JPS6322330Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6322330Y2 JPS6322330Y2 JP1983169068U JP16906883U JPS6322330Y2 JP S6322330 Y2 JPS6322330 Y2 JP S6322330Y2 JP 1983169068 U JP1983169068 U JP 1983169068U JP 16906883 U JP16906883 U JP 16906883U JP S6322330 Y2 JPS6322330 Y2 JP S6322330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- ball joint
- serrations
- socket
- convex portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボールジヨイント装置に関する。
従来のボールジヨイント装置としては、例えば
第１図に示すようなものがある。
第１図に示すようなものがある。
このようなボールジヨイント装置にあつてはベ
アリング２のソケツトとの嵌合面４の全周がソケ
ツト３と全面接触する形状となつていたためボー
ルスタツド１を装嵌したベアリング２をソケツト
３へ圧入する際のベアリング２の圧縮力をボール
スタツド１が総て荷重として受けるためボールス
タツド１の摺動抵抗が高くなり、又嵌合公差のバ
ラツキにより摺動抵抗のバラツキが大きくなると
いう問題点があつた。
アリング２のソケツトとの嵌合面４の全周がソケ
ツト３と全面接触する形状となつていたためボー
ルスタツド１を装嵌したベアリング２をソケツト
３へ圧入する際のベアリング２の圧縮力をボール
スタツド１が総て荷重として受けるためボールス
タツド１の摺動抵抗が高くなり、又嵌合公差のバ
ラツキにより摺動抵抗のバラツキが大きくなると
いう問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、ベアリング外周に複数個の略軸方
向凸部を、内周面には該凸部と位相をずらした凹
部を同数個配置することにより上記問題点を解決
することを目的としている。
されたもので、ベアリング外周に複数個の略軸方
向凸部を、内周面には該凸部と位相をずらした凹
部を同数個配置することにより上記問題点を解決
することを目的としている。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第２，３，４図は本考案の一実施例を示す図で
ある。
ある。
まず構成を説明すると、ボールスタツド１を包
含するベアリング２をソケツト３内に嵌合せしめ
て成るボールジヨイント装置において、第３図及
び第４図のようにベアリング２の外周にセレーシ
ヨン５を設け、このセレーシヨンと位相をずらし
た溝６をベアリング２の内周にベアリング２の外
周セレーシヨンの山数と同数設けたものである。
即ちセレーシヨン５は軸方向の多数の凸部構成と
し、溝６は凸部間に対向する凹部として構成され
るがこれは斜軸方向でも可能である。
含するベアリング２をソケツト３内に嵌合せしめ
て成るボールジヨイント装置において、第３図及
び第４図のようにベアリング２の外周にセレーシ
ヨン５を設け、このセレーシヨンと位相をずらし
た溝６をベアリング２の内周にベアリング２の外
周セレーシヨンの山数と同数設けたものである。
即ちセレーシヨン５は軸方向の多数の凸部構成と
し、溝６は凸部間に対向する凹部として構成され
るがこれは斜軸方向でも可能である。
本考案の構成によればベアリング２をソケツト
３へ圧入する際過大圧縮力が生じるとベアリング
２の外周セレーシヨン５が変形し、この変形分が
ベアリング内周溝６部へ逃げる（外周上の非セレ
ーシヨン部にも逃げる）ことにより圧縮力が過大
とならず、又寸法精度（各構成部品）による影響
も変形という形で吸収できるため摺動抵抗のバラ
ツキも小さく、安定した摺動抵抗のジヨイントが
得られる。
３へ圧入する際過大圧縮力が生じるとベアリング
２の外周セレーシヨン５が変形し、この変形分が
ベアリング内周溝６部へ逃げる（外周上の非セレ
ーシヨン部にも逃げる）ことにより圧縮力が過大
とならず、又寸法精度（各構成部品）による影響
も変形という形で吸収できるため摺動抵抗のバラ
ツキも小さく、安定した摺動抵抗のジヨイントが
得られる。
更にベアリング２の外周セレーシヨン５と内周
溝６の位相をずらしたことにより外周部からの圧
縮力に対するボールスタツド１の受け面を確保す
ることができる。
溝６の位相をずらしたことにより外周部からの圧
縮力に対するボールスタツド１の受け面を確保す
ることができる。
以上説明してきたように、本考案によればその
構成をベアリング外周部にセレーシヨンを設け、
このセレーシヨンと位相をずらした溝をセレーシ
ヨンと同数ベアリング内周に設けたためソケツト
へのベアリング圧入時外周セレーシヨン及び内周
溝の変形により圧縮力が過大とならず、又摺動抵
抗のバラツキが小さくできるという効果が得られ
る。
構成をベアリング外周部にセレーシヨンを設け、
このセレーシヨンと位相をずらした溝をセレーシ
ヨンと同数ベアリング内周に設けたためソケツト
へのベアリング圧入時外周セレーシヨン及び内周
溝の変形により圧縮力が過大とならず、又摺動抵
抗のバラツキが小さくできるという効果が得られ
る。
第１図は対照とする従来例の断面図、第２図は
本考案実施例の断面図、第３図は第２図に用いら
れるベアリングの側面図、第４図は第３図のＡ−
Ａ断面図である。 １……ボールスタツド、２……ベアリング、３
……ソケツト、４……嵌合面、５……セレーシヨ
ン（軸方向凸部）、６……溝（凹部）。
本考案実施例の断面図、第３図は第２図に用いら
れるベアリングの側面図、第４図は第３図のＡ−
Ａ断面図である。 １……ボールスタツド、２……ベアリング、３
……ソケツト、４……嵌合面、５……セレーシヨ
ン（軸方向凸部）、６……溝（凹部）。
Claims (1)
- 自動車等のボールジヨイントで特に一体ベアリ
ングを用いたボールジヨイント装置において、ベ
アリング外周に複数個の略軸方向凸部を、内周面
には該凸部と位相をずらした凹部を同数個配置し
たことを特徴とするボールジヨイント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16906883U JPS6075717U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | ボ−ルジヨイント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16906883U JPS6075717U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | ボ−ルジヨイント装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6075717U JPS6075717U (ja) | 1985-05-27 |
| JPS6322330Y2 true JPS6322330Y2 (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=30369448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16906883U Granted JPS6075717U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | ボ−ルジヨイント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6075717U (ja) |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16906883U patent/JPS6075717U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6075717U (ja) | 1985-05-27 |
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