JPH0438602A - 磁気記録再生装置および磁気記録再生方法 - Google Patents

磁気記録再生装置および磁気記録再生方法

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JPH0438602A
JPH0438602A JP14378990A JP14378990A JPH0438602A JP H0438602 A JPH0438602 A JP H0438602A JP 14378990 A JP14378990 A JP 14378990A JP 14378990 A JP14378990 A JP 14378990A JP H0438602 A JPH0438602 A JP H0438602A
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Japan
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signal
digital signal
pulse train
pulse
reproducing
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JP14378990A
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Inventor
Hidetaka Mizumaki
秀隆 水巻
Tetsuo Iwaki
哲男 岩木
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はマルチトラックヘッドにおけるサーボトラッ
ク信号等のアナログ信号、あるいはデータストリーマに
おけるディジタル信号を記録再生するための磁気記録再
生装置に関し、特にアナログ信号を周波数変調してディ
ジタル信号または直接入力されたディジタル信号をパル
ス列信号に変換して記録するとともに、記録した信号を
再生することのできる磁、気記録再生装置および磁気記
録再生方法に関する。
[従来の技術] 近年のディジタル技術の進歩により、複数トラックにオ
ーディオ信号を記録し、これを再生することのできるデ
ィジタルオーディオテープレコーダ(以下DATと略称
する)が登場した。このDATは記録ヘッドとして、高
速記録が可能な薄膜磁気ヘッド(Induct ton
  head、以下IHと略称する)が使用され、磁気
再生ヘッドとして、(Magneto−resitiv
eh e a d、以下MRHと略称する)が使用され
る。
上記MRHの長所は、磁束応答型であることから、テー
プ速度に依存せず低速再生に有利であり、且つ高集積化
が容易であるため、再生マルチトラックレコーダの定速
再生用に好適である。上記■Hの長所は、MRHと同様
に高集積化が容易であるのに加え、高周波での周波数特
性が良好であり、磁束分布が急峻であることから記録密
度を向上させることができる。したがって、マルチトラ
ックレコーダの記録用ヘッドとして好適である。上記I
HやMRHは前述のDATに適用されているが、データ
ストリーマやマルチトラックレコーダのサーボトラック
信号の記録再生にも使用することが考えられる。
ここで、データストリーマとは、通信回線上のディジタ
ル信号やコンピュータなどから出力されるディジタル信
号を保存するために記録する装置をいう。また、サーボ
トラック信号とは、マルチトラックテープの幅方向の位
置を決定するための正弦波信号であり、たとえばオーデ
ィオ信号が右チャンネルのものか、左チャンネルのもの
かを示すものである。
第11図は従来の磁気記録再生装置を示すプロッタ図で
ある。同図を参照して、この磁気記録再生装置の記録系
は、磁気テープ1に信号を記録するIH2と、アナログ
入力信号(サーボトラック信号)が入力されるローパス
フィルタ4と、アンプ5と、電圧制御発振器(以下VC
O)6と、M分周カウンター8と、N分周カウンター9
と、単安定マルチバイブレータ(以下モノマルチと称す
る)20.21と、パルストレインアンプ(以下PTア
ンプ)12とを有する。
また再生系は、磁気テープ1に記録された信号を取出す
MRH3と、再生アンプ13と、コンパレータ15と、
ローパスフィルタ16とを有する。
第12図は上記第11図に示した磁気記録再生装置の各
部の出力信号波形を示す図である。
同図を参照して、記録動作および再生動作を説明する。
(1) 記録動作 まず、ローパスフィルタ4にサーボトラック信号aが入
力され、その出力信号はレベル調整用のアンプ5により
