JPS584280Y2 - 論理回路 - Google Patents

論理回路

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JPS584280Y2
JPS584280Y2 JP9449376U JP9449376U JPS584280Y2 JP S584280 Y2 JPS584280 Y2 JP S584280Y2 JP 9449376 U JP9449376 U JP 9449376U JP 9449376 U JP9449376 U JP 9449376U JP S584280 Y2 JPS584280 Y2 JP S584280Y2
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JP
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circuit
fet
vin
input voltage
gate
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JP9449376U
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JPS5313063U (ja
Inventor
秋山徹
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三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電界効果トランジスタを用いた論理回路に関す
る。
論理回路、就中半導体集積回路中の論理回路にはその動
作特性の高速化が要求される。
第2図aに示すものは2個のn型チャンネル絶縁ゲート
形の電界効果トランジスタ(以下FETという)Q、、
Q、を用いて構成した公知のインバータ回路であって、
Vdd、Vgg、Vssはいずれも電源電圧、Vinは
入力電圧、Voutは出力電圧、Id、。
Id6は夫々FETQ6.Q6を流れる電流、VI、V
Oは夫々入力端子、出力端子を示している。
第2図す、cは夫々前記インバータ回路の充電特性、放
電特性を示すものであって、入力電圧VinとしてVi
nl、Vin3を印加した場合に出力電圧Voutが夫
々Voutl 、Vout3になることを示している。
該インバータ回路に入力電圧VinとしてVirgから
Vin3に変化する段階状入力電圧が入力端子VIに与
えられた場合における出力端子■Oの接地負荷容量に対
する充電電流IcはIc=Id6−Ids(Vin=V
ins)・・・(1)〔但しId5(Vin=Vin3
)はV i n=Vi n3のときの電流■d、。
以下同様に記す〕で与えられ、これは第2図すのハツチ
ング部に対応している。
第2図すから明らかな如く出力電圧VoutがVou
t3に接近するに従って電流■d6が急減するので、充
電電流Icも急減し、これにより出力電圧Voutの立
ち上がり時の遅延が犬となる。
なお該インバータ回路に入力電圧VinとしてVin3
からVinlに変化する階段状入力が入力端子VIに与
えられた場合における前記接地負荷容量の放電電流Id
isは Idis = Id=+ (Vin =Vin1 )
−Ida ・・・(2)で与えられ、これは第2図Cの
ハツチング部に対応している。
第2図aに示したインバータ回路は前述の如く、立ち上
がり時の遅延が犬であるという欠点を有しているので、
これを解決するために第3図aに示す如く4個のFET
Q7.Qa、Q9IQloを用いたインバータ回路が本
願考案者により提案された(特顔昭5l−59362)
同図においてVdd。Vgg+ + Vgg2+ Vs
s 、Vctはいずれも回路に印加される電圧、Vin
は入力電圧、Voutは出力電圧、Id7.Ida、I
do、Id+。
は夫々FETQ7 t Qa + QO+ Qt oを
流れる電流、VI、VOは夫々入力端子、出力端子を示
している。
第3図す、cは夫々このインパーク回路の充電特性、放
電特性を示すものであって入力電圧VinとしてVin
l、Vin3を印加した場合に出力電圧Vou tが夫
々Vou tl 、 Vout3になることを示してい
る。
このインバータ回路において、まずVoutが大きい場
合はQ7がオフ、Q9がオンであるから負荷電流はId
9で定まる。
またVoutが小さい場合はQ7がオン、Q、がオフで
あるから負荷電流はIc17(Ida)で定まる。
従って負荷特性は第3図す、cにId7+■d9で示す
如き負荷抵抗型となる。
第3図す、Cから理解されるようにこのインバータ回路
は第2図aに示したインバータ回路に比して、立ち上が
り時の遅延は改良されているが、立ち下がり時の遅延は
むしろ犬であるという欠点がある。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、立
ち上り時及び立ち下がり時の遅延を共に小とした論理回
路の提供を目的とし、以下に本考案をその実施例を示す
図面に基いて詳述する。
本考案に係る論理回路(以下本案回路という)は第1図
aのインバータ回路構成例に示す如く、4個のエンハン
スメント型FBTQ、Q2 、Q3 。
Q4を用い、第1のFETQlのソースと、第2のFE
TQ2のゲートと、第3のF E T Qsのドレイン
とを接続し、また第3のFETQ、のゲートと、第4の
FETQ、のゲートとを接続して入力端子VIとし、第
2のFETQ2のソースと、第3のFETQ3のソース
と、第4のF E T Q、のドレインとを接続して出
力端子vOとする一方、第1のFETQtのドレイン及
びゲート、第2のFETQ2のドレイン並びに第4のF
E T Q、のソースには夫々電源電圧V g g
1及び■gg2、Vdd並びにVssが印加されている
なおVin。Voutは夫々回路の入力電圧、出力電圧
、また■d1.■d2.■d3.■d4は夫々FBTQ
、。
Q2.Q3.Q、を流れる電流である。
第1図aに示す本案回路においては、FETQ、のオン
抵抗をFETQ3のオン抵抗の数十倍にして、インバー
タ特性を持たせることにより、Qt 、 Q2. Qa
で構成する負荷を負性抵抗型としておく。
また中間ノード■Xの接地容量をId、(又はId3)
で充放電する時間は、出力端子vOの接地負荷容量を■
d2+■d3(又はId、)で充放電する時間に比して
十分小さくなるように設計しておく。
入力電圧が固定された場合の負荷特性は第3図aの回路
と同様であるが、FETQ3のゲートに入力電圧V i
