JPS5842809A - 物体の圧入固定法 - Google Patents
物体の圧入固定法Info
- Publication number
- JPS5842809A JPS5842809A JP14009881A JP14009881A JPS5842809A JP S5842809 A JPS5842809 A JP S5842809A JP 14009881 A JP14009881 A JP 14009881A JP 14009881 A JP14009881 A JP 14009881A JP S5842809 A JPS5842809 A JP S5842809A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- ring gear
- iron
- fit
- force
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
二つの物体を機械的に結合せしめ、一方の物体から他方
のφ体に力の伝達を行わせるとき、この二つの物体の結
合法には従来から各種の方法力I用いられている。この
内、比較的力の伝達が大なるところに多く用いられてい
る方法は、焼Gfめや圧入法である。焼ばめ法はしめし
ろがその二つの物体の境界径に比べ大きい場合に用いら
れ、例え蚤!二つの物体の境界径の直径が80−160
−であれ4f。
のφ体に力の伝達を行わせるとき、この二つの物体の結
合法には従来から各種の方法力I用いられている。この
内、比較的力の伝達が大なるところに多く用いられてい
る方法は、焼Gfめや圧入法である。焼ばめ法はしめし
ろがその二つの物体の境界径に比べ大きい場合に用いら
れ、例え蚤!二つの物体の境界径の直径が80−160
−であれ4f。
しめじろは0.1−OJ−程度である。一方、圧入法は
焼はめ法に比べて小さい物体に適用されるため、その伝
達力も焼ばめ法に比べて小さいのが普通である・伝達力
の大きい焼ばめ法も、二つの物体の境界径が小さくなる
につれてしめしろの軽減をせねば焼ばめ!きぬため、そ
れにつれて伝達力の低下はまぬがれ得ぬものであつ九。
焼はめ法に比べて小さい物体に適用されるため、その伝
達力も焼ばめ法に比べて小さいのが普通である・伝達力
の大きい焼ばめ法も、二つの物体の境界径が小さくなる
につれてしめしろの軽減をせねば焼ばめ!きぬため、そ
れにつれて伝達力の低下はまぬがれ得ぬものであつ九。
この発明はこのような問題を解決するため、従来圧入法
では達し得なかったしめしるの大きい圧入法を可−能と
した優れた方法を提供するものである・以下この発明の
一実施例を図について説明するO 第1図は二つの物体の結合例として、鉄板を椀状に成形
した鉄為(2)に図示していない軸と結合せしめるボス
【3)並びに磁極(4)を有する発電機ロータ11)ニ
リングギャ(6)を結合せしめたものを示す。このよう
な例において、リングギヤ(5)と鉄m (2)の圧入
部直径を110■、圧入代1−0.1〜0.4Mに設定
し。
では達し得なかったしめしるの大きい圧入法を可−能と
した優れた方法を提供するものである・以下この発明の
一実施例を図について説明するO 第1図は二つの物体の結合例として、鉄板を椀状に成形
した鉄為(2)に図示していない軸と結合せしめるボス
【3)並びに磁極(4)を有する発電機ロータ11)ニ
リングギャ(6)を結合せしめたものを示す。このよう
な例において、リングギヤ(5)と鉄m (2)の圧入
部直径を110■、圧入代1−0.1〜0.4Mに設定
し。
圧入法における常套手段である「物体を互いに挿入する
場合、夫々の物体の互いに相対する面は面取りを施す」
ことを実行し、第4の実験において鉄秦(2)の外周面
に約rの傾斜をつけ、リングギャ(5)の該端面に約4
5°の面取りを施して圧入せしめたところ、第1図ムに
示す鉄砲表面には表皮のむしれが発生すると共に、第1
図1に示す鉄處表面には参考写真(1)に示す如くその
表皮が強固に残った◇第2の実験では、鉄撓(2)の該
端面の約6°の面取りは第1の実験と同一にし、リング
ギヤ(5)の該端面に約20°の面取りを施し圧入せし
めたところ、第」の実験よりや一軽少ではあるが表皮の
むしれが発生すると共に、第1の実験てはB部分に残っ
た表皮が、リングギヤ(5)と鉄拠(2)の圧入面には
まり込み、このリングギヤ(6)が盛り上がる参考写真
1)に示す如き結果となった0上記の結果になった理由
を以下に考察する0第2図において、点りにおいて鉄挑
(2)とリングギヤ(5)が接し、この状態でリングギ
ヤ(6)の全周に圧入力1が加えられると、点DVcお
けるリングギヤ(5)を拡げようとする力馬は第8図の
ベクトル図よりP1工R51nθlなる力であることが
導き出せる。但しここでRは点DK力Pが加わったとき
の反作用力である。この方P1によってリングギヤ(5
)は押し拡げられ、鉄a (Z)の外周に沿って挿入さ
れて行くことになるのであるが、今、点りから△l離れ
た点の力P4を考えてみると当然ys > 2.である
◎従ってこの部分のリングギヤ(6〕の押し拡がり量は
少ないため、第4図の如くなることが推定される(なお