信号すにように増幅される。この信号すはVCO6のコ
ントロール電圧として入力され、その出力信号の周波数
は上記入力信号すの電圧レベルに比例したものとなる。
上記VCO6の出力信号はM分周カウンター8に入力さ
れ、その出力信号CはN分周カウンター9に入力される
とともにモノマルチ20およびモノマルチ21のクロッ
ク信号としてモノマルチ20とモノマルチ21に入力さ
れる。信号Cが入力されたカウンタ19はデータ信号d
とデータ信号e(いずれもFM信号)を出力する。そし
て、データ信号dはモノマルチ20に入力され、データ
信号eはモノマルチ21に入力されて、信号Cをトリガ
として一定幅のパルス信号fおよびパルス信号gが生成
される。このパルス信号fおよびパルス信号gはDTア
ンプ12に入力されて、記録電流信号りに変換される。
そして、この記録電流信号りに基づいてIH2によって
磁気テープ1にFM信号が記録される。
ところで、信号を同じレベルで記録する場合、IH2は
巻線型ヘッドと比較して一般に巻数が少ないので電流を
必要とする。そのため信号dや信号eをそのままIH2
に入力して記録すると消費電力が大きくなる。そこで、
上述のように信号dや信号eのようなディジタル信号を
信号りのような電流波形にして記録することによって消
費電力の低減を図るのである。このような記録方式をパ
ルストレイン方式という。
(2) 再生動作 再生時においては、磁気テープ1に記録された信号はM
RH3によって取出され、再生アンプ13によって増幅
される。この増幅された信号iはコンパレータ14に入
力され、所定値11と比較される。そして、コンパレー
タ14からは所定値11以上のレベルが取出されて信号
jが出力される。
次に、信号jはモノマルチ15に入力され、その立上り
をトリガとして信号kが得られる。この信号には、HI
GHレベルの幅τ1がすべて同じにされており、この信
号kをローパスフィルタ16を通過させることにより、
信号りが得られる。
すなわち、この信号りがサーボトラック信号aの復調信
号である。
また、データストリーマに使用される磁気記録再生装置
の場合には、直接ディジタル信号を記録再生するのであ
るから、上記第11図中記録系に用いられるローパスフ
ィルタ4、アンプ5、vC06、および再生系にもちい
られるモノマルチ15、ローパスフィルタ16を取除き
、直接M分周回路18にディジタル信号を入力すればよ
い。
[発明が解決しようとする課題] 上記第11図の磁気記録再生装置によれば、サーボトラ
ック信号aを増幅した信号dとほぼ等価な信号見が理論
的には得られる。
しかしながら、ディジタル信号dと再生されたディジタ
ル信号jとを比較すると、その立上りおよび立下りにお
いて、若干のずれがあり、もとの信号すを完全に復元し
ているとはいえない。このため、ローパスフィルタ16
を通過したアナログ信号見は、元の信号すと比較して歪
んだものとなる(元の信号すを第12図中見′とじて記
す)。
これは、記録電流信号りを再生した場合に信号iのピー
クが次のピークに移行する際における磁束の変化が緩や
かであることに起因する。すなわち、MRHの特性によ
るためである。
また、記録電流信号りのパルス間隔が長い場合には、再
生信号iのレベルが低下しく第12図中12参照)、誤
ってディジタル信号dの立下りとして検出する可能性が
ある。
さらに、歪んだ信号見を用いてオーバライドした場合に
は、位相のずれが生じ、以前に記録した信号との混乱を
引起こすことになる。
以上の信号の記録再生における問題は、ディジタル信号
dを記録電流信号りに変換するまでの過程で生ずるため
、データストリーマに用いられる磁気記録再生装置にお
いても全く同じ欠点が生ずることは自明である。
本発明は上記の問題に鑑みてなされてものであり、アナ
ログ信号に周波数変調を施したディジタル信号または直
接入力されたディジタル信号を完全に復元することので
きる磁気記録再生装置および磁気記録再生方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段1 上記目的を達成するための本発明に係る磁気記録再生方
法は、 アナログ信号に周波数変調を施したディジタル信号また
は直接入力されたディジタル信号をパルス列信号に変換
するパルス列変換回路と、変換されたパルス列信号に基
づいて磁気記録媒体に記録する記録ヘッドと、磁気記録
されたパルス列信号を取出す再生ヘッドとを含む磁気記
録再生装置の記録再生方法であって、 ディジタル信号を遅延させ、この遅延させたディジタル
信号と遅延させないディジタル信号とに基づいて、ディ
