JPH051010Y2 - - Google Patents

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JPH051010Y2
JPH051010Y2 JP14463385U JP14463385U JPH051010Y2 JP H051010 Y2 JPH051010 Y2 JP H051010Y2 JP 14463385 U JP14463385 U JP 14463385U JP 14463385 U JP14463385 U JP 14463385U JP H051010 Y2 JPH051010 Y2 JP H051010Y2
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signal
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、電子スチルカメラのビデオフロツ
ピーからなる磁気シートに、デジタル情報のデー
タ信号を記録する磁気記録装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、日経エレクトロニクスの1984年7月2日
号80P〜85Pなどに記載されているように、電子
スチルカメラの記録にはフレキシブル磁気デイス
クからなるビデオフロツピーを用いることが提案
されている。
そして前記ビデオフロツピーは、基準位置を検
出するためにセンタハブに磁性片からなるパルス
発生用ヨーク(以下PGヨークと称する)が取付
けられ、再生時には、PGヨークの磁束をパルス
ジエネレータコイル(以下PGコイルと称する)
により検出して基準位置を検出することが提案さ
れている。
一方、前記ビデオフロツピーは、電子スチルカ
メラに用いて静止画情報を記録するだけでなく、
デジタル情報のデータ信号の記録に用いることも
提案されている。
そして前記ビデオフロツピーをデジタル情報の
データ信号の記録に用いる場合、前述のPGヨー
クの磁束をPGコイルにより検出して記録、再生
の基準位置を検出することが考えられる。
しかし、前記PGコイルの検出精度は、±1H(H
は水平走査期間、角度に直すと±1.37°)のばら
つきがある。
一方、デジタル情報のデータ信号を記録する場
合は、電子スチルカメラに用いる場合と同様に同
心円状の各トラツクの始端のインデツクス領域に
インデツクス信号を記録するとともに、残りの部
分を複数のセクタ領域に分割設定して各セクタ領
域に所定量のデジタル情報のデータ信号を記録す
ることが考えられる。
ところでPGコイルにより検出される基準位置
にばらつきがあるため、記録の書き換えなどを行
なう場合は、前記基準電位置から各セクタ領域の
位置を正確に検出することが困難になり、正確な
書き換えなどが行なえない問題点がある。
そこで、本件出願人は、実願昭60−75237号に
於いて、インデツクス信号の周波数成分を取り出
してこの信号をエンベロープ検波した信号と、前
記PGコイルからの検出信号により、インデツク
ス領域を判別する磁気記録再生装置を提案した。
(ハ) 本考案が解決しようとする問題点 ところで、インデツクス領域の両側のギヤツプ
領域を無記録状態(無信号状態、バルクイレーズ
状態)に規定するデータ記録方式が提案されてい
る。
本願は、上記の点に鑑みてなされたものであ
り、ギヤツプ領域が無信号状態の磁気デイスクの
インデツクス領域を判別する磁気記録装置であ
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は、磁気シートに取付けられたパルス発
生用ヨークを検出して基準位置検出パルスを出力
する検出パルス出力手段と、基準位置検出パルス
により設定される所定のインデツクス領域を含む
ゲート信号を出力するゲート信号作成手段と、磁
気シートの再生信号をエンベロープ検波して検波
信号を出力する検波手段と、ゲート信号と検波信
号の論理積出力に基づいてインデツクス領域を判
別する判別手段とを、備える磁気記録装置であ
る。
(ホ) 作用 本考案は、上記の様な構成なので、ゲート信号
作成回路は、インデツクス領域を含むゲート信号
を出力し、検波回路は、磁気シートの再生信号を
エンベロープ検波することにより記録部分に対応
する検波信号を出力している。このゲート信号期
間中の前記検波信号は、インデツクス領域に対応
している。よつて、このゲート信号と検波信号の
論理積出力は、インデツクス領域に対応する。
(ヘ) 実施例 この考案を、その1実施例を示した第1図ない
し第3図の図面とともに詳細に説明する。
まず、ビデオフロツピーからなる磁気シートの
記録フオーマツトを説明する。
第3図に示すように、ビデオフロツピーからな