第4図中矢印はリングギヤ(5)の圧入方向を示す)。
場合、夫々の物体の互いに相対する面は面取りを施す」
ことを実行し、第4の実験において鉄秦(2)の外周面
に約rの傾斜をつけ、リングギャ(5)の該端面に約4
5°の面取りを施して圧入せしめたところ、第1図ムに
示す鉄砲表面には表皮のむしれが発生すると共に、第1
図1に示す鉄處表面には参考写真(1)に示す如くその
表皮が強固に残った◇第2の実験では、鉄撓(2)の該
端面の約6°の面取りは第1の実験と同一にし、リング
ギヤ(5)の該端面に約20°の面取りを施し圧入せし
めたところ、第」の実験よりや一軽少ではあるが表皮の
むしれが発生すると共に、第1の実験てはB部分に残っ
た表皮が、リングギヤ(5)と鉄拠(2)の圧入面には
まり込み、このリングギヤ(6)が盛り上がる参考写真
1)に示す如き結果となった0上記の結果になった理由
を以下に考察する0第2図において、点りにおいて鉄挑
(2)とリングギヤ(5)が接し、この状態でリングギ
ヤ(6)の全周に圧入力1が加えられると、点DVcお
けるリングギヤ(5)を拡げようとする力馬は第8図の
ベクトル図よりP1工R51nθlなる力であることが
導き出せる。但しここでRは点DK力Pが加わったとき
の反作用力である。この方P1によってリングギヤ(5
)は押し拡げられ、鉄a (Z)の外周に沿って挿入さ
れて行くことになるのであるが、今、点りから△l離れ
た点の力P4を考えてみると当然ys > 2.である
◎従ってこの部分のリングギヤ(6〕の押し拡がり量は
少ないため、第4図の如くなることが推定される(なお
第4図中矢印はリングギヤ(5)の圧入方向を示す)。
即ち点pの部分がP3によってへ!1押し拡がろうとし
ているが、△l離れた点Nでは△X、量である。従って
リングギヤ(6)が拡がりなから鉄穐(2)の表面に沿
って圧入されると、次の時点で点画にてリングギヤ(5
)と鉄1t(2)とが接することになる。これはリング
ギヤ(5)の圧入方向に逆らっている九め、点Nにおけ
るリングギヤ(1$)と鉄棉(2)の表面は互いに力が
ぶつかり合うことになり、リングギヤ(6)に比べ硬度
の低い鉄椛(2)の表面がけずり取られることになる◎
第5図に示すように、このようにして発生した極めて微
少な表皮Iは、リングギヤ(6)の進入と共に逃げよう
とするが、リングギヤ(Is)と鉄!fL(りとの間に
あって逃げ場がないため、より一層鉄椎(2)の表面に
喰い込む作用をなすことになる。
ているが、△l離れた点Nでは△X、量である。従って
リングギヤ(6)が拡がりなから鉄穐(2)の表面に沿
って圧入されると、次の時点で点画にてリングギヤ(5
)と鉄1t(2)とが接することになる。これはリング
ギヤ(5)の圧入方向に逆らっている九め、点Nにおけ
るリングギヤ(1$)と鉄棉(2)の表面は互いに力が
ぶつかり合うことになり、リングギヤ(6)に比べ硬度
の低い鉄椛(2)の表面がけずり取られることになる◎
第5図に示すように、このようにして発生した極めて微
少な表皮Iは、リングギヤ(6)の進入と共に逃げよう
とするが、リングギヤ(Is)と鉄!fL(りとの間に
あって逃げ場がないため、より一層鉄椎(2)の表面に
喰い込む作用をなすことになる。
以上の考察より、第8の実験において、リンクギヤ(5
)は全く面取りをせず、鉄It (a)のみに約lθ。
)は全く面取りをせず、鉄It (a)のみに約lθ。
の面取りt施し圧入せしめたところ、参考写真優の如く
第1.第2の実験に現われた現象は全く凋生せず、極め
て有効な圧入方法であることが実記された。さらに第4
の実験として、リングギヤ(6を押し拡げる力I+3が
さらに小さい鉄損(2)の面取り角度を40°に設定す
ると共にリングギヤ(6)は全く面取りなしの状態にて
圧入せしめたところ、第1の実験に近い参考写真拍に示
す状態となった。tお第8%第4の実験では、別な設計
要求により嘗8図に示す通り、第1、第2の実験とは逆
の挿ノ方向とした。第4の実験の結果は、第6図、第7
図に示す通りPlが小さく、鉄a (II)の圧入長さ
L1対する圧入代Xの比が のどとくになる九め、リングギヤ(5)の時間当りσ押
し拡がり量よりも押し込み社の方が大きくなまためであ
る。
第1.第2の実験に現われた現象は全く凋生せず、極め
て有効な圧入方法であることが実記された。さらに第4
の実験として、リングギヤ(6を押し拡げる力I+3が
さらに小さい鉄損(2)の面取り角度を40°に設定す
ると共にリングギヤ(6)は全く面取りなしの状態にて
圧入せしめたところ、第1の実験に近い参考写真拍に示
す状態となった。tお第8%第4の実験では、別な設計
要求により嘗8図に示す通り、第1、第2の実験とは逆
の挿ノ方向とした。第4の実験の結果は、第6図、第7
図に示す通りPlが小さく、鉄a (II)の圧入長さ
L1対する圧入代Xの比が のどとくになる九め、リングギヤ(5)の時間当りσ押
し拡がり量よりも押し込み社の方が大きくなまためであ
る。
第1乃至第4の実験結果を第1表にまとめた。
第 1 表
)
)
□
【
−
以上の結果より、圧入部の直径が80〜160−におい
て圧入代06m以下になるように設定すると共に、互い