ジタル信号の立上りおよび立下りにそれぞれ極性の異な
るパルスを生成し、この極性の異なるパルスの立上りま
たは立下りに互いに極性の異なるパルスを挿入したパル
ス列信号を生成して記録ヘッドに供給し、 再生ヘッドにより取出された再生信号を所定のレベルと
比較してディジタル信号を復元する磁気記録再生方法で
ある。
また、本発明に係る磁気記録再生装置は、アナログ信号
に周波数変調を施したディジタル信号または直接入力さ
れたディジタル信号をパルス列に変換するパルス列変換
回路と、変換されたパルス列信号を磁気記録媒体に記録
する記録ヘッドと、磁気記録されたパルス列信号を取出
す再生ヘッドと、再生ヘッドにより再生された信号を元
のディジタル信号に復元する復調回路とを含む磁気記録
再生装置であって、 上記パルス列変換回路は、 ディジタル信号を遅延させる遅延手段と、遅延させない
ディジタル信号と上記遅延手段により遅延されたディジ
タル信号とに基づいてディジタル信号の立上りと立下り
にパルスを形成するパルス生成手段と、 上記パルス生成手段により生成されたパルス間に一定時
間間隔ごとにパルスを挿入するパルス間隔補間手段と、 上記遅延手段により遅延されたディジタル信号と上記パ
ルス間隔補間手段により補間されたパルスとに基づいて
、ディジタル信号の立下りおよび立上りを強調するため
のパルスとパルス間隔を補間するためのパルスとを含む
パルス列信号を生成するパルス列信号生成手段とを有し
、 上記復調回路は、再生ヘッドにより取出された再生信号
と所定のレベルとを比較し、この比較結果に基づいてデ
ィジタル信号を復元する比較手段を有する。
[発明の作用コ 上記第1の発明は、遅延させないディジタル信号と遅延
させたディジタル信号に基づいて、ディジタル信号の立
上りおよび立下りのタイミングでパルスを発生し、この
パルスの立上りまたは立下りに互いに極性の異なるパル
スを挿入している。
すなわち、従来のパルス列信号(電流記録信号)と相違
し、ディジタル信号の立上りおよび立下りを強調したパ
ルス列信号を生成する。このパルス列信号に基づいて記
録ヘッドが磁気記録媒体に記録する。この記録されたパ
ルス列信号を再生ヘッドにより取出した場合には、立下
りおよび立上りパルスと極性の異なるパルスが挿入され
ているため、再生された信号の極性の反転は急峻になる
そして、この急峻に変化する再生信号と所定レベルとを
比較することにより、再生信号の立上りおよび立下りを
正確に検出することができ、元のディジタル信号を正確
に復元することができる。
また、第2の発明は、上記第1の発明と同様の作用を奏
するとともに、次の作用をも奏する。すなわち、パルス
間隔補間手段により、ディジタル信号の立上りおよび立
下りをとらえたパルス同士の間にパルスを補間すること
により、ディジタル信号の立上りと立下り間隔が長い場
合においても、再生電流のレベルが低下するのを防止し
、正確に元の信号を復元することができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図を参照して、第1の実施例の磁気記録再生装置は、デ
ィジタルデータを保存するデータストリーマに使用され
る装置であり、この装置の記録系は、磁気テープ1にパ
ルストレイン信号を記録するためのIH2と、ディジタ
ル信号Cが入力される第1のデイレイ7と、第2のデイ
レイ8と、EX−NORゲート9と、インバータ10a
およびANDゲー)10bを含む論理ゲート10と、N
ORゲート11と、PTアンプとを有する。
また再生系は、MRH3と、再生アンプ15と、コンパ
レータ16とを有する。
第2図は上記第1図の各部の信号波形を示す図である。
同図を参照して、上記第1図の磁気記録再生装置の動作
を説明する。ディジタル入力信号Cは第1のデイレイ7
およびEX−NORゲート9に与えられる。第1のデイ
レイ7は、ディジタル入力信号Cを所定時間遅延させた
信号りをN。
Rゲート11および論理ゲート10、および第2のデイ
レイ8に与える。第2のデイレイ8は、第1のデイレイ
7からの信号りを所定時間遅延させた信号Eを生成し、
これをEX−NORゲート9に与える。そして、EX−
NORゲート9は信号りと信号EのEX−NORをとり
、信号Fを生成する。この信号FはNORゲート11お
よび論理ゲート10に与えられる。上記のディジタル入
力信号C1第1のデイレイ7の出力信号D1第2のデイ
レイ8の出力信号E1およびEX−NORゲート9から
出力される信号Eが、後述するパルス列信号Kを作成す
るための基礎となる。
次に、NORゲート11は、信号Fと第1のデイレイ7
