドで再生した場合にはその再生
出力として第3図Bの原匍脚信号の波形とほぼ等しい波
形の制御信号が得られ、これを整形・増幅した場合は同
図Cの如き原制御信号と同一周波数のパルスの波形が得
られ誤動作の原因が取り除かれることが良く判る。
第3図Bに示す如く、同図Aの波形に比べて滑らかにな
っており(微分値が他と大きく異なる箇所が無くなり)
、これを通常の磁気ヘッドで再生した場合にはその再生
出力として第3図Bの原匍脚信号の波形とほぼ等しい波
形の制御信号が得られ、これを整形・増幅した場合は同
図Cの如き原制御信号と同一周波数のパルスの波形が得
られ誤動作の原因が取り除かれることが良く判る。
即ち第3図Bの如き波形をマスターテープに記録し、こ
れを再生し、ミュージックテープ等を量産する場合に、
コントロール信号系の伝送路が著しく簡素化出来ること
は自明であり、工業上大きな有位性を有ることが可能と
なる。
れを再生し、ミュージックテープ等を量産する場合に、
コントロール信号系の伝送路が著しく簡素化出来ること
は自明であり、工業上大きな有位性を有ることが可能と
なる。
なお第2図において11は半波整流回路であり、これは
入力端子12.13に供給される正弦波信号をその正側
のみ取出した第2図Aの如き波形の信号に変換するもの
である。
入力端子12.13に供給される正弦波信号をその正側
のみ取出した第2図Aの如き波形の信号に変換するもの
である。
上記正弦波はEt=Emsinωt(但し、Et;電圧
の瞬時値、Em;電圧の最大値、ω=2πf、f;周波
数)なる式を満足するものである。
の瞬時値、Em;電圧の最大値、ω=2πf、f;周波
数)なる式を満足するものである。
上記半波整流回路は正弦波の負側のみ取出すものであっ
ても良く、また入力端子に印加される正弦波信号は正弦
波に類似する波形の信号であっても良い。
ても良く、また入力端子に印加される正弦波信号は正弦
波に類似する波形の信号であっても良い。
以上説明したように本考案の磁気記録再生装置によれば
磁気記録媒体の駆動制御やイコライザ。
磁気記録媒体の駆動制御やイコライザ。
バイアス等の切換制御を行なつ制御信号を常に正常な形
で取出すことができるので、制御信号による自動!+脚
を誤動作なく確実に行なわせることができるものである
。
で取出すことができるので、制御信号による自動!+脚
を誤動作なく確実に行なわせることができるものである
。
しかも制御信号を常に正常な形で取出すために複雑な回
路を用いる必要は全くなく、上記制御信号の記録時に制
御信号を積分回路を通して記録するだけの非常に簡単な
構成で良いので、安価にして実施することができる。
路を用いる必要は全くなく、上記制御信号の記録時に制
御信号を積分回路を通して記録するだけの非常に簡単な
構成で良いので、安価にして実施することができる。
第1図A−Cは制御信号の波形を示す図、第2図は本考
案の一実施例を示す回路図、第3図A〜Cは本実施例に
おける制御信号の波形図である。 6・・・・・・積分回路、10・・・・・・磁気ヘッド
、11・・・・・・整流回路。
案の一実施例を示す回路図、第3図A〜Cは本実施例に
おける制御信号の波形図である。 6・・・・・・積分回路、10・・・・・・磁気ヘッド
、11・・・・・・整流回路。
Claims (1)
- 磁気記録媒体に制御信号を記録するための制御信号記録
装置を備えた磁気記録再生装置であって上記制御信号と
してEt=Emsinωt(但しEtは電圧の瞬時値、
Emは電圧の最大値、ωは2πf、fは周波数)を満足
する正弦波信号またはこの正弦波に類する波形信号を用
い、この制御信号をその正側及び負側のいずれか一方側
のみの信号に変換する変換回路と、この変換回路の出力
信号が供給される積分回路とを設け、この積分回路の出
力信号を磁気ヘッドに導き、記録媒体に記録するように
構成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16922277U JPS5813466Y2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16922277U JPS5813466Y2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5494210U JPS5494210U (ja) | 1979-07-04 |
JPS5813466Y2 true JPS5813466Y2 (ja) | 1983-03-16 |
Family
ID=29171093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16922277U Expired JPS5813466Y2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813466Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-15 JP JP16922277U patent/JPS5813466Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5494210U (ja) | 1979-07-04 |
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