に圧入する二つの物体の外側部材の圧入導入側端面部を
ほぼ直角に保つと共に、内側部材の圧入導入側tIA面
部に46°未満の面取りを施すこ3 とにより、従来
圧入法ではなし得なかったしめし5 ろの大なる圧入
結合が可能となるため、焼ばめ法に対する圧入法の生産
性の有利さを保ちながら、大きな伝達力會保持する圧入
法を提供することができる。
て圧入代06m以下になるように設定すると共に、互い
に圧入する二つの物体の外側部材の圧入導入側端面部を
ほぼ直角に保つと共に、内側部材の圧入導入側tIA面
部に46°未満の面取りを施すこ3 とにより、従来
圧入法ではなし得なかったしめし5 ろの大なる圧入
結合が可能となるため、焼ばめ法に対する圧入法の生産
性の有利さを保ちながら、大きな伝達力會保持する圧入
法を提供することができる。
第1図、第8図はこの発明の一実施例を説明するための
鉄洗とリングギヤの結合状態を示す断面図、第2図乃至
第7図は物体圧入時の力学関係を解析する図である。 図中、11)は発電機讐−タ、(2)は鉄a、 (3)
はボス、(4)は磁極、(5)はリングギヤである。 代理人 葛 野 信 − 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
鉄洗とリングギヤの結合状態を示す断面図、第2図乃至
第7図は物体圧入時の力学関係を解析する図である。 図中、11)は発電機讐−タ、(2)は鉄a、 (3)
はボス、(4)は磁極、(5)はリングギヤである。 代理人 葛 野 信 − 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 二つの物体を圧入法により機械的に結合するものにおい
て、一方の物体の圧入接触面と圧入側端面とのなす角を
90°とし、他方の物体の圧入接触面と圧入側端面との
なす角を150°以上とすることを特徴とする物体の圧
入固定法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14009881A JPS5842809A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 物体の圧入固定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14009881A JPS5842809A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 物体の圧入固定法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842809A true JPS5842809A (ja) | 1983-03-12 |
Family
ID=15260895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14009881A Pending JPS5842809A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 物体の圧入固定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842809A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54138109A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-26 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of decorative veneer |
JPS6192308A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | 本田技研工業株式会社 | 圧入部品 |
JPS6247752U (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-24 |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP14009881A patent/JPS5842809A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54138109A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-26 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of decorative veneer |
JPS6192308A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | 本田技研工業株式会社 | 圧入部品 |
JPS6247752U (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-24 |
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