る磁気シート10はセンタハブに磁性片からなる
パルス発生用ヨーク(以下PGヨークと称する)
12が埋め込まれて取付けられ、このときPGコ
イルの取付け精度などにもとづき、PGヨークを
パルス発生用コイル(以下PGコイルと称する)
により検出して得られる基準位置Dには±1H、
すなわち±1.37°のばらつきがある。
そしてデータ信号を記録するため、シート10
の同心円状の各トラツクに、基準位置Dから順
に、約2°の所定区間のギヤツプ領域G0、約2°の所
定区間のインデツクス領域Iを設けるとともに、
以降、ギヤツプ領域G1を介して約87°の所定区間
の4つのセクタ領域S1,S2,S3,S4が順に設けて
記録フオーマツトを構成する。
ところで磁気シート10にデジタル記録を行な
う場合、たとえば論理1あるいは0のみのデジタ
ル信号からなる直流成分および、非常に高速に
1,0に変化するデジタル信号からなる高周波の
交流成分は、電磁変換特性にもとづき、磁気シー
ト10に良好に記録されない。
そこで磁気シート10にデジタル記録を行なう
場合は、記録するデジタル信号を、良好な記録が
行なえる範囲の交流成分になるように設定する必
要があり、この実施例の場合は、記録する情報が
“00000000”などを含む252個の8ビツトデータに
より形成されるため、いわゆる8ビツトから10ビ
ツトへの変調により、8ビツトデータを10ビツト
データに変調し、このとき10ビツトによつて形成
される210のデータのうち、0と1とを5個ずつ
有する252(=10C5)のデータ、すなわち直流成分
を形成しない252のデータを、8ビツトデータを
それぞれ対応させ、8ビツトの情報を10ビツトの
データ信号に変換して記録する。
また、デジタル記録の周波数帯が広過ぎると、
再生時には再生クロツクのPLL制御応答が追従
しなくなるため、記録するデジタル信号の最高周
波数、すなわち最短周期Tmと、最低周波数、す
なわち最長周期TMとの比を制限する必要がある。
そしてこの実施例では、8ビツトを10ビツトに
変調して形成された10ビツトのデータ信号、すな
わち1デジタル情報に対応する1バイト(=10ビ
ツト)のデータ信号の再生読出し用のクロツク周
波数を4sc(14.32MHz)にするため、最短記録周
期TMの周波数を2sc、最長記録周期Tmの周波数
をsc/2に設定するとともに、TM/Tmを1/
4に制限する。
そこで最短記録周期Tmになるのは1と0とが
交互に連続する場合になり、最長記録周期TM
なるのは1の連続と0の連続とからなる場合
(11110000)または(00001111)の場合になり、
インデツクス領域Iには最長記録周期TM
(00001111)のデジタル信号を、第1図に示すよ
うに3フレーム(1フレームは44バイト)の長さ
だけ記録してインデツクス信号を記録する。
また、各セクタ領域S1〜S4には、10ビツトのデ
ータ信号を所定量ずつ記録して所定量の情報を記
録するとともに、各セクタ領域S1〜S4の一定量の
情報の記録先頭には、最長記録周期TM
(00001111)が2回連続する周期コードを記録す
る。
なお、10ビツトのデジタル信号は連続記録して
も最長記録周期TMが2回連続しないように設定
されている。
そして、キヤツプ領域G0,G1は無記録状態
(無信号状態、パルクイレーズ状態)に定められ
ている。
つぎに、前述の記録フオーマツトで記録された
磁気シート10を書き換えるために、インデツク
ス領域を判別する回路を第1図を参照しつつ説明
する。第1図に於いて、14は磁気シートより信
号を再生する磁気ヘツドである。16はsc/2
の信号インデツクス信号を抜き出すバンドパスフ
イルタである。このバンドパスフイルタ16はコ
ンデンサ及びインダクタにより構成されており、
1μ秒程の遅延が生じる。18はエンベロープ検
波回路である。20はスライス回路(パルス整形
回路)である。22はエンベロープ検波回路てあ
る。24はスイツチ回路(パルス整形回路)であ
る。26はPG信号が入力され、PG信号より+
6Frame±1H(+3H±1H)の期間ハイレベル信
号を出力するゲート信号作成回路である。尚、±
1HとしたのはPGヨークを検出するPG信号の公
差が±1Hであるためである。28はアンド回路
(論理積回路)である。
上記の動作を第1図及び第2図の波形図を参照
しつつ説明する。まず、磁気ヘツド14より磁気
シートの信号を再生する。この再生信号(第2図
b)は、バンドパスフイルタ16に入力される。
そして、このバンドパスフイルタ16は、再生信
号中の周波数sc/2の成分のみを抽出する。エ
ンベロープ検波回路18は、エンベロープを検出
した信号(第2図c)を出力する。そしてスライ
ス回路20は(第2図c)の信号を所定レベルで