からの信号りとのに基づいてパルス列信号Jを生成する
。論理ゲート10の一方の入力には、上記第1のデイレ
イ7からの信号りおよび上記EX−NORゲート9から
の信号Fが他方の入力とされており、論理的ゲート10
は信号りと信号Fとに基づいて第2図中Iに示されるパ
ルス列信号Iを生成する。
上記信号I、  JはPTアンプ12に与えられる。
そしてPTアンプ12は、第2図中Kに示される電流波
形の信号Kを生成し、IH2に与える。■H2は上記信
号にの電流値に比例したレベルの磁束を発生する。この
発生された磁束により磁気テープ1にパルス列信号Kが
記録される。
再生動作時には、上記のごとく磁気テープ1に記録され
た信号には、MRH3により取出され、再生アンプ13
により増幅された信号Oとなる。
上記再生アンプ13の出力Oは、信号の立上りおよび立
下りが強調されたものである。すなわち、従来のものと
比較して、信号の立上りおよび立下りが急峻なものであ
る。
この再生アンプ13の出力信号Oは、比較回路14に与
えられ、比較回路14においてコンパレ−タレベル01
と比較され、信号Oのレベルがレベル01以上のときは
、ハイレベルが出力され、信号Oのレベルがレベル01
よりも低いときは、ローレベルの信号が出力される。こ
れにより、ディジタル信号Pが比較回路14の出力に得
られる。
この比較動作において、信号Oは立上りと立下りが従来
の出力と比較して鋭いため、レベル01とのクロス点を
正確に検出することができる。したがって元のディジタ
ル信号Cを完全に復元することができる。
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図であり
、第4図はその動作を示すための出力波形図である。第
2の実施例は上記第1図の磁気記録再生装置にアナログ
信号を処理する部分を付加したものであって、サーボト
ラック信号の記録再生に使用される。
上記アナログ信号処理部分は、サーボトラック信号Aの
高域ノイズを除去するためのローパスフィルタ4と、ロ
ーパスフィルタ4の出力を増幅して第4図に示す信号B
を出力するアンプ5と、アンプ5の出力信号Bを周波数
変調するための■C06と、比較回路14からの信号P
を入力とするモノマルチ15と、ローパスフィルタ16
とを有する。
次に、第4図を用いて上記第3図の磁気記録再生装置の
動作を説明する。サーボトラック信号Aはローパスフィ
ルタ4により高域ノイズが除去された後、アンプ5に送
られる。アンプ5はサーボトラック信号Aを増幅した信
号BをVCO6に与える。VCO6は信号Bのレベルに
対応したディジタル信号を生成する。この信号CはFM
信号である。このVCO6の出力信号Cは、前述した第
1の実施例とディジタル信号Cと同様のものと考えられ
る。したがって、前記第2図に示した動作と同様に、デ
ィジタル信号処理を行って、信号り。
E、  F、  I、  J、 Kを生成し、最終的に
生成されたパルストレイン信号Kを磁気テープ1に記録
する。また、再生においても、前記第2図と同様にして
処理され、比較回路14から信号Pが出力される。
モノマルチ15は、コンパレータ14からの信号Pの立
上りに応答して、一定期間Tの間ハイレベルの信号Qを
出力する。この信号Qはローパスフィルタ16に与えら
れ、ローパスフィルタ16により積分され、信号Rとな
る。この信号Rとアンプ5により増幅された信号Bとは
完全に一致し信号Bが復元されたことがわかる。
第5図は第3の実施例を示すブロック図であり、この実
施例の磁気記録再生装置は、データストリーマに使用さ
れるものである。前記第1図の実施例との相違は、EX
−NORゲート9と論理ゲート10との間に、パルス補
間回路17を付加した点である。
このパルス補間回路17は、EX−NORゲート9の出
力に一方の入力が接続されANDゲート17aと、AN
D 17 aからの出力Gに応答して、Hを前記AND
ゲート17aの他方の入力に与えるカウンタ17bとを
含む。
第6図は上記第5図の各部の出力信号波形を示す図であ
る。この第6図を参照して第3の実施例の動作を説明す
る。同図において、ディジタル入力信号Cおよび信号り
、  E、  Fについては上記第2図と同様であり、
ここまでの動作の説明は省略する。ANDゲート17a
は、上記EX−NORゲート9からの信号Fとカウンタ
17bからの信号Hとの論理積をとり、信号Fのハイレ
ベルの期間中にパルスを挿入した信号Gをカウンタ17
b1論理ゲート10およびNORゲート11に与える。
ここで、カウンタ17bは、上記ANDゲート17aか