nを印加することによって下記の如き特徴を有する。
第1図すは本案回路の出力特性を示すが、まず入力電圧
V i nがVin二V in4となって犬である場合
は、出力電圧Voutが犬でない限りFETQ、がオフ
しないため、■d2+■d3の極太値は小さくなる。
次に入力電圧VinがVin=Vin3となって小であ
る場合は、出力電圧Voutが小であってもFETQ3
がオフするため、I d2+I d3の極太値は大きく
なる。
また入力電圧Vinが■ln−■in2と、Vinl、
Vin3の中間にある値である場合は、第1図すにおけ
るId+(Vin=Vin2)とId2+Ida(Vi
n=Vinz)の両特性曲線の交点A、B、C夫kK対
応してV o u t =VA tVB +Vcの解が
存在するが、A、Cのみが安定点であり、入力電圧Vi
nがVi nlからVin2に変化するときはV o
u t −V Aが、また入力電圧VinがV i n
3からV i n2に変化するときはV o u t
=VCが解となる。
従って本案回路の伝達特性は第1図Cに示す如く弱いヒ
ステリシス特性を示す。
なお図においては、Vin=Vinlのときのインパー
クの定常電流は比較のために第2図a、第3図aに示す
回路の場合と同様としている。
さて、今入力電圧V i nとしてVinIからVin
3に変化する階段状入力電圧が入力端子VIに与えられ
た場合には、出力端子■Oの接地負荷容量に対する充電
電流Icは ■c=(工d2″+Ids ) (V 1n=V i
n3)Id< (Vin=V+ n3 ) ・・・(3
)で与えられ、これは第1図dに示す本案回路の充電特
性のハンチング部に対応しており、第2図b、第3図す
との比較から明らかな如く、式(3)で与えられるIc
は式(1)で与えられるIc等より大きく、本案回路の
立ち上がり時の遅延は小となる。
次に入力電圧VinとしてVin3からVinIに変化
する階段状入力電圧が入力端子VIに与えられた場合に
は、前記接地負荷容量の放電電流Idisは Id i 5=I(L (Vi n=Vi nl )
(Id2+Ida )(Vin−Vin、)・・・(
4) で与えられ、これは第1図eに示す本考案回路の放電特
性のハツチング部に対応しており、第2図C1第3図C
との比較から明らかな如く式(4)で与えられるIdi
sは式(2)で与えられるIdis と大差なく、また
第3図aに示すインバータ回路における接地負荷容量の
放電電流より大きく、本案回路の立ち下がり時の遅延は
小である。
以上詳述した如く本案回路は従来のインバータ回路に比
して、立ち上がり時、立ち下がり時の遅延がいずれも改
善されており、半導体集積回路の高速化が可能となる。
また本案回路の伝達特性は第1図Cに示す如きヒステリ
シス特性を示し、ケインが無限大であり、更に入力電圧
波形の立ち上がり(立ち下がり)が緩やかであって、し
かも入力電圧に雑音が含まれる場合においても、雑音が
除去され、且つ立ち下がり(立ち上がり)が急峻な出力
電圧を得ることが本案回路により可能となる。
なお本案回路はFETQ3.Q、に、並列に他のFET
を接続してNOR回路として、直列に接続してNAND
回路として使用することも可能である。
またVdd、Vggl 、Vgg2としては固定電圧に
限らず時間的に変化する制御電圧、例えばクロックの様
な周期的な信号を用いることも可能である。
更に、前述の実施例においてはF E T Q+ −Q
2.Q3.Q4としてエンハンスメンl−型のFETを
用いたが本考案においてはこれに限らずデプレッション
型のFETを用いることも可能であって、例えばF E
T Q、をデプレッション型のFETとし、そのゲー
トに■gg2を印加する替りに、そのゲートをそのソー
スに接続して構成しても前同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図aは
本考案に係るインパーク回路の回路図、第1図す、c、
d、eは夫々この回路の出力特性図、伝達特性図、充電
特性図、放電特性図、第2図a、第3図aは従来公知の
インパーツ回路の回路図、第2図す、c及び第3図す、
cは夫々第2図a及び第3図aに示したインバータ回路
の充電特性図、放電特性図である。 Q、、Q2.Q、、Q<・・・・・・FET、VI・・
・・・・入力端子、■O・・・・・・出力端子、■X・
・・・・・中間ノード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも4個のFETを用い、第1のFETのソースと
    、第2のFETのゲートと、第3のFETのドレインと
    を接続し、また第3のFETのゲートと、第4のFET
    のゲートとを接続して入力端子とし、第2のFETのソ
    ースと、第3のFETのソースと、第4のFETのドレ
    インとを接続して出力端子とする一方、第1のFETの
    ドレイン及びゲート並びに第2のFETのドレインを夫
    々電源に接続するように構成したことを特徴とする論理
    回路。
JP9449376U 1976-07-14 1976-07-14 論理回路 Expired JPS584280Y2 (ja)

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JP9449376U JPS584280Y2 (ja) 1976-07-14 1976-07-14 論理回路

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JP9449376U JPS584280Y2 (ja) 1976-07-14 1976-07-14 論理回路

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JPS5313063U JPS5313063U (ja) 1978-02-03
JPS584280Y2 true JPS584280Y2 (ja) 1983-01-25

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JPS59155962U (ja) * 1983-04-04 1984-10-19 三宝伸銅工業株式会社 包装用キヤツプ

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JPS5313063U (ja) 1978-02-03

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