スライスして、第2図dの信号を出力する。この
信号dは、インデツクス領域期間にハイレベルと
なる。
一方、磁気シートのPGヨークの磁束がPGコイ
ルにより検出され、このPGコイルからの信号
(第2図g)が入力端子30を介して、モノマル
チより構成されるゲート信号作成回路26に入力
される。そして、ゲート信号作成回路26が第2
図gのPGパルスの立上がりによりトリガされ、
第2図hで示すように基準信号Dから6H遅れた
タイミングでパルス幅2Hのゲート信号を出力す
る。このゲート信号hは、常にインデツクス領域
の終端部分を含む。
又、磁気ヘツド14からの再生信号第2図bは
エンベロープ検波回路22で検出され、第2図e
に示す検波信号を出力する。この検波信号eは、
スライス回路24により整形され、第2図fに示
す信号となる。
以上、3つの信号d,f,hは、アンド回路2
8に入力される。このため、アンド回路28より
は、第2図iに示す信号が出力される。そしてこ
の信号iの立下がりは、インデツクス領域の終端
に対応する。よつて、この信号iの立下がりに基
づいて図示しないクロツク回路が動作し、このク
ロツク回路の計数に基づいて各セクタ領域S1〜S4
の位置を正確に検出し、該検出により基づき消去
書き込みを行うことになり各セクタS1〜S4の正確
な書換えが行なえる。
尚、上記実施例では、2c/2のバンドパスフ
イルタ16の検波出力dもアンド回路28に入力
して、インデツクス領域Iの判定に利用してい
る。これは、ゲート信号hは、PGコイルからの
信号gが±1Hの誤差を持つている。このため、
ゲート信号hのゲート期間内にセクタ領域S1が含
まれる場合がある。このセクタ領域S1の再生時に
ドロツプアウトが生じると、検波信号fのレベル
が下がる。よつて、検波出力dをアンド回路28
に入力せずに、検波信号fとゲート信号hだけで
アンドをとると、インデツクス領域の終端とセク
タ領域S1でのドロツプアウト始端の2個所でこの
アンド出力が立下がり回路が誤動作する。
(ト) 考案の効果 上記の如く、本考案によれば、インデツクス領
域を精度良く判別出来有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は
その各部の波形図である。第3図は磁気シートの
信号フオーマツトを示す図である。 10……磁気シート、12……PGヨーク(パ
ルス発生用ヨーク)、16……バンドパスフイル
タ(フイルタ手段)、18……エンベロープ検波
回路(第2検波手段)、22……エンベロープ検
波回路(第1検波手段)、26……ゲート信号作
成回路(ゲート信号作成手段)、28……アンド
回路(判別手段)、G0,G1……ギヤツプ領域、I
……インデツクス領域、S1,S2,S3,S4……セク
タ領域、b……再生信号、c,d……検波信号
(第2検波信号)、e,f……第1検波信号、h…
…ゲート信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同心円状のトラツクの始端にインデツクス信
    号が記録されるインデツクス領域を形成し、こ
    のインデツクス領域に隣接して無信号のキヤツ
    プ領域を形成し、前記インデツクス領域以降に
    デジタル情報のデータ信号が記録される複数の
    セクタ領域を形成した磁気シートと、 前記磁気シートに取付けられたパルス発生用
    ヨークを検出して基準位置検出パルスを出力す
    る検出パルス出力手段と、 前記基準位置検出パルスにより設定される所
    定のインデツクス領域を含むゲート信号を出力
    するゲート信号作成手段と、 前記磁気シートの再生信号をエンベロープ検
    波して第1検波信号を出力する第1検波手段
    と、 前記ゲート信号と前記第1検波信号を入力し
    この2信号の論理積出力に基づいて前記インデ
    ツクス領域を判別する判別手段とを、 備えることを特徴とする磁気記録装置。 (2) 前記磁気シートの再生信号より前記インデツ
    クス信号の周波数成分のみを抽出するフイルタ
    手段と、 該フイルタ手段の出力信号をエンベロープ検
    波して第2検波信号を出力する第2検波手段
    と、 前記第2検波信号も入力される前記判別手段
    とを、 備えることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の磁気記録装置。
JP14463385U 1985-09-20 1985-09-20 Expired - Lifetime JPH051010Y2 (ja)

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