ら出力される信号Gに応答して、一定のクロックパルス
を計数した後ローレベルのパルス(信号H)をANDゲ
ート17aに与える。すなわち、ANDゲート17aと
カウンタ17bとはループをなす。
次に論理ゲート10は、第1のデイレイ7の出力信号り
とANDゲート17aからの出力信号Gとに基づいて信
号Iを生成する。一方、NORゲート11は、第1のデ
イレイ7の出力信号りとANDゲート17aの出力信号
TとのNDRをとり信号Jを出力する。上記信号I、 
 JはPTアンプ14に与えられ、このPTアンプ14
において記録電流信号Kに変換される。そして、この記
録電流信号KがIH2に与えられ、信号にのレベルに対
応した磁束が発生し、磁気テープ1にパルス列信号Kが
記録される。
次に再生動作において、上記磁気記録されたパルストレ
イン信号にはMRH3により取出され、アンプ13によ
り増幅され信号0となる。この増幅された信号Oは前記
第1の実施例と同様に立上りおよび立下りが急峻であり
、しかも前記第1の実施例の信号波形と相違して、ハイ
レベルの期間およびローレベルの期間においてレベルの
変動は小さい。したがって、第1の実施例においては、
ディジタル信号の周期が長い場合に立上りパルスと立下
りパルスの間で比較レベル01とクロスする可能性があ
ったが、第3の実施例では周期が長くてもレベルの変動
が小さく、信号Oと比較レベル01とのクロスが発生す
るを防止することができる。
第7図は本発明の第4の実施例を示すブロック図であり
、第8図は第7図の磁気記録再生装置の各部の出力波形
を示す図である。
第7図および第8図を参照して、上記第5図の実施例と
の相違は、記録系にローパスフィルタ4、アンプ5、v
CO6を付加し、再生系には、モノマルチ15、ローパ
スフィルタ16を付加している点である。すなわち、こ
の実施例により、サーボトラック信号Aについても正確
に記録再生することができる。
第9図は本発明の第4の実施例を示すブロック図であり
、上記第5図の実施例との相違は、パルス補間回路17
をANDゲート17aと、モノマルチ17cと、モノマ
ルチ17’dとで構成している点である。
第10図は上記第9図の磁気記録再生装置の各部の出力
信号波形を示す図である。上記第10図を参照して、第
9図の磁気記録再生装置の動作を説明する。ディジタル
入力信号Cおよび信号り。
E、  Fについては上記第6図の信号波形と同じであ
り、ここまでの動作については説明を省略する。
まずANDゲート17aは、EX−NORゲート9の出
力信号Fを一方の入力とし、モノマルチ17dからの信
号F2を他方の入力とし、信号Fと信号F2との論理積
をとった信号F3をモノマルチ17cに出力する。モノ
マルチ17cはANDゲート17aからの出力F3に応
答して、一定時間T1経過後パルス信号F1をモノマル
チ17dに出力する。モノマルチ17dは信号F1に応
答して、出力パルスの幅は一定時間T2にする。
この信号F2は前述のごと<ANDゲート17aの他方
の入力とされる。すなわち、ANDゲートとモノマルチ
17cおよびモノマルチ17dとはループを形成する。
そして、ANDゲート17aからの出力信号F3は、第
3の実施例で示した信号Gの波形と同様に、ディジタル
信号Cの立上りおよび立下りとの間にパルスが挿入され
たものである。
上記信号F3は第1のデイレイ7の出力信号りとともに
論理ゲート10およびNORゲート11に与えられる。
そして、論理ゲート10は信号Dと信号F3に基づいて
信号Iを生成し、NORゲート11は、信号りと信号F
3とに基づいて信号Jを生成する。これらの信号I、 
 JはそれぞれPTアンプ12に与えられ、PTアンプ
により記録電流信号Kに変換される。
すなわち、この信号には前述の第3の実施例と同様にデ
ィジタル信号の立上りおよび立下りにおいて極性のこと
なるパルスが挿入され、さらに立上りパルスと立下りパ
ルスとの間にパルスが補間されたパルス列となっている
上記記録電流信号Kに基づいて磁気記録された磁気テー
プ1からMRH3により取出され、さらにアンプ13に
より増幅された信号Oは、立上りおよび立下りが急峻で
、しかも立上りおよび立下り以外の部分においては一定
のレベルとなる。これにより、信号Oと比較レベル01
とを比較する場合において、信号Oの立上りおよび立下
りを正確にとらえ、しかも信号Oのパルス間におけるレ
ベル低下を検出することがなくなり、ディジタル信号C
を正確に復元することができる。
なお、上記各実施例においては、各ゲートを特定して説
明したが、これらのゲートは限定されるものではなく、
たとえば、論理ゲート10は、ANDNOゲート11代
えてNORゲートを使用し、信号りを反転させ、他方の
ゲート入力はインバータ10aを介さず直接信号Gなど
を入力するようにしてもよい。
また、各波形図においては、正論理で示しているが、こ
れらの波形を反転させたものを使用してもよい。
[発明の効果] 以上により明らかなように、この発明の磁気記録再生装
置は、アナログ入力信号に周波数変調を施したディジタ
ル信号または直接入力されたディジタル信号を、パルス
トレイン信号に変換する場合に、立上りパルスおよび立
下りパルスを強調するためのパルスを付加することによ
り再生信号の立上りおよび立下りを急峻なものとし、入
力信号の復元を完全なものとすることができる。
また、ディジタル信号の周期が長い場合は、ディジタル
信号の立上りと立下りとの間にパルスを補間することに
より、再生信号のレベル低下を防止しレベル低下による
入力信号の誤検出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は上記第1図の各部の出力信号波形を
示す図、第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック
図、第4図は上記第3図の各部の出力信号波形を示す図
、第5図は本発明の第3図の実施例を示すブロック図、
第6図は上記第5図の各部の出力信号波形を示す図、第
7図は本発明の第4の実施例を示すブロック図、第8図
は上記第7図の各部の出力信号波形を示す図、第9図は
本発明の第5の実施例を示すブロック図、第10図は上
記第9図の各部の出力信号波形を示す図、第11図は従
来の磁気記録再生装置を示すブロック図、第12図は上
記第11図の各部の出力信号波形を示す図である。 図において、1は磁気テープ、2はIH,3はMRH,
7は第1のデイレイ、8は第2のデイレイ、9はEX−
NORゲート、10は論理ゲート、11はNORゲート
、12はPTアンプ、13は再生アンプ、14は比較回
路、17はパルス補間回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナログ信号に周波数変調を施したディジタル信
    号または直接入力されたディジタル信号をパルス列信号
    に変換するパルス列変換回路と、変換されたパルス列信
    号に基づいて磁気記録媒体に記録する記録ヘッドと、磁
    気記録されたパルス列信号を取出す再生ヘッドとを含む
    磁気記録再生装置の記録再生方法であって、 ディジタル信号を遅延させ、この遅延させたディジタル
    信号と遅延させないディジタル信号とに基づいて、ディ
    ジタル信号の立上りおよび立下りにそれぞれ極性の異な
    るパルスを生成し、この極性の異なるパルスの立上りま
    たは立下りに互いに極性の異なるパルスを挿入したパル
    ス列信号を生成して記録ヘッドに供給し、 再生ヘッドにより取出された再生信号を所定のレベルと
    比較してディジタル信号を復元する磁気記録再生方法。
  2. (2)アナログ信号に周波数変調を施したディジタル信
    号または直接入力されたディジタル信号をパルス列信号
    に変換するパルス列変換回路と、変換されたパルス列信
    号を磁気記録媒体に記録する記録ヘッドと、磁気記録さ
    れたパルス列信号を取出す再生ヘッドと、再生ヘッドに
    より再生された信号を元のディジタル信号に復元する復
    調回路とを含む磁気記録再生装置であって、 上記パルス列変換回路は、 ディジタル信号を遅延させる遅延手段と、 遅延させないディジタル信号と上記遅延手段により遅延
    されたディジタル信号とに基づいてディジタル信号の立
    上りと立下りにパルスを形成するパルス生成手段と、 上記パルス生成手段により生成されたパルス間に一定時
    間間隔ごとにパルスを挿入するパルス間隔補間手段と、 上記遅延手段により遅延されたディジタル信号と上記パ
    ルス間隔補間手段により補間されたパルスとに基づいて
    、ディジタル信号の立下りおよび立上りを強調するため
    のパルスとパルス間隔を補間するためのパルスとを含む
    パルス列信号を生成するパルス列信号生成手段とを有し
    、 上記復調回路は、再生ヘッドにより取出された再生信号
    と所定のレベルとを比較し、この比較結果に基づいてデ
    ィジタル信号を復元する比較手段を有する。
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